katsunoya » 伝統芸能

カテゴリー : 伝統芸能

2019.06.24. 第5回上方落語若手噺家グランプリ2019 決勝戦

《演目》

一席目:桂華紋「阿弥陀池」

二席目:桂佐ん吉「盗人(ぬすっと)の仲裁」

三席目:桂二葉「真田小僧」

四席目:露の紫「手向け茶屋」

五席目:桂雀太「粗忽(そこつ)長屋」

 〈仲入り〉

六席目:笑福亭喬介「七度狐」

七席目:桂三四郎「かずとも」

八席目:桂小鯛「二日酔い」

九席目:笑福亭べ瓶「相撲場風景」

《結果》

優勝:桂雀太さん(グランプリ獲ったら来年以降は出れない!)

準優勝:笑福亭喬介さん(準優勝3回目とな/来年も出れる!)

 

いや〜、さすが決勝戦ですね、みなさんお上手だし、素晴らしいバトルを体験できました。二葉ちゃん可愛いし、佐ん吉さんも狙ってる感が出ててしっかりと佐ん吉さんらしく。

その高レベルな戦いの中でも、勝野的No.1は桂雀太さん!!!枕無しでいきなり「粗忽長屋」に入る、登場人物のすっとぼけのボケボケ具合の間合いとか、本当に可笑しくて大爆笑。持ち時間短い中で、あれだけ短縮しつつ爆笑させるの、やっぱりご本人が普段からおもろい人やからなんやろうな。あ、これから雀太さんの迫っかけせな!

佐ん吉さん、ごめんなさいよ。とっても出来は良かったので優勝争いになるかと思ってました。ちょっぴり狙ってる感が出過ぎてたから、勝野的にはNo.2。数秒の時間オーバーで失格とは残念!(*審査、厳しい)最後、舞台上の佐ん吉さんのめっちゃくちゃ悔しそうな顔ったら!!!(笑)

最後のお二人が酔っ払いの噺で「おえ〜〜〜おえ〜〜〜」の連続やから、寝不足で行った勝野はマジで吐きそうに気持ち悪くなってしまいました…。(笑)酔っ払いの噺もワイルドかつ上品に演っていただける人が好きだな。

2019.06.14. 第三回扇辰・喬太郎二人会

【2019.06.14.第三回扇辰・喬太郎二人会】@京都府立府民ホール「アルティ」

《演目》

一席目:たいこ腹 柳家喬太郎

二席目:甲府い 入船亭扇辰

 〈仲入り〉

三席目:一眼国 入船亭扇辰

四席目:怪談牡丹燈籠 本郷刀屋 柳家喬太郎

 

扇辰師匠はやっぱり粋で超カッコいい!聴いたことがない初めての演目2つ。「甲府い」では人情噺に涙。。。「一眼国」はユーモアたっぷりの夏の妖怪噺。

喬太郎師匠は一席目からかっ飛ばし、長編まくらからスタートし「たいこ腹」を自由にやりまくり予定より20分押しで始まる(笑)。夏の喬太郎師匠「怪談牡丹燈籠」は最高!!!三日間昼夜連続「怪談牡丹燈籠語り」を関西でやってくれたらな〜。

ということで、特別先行予約9月14日のチケも予約完了!(一般発売6月29日より)

朝からまる一日授業の疲れも吹っ飛ぶ楽しさでした。いや〜、頑張って行って良かった〜〜〜。(着物着たかったけど、家具の授業の木材運搬があったので洋服です…流石に着物で行ったらヒンシュク買うかな、と自粛)

【第一回・テアトル梅田深夜寄席】ご案内

桂ちょうばさん、桂佐ん吉さんの新しい落語会のご案内です。

昨年惜しまれつつ終了した中之島深夜寄席から引き続き、テアトル梅田にて深夜寄席が始まります!皆様、どうぞよろしく!!!

