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カテゴリー : うまいもん

2014.09.18. 京都お散歩日記「ラ・ヴァチュール」

夕方から用事を済ましがてら、ご近所散歩。

疏水沿いで見つけた紫式部。秋の実りがぎゅぎゅぎゅーっと。めちゃ、綺麗!

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岡崎方面に来たので、久しぶりに「 ラ・ヴァチュール( La Voiture ) 」@聖護院でお茶。

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ショーケースの中には、名物「タルト・タタン」そっくりの、蝋細工。

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メニューが紙で半立体になるように作ってあるのが、可愛いのです。

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名物「タルト・タタン」!絶品!

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チョコレートケーキの「オペラ」!こちらもコーヒーシロップに浸した生地と濃厚なモカバタークリーム、チョコレートの積み重なる味わいが、とても美味!

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空を見上げてみれば、鱗雲が広がる初秋の空がとても綺麗!大きな空がいつも見える京都は、ほんと大好き!

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ラ・ヴァチュール( La Voiture )
住所:京都市左京区聖護院円頓美町47-5
電話:075-751-0591(*予約はできません)
時間:11:00〜18:00(LO.17:30)
定休日:月曜日
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260302/26001070/

 

2014.09.15. 京都お散歩日記「ヤオイソ」「六傳屋」「築地」

夕方からご近所散歩。

竹久夢二展の日に撃沈された「 フルーツパーラー ヤオイソ 」@四条大宮へ、リベンジ!!!創業120年になる京都の老舗・果物店。東京の万惣や千疋屋とは雰囲気が違う、あくまでも庶民派なフルーツショップ&パーラーなのがいいですね。

フルーツパーラーは四条大宮本店の二階にありましたが、スペースが狭かったため閉鎖し、今年の5月下旬に本店から4軒東側に新フルーツパーラーをオープンされたそうです。

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新フルーツパーラー、内装にはキーヤン(木村英輝)さんの壁画が!さくらんぼ、桃、メロン、いちご、葡萄などが藍色と金色で描かれています。

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内装自体は20年以上は経っていそうな設計プランで、元々何かの飲食店だったお店を居抜きで改装されたのだろうと思われます。壁面に蛍光ダウンライトが横向きに埋込んであって、メラミン化粧板で間接照明(後は簡易にLアングルのみで固定)にしてあるのとか、斬新。木部をなぜか肌色で塗装してあるのも謎。(以下自粛)

フルーツサンドとミックスジュースのセット!!!めっちゃ食べてみたかったよ〜。

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マンゴーづくしが食べたかったけれど品切れだったので、桃づくしセット【 岡山水蜜桃 】の桃サンド、桃ジュース、桃パフェ のついた贅沢なセット!

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○○○づくしも美味しいですが、ふつうのフルーツサンドがバランス良くておすすめ!フルーツサンドをテイクアウトして、お家で美味しい珈琲と一緒にいただくのもいいかも。いつかフルーツサンド5人前(銀トレー)を持って、誰かのお家でパーティーしたい。

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サンドイッチだけではお腹が満たされず、家までぷらぷらお散歩しながら、新規開拓で「 六傳屋 」@先斗町に立ち寄って、軽くお夕食。(際コーポレーションのグループのお店)

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土手焼きいろいろ。おでんに味噌タレをかけた感じ。ビールによく合います。140915-rokudenya04 140915-rokudenya05

ぷっくり餃子。ボリュームあって美味しいです〜。

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鶏出汁のきいた、白味噌担々麺。

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こちらも夜遅くまでやっていますし、一階はカウンター席なので、ひとりメシにも使えます。

 

食後は、今まで一度も行ってなかった、昭和クラシック喫茶「 築地 」@四条河原町へ。昭和9年に開業だそうです。「佛蘭西風喫茶室 フランソア」と同じ開業年。

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エントランスの可愛らしい色とりどりのタイル貼。

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重厚なインテリア!ガラスの戸棚にはレコードがぎっしり詰まっています。

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「 築地 」では基本のホットコーヒーが ウィンナコーヒー になります。ブラックでの注文も可能だそうですが、ここはスタンダードにウィンナコーヒーを。

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アイスコーヒー。アイスコーヒーもシロップ入りで生クリームが乗っかってくるのがデフォルト。

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以前にどなたかのブログで「珈琲のうんちくを語り出したら、ご店主さんにつかまって小一時間以上珈琲談義が続けられる」と拝見していたので、なんとなく今までお店の前は通りながらも怖くて避けていたんですよねー。で、今回恐る恐る入ってみたら、あらら、普通の喫茶店じゃないですか!?

