皇居正殿松の間にて、天皇皇后両陛下の「即位礼正殿の儀」がおこなわれました。
数十年に一度の「即位の礼」を、生きているうちにリアルタイムに拝見できること、日本国民としてとても嬉しいできごとです。

「即位礼当日賢所大前の儀」にて天皇陛下がお召しになられていらっしゃるのは「御束帯帛御袍」。重要な儀式で天皇のみが着用できる、黄色がかった茶色の装束「黄櫨染御袍(きはだぞめこうろぜんのごほう)」といわれる御祭服。

皇后陛下のお召しになられていらっしゃるのは、十二単。皇后雅子様らしい、明るい襲の色目がとてもお美しい。

参列される皇室の方々も十二単をお召しに。

「饗宴の儀」祝賀パーティーでお召しになられていらっしゃる洋装も、素晴らしい気品あふれるお姿でした。

新しい令和の時代が、世界各国と協調しながら、平和な時代が永く続いていきますように。
【 きものサローネ in 日本橋 2019 】 に勝野屋が3年ぶりに出展します!

■きものカーニバル
(出展ブースでの商品販売や、和文化に関する講座・ワークショップなど)
日時:2019年10月4日(金)5日(土)6日(日)10:00-18:00
場所:YUITO(日本橋室町野村ビル 5・6 階/エントランス5階)
東京都中央区日本橋室町2-4- 3
■きものコレクション
(ブランドメゾンによるステージショー)
日時:10月4日(金)10: 30-20:30
場所:日本橋三井ホール(COREDO室町1・5階/エントランス4階)
東京都中央区日本橋室町2-2-1
■今年はYUITO/COREDOでそれぞれ開催されるきものサローネには、共通チケットの購入(¥1,000)が必要となります。
チケットはこちら → ●△■
今回は西陣織職人ブランド「hibaco」さんと一緒に、ブースNo.5「hibaco+勝野屋」として出展します。YUITO 6階の一番大きな会議室の中にあるブースです。ブースのデザインを勝野屋が担当し、同時に勝野屋オリジナル新作帯を発表します。
勝野屋新作帯は、艶やか半幅帯「Line&Lighting − 雫縞&稲妻紋 −」と、モノトーン名古屋帯「cosmic − 陰陽 −」の2種類。勝野屋オリジナル図案、糸染めから織りまで、すべてmade in KYOTO。絹の美しい発色とキラメキ感。ありそうで無かった万能選手になれる帯。
hibaco新作帯は、伝統文様である「正倉院文様」をいかに現代的に新しい感覚で提案できるか、をテーマにした帯が並びます。可愛いデザインからエレガントなデザインまで。どうぞご期待ください!
会場内では「hibaco」「勝野屋」それぞれにコーディネートを出品しておりますので、ご来場の皆様、ぜひご投票をよろしくお願いいたします!!!
【2018.07.15. 祇園祭・前祭 宵々山浴衣会02】からの続き。
■ 藤井絞 屏風祭
藤井絞さんの社屋に、屏風祭のしつらえがされた状態で入らせていただくのは初めてです。いつも窓格子の向こうから、撮影だけさせていただいて、中で拝見できるのを憧れておりました。

藤井社長交えて、みなさまと記念撮影。

その後、藤井社長直々に、商品展示のご案内もしていただく。
浴衣に正絹着物に、眼福の時間でした。ふふふ、いい浴衣を発掘された方もおられまして、来年の夏のお楽しみに。

藤井社長、お忙しい中、ご案内いただきまして誠にありがとうございました!
夕食の予約時間になったので、お祭りの混雑エリアから外れて、タクシーで祇園へ。

花見小路の一本西の路地に入り、ディナーは「和バル 祇園OKU」へ。

暑かったね、と乾杯!

