京都市立芸術大学の大学院に通う、中国人(広州人)の友人である、Silvia Wong(シルビア・ウォン)さんの展覧会「幻の水」展@祇園へ。Silvia Wong(シルビア・ウォン)さんは、大学院で日本の染色織物の探求をしながら、現代美術作品の創作活動をしています。大学が休みの期間には、年に何度か北陸〜東京でも展覧会をするなど、精力的に活動中。

ギャラリーの一階スペースでは、オーガンジーの生地にイエローに染めた化学繊維の糸を熱で融着させた作品を、ゆったりと展示。風に揺らぐシルエットが美しく、壁面の影もたゆたう、儚げで美しい作品。

暗幕に覆われた二階スペースでは、蛍光色の円形パネルから流れ出る水の作品。水の揺らめきがキラキラと感じられる作品。照明を暗転させると、糸の結び目が蛍のように光り出します。

シルビアさん、素敵な作品でした!来年度の大学院での研究成果も楽しみにしています!

彼女は30代にして日本留学を決め、全て自費と奨学金のみで日本の芸大を卒業し、現在京都市立芸術大学の大学院に通う才女。日本に来た時は全く日本語ができなかったのに、約1年で日本語の読み書きまで可能な通訳できるレベルまでマスターした勉強家。日本人でも難関である京都市立芸術大学の大学院も、一発合格の素晴らしい人材。

中国では都市計画と建築も学んだプロでもあります。日本人よりも日本のこと(日本の寺社仏閣・日本庭園・日本の染織り・日本文化全般・日本の建築デザイン&インテリアデザイン)にも詳しいです。これから来春にかけて日本で建築・インテリアデザイン関係の事務所などに就職ができれば幸いなのですが、どなたか、中国・香港・台湾のプロジェクトなどで即戦力になり、語学(北京語・広東語・英語・日本語)に堪能な人材が欲しいって事務所の方いらっしゃいませんか?(*大募集中!)

 

■ 京風お好み焼 夢屋

シルビアさんとお別れして、展覧会後は、ウチの近所の夢屋で夕食。

京風べた焼きと塩焼きそば。いつもながら、美味しゅうございます〜。