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2021.12.31. 大晦日

2021年の大晦日、雪が舞う寒い日となりました。

年末恒例、映画館でのぼっち映画鑑賞『マトリックス レザレクションズ』へ行く予定にしてましたけど、寒いし雪が積もって帰宅が困難になってもいけないので、年明けにゆっくり観に行こうと思います。

みなさま、どうぞ良いお年をお迎えください。

2021年 大晦日

2021.12.06. 三遊亭円丈師匠に想いを馳せる

大好きだった落語家の三遊亭円丈師匠が11月30日に逝去されたと、訃報を昨日のニュースで知る。

まだまだ落語を続けられるお歳だったのに、ああ、悲しいなぁ。

実験落語、新作落語会において第一人者であり、後の人気落語家である柳家喬太郎師匠や直弟子の三遊亭白鳥師匠など、落語の新しい時代を切り開いてくださった先駆者。

私とヤギが初めて円丈師匠の落語を拝見したのが2008年3月、内幸町ホールで『WAZAOGI ろっく・おん 三遊亭円丈コレクションVol.1』。三遊亭玉々丈さんの小咄の後、円丈師匠で『ぐつぐつ』。柳家小ゑん師匠による新作。以後しばらく「ぐっつぐっつ!」がわが家で流行。その後続いて春風亭栄助さん(同年秋真打昇進と共に「百栄」に改名)を挟んで、円丈師匠で『新がまの油』『遥かなるたぬきうどん』と3席も聴けた素晴らしい落語会を体験。(この落語会の百栄師匠がおもしろすぎておかっけを始める)

円丈師匠の高座は声の抑揚が極めて激しい。無駄にドラマティックな筋立てのシュールな根多がその調子にぴたりとはまり、ジェットコースターのように展開する。爽快。斬新。落語はここまで自由なものだったか、と思い知らされる。

高座には艶やかな女着物や袖なし長羽織(でっかいワッペン紋がついている)をお召しになられたり、もう破壊的といってもいいくらい自由でした。制作にルミロックの芝崎るみさんが関わっていらっしゃったり。www

リンク先→http://enjoo.com/rakugo/rakugo/fan/fan18.html

最後に円丈師匠の高座を拝見したのは、2019年12月10日(火)吉田食堂presents「黒船円丈、再来航‼︎」でした。ヤギの他界した年の年末を、最後に笑いで締めくくる心に残る落語会となりました。

後世に多大なる功績を残してくださって、ありがとうございます。ご冥福を心よりお祈りいたします。

また大阪まで落語聴きに行かなきゃなー。帰りは着物でひとりおでん屋でしっぽりしてから帰るのがお楽しみ。ふふふ。来年から大阪落語遠征、復活させましょ♪

2021.この冬観たい関西の展覧会情報

自分用覚え書き。

■「モダン建築の京都」展

2021年9月25日(土)〜12月26日(日)(予約制)10:00〜18:00

休館:月曜日

京セラ美術館

https://kyotocity-kyocera.museum/exhibition/20210925-1226

 



■「上野リチ:ウィーンからきたデザイン・ファンタジー」展

2021年11月16日(火)〜2022年1月16日(日)

9:30~17:00(金曜日、土曜日は20:00まで)

休館:月曜日、12月28日(火)~1月3日(月)*ただし1月10日(月・祝)は開館

京都国立近代美術館

公式:https://lizzi.exhibit.jp/

京都国立近代美術館:https://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2021/444.html




■「フィンレイソン―フィンランドの暮らしに愛され続けたテキスタイル」展

2021年10月9日(土)~2022年1月10日(月・祝)

10:00~18:00/金曜日10:00~19:30(入場は閉室の30分前まで)

休館:月曜日/年末年始(12月27日〜1月3日)

京都文化博物館 4階・3階展示室

公式:https://www.mbs.jp/finlayson_kyoto/

京都文化博物館:https://www.bunpaku.or.jp/exhi_special_post/finlayson/

 

■「コレクター福富太郎の眼」展

2021年11月20日(土)〜2022年1月16日(日)(予約制)

火~金 / 10:00~20:00・月土日祝 / 10:00~18:00

休館:2021年11月29日(月)、12月31日(金)、2022年1月1日(土)

あべのハルカス美術館

公式:https://www.ktv.jp/event/fukutomi/

あべのハルカス美術館:https://www.aham.jp/exhibition/future/fukutomitaro/