【第一回・テアトル梅田深夜寄席】

日時:2019年7月16日(火)第一部20:00開演/第二部21:00開演(各回50分)

会場:テアトル梅田(梅田ロフトB1F)大阪府大阪市北区茶屋町16-7

料金:第一部 1500円/第二部 1000円/二部通し 2000円(お得です!)

    整理番号付き自由席(各回50席)

チケット:5月16日からテアトル梅田にてチケット発売(50名様まで)

問合せ :テアトル梅田 《 TEL : 06-6359-1080 》 まで

ヤギタカシ追悼落語会【 LTL展覧会関連特別企画 】

ヤギタカシ追悼落語会 【 LTL展覧会関連特別企画 】

FBイベントページ:

https://www.facebook.com/events/2349833425068696/

 

展覧会【 Love the Lifeインテリアデザインの軌跡 】関連企画として、生前ヤギタカシが大好きであった名勝庭園「無鄰菴」にて追悼落語会を開催させていただけることになりました。新緑の美しい季節に、夜風に吹かれながら上方落語に浸ってみませんか

母屋二階見学・庭園ライトアップ付きの特別な機会です。ヤギを冥土へ送る落語会、ぜひご一緒に!

 

《Special thanks:京都造形芸術大学教授/植彌加藤造園 代表取締役社長・加藤友規 先生》

 

日程:2019年6月2日(日)

時間:18:30開場・19:00〜20:30落語(途中休憩あり)

   20:30〜21:00鼎談(開演前・終演後は庭園見学可能)

場所:名勝庭園「無鄰菴」京都市左京区南禅寺草川町31番地

出演:桂 佐ん吉

料金:拝観料+落語込み 3,500円(学生 3,000円)

人数:先着30名様 予約制/先着順/当日自由席

予約:《 info@lovethelife.org 》まで

   先着順、メールで人数・お名前・ご連絡先を添えてお申し込みください。

 

5月2日(木)より、京都造形芸術大学の教職員、卒業生、在校生の皆様の先行予約を開始いたします。<教職員、卒業生、在校生>を明記の上、人数・お名前・ご連絡先を添えて、メールでお申し込みください。

5月9日(木)より、ヤギがお世話になりました友人の皆様、一般の皆様の予約を開始いたします。人数・お名前・ご連絡先を添えてメールでお申し込みください。

*当日は18時より母屋玄関にて受付を開始いたします。開場のお時間(18時30分頃を予定)まで、夕暮れ時の美しい庭園と母屋二階からの見学をどうぞお楽しみください。

*当日母屋内でのお食事はできません。お夕食を済まされてからお越しください。ドリンクのみお持ち込みできます。

 

皆様のお越しをお待ちしております!

2019.03.22. 介護-05 経過ご報告〜3月16日夜から〜

ヤギの最期の刻一刻と変化していくこと、読むと怖い、不快と思う方は、以下をお読みにならないことをお勧めします。ただ、私がヤギと共に歩んできた人生において、ヤギの力一杯生き抜いた記録として、ここに記しておきたいのです。

■3月16日深夜〜3月17日

3月16日夜、須賀さんご夫妻たちとお別れした21時半〜深夜〜17日早朝にかけて、刻々と変化あり。意識混濁する中、どんどん動けなくなっていくのに、それでも1時間半毎にトイレには自力で行こうとする(掛布団を跳ね除けて戻れないでいる)。ベッド上でも動けないほどなのに、朝方5時半、私がお風呂に入っている間にベッドから降りて戻れなくなり突っ伏している。意識はあるので「もう、もう、お願いですから、じっと寝ていてください…」と何度もお願いし、ベッドに引き上げる。

3月17日早朝4時40分、今までヤギの闘病を一切伝えていなかったカメラマン・佐藤振一氏に、ヤギの現状を知らせるメールを送る。今まで気になっていた心の重りが少し取れて、ホッとする。

8時頃、主治医と電話相談。夜中の詳細な状況を伝える。

13時前に東京からカメラマン・佐藤振一氏がご夫妻で駆けつけてくれる。

13時過ぎ、主治医往診。痛み止めの液体薬の処方を決める。3月18日朝から日本バプテスト病院のホスピス入所の内定がもらえる。本人も「明日からホスピスに行きます、お願いします」と主治医に自分の意思で伝える。

