2017.02.02. 着物展示会まわり 藤井絞&竺仙
■ 藤井絞 展示会
【第9回呉服業界若手経営者の会】からの繋がりで、朝から藤井絞さんの展示会にお伺いしました。
7年前、金麦のCMで檀れいさんのお召しになった雪花絞浴衣(浴衣:藤井絞+張正/呉服店:東三季/着付スタイリング:コバヤシクミ先生)が大きく話題になってから、大好きな雪花絞浴衣。東三季さんでその夏に唯一仕入れておられた、たった一本の貴重な藤井絞さんの雪花絞浴衣を速攻手に入れました。毎年夏にはその浴衣を着ていますが、今見ても、最高の色の走りで、万華鏡のように美しいのです。(*一生もんです大事に着ます!)
通常呉服店では数本の絞り浴衣があるだけで、毎年いろいろ見てみるものの「コレは!」という出会いに恵まれないまま数年。様々な技法で制作された数百反もの浴衣を一同に拝見できる機会はないので、恐れ多く思いつつお伺いしたのです。
一階のスペースでは、貴重な正絹の絞り作品を拝見。さりげなくも美しい技巧の凝らされた美しい絞りの反物たち。ため息。
二階では、どどど〜〜〜ん!夢にまで見た、絞り浴衣の反物天国!(すでに興奮MAXでわけがわかんなくなっています/笑)
大胆なデザインの板締め絞り。宝石のような江戸切子のような輝く雪花絞り。シックなものから艶やかなものまで様々な雪花絞り。職人技が光る手の込められた板締め絞り、縫締め絞り、竜巻絞り。どれも素敵で、ああ、本当に素晴らしい。眼福のひととき。
そして、ずっと見ていたいのだけれど、午後の展示会の予定があるため、時間切れ。後ろ髪引かれつつ、藤井絞さんを後にします。藤井様、とても貴重な機会をありがとうございました!(後日また「藤井絞祭」に行くのですけれど)
■ 京洋食まつもと
ランチは「京洋食まつもと」で。
特別な逸品のビーフシチューをいただきました!濃厚な大人味のデミグラスソースの味わいが、柔らかいビーフと相まって、極上の美味しさ!
食後には美味しいコーヒーをいただきつつ、着付師・吉澤暁子先生と色々お話もでき、至福のひととき。「着付けは、理論」というお話に、興味津々。吉澤先生、お忙しい中、ありがとうございました!
そして、次の展示会へ。
■ 竺仙 新作発表会
一般人は通常入れない竺仙新作発表会@京都へ。昨年から姫路の呉服店さんのご好意で、店主様と一緒にお伺いしています。今年もご近所着物会のみなさまと。
(*竺仙新作発表会は特別な取材以外では撮影禁止のため、写真はありません。東京展の様子は、きものカンタービレ♪さんの取材記事でどうぞ → ●△■)
ご一緒した美人のSさんと。以前お会いした時に、たまたま出た「アンティークの鳩柄羽織持ってんねん」話から、示し合わせて、この日は双子コーデにしてみました。
図案の鳩が似てる似てる!顔つきも、飛ぶ姿も!きっと昭和初期、同時代に作られたものなのでしょう。見事に黒羽織と赤羽織に別れたのは、それぞれ羽織とのご縁ですね〜。
アンティークは卒業したと言いつつも、大好きで手放せないアンティーク着物たちも数点あるのです。久しぶりに日の目を見せてあげられる良い機会になりました。
竺仙展示会では、コーマ地・綿紅梅・絹紅梅の浴衣から、江戸小紋、琉球紅型まで竺仙の主力商品が一同に拝見できる貴重な機会。それはまたワクワクしながら、いろいろ拝見していると、あっという間に時間は過ぎて。
十分拝見して試着して満足して、展示会からおいとました後、YちゃんとFOB.A(元FOOB-COOPのCAFE)で一服。冷たいドリンク飲んでヒートダウン。(笑)
夜は、5ヶ月ぶりの「草喰 なかひがし 2月席」へ。(3月に入ったら公開予定)こちら → ●△■
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■