店主さんがいらっしゃるカウンターもありますが、あくまでもキッチンの囲いとなっていて、クラシックな赤いビロード張りの木製椅子&テーブル席がメインで、お客様とすぐ話しをするような雰囲気ではありません。普通の喫茶店として利用して、ぜんぜん大丈夫じゃないですか。夜遅くまでやっているし、阪急河原町駅からすぐだし、もっと早くに来るべきでした!これから京都散策の合間に、ちらっと河原町駅近辺でお茶したいな、と思ったら気軽に伺うことにします。二階席も行ってみたいので、昭和なアンティーク着物で再訪しまーす。

 

■ フルーツパーラー ヤオイソ
住所:京都市下京区立中町496
電話:075-841-0353(四条大宮本店)
時間:9:30〜17:00(LO.16:45)
   *17:00閉店ですので16:30には入店されることをおすすめします。
定休日:無休
URL:http://yaoiso.com/
*四条大宮本店から4軒東へ。
*テイクアウトのフルーツサンドや他デザート類は、四条大宮本店店頭にて販売。

 

■ 六傳屋 先斗町店
住所:京都市中京区先斗町通四条上ル下樵木町199
電話:075-212-9224
時間:11:30〜15:00、17:00〜23:00
定休日:無休
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26003016/

 

■ 築地
住所:京都市中京区河原町四条上ル東入ル
電話:075-221-1053
時間:11:00〜23:00
定休日:無休
URL:http://tabelog.com/kyoto/A2601/A260201/26001588/

 

2014.09.14. 京都お散歩日記「京のつくね家」「kawa COFFEE」

一週間引きこもっていたので、身体動かしに夕方からご近所散歩。

久しぶりに「 京のつくね家 」@神宮丸太町でお夕食。

親子丼と九条ネギと鴨のうどんのセット140914-tsukuneya01 140914-tsukuneya02 140914-tsukuneya03

つくね揚げ定食

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こちらのお店は老舗・鶏料理店「 京の鶏どころ 八起庵 」の姉妹店。お店は通りの表裏で隣合わせなのですが、「京のつくね家」はリーズナブルな価格でいただけるので、いつもこちらを利用しています。冬場には鶏鍋コースもあって、めっちゃ美味しいんですよ。秋冬に平安神宮や岡崎界隈の美術館に行かれる際は、せひお立ち寄りください。アイドルタイム無しなので、遅めのランチもいただけます。

私の大好きな「鶏スープとたまごかけごはんのセット」は夏場はお休みでしたが、来週あたりに再開されるとのこと。鶏のコラーゲンぷるぷるな鶏スープをご賞味くださいませ。

店内の壁には萩の絵。

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今が季節ですね〜。出町柳駅から徒歩ですぐ、川端通沿いの 常林寺 は 萩寺 と呼ばれる萩の名所です。小さなお寺ですが、門扉を入ると萩だらけ!9月中旬〜下旬、萩の見頃になる時季だけ特別公開中。無料で拝観できますので、こちらもどうぞ!

 

「京のつくね家」の後は、前からバスで通る度に気になっていた、京町家を改装した「 『革 × 珈琲』の喫茶店 kawaCOFFEE 」さんへ、新規開拓!河原町丸太町交差点の西すぐ、丸太町通の御所南に面したお店です。「 きもの鶴 」さんからもすぐなのです。

二階建てで奥行きの浅い京町家を、全面改装されています。お店の前の自転車が、kawaCOFFEE仕様でブラウンなのがかわいい。

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一階はハイスツールのカウンター席と、テーブル席ひとつ。出入口には革細工の雑貨コーナー。

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二階は和室で、大きめの座卓テーブル席とロースツールのカウンター席。ロースツールはイームズチェアをファブリック張りにしたもので、ほっこり可愛い!

