2018.04.18. 着物コーディネート
吉田食堂「扇辰ごころ、ふたたび」の日の着物コーディネート。
藍染めの琉球絣着物+白地に暗紅色(あんこうしょくいろ)と半色(はしたいろ)ぼかしの木目文様板刷り染め名古屋帯(熊谷好博子作)。
帯締めは本紫色の冠組を藤結びに。帯揚げはごく淡い躑躅色に銀糸の入ったストライプ変わり織り。
躑躅や藤の花が満開になる季節柄、紫色を入れたい気分。琉球絣の縞部分に紫色も入っているので、帯や小物に紫系の色をいろいろ散りばめて。
吉田食堂「扇辰ごころ、ふたたび」の日の着物コーディネート。
藍染めの琉球絣着物+白地に暗紅色(あんこうしょくいろ)と半色(はしたいろ)ぼかしの木目文様板刷り染め名古屋帯(熊谷好博子作)。
帯締めは本紫色の冠組を藤結びに。帯揚げはごく淡い躑躅色に銀糸の入ったストライプ変わり織り。
躑躅や藤の花が満開になる季節柄、紫色を入れたい気分。琉球絣の縞部分に紫色も入っているので、帯や小物に紫系の色をいろいろ散りばめて。
いろいろありますねんけど、笑いは大事。もう、何があっても絶対に行きたかった落語を聴きに大阪まで。
久しぶりの吉田食堂PRESENTS 「扇辰ごころ、ふたたび」。入船亭扇辰師匠の6年ぶりの大阪での独演会!!!
地下鉄なんば駅から裏通りを抜け、法善寺でサクッとお参り。
会場は中座くいだおれビル地下のZAZA POKETS。くいだおれ太郎は変わらずお茶目。
演目:開口一番「牛ほめ」桂 二葉
一席目「紋三郎稲荷」入船亭 扇辰
二席目「紫檀楼古木」入船亭 扇辰
仲入り
三席目「匙加減」入船亭 扇辰
開口一番の二葉ちゃんの「牛ほめ」はめっちゃ可愛い。ええキャラしてるから、将来も楽しみ。
扇辰師匠の落語は、いや〜〜〜、聴いたことがない噺ばかりを三席も演ってくださっての大盤振る舞い!粋でいなせな江戸の風がピュ〜〜〜っと吹き抜けるのを感じました。かっこいい江戸落語の真髄を堪能!!!また聴きたいなぁ。
終演後の吉田食堂さんによる扇辰師匠のインタビュー動画が吉田食堂facebookで見れますよ〜。
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
この日、京都造形芸術大学・環境デザイン学科の卒業生たちが京都へ来襲してきたおもしろい1日となりました。
名作作椅子を数々製作している徳島の(株)宮崎椅子製作所に就職した宮崎悠輔くん(宮崎椅子製作所の親戚でも何でもない)が、自分でデザインした椅子の試作品を2脚抱えて帰京。辻村久信先生の事務所で試作品を見せてもらいながら、アドバイスや感想をいろいろ談義。
シンプルなデザイン、シンプルな構造、様々な角度からの見た目も良し、すわり心地も良し。スタッキングも可能だったり。アドバイスを基にさらにブラッシュアップした試作を2回ほど重ね、製品化のための強度耐久試験も行って、秋には製品化の予定!できたら買うね!!!
座面のファブリック張りバージョンも可愛い。
辻村久信先生とヤギと記念撮影。
宮崎悠輔くんと言えば、歴代卒業生作品の中で最も勝野の印象に残っているバカ作品一等賞(勝野賞の中でも一番お気に入り)の「落ち葉のドーム」を作った人。そんなバカ(褒めてんのよ)が一人前の職人になろうと、徳島で一途に頑張っている姿をとても嬉しく思います。秋の新作発表を楽しみにしています!
お次は別の卒業生、通称:要潤と呼んでいる男前SくんとKYOTOGRAPHIEの会場で待ち合わせして、丸久小山円西洞院店の喫茶室(設計:スペース 杉木源三)でお茶しながら近況を聞く。
インテリアデザインもお庭も、提供されるお茶&スイーツも、いつも素敵なお店!ここの抹茶ロールケーキは、数ある京都の抹茶スイーツの中でもピカイチなのさ。
Sくんが同級生と合流するまで時間があるので、一緒に京都の話題の新店舗散策。
一つ目は3月17日にオープンした、「ISSEY MIYAKE KYOTO」@柳馬場通参上三条下る。
築132年の間口の大きな京町家をリノベーション。外観はいぶし銀色の一文字瓦のむくり屋根、墨入り漆喰の虫籠窓、焦げ茶色の切子格子窓に、白い暖簾は浅葉克己氏によるデザイン。
内外装は深澤直人氏によるデザイン。スタッフさんに撮影許可をいただいて、たっぷり撮影させてもらいました。SNSにアップしまくってOKだそうです!
