買物ついでに夕暮れ前のご近所散歩。
鴨川沿いの桜は28日の段階ですでに1分咲き。雪柳、レンギョウは満開でとてもいい薫りが漂ってくる。
川端冷泉すぐの鴨川添いには無垢の木で新装されたお太鼓橋が最近完成。きっとまた京都を舞台にしたサスペンスドラマで撮影されることでしょう♪
二条川端西にはホテルフジタの跡地にザ・リッツ・カールトン ホテルがひっそりと開業している。一番お安いお部屋で一泊一室8万円以上という京都内でもハイクラスの高級ホテル。河川敷から客室奧まで丸見えなのがどーなんだろうね、心配。
ザ・リッツ・カールトン ホテル京都
https://www.ritzcarlton-kyoto.jp/
二条木屋町の島津製作所創業記念資料館の前の木蓮は知らない間に満開を迎え、すでに散り始め…。毎年木連って、うわっと一気に咲いて知らん間に散ってゆくなぁ。
島津製作所創業記念資料館
http://www.shimadzu.co.jp/visionary/memorial-hall/
一保堂本店、柳桜園、京都高島屋をぐる〜っとショッピングして、再び二条富小路に戻り、新規オープンしたての京町家を改装したカフェを新規開拓。なかなか素敵なお店でした!詳細はまた後日別途ご紹介します。
春の温かい日差しに誘われて、春色のお着物を着て美術展巡りをいたしましょう♪
< 京都 >
■「生誕100周年記念 中原淳一」展
場所:京都高島屋グランドホール7F
期間:2014年4月2日(水)〜4月14日(月)
時間:10:00〜20:00(入場19:30まで)
休館:会期中無休
入館料:一般_800円 大学生_600円
WEB:http://www.takashimaya.co.jp/kyoto/otomedamashii/
■「Future Beauty 日本ファッション:不連続の連続」展
同時開催:「チェコの映画ポスター テリー・ポスター・コレクションより」展
場所:京都国立近代美術館
期間:2014年3月21日(金・祝)〜5月11日(日)
時間:9:30〜17:00(入場16:30まで)*毎週金曜日は20:00(入場19:30)まで。
休館:月曜日 *4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館。
入館料:一般_1200円 大学生_800円
*「チェコの映画ポスター」展及びコレクション展もご覧いただけます。
WEB:http://bit.ly/Future-Beauty-kyoto
http://bit.ly/momak-FB
■「麗しき日本の美 -宴の華、もてなしの心-」展
場所:細見美術館
期間:2014年3月1日(土)〜5月18日(日)
時間:10:00〜18:00(入場17:30まで)
休館:月曜日
入館料:一般_1000円 学生_800円 *優待券ご利用の方は200円引き。
WEB:http://www.emuseum.or.jp/
■「生活空間の詩 建築家・吉村順三展 三里塚教会と木造住宅を通して」展
場所:京都工芸繊維大学 美術工芸資料館
期間:2014年3月17日(月)〜05月17日(土)
時間:10:00〜17:00(入場16:30まで)
休館:日曜日 、祝日
*4月29日(火・祝)、5月3日(土・祝)〜5月6日(火・振替休日)は開館。
入館料:一般_200円 大学生_150円
WEB:http://www.museum.kit.ac.jp/20140317.html
■「日本画にみる 「さくら」-横山大観から中島千波まで-」展
場所:JR京都伊勢丹7F 美術館「えき」KYOTO
期間:2014年4月3日(木)〜4月22日(火)
時間:10:00〜18:00(入場17:30まで)
休館:月曜日
入館料:一般_900円 学生_700円
WEB:http://kyoto.wjr-isetan.co.jp/floorevent/index_7f.html
< 大阪 >
■「アンドレアス・グルスキー」展
場所:国立国際美術館
期間:2014年2月1日(土)〜05月11日(日)
時間:10:00〜17:00(入場16:30まで)*毎週金曜日は19:00(入場18:30)まで。
休館:月曜日 *4月28日(月)、5月5日(月・祝)は開館。
入館料:一般_1500円 大学生_1200円
WEB:http://gursky.jp/index.html
http://www.nmao.go.jp/
■「背守り 子どもの魔よけ展」展
場所:ギャラリー大阪
大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA12階
LIXILギャラリー
期間:2014年3月7日(金)〜5月20日(火)
時間:10:00〜17:00(入場16:30まで)
休館:水曜日
入館料:無料
WEB:http://bit.ly/LIXIL-Osaka-semamori
■「上方の浮世絵-大坂・京都の粋(すい)と技(わざ)-」展
場所:大阪歴史博物館
期間:2014年4月19日(日)〜6月1日(日)
時間:9:30〜17:00(入場16:30まで)*毎週金曜日は20:00(入場19:30)まで。
休館:火曜日 (祝日の場合は翌日) *4月30日(水)は開館。
入館料:一般_200円 大学生_150円
WEB:http://bit.ly/OMOH-kamigataukiyoe
京都「伝統産業の日2014」いろんなイベント目白押しです!