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二階カウンター席の奧は、革製品のコーナー。

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壁面や天井には藁入りのじゅらく壁、階段周りにはバナナ繊維入り土佐和紙を使用。古材の建具も、木枠は活かしながら、すべてリブ型板ガラスで統一。一見普通に見えるけれど、わかってらっしゃる〜と、内装屋や建築屋も唸らせる上質な仕上げ。かなり改装コストもかかったことが伺えます。

 

アイスコーヒーブラマンジェカフェ。ブラマンジェは小瓶に入っています。珈琲の香り付けが美味しい。

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ブレンド珈琲珈琲ゼリー。珈琲はペーパードリップ。しっかりとした味わいです。珈琲ゼリーは私達の好みからすると、少々固めすぎるかな。

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レザーメンテナンス、レザー雑貨のお店+喫茶店 という、珍しい業態。今度使い込んでひび割れしてきた、お気に入りの革の鞄のメンテナンスをお願いしようかしら。

お店は革特有の嫌な臭いが珈琲を邪魔することも無く、とてもゆっくり居心地良く珈琲をいただけました。二階の開放感、おすすめです!珈琲の味もしっかりしていますので、気に入りました!これから近所のお散歩ついでに立ち寄るカフェの一軒になりそうです。

 

鶏料理 京のつくね家
住所:京都市左京区東丸太町8-3
電話:075-761-2245
時間:11:30〜21:00
定休日:日曜日
URL:http://kyonotukuneya.ecoweb.jp/

 

『革 × 珈琲』の喫茶店 kawa COFFEE
住所:京都市中京区昆布屋町397
電話:075-746-5499
時間:10:00〜20:00
定休日:第一木曜日(不定休な月もあるのでHP参照)
URL:http://kawacoffee.jimdo.com/

 

2014.09.07.「竹久夢二」展からの食べ歩き

四条河原町「喫茶 ソワレ」

「竹久夢二」展 後は、昭和のクラシック喫茶「ソワレ」@四条河原町へ!阪急河原町駅を使う際、今までも何度か行こうとしたものの、いつも訪れる時間が遅くて、今回発潜入!

青いライトの光が漏れる、怪しいファサード。140907-soiree01 140907-soiree02

 

ショーウィンドウには東郷青児の絵画と、東郷青児が描いた絵を絵付けしたオリジナルコーヒーカップ。140907-soiree03 140907-soiree04 140907-soiree05

 

怪しく、青いライトに浮かび上がる、豪華なインテリア。140907-soiree06 140907-soiree07 140907-soiree09

 

ショーケースの中の食器たち。なんと、有田焼の香蘭社製!140907-soiree08

 

壁面には東郷青児の絵画。140907-soiree12

 

お冷やのコップにも東郷青児。140907-soiree11 

 メニュー置場が壁面に設えてあります。140907-soiree10 

 

ホット珈琲。使い込まれたコーヒーカップには東郷青児の絵がかすかに残る。140907-soiree13 

そして、注目はコレ!

怪しい色合いのトロピカルなゼリーが入った「ゼリーポンチ」!ソーダ水の中に色とりどりのゼリーが入っています。美味しいか?そりゃ、そんなに美味しくはないわよ!昭和の初期の味わい。でも見た目で、めっちゃテンション上がります!140907-soiree14 140907-soiree15

 

 

先斗町「酒亭 ばんから」

夕食には、先斗町の「 酒亭 ばんから 」へ新規開拓。先斗町を四条通から北上し、三条通までの真ん中あたり西側、かなり細い路地の奧。

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突出し

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ずいきと貝柱の冷し冬瓜みぞれ煮

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お造り 穴子炙り

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お造り ひらめ昆布〆

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づけカツオと焼き茄子のモロヘイヤオクラがけ

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さんま焼き

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しらす南高梅丼

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評価通り、お魚が美味しく、上品かつ上質な割烹料理で、美味しく堪能させていただきました。先斗町の一等地、なのに、お値段はお安い!いいお店!またお伺いましょう♪