京町家の木構造をシンプルに残し天井および什器などの木部は全て焦げ茶色、床壁はダークグレーの墨入りモルタル、壁面はグレーの左官壁(多分墨入り漆喰と思われる)とシックな色合いで統一し、落ち着いた佇まい。商品のほとんども京都限定商品を厳選してゆったりと展示する意気込み。
母屋を通り抜けた庭の奥に、小さな蔵があります。母屋から蔵までの移動に、雨の日はオリジナルのビニル傘(非売品)を貸してくださいます。
蔵はギャラリーとして使用していくらしく、オープン時はグラフィックデザイナー・田中一光の作品をモチーフとした「IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE」の特別展示でした。めっちゃくちゃカッコいい!!!
↑↑↑この、祇園ない藤さんとのコラボJOJO草履(IKKO TANAKA ISSEY MIYAKE 限定品)が欲しかった〜〜〜!!!お高いから手が出ないけど〜〜〜(笑)
「ISSEY MIYAKE KYOTO」 の後は、旧立誠小学校が閉館となり新しい仮設建築に移転オープンされた「TRAVELING COFFEE」へ。
雨の滴る中、縁側から高瀬川向こうの並木を観ながらゆっくりできる時間は、繁華街の中でとても貴重。
新店舗内には図書館も併設。コーヒーブレイクしながら自由に本を閲覧できます。家具も以前からお使いの小学校の家具を継続して使用。
この日は限定の大山崎coffeeroasterさんのコーヒーとアイスキャンデーを。
祇園祭の避暑に、四条河原町の買い物帰りに、ここでお茶だな。
京都造形芸術大学へ打ち合わせに。
終了後、初めて大学すぐ近くの「OPEN DOOR COFFEE」 さんへ。
ちんまりと、一戸建てのかわいいデザインの建物。建物廻りのオーガニックな庭園デザインも素敵です。放課後は学生は半額って、、、いいなぁ!教職員も半額に、、、無理か。(笑)
厳選した複数のロースターから届く、世界最高レベルの「スペシャルティコーヒー」だけを扱う “ コーヒーのセレクトショップ ” 。
だそうです。
オリジナルブレンド以外にシングルオリジンもあり、WEEKENDERSさんやいろんな自家焙煎珈琲店の珈琲豆を取り扱っておられます。
インテリアデザインもそつなくカッコイイし、コーヒーもスコーンも美味しいし、お手頃価格だし、Wi-Fiあるし、コンセントあるし、いいお店です。敷地内に広い駐車場もあるので、バイクや車移動の方にもいいですね。
放課後割引、教職員も少し割引OKなら時々行くなぁ。
【都をどりin春秋座 2018】の日の着物コーディネート。
春らしく、薄珊瑚色の変わり縞柄紬+赤橙色地に八重桜柄友禅染名古屋帯で。
帯締は桜色の冠組。帯揚げは桜色地にうさぎ柄刺繍入り。
インスタ用ブース前で記念撮影。
ここ4年ほど毎年恒例となっている都をどり見物に行ってまいりました。祇園甲部歌舞練場の耐震工事に伴い、昨年より京都造形芸術大学・春秋座にて2年連続での開催です。来年は南座での開催となるそうですので、春秋座では今年が最後となります。
今年は昨年にも増して、学生による《花街と芸術大学とのコラボレーション》のしつらえが校内各所にいろいろ演出されると聞き、大学に関わる身としてそれらを体験したくて、ひとり参加で行ってみました。
人間館一階には都をどりをテーマにした「ウェルカムアート」がお客様を楽しませてくれます。
そして、1Fカフェ(インテリアデザイン:Love the Life)に、環境デザイン学科2年生(現3年生)有志で照明装飾を設置。大テーブルまわりの空間をフル活用し、球形提灯数十個を散りばめました。サイズや光色に繊細な変化をつけ、隅々まで丁寧な仕上がりで京の春の風物詩に華を添えました。
開演時間が近づき、お茶席へ。今年は緑色のお皿でした。まだ持っていない色だったので嬉しい!
