2017.10.15. 桂ちょうば独演会とピアノコンサート
■ 桂ちょうば独演会@京都
中之島深夜寄席でおなじみの、桂ちょうばさん(京都出身)の京都での初の独演会に行ってまいりました。落語好きの学生ちゃんも一緒に拝見。雨だったので、すみません、洋服で…。
場所は四条烏丸の池坊短期大学にある洗心(こころ)ホール。最近まで桂塩鯛師匠(京都出身)の独演会を何度も開催されていた場所で、塩鯛師匠は人気でキャパが小さくなったため、今後はちょうばさんたち若手の落語会に引き継がれていくことと思います。
【演目】
一席目:桂ちょうば「看板の一」
二席目:桂ちょうば「皿屋敷」
三席目:桂塩鯛「試し酒」
仲入り
四席目:桂ちょうば「肝つぶし」
今回は桂塩鯛師匠を特別ゲストにお迎えし、ちょうばさん落語家入門15周年を記念する独演会。
「看板の一」は登場人物たちのワイワイガヤガヤ楽しい賭け事の噺。ちょうばさんが演ると登場人物の庶民たちがみんなアホでかわいらしい。(笑)「皿屋敷」もアホアホ感満載で、お菊さんもお茶目で軽快。いつも中之島深夜寄席では受付担当で落語を聴けないのですが、初めてお聴きした「肝つぶし」は顛末もびっくり、とてもおもしろい話で、『えええ〜〜〜、えええええ〜〜〜、そんなオチなんかい!?』と見事な出来栄えでした。
今後の京都での独演会も応援していきたいと思います!!!
桂ちょうばさんの独演会は12月に天満天神繁昌亭でも開催!演目は大ネタの「死神」ですってよ!こちらもぜひ!→ ●△■
終演後、次の予定まで40分と時間がないため、ちょうばさんにご挨拶する暇なく、タクシー移動。
■ Aki Rissanen from Finland チャリティーコンサート
フィンランド建国100周年記念事業の一環で日本ツアーしている、北欧のアバンギャルドなジャズピアニスト・Aki Rissanen(アキ・リッサネン)氏の京都チャリティーコンサートへ。
会場は岡崎神社近くのNam Hall。地下一階のホールは、音響・照明・しつらえもバッチリな、美しく素敵なホールでした。さすがクラシック演奏会をするホールですね、オーナーさんの美的感覚に感動。録画・録音のシステムも完備だそうで、ここで落語会やれたらいいなぁ。(場所柄人が呼べるかだけが問題)
Aki Rissanen氏の素晴らしい演奏は、Youtubeのチャンネルでどうぞ! → ●△■
この日は特別に、後半に日本のミュージシャンとセッションのサプライズ付き。写真でわかるように、日本のお箏の演奏です。箏奏者は、増田厚司氏。
ジャズピアノとお箏でどうなるのかと思っていましたが、とても素晴らしくって!!!お箏も数種類使い分け、弦を弾く以外に、龍頭や甲裏を叩いてアフリカの打楽器のように使うのがおもしろかったです。お箏という概念を超え、アジアやアフリカに古来からある民族楽器になってましたね。箏奏者・増田厚司さん、これからも注目していきたいと思います!
■ 洋食「グリル小宝」
終演後は学生ちゃんと一緒に、岡崎の洋食「グリル小宝」へ。
まだカキフライはやってませんでした!(>ご近所着物会のみなさまへ)
ハンバーグステーキ、オムライス(中)、カニクリームコロッケを三人で分けっこ。お腹いっぱい。
■ COFFEE「はなふさ EAST店」
時間が早かったので、まだ素敵インテリアを見たことがないと言う学生ちゃんと一緒に、徒歩で東天王町にある「はなふさ EAST店」へ。
サイフォン式の濃ゆいコーヒーに、ベイクドチーズケーキ&レアチーズケーキもやっぱり美味しい!(ヘビースモーカー御用達店なので、入店して数分で頭から足先までタバコ臭くなるのだけが難点だけど、インテリアはかっこいいのよ)
朝から雨降る日でしたが、芸術の秋で素晴らしい体験ができた1日でした。