 

次へ続きます…★★★

 

2014.09.05. きもの学@京都 – 六日目

川島織物セルコン 織物文化館

この日の京都は、朝から局地的な豪雨に見舞われるため、着物を断念し洋服で。

きもの学に行く前の午前中に、Kさんにお誘いいただき、初めて 川島織物セルコン織物文化館 へ行ってきました。勝野の本業はインテリアデザイナーですから、川島織物セルコンは、壁紙・カーペット・カーテン・椅子張地など、(セルコンと合併する前から)とてもよく知っている会社です。京都に本社があることは知りつつ、まだ見学に来たことが無かったので、とてもいい機会になりました。

出町柳から叡山電鉄で鞍馬方面へ乗り市原駅で下車。山の中の小さな無人駅に少し不安になりながら、徒歩7分ほどで無事に川島織物セルコン本社に到着。雨雲に霞む山の中!

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織物文化館がある建物はモダニズム建築。

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織物文化館のエントランスホールにはイサム・ノグチの彫刻!

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エントランスを入った一階ロビー。床の現テラ(現場磨き出しテラゾー)が、懐かしい、いい味を出しています!

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織物文化館の展示スペース導入口だけ1カット。

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織物文化館の展示はすべて撮影禁止だったのが、とても残念でした。展示物には神坂雪佳デザインの壁紙・タペストリーの実物、迎賓館の内装デザインや高級客船の内装デザインの緻密なパースペクティブの大きな原画があるのですよ!!!内装屋にはたまらん展示が目白押し!これはヤギと一緒に再訪せねばなりませぬ。

北野さんのご紹介もあり、織物文化館の館長さんとお会いすることができました。きもの学の講座があるのでおいとまさせていただく時間が迫る中、館長さんがせっかくなので、と10分くらいの駆け足ですが、別棟の特注物の緞帳を製作している工場を特別にご案内してくださいました。工場には極秘の素晴らしい緞帳があり、それはそれはすごくて。(撮影不可)また手織りの帯の製作場も見せていただけました。

これはまったく時間が足りませぬ。内装屋としてはさらに別棟のカーペット・壁紙・椅子張地の工場も見学したいので、後日あらためて取材と見学を兼ねてアポを取りたいと思います!

 

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きもの学 @京都、六日目。

■講義テーマ【西陣の伝統・技・文化】
 講師:舞鶴一雄先生((株)西陣まいづる /代表取締役社長)

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西陣のこだわりのものづくりと西陣織の原点、手機、職人の技。

帯の三大産地、西陣、博多、桐生の違い。西陣の歴史、西陣織の特徴、帯の製造工程、帯の種類、織物の組織について。各テーマごとに、たくさんの詳細な写真とムービーによる講義で、西陣織の特徴をとてもよく理解することができました。書籍で理解している以上に、ポイントがよくつかめ、きもの文化検定にめっちゃめちゃお役立ち!

西陣織の職人さんも年々少なくなり、今ではできなくなってしまった技術もあるそうです。織機のメンテナンスができる職人さんもごくわずかですし、絹糸を作る職人さん、染織りの職人さん、どんどん減っています。後継者を育てるために、どうにかしていかねばならない厳しい現状を改めて理解しました。

きもの文化、日本の文化を伝え、技を絶やさず残していくための、熱いメッセージが、とても心に染みました。

西陣まいづるの社長さん、とてもお洒落で素敵なお着物をお召しでした!(ちゃんと撮影させていただけばよかった…)

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■講義テーマ【友禅染】
 講師:岡島重雄先生((株)岡重 /代表取締役社長)