夕方までしばらくの間、ヤギはベッドで寝ながらも、佐藤さんと一緒に過去のデザイン作品の写真を眺めながら、時々一緒に歓談する。

16時、液体痛み止め薬剤が届き、主治医によりセッティング完了。ホスピスの看護師さんとも入院準備の確約を電話打ち合わせ完了。これで今晩一晩安静にしておけるとホッとしたのも束の間。お腹が空いているだろうと「いちご食べますか?」「食べます」と言うので、キッチンでいちごを洗おうとした矢先、16時40分頃から痛みが激しくなり、佐藤さんに部屋に呼ばれる。脂汗をかきながら、今までにない引き攣るような激しい痛みを訴える。力一杯手を握り締めながら、懸命に液体痛み止め薬剤を入れるが、16時50分頃息が止まる。瞬間、主治医に緊急連絡。蘇生しながら主治医到着を待つ。17時05分頃主治医到着、佐藤さんご夫妻と3人で臨終を確認。3月17日(日)17時15分、永眠。

その後、佐藤さんご夫妻が深夜までずっと付き添ってくださる。18時半、家族に連絡。18時50分、葬儀社に連絡。19時、大学の荒川先生に連絡。19時40分、葬儀社到着し、お身拭いなど行っていただき、明日からの相談をする。21時半、荒川先生と河合先生が駆けつけてくださる。お顔を見ていただきながら、ヤギのやってきた大学でのお話を伺い、感慨深く、感動する。

 

■3月18日

9時半より葬儀社との打ち合わせ。佐藤さんご夫妻が同席してくださる。

葬儀の基本プラン、通夜をする・しない、お花をいかにシンプルなデザインイメージに近づけるか、故人の好みも熟知している佐藤さんを交えて、あーだこーだと葬儀社さんを困らせながら、11時半頃詳細な内容を決める。

本当は葬儀自体する気が全く無かったんです。故人のヤギも私も、究極のシンプルが好みなので、火葬のみでいいか、と。八木家親族の意見を聞くと、家族葬にはしたいらしい。大学の先生方とのお話で、若者たちにお別れを言える機会をきちんと作ってあげて、想いに区切りをつけさせてあげるべきではないか。ということで、通夜式のみ在校生・卒業生、友人知人、大学関係者の皆様など、何方でも来られるような形とすることを決める。

告別式は、高齢の家族の負担を極力少なくしてあげたかったので、八木家と勝野家、大学教職員の方々のみとすることに決める。

午後、各所への連絡と、個人的な弔問客の対応。18時半、大学より大学関係者・卒業生へ一斉告知。19時、SNSの私のアカウント、Love the Lifeアカウント、ヤギのアカウントにて告知。(これでもほとんど寝ずに一生懸命やった結果なのです。皆さんへのお知らせが遅くなってごめんなさい。)

 

■3月19日

7時〜9時、むーちょさんと遺影にする写真の相談・データ加工をお願いする。遺影用写真を決定し、解像度の確認、出力範囲の確認。

10時、遺影用写真データを葬儀社の写真部に入稿。

12時、葬儀社到着。納棺の儀を葬儀場で行うため、自宅より故人と共に出発。遺影写真、すでにできあがり、自宅用の額装された遺影をもらう。遺影がバッチリ綺麗にできあがって安堵。

13時、葬儀場に徳島より八木家到着。

13時半より、納棺の儀を行う。無事に終了。

16時半、友人のYちゃんが、有給休暇を取って、お手伝いに来てくれる。家族の食事の買い出し、足りないものの買い出し、諸々裏方を細やかに手伝ってくれ、とても助かる。喪主はその間、葬儀の弔電の確認・順番の指示、お坊さんとの打ち合わせなど、息つく暇もなく。家族とも和気藹々と楽しく接してくれ、家族の気持ちが落ちないように、万全の気遣い。本当にありがたい。