《お献立》
お通し 早生 丹波枝豆の塩ゆで
一献 京丹波黒豆卵の茶碗蒸し オクラの銀餡かけ・焼きへしこ散らし 山葵添え
向付 よこわのお造り
汁物 トウモロコシのかき揚げ 白味噌仕立て
焼物 京都牛と野菜のダッチオーブン焼き(塩・胡椒)
炊合 京都牛煮込み 丸茄子オランダ煮・焼き万願寺唐辛子 淡竹 木の芽添え
御飯 鮎雑炊 福井梅の叩き添え・胡瓜と大根の糠漬け・甘鯛の潮汁
菓子 メロン白玉

いろいろ旬の食材を使った美山荘のお料理をゆっくりと堪能。暑さの疲れも吹っ飛んで、大満足な〆となりました。
ディナーから合流してくださったT様も、お疲れの中、ありがとうございました。

さ、新幹線の時間もヤバくなってきました。帰路を急ぎましょう!
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

【 東京キモノショー 2018 】 5月2日(水)〜5月6日(日)開催!
《 キモノスタイル 200 》のスタイリング中で、きものカラーコーディネーター協会 = KICCA/勝野屋・勝野明美 として参加しています。KICCAからは13体のスタイリングが並びます。カラーにこだわりのある、個性ある着物コーディネートが一堂に並び、壮観だと思われます。
勝野屋コーディネートのタイトルは《青き海の彼方へ》。《青》に《青》を重ねて、神秘の海の中へと想いを馳せる コーディネートを出品しています。
お気に入りのコーディネートがありましたら、ぜひご投票をお願いいたします!

【 東京キモノショー 2018 】は、たくさんのメーカー、工房、作家さんによる着物展示、素敵なゲストによる着物ファッションショー、トークショー、ワークショップなど、様々なプログラムで構成されている大イベントです。毎年GWに開催されており、大盛況で、いつか行ってみたいと思いつつ私自身は行けていないのですが、東京のお着物好きのみなさま、ぜひ行ってみてくださいね!
会期中には、KICCA 能口祥子先生のキモノショー、キモノカラーコーディネート講座もございます。お時間ございましたら、ぜひご参加くださいませ。勝野はいろいろがあるため東京には同行できませんが、ぜひお着物尽くしの楽しいイベントをご体験くださいませ。
【 東京キモノショー 2018 】
期間:2018年5月2日(水)〜5月6日(日)
時間:10:00〜18:00(最終日17:00)
場所:日本橋三井ホール
東京都中央区日本橋2-2-1 COREDO室町5F(エントランス4F)
費用:当日 1200円(*高校生以下無料)
毎年この時期のお楽しみ「竺仙新作展示会@京都」 へ!
東京の展示会では一般の方が見学できる日があるのですが、京都は呉服業界のバイヤーさんだけなので、いつも呉服屋さんに連れて行っていただいています。
今年はまた昨年とは違う傾向で、昨年の華やかなピンクやイエローの作品は影を潜め、竺仙らしい灰みの藍色や落ち着いた色が大多数でした。昨年は明るすぎる色合いに「竺仙さんがこれでいいのか…」っていう感じもしましたが、今年の落ち着きすぎる色合いにもまた「地味すぎる、若い人への需要増えるかな???」とも感じたり、ええ塩梅は難しいですね。
会場内は撮影禁止なので、新作の写真はありませんが、唯一ご許可をいただいて撮影できたものが「文久小紋」。
江戸時代後期・文久時代の染め技法で、手彫りの伊勢型紙を二枚型・三枚型と使用する、細かい文様と大きな柄が混在するデザインの江戸小紋の技法だそうです。現在でもその技法を継承していくため、数は少ないけど作り続けておられるそうです。
シボの大きめの一越縮緬に染められた反物は、小さい文様と大きな柄、繊細さと大胆さを併せ持ち、近くで見るとなんとも味わいのある仕上がりです。

江戸小紋、唐桟縞、琉球紅型、人気の古典柄型染め浴衣など数百点を一堂に拝見できる、眼福の時間。
着物コーデの審美眼が勝野好みな呉服店の女将さんと、あれやこれやとたっぷり時間をかけて試着させていただく。いつか松緑色の江戸小紋が欲しいなぁ。(妄想)
興奮しまくった後は、ご一緒した他のお客様も交えて、喫茶店で一服して解散。S女将様、今年も貴重な機会をいただきありがとうございました!!!
■ 着物コーディネート
この日は着物で出動。
象牙色のふわっとやわらかい真綿無地紬+いろいろな色のカラフル市松柄織り出し紬地名古屋帯。
半襟は、いろは歌柄型染め。(ゑり正)
帯締めは、深緋(こきひ)色の冠組。(道明)
帯揚げは、猩々緋(しょうじょうひ)色のちりめん。