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友禅染が大衆化していく過程のきもの文化について。

キッチュでカッコいいデザインの長襦袢地と羽裏地で有名な、岡重の社長さんによる講義。岡重さんの歴史、友禅染(流し友禅〜型染め友禅)の歴史と成り立ち、浮世絵から受け継がれるデザインのおもしろさカッコ良さ、時代による変化とこれからのものづくり、友禅の可能性、これからの友禅染めの継承について。

型染め友禅もどんどん職人さんが減ってきています。これからの技の継承がこちらも大切になってきます。

 

今回、西陣織と友禅染のお話を拝聴してみて思ったことは、過去の日本の絵師のデザインや日本の文様や古典図柄を用いるだけではなく、現代の若者が着てみたくなる「キッチュでカッコいいクールなデザイン」ができる現代の絵師(デザイン)が求められているのではないでしょうか。もちろん過去のデザインと文様と図柄をよく研究した上での新しいデザイン。心にぐっと響く、おもしろいデザイン、洗練されたデザインが増え、新しいきもの文化が成り立っていくよう、いろんな分野から模索を続けていかなくてはいけません。とても難しい時代ではありますが、良いデザインは国境、時空を越えて残っていくものです。勝野屋の活動で、これからいろいろとデザインの分野で試していきたいと思います。

 

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講座終了後は「 六曜社 」@三条河原町で一服。地下店が満席だったので、一階店で。いつも夜には売切れている久しぶりのドーナツと珈琲。

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次の日のきもの学最終日は、体力尽きて断念。清田先生すみません…。

きもの学の講義で学んだことを、書籍でも調べ直して復習し、きちんと自分の知識になるようにしたいと思います。これを継続して、きもの文化検定へ向けてがんばります〜。

 

2014.09.04. きもの学@京都 – 五日目

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きもの学 @京都、五日目。

■講義テーマ【琳派の美】
 講師:榊原吉郎先生(京都市立芸術大学/名誉教授)

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琳派の成り立ちから着物の文様の変遷について。

世阿弥観阿弥から俵屋宗達〜尾形光琳〜中村芳中〜神坂雪佳まで、宗達・光琳・乾山・芳中・雪佳のそれぞれの特徴についてのお話は、琳派の日本画にとても興味があるのでどの作家のことも大好きですが、特に芳中と雪佳に注目されていらっしゃる先生のお話にとても共感できました。琳派とお能との関係性もおもしろく、お能についてやはりきちんとお勉強しないといけないかもしれません。
琳派が着物のデザインに及ぼした影響と変遷についてもおもしろいですね。後水尾上皇様と東福門院和子様と尾形光琳の関係、そこに中村蔵之助の介在がどんな影響を及ぼしているか。「伊勢物語」「源氏物語」のお話による文様の事例が明確で、きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

■講義テーマ【家紋・女紋の事情】
 講師:森本景一先生(日本家紋研究会理事/(有)染色補正森本 代表取締役)

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家紋の成り立ち、家紋のデザイン事例、女紋についての考え方。

家紋の平安時代からの成り立ちと現在に至るまでの変遷、家紋デザインの特徴やおもしろさ、加賀紋と伊達紋の違い、女紋の考え方と経緯など。上方育ちでも、家紋については適当な考えの家で育ってしまったのでイマイチ女紋のことを把握していなかったのですが、受講して上方の女紋の考え方を理解できました。各家系によってケースバイケースで多用な考えがもちろんあるのですが、主な経緯を把握することができました。私自身は適当な家の家紋が嫌なので、自分紋でやっぱりいこうと思った次第です。

 

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講座終了後は「 スマート珈琲店 」@三条寺町で一服。ホットケーキとカフェオレを。 140904-smart1

 

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小雨の日なので、阿波しじらで。

紺色地鰹縞柄の阿波しじら+男性用のタイシルクを使用した渋い織りの半幅帯。

帯締めは白の二分紐ですっきり、帯留めは空色の蜻蛉玉。

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Kさんと記念撮影。Kさんは桔梗柄の薄桃色のはんなり小紋に、すてきな夏帯をお召しでした。帯のアップを撮影させていただけばよかったなぁ。

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Kさんご持参の素敵なアンティーク着物を見せていただきました!全体に朱赤色ベースに、蓑傘、宝尽くし&宝船、子供の玩具柄、それらが手書き友禅と影絵で表現されている、とても豪華なデザイン!!!