3月14日(金)〜23日(月・祝)の期間、お着物の方は京都市営地下鉄、京都市バスが無料になりますよん♡ ご利用の際には、必ず「きもの無料乗車券」が必要です。
また「きもの無料券」で無料で入場できる施設(平安神宮・二条城・無鄰庵など多数)もありますので、ぜひお着物で京都へお越しになられる方はご利用くださいね!
今年も無料券のついた印刷済みのガイドブックは京都ではあまり見かけることができません。WEBでPCやスマートフォンで、デジタルガイドブックを見て印刷してご使用くださいませ。
京都「伝統産業の日」
http://www.densannohi.com/
デジタルガイドブック
「きもの無料乗車券・無料入場券」ページ(これを印刷してね)
http://bit.ly/kimono-muryoken2014
着物好きの方々にぜひ観ていただきたい展覧会のお知らせ。
東京で開催された展覧会が大阪に巡回します。グランフロント大阪なので、お買い物ついでにぜひお運びください☆
「背守り 子どもの魔よけ」展
– SEMAMORI Stitched Amulets on the Back of Children’s Kimonos –
http://bit.ly/LIXIL-Osaka-semamori
プレスリリースPDF → 140312-semamori
日時:2014年3月7日(金)〜5月20日(火)10:00〜17:00
場所:ギャラリー大阪
大阪市北区大深町4-20 グランフロント大阪タワーA12階
LIXILギャラリー
休館日:水曜日
入場料:無料
本展では、着物を日常着にしていた昭和初期ごろまで日本各地で広くみられた「背守り」を代表とする祈りの造形を紹介します。会場には、背守りが施された着物や百徳着物ほか周辺資料も含め約110点の展示資料が並ぶ予定です。
さらに、写真家・石内都が2013年紫綬褒章受賞後初の仕事として本展のために撮下ろした写真もご覧いただきます。父母の着物の仕立て直しであることが多い子どもの着物。石内の写真はその時間の積み重なり、そして造形美の奥にある目には見えない母の祈りまでも写し取ります。子に対する母の気持ちは今も変わりありません。着物を身にまとった時代、母たちの愛情溢れる手仕事を是非ご覧ください。
■関連イベント/講演会 『母の手仕事、背守りの心』
http://bit.ly/LIXIL-Osaka-semamori-talk
講師:鳴海友子(藍染め作家・背守り収集家)
日時:2014年4月27日(日)14:00〜15:30
場所:LIXILショールーム大阪セミナールーム(グランフロント大阪タワーA11階)
費用:無料 *要予約(先着順)
定員:70名
鳴海友子さんは、40 年前の雑誌で見た背守りの造形のすばらしさに感動し、以来その収集と研究を続けてきました。昔の出産の習俗にまで関心を広げ、それぞれの背守りや着物から透けて見える母の姿を想像します。
今回は、収集された背守り一点一点を、造形の意味、時代背景、そこに込められた母の願いなどの観点でていねいに読み解いていただきます。さらにはご自身の作品にも触れていただく予定です。
※参加ご希望の方はあらかじめお電話かFAX、またはeメール<xbn@lixil.co.jp>へ
1.氏名
2.住所(もしくは勤務先)
3.緊急連絡先の電話番号
4.メールアドレス
5.どちらでこの講演会をお知りになったか
6.メールマガジン配信希望の是非 ※(携帯電話(携帯端末系含む)には非対応)
をお書き添えの上、ギャラリーまでお申込ください。
*問合せ先 : TEL:06-6733-1790 FAX:06-6733-1791
仕事の打合せで、某日本茶屋さんの茶房でお薄をいただいちゃったり。(写真でわかる人にはわかる)
テーブル席が満席のため、おひとり様でお茶室!