とてもやわらかく、ふわっと気持ち良い身体に馴染む生地に育ってきている紬なのですが、寸法が身体に合っていなくて、身幅だけが大きすぎて脇がシワシワになるんですよね。めっちゃ着にくい!(笑)来シーズンは早速洗い張りかな?
今年も藤井絞さんの新作展示会にお邪魔してきました!商品を最もたくさん拝見できる、初日にGO!

日傘も素敵だったなぁ〜。今年の日傘は、ほぼ絵羽になるように柄合わせをされているの!雪花絞りは反物の端から端では微妙にずれて染まるため、これほどきちんと柄合わせされるのにとても苦心されていることと思います。
正絹の着物、帯もたくさん拝見し、試着させていただいたり。いつか欲しいぞ!と心に決めた素敵な帯があるのですが、それは秘密にしておきます。(*新作につき写真公開はなし)
そして、絞り浴衣の新作どど〜ん!人気の雪花絞りはじめ、板締め絞り、帽子絞り、縫い締め絞りなど様々な絞りの技法で作られた、たくさんの反物たち。

同じ色のものでも広げてみると、微妙な色の濃淡、にじみ具合が一枚一枚違います。生地も何種類かあって、生地による染まり具合もまた違います。勝野好みは決まっていて、夏物の生地は綿麻紅梅から選びます。だってね、綿麻紅梅が一番涼しいんですもの!備長炭入りの生地は少し暑く感じるので、5月〜6月・9月下旬〜10月の単衣の時期に重宝します。
まだ持っていない色合いの反物を掘り出して、全部並べて比較し、厳選していきます。お客様の少ない時間帯に伺えたので、自由に広げまくって堪能しまくってます。同じ色の反物でも、最も美しい染めのものを選べる、この特別感。たまりませんねぇ。さて、この中から、どうしましょうか?(笑)

藤井様、今年も貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました!
藤井絞さんで堪能した後、お茶して帰ってきたら、もう夕刻。この日の夜は、特別な「スーパーブルーブラッドムーン」の皆既月食。二条大橋から望む、東山から登り始めたお月さんは、とても綺麗でした!

東京のお着物友達YNちゃんが関西へ帰省中。共通の中国人の友人であるSちゃん(トライリンガル/建築インテリアデザイン・写真・グラフィックデザイン・染色織物もできる、日本人より日本文化・伝統工芸にも詳しい才女/この春京都市立芸術大学大学院卒業)も昨年末に留学先から無事にご帰国されたので、久しぶりにみんなで一緒に新年会。
■ すき焼き しゃぶしゃぶ オイル焼 モリタ屋木屋町店
明治2年創業の老舗お肉屋さん「モリタ屋木屋町店」にてランチ新年会!ご近所だし一度訪れてみたかったのです。

平日でランチ需要が少ない日だったのか、直前の予約だったのに、鴨川の見える個室の和室にご案内くださいました。ラッキー!

本来はすき焼きが有名なのですが、お正月の家庭ではすき焼きがよく出るので、この日はさっぱりとしゃぶしゃぶのコースをいただきました。一番お安いコースにして、後からお肉を追加する作戦。

上質なお肉をお腹いっぱいいただき、みな大満足!!!上質なお肉はお肉専門店で食べるの、ほんまに美味しくて好きです〜。
大満足なみなで、記念撮影パチリ。

■ 本家月餅家直正(ほんけ つきもちや なおまさ)
モリタ屋木屋町店のお隣にある「本家月餅家直正」で、名物のわらび餅とはなびら餅を購入。

月餅さんのはなびら餅は、甘さが上品なお味でした。先日の仙太郎さんのはなびら餅は甘さが強めだったので、好みは月餅さんだけど、干し柿入ってる工夫とか内容は仙太郎さんのが好き。他の和菓子屋さんのはなびら餅も食べ比べしてみなくちゃ。
食後のお腹をこなすためにもお散歩がてらみなで下鴨神社へ初詣へ。お正月に下鴨神社をお参りするのは初めてです。
■ 河合神社
女性の守護神・河合神社へお参り。