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衿元やお袖もちょっと変わった仕立てのため、着物なのか羽織物なのか、ベテランの和裁師さんにご覧いただいたのです。結果「妊婦さんなどふくよかな方の特注で誂えたお祝い着の羽織物ではないか」とのこと。すてきなアンティークのお着物は、いまでは二度と作ることができない貴重な手の込んだもの。実際に着ることはなくても、貴重なものとして、保存していきたいですね。

 

2014.09.03. きもの学@京都 – 四日目

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きもの学 @京都、四日目。

■講義テーマ【衣を通じて江戸を知る】
 講師:小川文男先生(株式会社竺仙/代表取締役)

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古典的でシックで粋なデザインの浴衣・江戸小紋で有名な江戸の老舗「竺仙」の商品を通じて、江戸の感性について。

竺仙の歴史、江戸小紋三役と呼ばれる成り立ちと定義について、江戸小紋の大紋・中紋・小紋の定義と三役以外の江戸小紋について、浴衣の歴史、竺仙浴衣の変遷について、詳細なお話を聞くことができました。一般の着物書籍やWEBには掲載されていない詳細をお聞きできて、とても勉強になりました。これも、きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

■講義テーマ【名物裂】
 講師:鈴木一弘先生(鈴木時代裂研究所/代表)

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名物裂の歴史、名物裂の金襴・緞子・間道の明確な区別の仕方、名物裂の価値、なぜ名物裂が掛軸の表具や茶道具で珍重されてきたのか。

茶道をやっていないのでイマイチ名物裂にピンときていなかったのですが、受講してみて、名物裂の金襴・緞子・間道の明確な区別の仕方など、とてもわかりやすい明確なお話で、名物裂にとても興味が持てるようになりました。茶道で使う名物裂の袱紗も、なるほど、流派によって解釈の違いがあるですね。名物裂、おもしろーい。これも、きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

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講座終了後は帰る道々「 喫茶葦島 」@三条河原町で一服。ひんやり、コール珈琲を。

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着物コーディネート

晴れの日なので、正絹のうすもの投入。

正絹紺色地に波縞織出し変り縦絽小紋+白黒鱗文様横絽名古屋帯(セミアンティーク)。

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帯締めは金茶色でポイントに、帯揚げは淡いイエローでさり気なく。

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帯の垂れは、ぐいっと思い切り斜めにして粋に。

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2014.09.02. きもの学@京都 – 三日目

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きもの学 @京都、初日と二日目は昨年受講したので、今回は三日目からの参加です。昨年は仕事の出張などで最初の二日間しか参加できなかったので、今回はできるだけ受講したいと思います。

 

■講義テーマ【きものと健康】
 講師:高橋裕子先生(奈良女子大学大学院教授・日本きもの学会会長・医学博士)

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きものは身体に悪いのか?良いのか?
戦後昭和期に書かれたほとんどの論文で「きものは身体に悪い」と書かれている。これを覆すために、医学的な角度から和装着用時と洋装着用時の身体に掛かる負荷に対する実験を行い、データを収集分析し、「きものは身体に良い」ということを数値で実証される研究を続けていらっしゃいます。

数年間の研究の結果、「きものは身体に良い」と数値で証明でき、NHKの番組「アインシュタインの眼」でも紹介されているそうです。録画ですべてを観てみたいなー。

 

■講義テーマ【小袖の歴史】
 講師:馬場まみ先生(京都華頂大学教授)

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平安時代〜鎌倉・室町時代〜江戸時代までの、小袖の成り立ち、デザイン、文様、染織技法、着装スタイルの変遷について。

江戸時代の武家社会で着用された小袖は、ここ数年間各地の展覧会でいろいろな小袖を拝見し、どんな感じかはなんとなく知っているものの、講義の内容はとても完結にまとめられていて、とても勉強になりました。時代による変遷、特徴と違いを、端的に理解することができました。きもの文化検定にめっちゃお役立ち!