お抹茶の銘柄「長安」をいただきました。お薄茶なのに濃厚濃厚、うまーうまーうまー!後でお店の方に聞いたら、最上ランクのお抹茶なので、普通のお薄茶より濃いめに点てております、って。旨味、甘み、まろやかさ、どれをとってもバランス良し。
お菓子は桜餅と桜のつぼみ型ういろうの2種のうち、桜のつぼみ型ういろうをいただきました。形がなんとも春らしくて可愛らしい。
あああ、こちらのお茶屋さんもほんま大好き。インテリアデザインも杉木源三氏のデザインで素晴らしいし、お茶は美味しいし。今度行ったらお濃茶や抹茶ロールケーキ、夏にはアイスクリームもいただこう。
京都に桜の名所はたくさんありますが、昨年春のJR東海「そうだ京都、行こう。」キャンペーンに採用された「妙心寺・退蔵院」の枝垂れ桜はたいへん素晴らしく、一度拝見したいと思っています。昨年はキャンペーンの効果でたいへんな人出の様子だったので観に伺わなかったので、今年こそは!ということで、下記のイベントをご紹介。
【妙心寺・退蔵院のさくら*特別拝観】
期間:2014年3月29日(土)〜4月20日(日)
ご予約・詳細はこちら → http://taiken.onozomi.com/2014sp/
■朝席:「陽春の朝」
−すがすがしい早朝の紅枝垂桜を愛で、朝粥で禅の心にふれる−
8:00〜9:30 各回定員40名 3500円
*方丈見学と開門前のさくら鑑賞。ミシュラン1つ星精進料理店の朝粥付き。
■昼席:「陽春の昼」
−非公開書院とかくれ茶室の特別拝観、お弁当と春色庭園散策−
11:30〜13:00 各回定員40名 4000円
*非公開書院でのお食事、ミシュラン1つ星精進料理店の松花弁当付き。
非公開隠れ茶室見学、庭園内茶席でのお抹茶付き。
■夜席:「陽春の夜」
−ミシュラン星付の春の精進料理御膳と完全貸切のライトアップ鑑賞会−
17:30〜19:00/19:00〜20:30 1日2回 各回定員40名 5000円
*方丈見学と茶席大休庵にてのお食事、ミシュラン1つ星精進料理店の特別御膳。
昨年の桜のピークは4月3〜5日頃だった模様。
3月11日現在の空席状況は、
朝席:4月5日(土)、6日(日)、7日(月)残席あり。
昼席:4月2日(水)、4日(金)、7日(月)残席あり。
夜席:4月4日(金)、5日(土)、6日(日)、7日(月)残席あり。
みなさまお誘い合わせの上、ご予約はお早めにどーぞ☆
京都冬の特別公開中の知恩院三門楼上見学へ行ったときの着物コーディネート。
ご近所までなので、楽ち〜んにカジュアルで。
くすんだピンクと淡いブラウンの格子柄紬にタイシルク半幅帯で。
後のおはしょりがやぐちゃやんっ!!!(笑)
この着物の再度が微妙なこともあって、意外と合わせる帯が難しい。合わせてみた結果、着物と似ている色の色相と彩度とでこの帯に。全体が渋いので、帯締めには鮮やか紫色の三分紐。
帯留めは東風杏・三品さんのクリスマスカラー帯留めを。
タイシルク半幅帯は、渋みのある薄紫とグレーピンクの微妙に虎柄っぽい絣織。割角出し結び。
「京の冬の旅−非公開文化財特別公開−」期間中〜3/18までということで、少しでも観れる所に行ってみようと着物で知恩院三門楼上公開へ行ってみました。
祇園界隈〜知恩院に来て大きな三門を下から眺めることはあっても、実際に入ってみるのは初めて。知恩院三門は江戸時代1621年建造(建立393年)、高さ24メートル、横幅50メートル、屋根瓦約7万枚、日本で現存する木造建築では最大級の二重門(国宝)。三門正面に掲げられている「華頂山」の額は京間サイズで2畳分の大きさだって。でかーい。
近年平成の大修理も終わったばかりで、保存状態が素晴らしい。上層部の楼上(仏堂)の内部は、天井、柱梁、壁など全面に狩野探幽工房による華やかな極彩色の絵が描かれ、ほとんど当時のままの完璧な状態で保存されており素晴らしかったです。(三門上部や楼上内部の撮影禁止)また特別公開される機会に、みなさまぜひ訪れてみてくださいませ。
知恩院は華頂山の麓、7万坪の広大な敷地に、御影堂、方丈などたくさんの国宝・重要文化財の建造物がありますが、また後日ゆっくり訪問してみることにします。写真栄えするアングルで建物を観たら春〜初夏〜秋がベストですね。
知恩院から祇園花見小路「祇園NITI」へ。
雪の降る日だけど、もっちろーん、季節の天然かき氷いっちゃいまーす!