18時過ぎより、弔問客が続々お集まりくださる。

19時より、通夜式開始。 開始後も続々と弔問客が続き、計270名もの方が訪れてくださる。たまたま空いていた隣室も一杯、葬儀場の一階ロビーまで一杯になり、立ち見の方まで出たそう。想定の2.5倍以上の弔問客でしたため、ご不便をおかけしましたことお詫び申し上げます。

〜21時半、通夜式終了。遠方から駆けつけてくださった在校生・卒業生、友人知人、大学関係者の皆々様、誠にありがとうございました!!!こんなにも故人が慕われていたのか、驚きと感動。皆様には私もたくさんの勇気をいただいて、感謝しかありません。通夜式を行って、本当に良かった!

 

以上が葬儀までの経緯です。

 

【最後に】

3月18日からホスピスに入所が決まっていたのに、本当はきっと行きたくなかった、最後まで家に私と一緒に居たかったんだと思います。卒業式の日には呼吸器を付けるように主治医に言われても、大ごとでカッコ悪いと拒否し、卒業式も息絶え絶えにもミッション完遂し、最期の夜まで友人と食事をし、最期の最期には Love the Life 作品の命である、カメラマン・佐藤振一氏を呼び寄せ、私が一人で困らないようにしてくれたのかな、と思います。

ただ、昨年入院中で観ることができなかった 京都の桜 を観せてあげたかった、ふたりで一緒に観たかった…。それだけが心残りですが、私の4月からの大学の準備、いろいろ考えての結末だろうと思います。

最期の最期まで、人工的医療処置を受けず、一切管に繋がれることなく、寝たきりになる一歩手前で私に迷惑をかけないように、自分自身でロウソクの灯火を消して人生を終えた。究極の自然死、見事な人生の終末であった、と讃えてあげたいと思います。

 

《デザインを受け継いでゆくこと、繋いでゆくこと》

哀しみはしばらく続くと思いますが、皆様のお心の中に、ヤギのデザインへの想いを、ずっと繋いでいってくださることが一番の供養であると願っております。私自身もヤギの成し得なかったことを引き継いでいけるよう、勉強して頑張りたいと思います。また皆様へご協力を仰ぐこともあると思いますが、その際はぜひともご協力の程よろしくお願いいたします。

3月31日に企画していた、レクチャー「ポストモダン再考」は一旦白紙とさせてください。ご期待くださっていた、ヤギに会いたいと願ってくださっていた皆様、誠に申し訳ありません。

その代わり、5月の新緑の美しい頃に、京都造形芸術大学「BREATH KUAD」 にて、ヤギタカシの功績を、Love the Life のデザイン活動をご高覧いただける、小さな展覧会をすることになりました。会期中には、私たちが大好きな名勝庭園「無鄰庵」にて、夜風に吹かれながらの追悼落語会も行いたいと思います。また、詳細は準備が出来次第、大学広報・SNSにてお知らせして参りますので、どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

2018.11.11. 立川志らく独演会とフルーツサンド

久しぶりの落語会へ。

立川志らく独演会@京都

毎年のお楽しみ。立川志らく独演会@京都府民ホール「アルティ」へ。

  演目:一席目「鮑のし」立川志らぴー

     二席目「短命」立川志らく

        仲入り

     三席目「紺屋高尾」立川志らく

私の落語初体験(小学校の落語会は省く)が、立川志らく師匠の師匠である、立川流家元・立川談志師匠の「紺屋高尾」でした。 頭のおかしいオッサンっていうイメージだった立川談志師匠の「紺屋高尾」で号泣し、そこから落語にどっぷりハマってしまったのです。

立川志らく師匠の「紺屋高尾」も絶品でした!!!やっぱり号泣〜。忘れられない、素晴らしい時間となりました。

 

フルーツパーラー「ヤオイソ烏丸店」

落語会の後は、フルーツパーラー「ヤオイソ烏丸店」へ。

食べたかった、柿のフルーツサンド!