 

会場内では、知り合いの着物通の方々も多数。毎年ご参加されている方も多く、この講座がとても勉強になるのだな、と実感します。

7ヶ月ぶりにお会いする東京のお着物友達・ Kさん とうれしい再会。お時間無く立ち話だけでしたが、また明日〜。

 

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講座終了後は地元に戻り着物で皮膚科へ。また問診速攻で終わり、処方箋を貰って帰路に。帰る道々、ご近所のカフェ「 source. 」@神宮丸太町で一服。さつまいものタルトとブレンド珈琲。ここね、ケーキ美味しいねん。

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着物コーディネート

8月中に集中豪雨の日が多くなかなか着ることができなかった正絹の夏着物を投入。

いいんです、京都は蒸し暑いので9月9日の重陽の日頃まではうすもので。気温30℃越えの夏日には、9月中旬でもうすものでいいと思います。透け感が少ない正絹で涼しい着物って、意外と持っていないのです。汗にも強く、洗える着物だと、紺色系の阿波しじらになっちゃう。透け感少ない綿麻着物で、お洒落さもあって明るいPOPな色の着物が1枚あったらいいのにな。

正絹黒地に波模様の横絽小紋+オフホワイト地に蜻蛉柄の赤い絞り染め横絽名古屋帯(セミアンティーク)。

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帯締めは黒ですっきり、帯揚げは淡いイエローで存在感を無くして。

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この日も結構歩いて汗をかいた結果、帯の赤の染料が着物に移ってしまいました!!!お安く入手したリサイクル着物だし、黒地だし、自分しか見えない胴周りの部分だからいいのですけれど。同じコーディネートでも一昨年の真夏日は大丈夫だったのに、朝晩涼しいからと侮っていましたね、汗対策をもっと厳重にすべきでした。アンティークにしかないデザインと色合いが大好きなんですけれど、色落ちには気をつけなくては!(毎年一回は色落ちで失敗してる)

しかし、自撮りって、めっちゃ難しいですね!どれもピンぼけ、顔コワい!マミ先生のようにはいきません(女優さんのようなマミ先生とはスタイルも顔も何もかも違うんから無理に決まってるやんっ!)。自撮り修行します…。

 

2014.08.31. 本町キモノフリーマーケット打上げ会

盛夏の終わりに、今年のゴールデンウィークに開催された、本町キモノフリーマーケット の打上げ会があり、参加させていただきました。

ご準備してくださった会場は、 美々卯 本町店。フリマの会場からすぐ近く!OL時代は心斎橋に6年も勤めながら、意外と本町界隈を知らなくて、美々卯 本町店へ初めて訪れたのです。

美々卯 は、大阪・堺で創業200年の老舗料亭「耳卯楼」を大正14年に先々代平太郎氏が麺類専門店として「美々卯」と改め、現在は麺類・和食を中心としたお店を関西・関東に展開されています。京都では祇園四条・南座の東ひとつ目の角のビル上にあります。祇園であっさりしたモノを食べたくなったときに寄せてもらいます。

美々卯 本町店、シックな外観のビルディング。

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エントランス、大きな白い暖簾が粋です。

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会場のお座敷には3年間の本町キモノフリーマーケットに関わった方々が一同に集います。こんなにたくさんの方々が関わって、毎年ワイワイ楽しく無事に開催できているのですね。小雨予報にも関わらず、みなさまお着物で。さすがです!

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MENUは、大好きな うどんすき 
最初に胡麻豆腐、天ぷら盛り合わせ。

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うどんすき は、店員さんが具材をお鍋に美しく入れていってくださいます。

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最後に 活き海老 !めっちゃ元気に跳ねるのを、ぐっと押さえつけてお出汁の中へ。「ごめんね、ごめんね」と言いつつ、美味しくいただきました。

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夏に うどんすき 。冷たいもので体調を崩しがちな季節に、身体に染みる美味しさでした!

