2016.01.25. 京都お散歩日記 太秦〜東山
嵐山 を満喫した後、太秦天神川まで移動。京都dddギャラリー「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展へ。
■京都 dddギャラリー「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展
http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/
嵐山から太秦天神川へ移動氏、京都dddギャラリー「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展 へ。大好きなグラフィックデザイナー・浅葉克己 氏。京都で浅葉氏の展覧会が観られる機会は貴重なので、ぜひとも観に来たかったのです。
感想は、素晴らしい!!!パソコンなんかに頼らない、ほとんど全ての文字、レイアウト構成を手で行う浅葉氏の感覚の鋭さを思い知った展覧会。グラフィックデザイナーはもちろん、デザインに関わる全ての人が観るべきだと思います。完成したビジュアルでは完璧に美しく見える文字も、原稿は全て手書き。だからこそ、繊細さの中に他に比較できない強さがあるのだと思います。
ギャラリーエントランス。浅葉克己 氏等身大マネキン!衣装はイッセイ・ミヤケ。
会場内は映像以外は全て写真撮影OKという太っ腹。dddギャラリー、ありがとう!一部作品を紹介します。
展示は 浅葉克己 氏の長きに渡る広告作品・ポスターが一堂に。
浅葉克己 氏の日記全集。
三島由紀夫写真集「薔薇刑」の装丁デザイン。外箱タイトル「薔薇刑」の文字は、リノリウム素材を手彫りし版木とし、道路工事に使うローラーでプレスしたようです。(バカだねー)
今までのグラフィック作品をコラージュしたパネル。過去に使ったほんまもんの原稿や素材の原本が貼られてる!こんな美術館に保存すべき重要品を貼っちゃって、えええのん!?
そしてトンパ文字の掛け軸。この掛け軸の製作方法がすごいのです!これは会場内のムービー(30分)をしっかり観てください!!!
会期は3月19日(土)まで。ぜひぜひお時間を作ってお運びください。
「浅葉克己個展「アサバの血肉化」」展
会期:2016年1月15日(金)〜2016年3月19日(土)
時間:11:00〜19:00(土は18:00まで)
休日:日曜日・祝日
料金:無料
場所:京都dddギャラリー 京都府京都市右京区太秦上刑部町10
URL:http://www.dnp.co.jp/gallery/ddd/
■熟成肉 中勢伊「月 (にくづき)」
http://www.kyotonakasei.jp/nikuduki/
京都dddギャラリーを閉館時間まで1時間半じっくり拝見した後はお腹空いた〜。地元に戻り、新規開拓で熟成肉の 京都中勢以 (本店は伏見)が運営する「月 (にくづき)」@東山白川沿いへ。オープンして間もないのですが、じわじわと雑誌にも載り始め話題になりつつありますが、月曜日の夜だからかお電話したらすんなり入れました。
三叉路の変形区画を活かした左官と木材のインテリアは 森田一弥 氏のデザイン(2015)。完成写真と記事はこちら。
こちらのお店のメインメニューは、熟成肉を使ったハンバーグステーキ。他にメンチカツ、コロッケ、焼きしゃぶ、ビーフシチューなど。それら一品に+500円でごはん・スープ・サラダをセットにして、定食としてリーズナブルに熟成肉が味わえるシステム。
まず外せないのはハンバーグステーキでしょう、ということで、1日10食限定の熟成牛肉100%のミンチステーキ。粗挽き肉のハンバーグです。
コロッケ 塩ちょっぴり、だけで食べるのがベスト。
メンチカツ こちら塩ちょっぴりかそのままで食べるのがベスト。噛めば噛むほどお肉の旨味がじわじわと口に広がります。
ドリンクは日本酒が一押しみたいです。しかし、お肉の味が繊細なので、日本酒さえ邪魔しそうな感じ。一通りお肉を味わってから、小さな一品を追加してゆっくりお酒を味わうのがオススメです。ハンバーグやメンチカツは100g〜300gまでいろいろ大きさを選んで注文できます。お腹の具合に合わせて、人数に合わせて、食事か呑みか、場面によって使い分け可能なメニューはうれしいです。岡崎エリアからも祇園からも三条からも近く、これからいろんな場面で使う予感満載の素敵なお店発見!いいお店だ!!!
京都 中勢以 「月 (にくづき)」
営業時間:昼11:00〜15:00(14:30 L..O.)
夜17:00〜23:00(22:00 L..O.)
定休日:不定休(お肉の仕入れ状況によって)
*確認したところ、今の所、定休日は毎週水曜日。木曜日はランチのみお休み、だそうです。お肉の仕入れによって変動もあり得るため、行かれる予定の前に一度お電話でご確認ください、とのこと。ランチ予約も可能です。
東山界隈もロームシアター京都など新しいお店が増えつつあります。行っても行っても終わらない、京都の奥深さ。毎日観光です。
この日の着物コーディネートはこちら。★★★