ミックスジュース。バランス良し。

梨の3種盛(左からメロウリッチ/南水/ラ・フランス)。この盛り合わせが大正解!どれも美味しく、ボリューミーで大満足!

 

2018.09.22. むーちょさんと京都

毎年9月の京都音博に参加するため京都にお越しになる、写真家・むーちょさんと京都で久しぶりにお会いする。

待ち合わせは、鍵善良房@祇園四条。着物好き&民芸好きにはたまんないお店です。やはり、ここは名物の葛きりをいただく。

鍵善良房でお互いの近況報告をしながら、しばらく馬鹿話。むーちょさんのその後の予定は特に決まってないっていうことで、夜の柳家喬太郎の落語会の当日券が出そうだとTwitterに書かれてるのを目にして、私たちと一緒に落語会@大阪へ行くとに。

 

阪急河原町駅に向かいながら、呉服屋「むら田」さんに立ち寄る。ちょこっと見るだけのつもりが、素敵な着物や帯に目が映り、むふふとなる。丹波布の帯、めっちゃ素敵!(笑)

 

■ 柳家喬太郎なにわ独演会・夜の部

久しぶりのキョンキョン。今回は会場の関係か、京都ではなく大阪・天満橋のドーンセンターにて。初めて来る会場だけど、一階ロビーに座る所がいっぱいあるし、カフェもあるし、なかなか良いホール。

  演目:一席目「綿医者」柳家喬太郎

     二席目「同棲したい」柳家喬太郎

        仲入り

     三席目 講談「夫婦餅」一龍斎貞寿

     四席目「怪談牡丹燈籠 お札はがし」柳家喬太郎

夜の部とあってか、喬太郎師匠めちゃくちゃ自由にはっちゃけてました。強烈におかしい「綿医者」、やっぱり夏は怪談ですよね〜ってことで「怪談牡丹燈籠 お札はがし」最高!来年も絶対関西で喬太郎師匠の落語会チケットはゲットします!

 

蕎麦「土山人 天満橋店」

落語会の後は、終電まであまり時間も無いので、天満橋駅の駅ビル内にある蕎麦「土山人 天満橋店」で夕食。

インテリアの素材に本物の土壁や無垢木材が多用され、とても落ち着いた良い雰囲気。一品もお蕎麦も美味しくて、また再訪したいと思います。

2018.09.16. キモノフリマ打ち上げと落語

■ キモノフリマ打ち上げ

5月に開催された【大阪・本町キモノフリーマーケット 2018・春】の打ち上げに参加してきました。6月も7月8月も皆さん何かとお忙しく、9月の開催となりました。

場所はリーガロイヤルホテル大阪「オールデイダイニング リモネ」にて。昔ロイヤルホテルだった頃の吉田五十八設計の内装が残る、円形スペース「ラ・ロンド」のお席に案内されました。

往年のデザインの素晴らしさを感じるガラス質モザイクタイルによるアールコーブになった天井壁。ガラス質モザイクタイルの紫色〜薄紫色へのグラデーションが、外構から入ってくる日光に反射して、とても美しい。きっとダウンライトが開発されたばかりの時代に設置されたであろうレフ球ダウンライト。(現在はLEDレフ球になっていると思われる)

主催者のすみれ庵・西岡先生と着物さくさく・須賀先生から開催のご挨拶。

打ち上げのために組んでくださった特別コースのお料理をいただきました。

《Menu》

・カツオの炙り オレンジと黒酢のヴィネグレット

・ソワレ・ド・パリ

・真鯛の鱗焼きと帆立貝&小海老 柚子味噌ソース

・豆乳プリンのパフェ仕立て(ハロウィンワッフル乗せ)