 

3年間フリマのお世話をしてくださった、すみれ庵・西岡先生、着物さくさく・須賀先生。3年間たいへんお世話になりありがとうございました&お疲れ様でございました!!!引き継ぐスタッフで、来年も楽しくフリマが開催できますように、微力ながらがんばりたいと思います。

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みなさま、来年のゴールデンウィークにもキモノフリーマーケット開催の予定です。来年の予定、空けといてくださいよー。詳細が決まりましたら、WEBやSNSなどでお知らせいたしますので、楽しみにお待ちくださいませ☆

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.29. 「夏休み文楽特別公演」へ

 【 2014 夏休み文楽特別公演 】 国立文楽劇場 @大阪・日本橋へ行ってきました。

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チケットを取ったのは、ヤギの希望で、4年前に一度観たことがある&初めて観て感動した文楽の演目。

 

第3部 【サマーレイトショー】

  『近松門左衛門没後290年女殺油地獄(おんなころしあぶらのじごく)』

   徳庵堤の段/河内屋内の段/豊島屋油店の段/同 逮夜の段

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4年前のときと少し演出が変り、最後の場面「豊島屋油店 逮捕の段」で悪人の 与兵衛 が悪行を侵した後に逮捕されるシーンがおもしろく、逮捕されるのに “ 型 ” でカッコ良く足踏みしながら去ってゆくというシーン。人形遣いが 桐竹勘十郎 (人間国宝)さんなので、より一層素晴らしく。

いかにもダメ人な金持ち息子が誰が忠告しようがどうしようもなく不良で、自分の遊びのための借金のために隣人の奥さんを殺してしまうという、 ドロドロジトジトしていて、夏にはピッタリな恐怖の演目。七転八倒殺人シーンは見事です。七転八倒殺人シーン、4年前には奥さん役の人形を桐竹勘十郎さんが演ってらして、そのときの方がドロドロ感が素晴らしくておもしろかったのを思い出します。

 

舞台がはねた後は、日本橋(にっぽんばし)道頓堀「おでん たこ梅 本店」へ。
風情のある建物がいまだに健在、大暖簾がカッコいい!140729-takoume1140729-takoume2

場所柄、ふつうは木造建築には似合わないネオンサインも逆に謎なアジアンテイストを醸し出してて、いい感じ!

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店長のおじさま(芸人・噺家顔負けの話術)の駄洒落の押収に爆笑しながら、美味しいおでんをいただきました。140729-takoume4

 

その店長さん、割り箸の箸袋を上手に折って、箸置きを作ってくださるの!これで一見さんのお客さんでもすぐに♡をつかんじゃう!見事です!

犬(ダックスフンドっぽい/鉛筆を電柱に見立てて小○しているの図)140729-takoume7

うさぎ

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おでん

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実は大阪で働いていた時代にも訪れたことがなく、今回入店したのが初めてなのです。そんな話も店長さんとしていたら「バブル時代は普通のサラリーマンやOLが気軽に来れる店ではなかった」と。客単価15000円以上だったらしく、会社員でも取締役クラスのお金持ちしか来れなかったんですって!今は普通の価格帯の客単価5000円以下で大丈夫なので、随分と入り易くなって幸せです。

最後の〆に汁掛けご飯!これは同じたこ梅でも新梅田食堂街のお店には無かったメニュー!おでんのお出汁って大好きなので、コレはいい!

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内装には蛸の彫り物!

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日本橋(にっぽんばし)が木製だったときの欄干(本物)。拾うてきた(パクってきた)んとちゃうねんて。由来は店長さんに聞いてみて。

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■おでん たこ梅
住所:大阪市中央区道頓堀1-1-8
電話:06-6211-6201
時間:平日17:00〜22:50(LO.22:30)
   土日11:30〜14:30(定食あり)・17:00〜22:50(LO.22:30)
定休日:無休
URL:http://ryouridocoro-hana.com/

 

次へ続きます…★★★