たくさんの美麗祈願の絵馬(手鏡の形をした女性の顔/自分でお化粧を施して奉納します)が奉納されています。お若い女の子たちが変顔しながら絵馬をバックに自撮り。かわゆいなぁ〜。

鴨長明が晩年を過ごしたと言われる建物「方丈の庵」が再現展示されています。

■ 下鴨神社

お正月参拝客のために、手水場が数倍に拡張されていました。臨時の設えにもかかわらず、杉の枝葉で清々しく設えてあります。お正月は混むからと、手水の水を止めて使えないようにしている神社が多いのに、さすが下鴨さん!


本殿は撮影不可ですが、本殿と干支のお社(言の社)を参詣。
下鴨さんに来たら寄っていかないとね、みたらしだんご発祥の地にある「加茂みたらし茶屋」へ。
昔懐かしいまま、古き良きお味のみたらしだんご。おぜんざいはちょっと甘すぎて、三口で限界。。。(涙)

みたらしだんごの後は市内へ戻り、日本茶「一保堂茶舗」、京漆器「象彦」、化粧筆「白鳳堂」など、京都名品買い出しツアーへ。
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着物でお出かけDay。
■ #playkimono 2017秋
春秋の恒例となってきた#playkimono 2017秋@阪急うめだ本店へ。短時間の滞在で、着物関係者の方々へのご挨拶と着物パトロールをだだだ〜と。
モダンな現代着物を扱うメーカーや呉服店の着物ブース、履物や和装小物のブース、カフェ、お抹茶を体験できる茶室まで、いろいろな着物の楽しみを見つけることができるイベントです。
イベント会場は9F祝祭広場・アートステージ。会期は〜10月9日(月・祝)まで。日〜木曜日は20時まで、金・土曜日は21時まで開催されているので、ぜひお時間少しでもあれば阪急うめだへ行ってみてくださいね。(*最終日は18時まで。)

【いまのいろskala】ブースで、きくちいまさんがいらっしゃったので、ご挨拶。新作の綺麗色の紬、スーツのように着てみたいかっこいいお召、POPな可愛いらしい帯など、いろいろ楽しいデザインがありました。縞市松の名古屋帯、いいなぁ〜。

アートステージでは、藤工房/加藤女将さんが和裁の実演中!

同じくアートステージで、藤井絞さんの展示。絞りの名古屋帯、可愛いのがいっぱい!あああ、あれもこれも広げて拝見してみたい〜。

そして最大の目的は、いつも愛用しているガラスの帯留/東風杏さんのブースへ!まだ持っていない感じの帯留と、初めて黒(裏が赤)のハート型のバックル型帯留をいただきました!このハート型バックル型帯留、どんなコーディネートに登場させるか、新境地へ、めっちゃワクワクします。

そして、外せないのが、同じフロアで開催中の「白洲正子ときもの」展。この日は着物マダムで混雑していたので、平日の別の日に再訪したいと思います。(*着物の人は無料)

わずか1時間弱の滞在で、おいとま〜。
■ 銀瓶・菊之丞 ふたり会
阪急の後は、楽しみにしていた「銀瓶・菊之丞 ふたり会」@天満天神繁昌亭へ。


トーク:銀瓶&菊之丞
開口一番:桂団治郎
一席目:古今亭菊之丞「らくだ」
仲入り
二席目:笑福亭銀瓶「百年目」
いや〜〜〜、すんばらしい落語会でした!!!菊之丞さんの「らくだ」も絶品。そして銀瓶さんの「百年目」は超絶良かった!!!銀瓶さん、ヤバいヤバい、やっぱりすごいわ!これからおかっけします!
落語会の後は、大阪で夜遅めに入れるいいお店も知らないので、すぐ帰京。夜遅くといえば定番の門扇御池店で、軽く一杯。

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