・コーヒー‏/パンとバター

こちらのレストランは美味しいと噂でお聞きしていた通り、パーティーコースのお料理もとても美味しゅうございました!空間といい、お料理といい、とてもいいレストラン。

また別の機会に、ホテル内に残る吉田五十八設計のメインラウンジ(2層吹き抜けの開放的な空間に、金蒔絵の柱や、彫刻家・多田美波が約25万個のクリスタルガラスを使って紫雲を表現したシャンデリアなどが配されている)と、陶芸家バーナード・リーチから発想を得て吉田五十八が意匠設計したメインバー「リーチバー」に伺いたいと思います。

和やかに時間はあっという間に過ぎて、最後に参加者の皆さまと記念撮影。残暑が残り湿気が高くてとても暑苦しさを感じる日でも、参加者全員が着物で集う素晴らしさ。みなさまの着物愛を感じます。

お忙しい中、打ち上げの開催ご準備をしてくださった、主催者のすみれ庵・西岡先生と着物さくさく・須賀先生、誠にありがとうございました!

 

■ 落語「第11回 銀の花瓶に菊之花情 〜銀瓶・菊之丞ふたり会〜」

せっかく大阪まで出る日だったので、体力の限界を感じつつもやっぱり行きたい落語会には行こう!、と三日前にチケット予約して、天満天神繁昌亭へ。

毎年楽しみなんですよ、この落語会。今上方で一番追っかけたい笑福亭銀瓶さんと、「昭和元禄落語心中」の八雲のリアル版ではこの人しかいない、古今亭菊之丞さんが関西で観れるんですもの。

  演目:開口一番「いらち俥」桂咲之輔

     一席目「短命」笑福亭銀瓶

     二席目「寝床」古今亭菊之丞

        仲入り

     三席目「お見立て」古今亭菊之丞

     四席目「質蔵」笑福亭銀瓶

粋でカッコいい銀瓶さんと、色っぽい菊之丞さんが長講二席ずつのバトル!もう楽しくって楽しくって、終演後に繁昌亭から淀屋橋まで一人ぷらぷら歩きながらもニヤニヤが止まりませんでした〜。また来年も楽しみ!!!

夜景を観ながら、人のいないオフィス街を歩くのが大好きです。大阪もとっても綺麗。

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2018.09.17. 京都「第342回 市民寄席」

桂佐ん吉さんがご出演されているというので、京都「第342回 市民寄席」@ロームシアター京都へ。(*夕方から台風の影響で雨天予報のため洋服です…)

今回の市民寄席は「桂春之輔改メ〜四代目桂春団治襲名披露公演〜」という特別公演。口上ありの華やかな公演でした。先代の三代目桂春団治師匠の大ファンだったので、四代目にも期待!

  演目:一席目「七度狐」桂佐ん吉

     二席目「八五郎坊主」林家染二

     三席目「莨の火」笑福亭松枝

        仲入り

     口上/春団治・松枝・都・染二(司会:春若)

     四席目「堪忍袋」露の都

     五席目「天満の白狗」桂春団治


佐ん吉さんの「七度狐」は鳴り物入りで、華やかに軽快で楽しく。林家染二師匠の「八五郎坊主」はアンポンタンなアホ噺。笑福亭松枝師匠の「莨の火」は、豪商の旦那さんがお茶屋さんで遊ぶ、鳴り物入りの大阪らしい賑やかで情緒のある噺。露の都師匠の「堪忍袋」は面白おかしい夫婦ネタで大爆笑、師匠の十八番。桂春団治師匠の「天満の白狗」は江戸では「元犬」という題で演じられる、犬が人間になって奉公する可愛らしい噺。

 

& noma cafe

落語会の後は、「& noma cafe」@仁王門東大路東へ。

この季節にしかいただけない、幸水梨のスムージー!めちゃウマ!今年もいただけて幸せ。

他に紅茶と季節のタルト「プルーンのタルト」を。

台風で雨風が強くなる前に、スーパーで食材買い込んで帰宅〜。

【2018・秋のおすすめ落語会@大阪京都】

チラシあげときますんで、みなさ〜ん、ぜひ行ってみて〜〜〜。

(*どれも人気落語会、すでにチケット完売の場合はご容赦くださいませ。)