ギャルリ・オーブ前の「URYUYAMA STORE」では学生たちが企画・制作した「都をどりみやげ」がいろいろ。雪花絞り手ぬぐい、おちょこ、缶バッチ、和蝋燭、ポストカードなど。
テラス側エントランス。
春秋座ロビーでは「HANAO SHOES」の販売ブース。外国人のお客様にも人気が高く、試着して購入される方も多く、とても嬉しいことです。
二階・博物館「芸術館」では特別企画「すがお~22人の舞ことば~」を展示。祇園甲部の舞妓さん22人から学生が引き出した、一人ひとりの「すがお」な言葉や表情をパネルで紹介。
たくさんの舞妓さんの中から、勝野好みの舞妓さん二人、佳つ扇さんと小花さん。かわゆす。
舞台美術での学生コラボ作品は、第二景「源光庵窓青葉」の映像プロジェクション、第五景「雪女王一途恋」の舞台美術に採用されていました。
舞台の華やかな様子はこちらでどーぞ! → ●△■
舞台は花道すぐ横のお席だったので、舞妓さん芸妓さんの所作を間近で観られて、とても堪能できました。「雪女王」のセットは、正直「う〜〜〜ん」と思う部分はありましたが、まあ学生としてはあんなもんかな。
舞台もアートも《都をどりin春秋座 2018》を隅々まで堪能し、カフェヴェルディ(インテリアデザイン:辻村久信デザイン事務所)で一服。
来年から開催場所は変わりますが、さらに内容を充実させていけると思うので、また学生コラボの企画が継続されることを願っています。
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
あるミッション= KICCA(きものカラーコーディネーター)の中級コース4回目。
どんどんきものカラーコーディネートの演習が深くなってゆきます。日本の色、世界の色、色の歴史も学びます。
色だけでなく柄や質感も合わせてのコーディネートイメージを細かくジャンル分けしたり、毎回受講生が持ち寄る着物と帯に、個々で合う小物を選んでコーディネート実践も。
毎回課題と演習が濃厚で、頭の中はいつもパンク状態。演習がもっともっと続くと自分流コーデの変化も現れてきて、コーデのノウハウも向上してさらにおもしろくなっていくのでしょうね。しかし、残り2回なのが惜しい。(いろいろミッションがあるため課題できていないけど…)
ランチは受講生のみなさんと向かいのビルの「ごはんとカフェとお酒 日常茶飯+」でしっかり定食を。
帰り道々、木屋町・高瀬川の桜見物。ソメイヨシノはすっかり散ってしまって、八重桜がぽってりたわわ盛りとなり、可憐な姿に癒されます。
一旦帰宅後、京都府知事選の投票へ、現在は廃校になっている旧新洞小学校まで。時間内に無事に投票できたので、ほっと一息。
東京の着物友達のYちゃんが、京都まで会いに来てくれました!
小雨降るあいにくのお天気で、疎水の桜がすっかり散ってしまう中、ご近所の最寄駅で待ち合わせして、ランチからスタート。
京都のお出汁屋さんの運営するおうどん屋さん「仁王門うね乃」@川端仁王門東入ル。Yちゃんをずっとお連れしたかった〜。
季節限定の青のりうどんは2回いただいたので、この日は肉ネギうどん+きのことおじゃこの豆ご飯(小)。
おうどんの後は、ご近所で食後のデザートに「kashiya」@川端二条東入ルへ。
「亀屋良長」で菓子ブランドを展開するパティシエ・藤田怜美さんが独立して開いたお店です。
和洋折衷の見事にアレンジされたデザートをいただけます。和菓子なのに洋菓子、洋菓子なのに和菓子。他のお店では味わえない新体験の味わい。激ウマ!
いろいろミッションのお土産に、大好物「オーヴォンビュータン」の焼き菓子をいただきました!!!あざっす!あざっす!!!
そして「kashiya」で購入した伊予柑のロールケーキもいただきます!「kashiya」のロールケーキは史上最強の美味さ。小さいけど、お値段の価値は大アリです!
Yちゃん、わざわざ京都まで会いに来てくださって、本当にありがとうございました!いっぱいパワーをいただきました!!!
【平安神宮 お花見散歩】の日の着物コーディネート。
【着物でお花見と食い道楽】の日に使った黒色縮緬地に八重桜柄友禅染め名古屋帯を、黒+黒でコーディネートしてみました。着物は黒にほど近い色のランダム蚊絣泥染大島紬。
帯揚げは、銀糸入り変わり織り地の華やかな透明感のあるピンク色。大島紬はツヤ感があるので、キラメキのある帯揚げでも違和感なくまとまります。
帯締めは、躑躅色(つつじいろ)の冠組で、華やかに。
平安神宮の桜とともに。
初夏の陽気で暑かったけれど、黒+黒コーデの着物で平安神宮の桜をじっくり堪能できて、大満足!!!これにて、2018年のお花見完結です。