阪神淡路大震災から20年 http://hanshinawaji.yahoo.co.jp/

 

1995年1月17日 午前5時46分 に発生した阪神淡路大震災から20年6434人もの尊い命 が亡くなりました。黙祷。

地震発生当時、余震が少しおさまり午前7時頃に固定電話から自分の家族の安否確認はできたのでホッとしましたが、現地がどのような状況であるかわかったのは、お昼頃にテレビで。燃え続ける街、おもちゃのように崩壊した高速道路、ドミノのように倒れくちゃくちゃにつぶれたビル群。想像を遥かに越える被害の甚大さに震えながら涙するしか無く、何も言えませんでした。

神戸の実家は半壊したものの、幸いにも明石に近い神戸西寄りの垂水〜舞子なので、大きな被害には遭わずに済みました。ガスは止まっても、電気が通じていたので、テレビを見たり、真冬に暖を取ったりできたのは本当に幸いでした。半壊した実家は、お金が無いので間に合わせの修理をして、母に10年間我慢して住んでもらい、やっと5年前に妹夫妻のお陰で新しい土地に実家( ふつうの家01 )を再建築(耐震強度は念入りに計画)することができました。今でも家族がみな元気で過ごせていることに心から感謝します。

20年が経ち、神戸の街もすっかり復興して賑わっているかのように見えます。しかし、火災で街一帯が燃えてしまった長田など、復興計画ででき上がった街並は、あれでいいのでしょうか。どこか人気の無い、人情味の無い、冷たい街になってしまいました。下町の情緒を残した街の計画、人々のコミュニティが生まれる街の計画、もっとやりようがあったのではないか、と今でも思います。

日本列島全体が火山の活動期に入った と言われます。今後も日本のどこで大きな地震が起こるかわかりません。みなさま、常日頃から地震を意識して、できることから備えましょう。