いちごは苺の果実そのままの香りと甘みでジューシー。氷の下にはミルクババロア。
ココア、最強!!!美味いよコレ!!!ココアというより、濃厚ビターなチョコパフェって感じ。ココアの贅沢な盛り盛り具合!氷の下にはでっかいマシュマロ3つ。確実にNITIかき氷3本指に入ってくる仕上がり。いつまでやってるかわかんないので、みなさま急げ〜。
スイーツの後に軽く晩ご飯。(いつも逆なのよ)祇園白川・辰巳大明神のすぐ近く「ぎょうざ 歩兵」へ初潜入。夕方6時〜深夜3時までやってるのん。呑みの初めに、終わりに、なかなか使い勝手良くってよ。
ふつうのぎょうざ、生姜ぎょうざを注文。ふつうのぎょうざはニンニク入りで酢醤油で、生姜のぎょうざはニンニク入っておらず味噌だれでいただきます。薄めの皮で、パッリパリの焼き具合がええですなぁ。ぎょうざひとつずつが小振りなサイズも女性にはうれしいです。〆の鬼しじみエスプレッソは、飲ん兵衛さんの身体に染み渡ります。
白ご飯やおにぎりもあるので、小腹を満たすことも可能。カウンター10〜12席と4人掛けテーブル2卓あるので、ひとりでも少数グループでもOK。店内の内装も綺麗だし、夜10時まで全面禁煙なのもうれしい。また真夜中に訪れてみたい。
知恩院三門楼上 http://bit.ly/chionin-sanmon
祇園NITI http://www.gion-niti.com/
ぎょうざ 歩兵 http://bit.ly/gyouza-hohei
橋本健二建築設計事務所クロージングパーティーへ行ったときのコーディネート。
鮮やかなコバルトブルー地に竹柄を織出したアンティーク錦紗の着物。金糸と赤糸が少し入っているのがアクセント。お袖は70cmくらいあって、ぴらぴらしてるのが好き。
背中のシワはどうやっても自分ではうまく取れない。錦紗は柔らかい生地なので余計に目立ちますね。衿もあまり抜けていない。まだまだ着付け精進しなくては。
帯揚げは京紫色、帯締めは牡丹色(道明)。結ぶの下手ね、紐がねじれてるし。帯飾りはOstara(大山キモノ)。
帯は白地に孔雀の羽根が織出され銀糸、箔押しの入った名古屋帯。バキッと鮮やかで大好きな帯。
大阪・茨木の橋本健二建築設計事務所クロージングパーティーへ。会場の建物は、橋本健二氏の御祖父様(大工さん)が明治時代に建てられた木造建築で、元・茨木小学校として昭和30年代まで使用されていた建物。移築をしながら現存し続けてきた貴重な建物ですが、今回解体されることが決まったための建物さよならパーティでした。
橋本健二氏は「高麗橋吉兆」などのインテリアでも素晴らしい作品をデザインされる、関西でも重鎮のおひとり。茨木には何度も春日寄席(桂吉弥独演会)などで訪ねるものの、橋本さんの事務所に思いつきで遊びに伺うのもご迷惑だろうと思って、いままでお伺いしたことがなく、今回この建物には最初で最後の訪問となりました。橋本健二氏の事務所はすぐ近所に移転されます。
解体が決まってから解体を待つしばらくの間に、2階の床を撤去したり柱を撤去したり手を加えていき、この吹抜けのあるダイナミックな空間が実現されたようです。現代美術展、演劇、音楽ライブ、映画上映、落語会など様々なイベントができそうなすてきな空間。移転移築案も様々ご検討されたと思いますが、残念ながら今週末には解体されてしまうのです。
パーティー当日、ダイナミックな吹抜けとなった内部には、怪しいピンクの蛍光灯によるライティング!こんなん大好き!中二階スペースはちょっと高みなのが居心地良いのでしょう、梯子で登って大勢のみなさんが思い思いのスタイルでまどろんでます。
建物の外ではフリー(フリーダム?)な大工さんたちが木の足場材で即席屋台村&BARを造っちゃって、夜は薪を焚いてすごいカッコいい雰囲気に。柱に電ノコの丸歯やスコップやチェーンがさり気なくディスプレイされてる。(若干危ないけど)ほんと、まるで維新派の屋台村みたい。
メインのお楽しみショーは、橋本さんたちのギター漫談やシモーヌ深雪さんのショーなど。私達は出向くのが遅くなったため、ギター漫談は拝見できなかったのだけど、シモーヌ深雪さんのショーには間に合いました!!!放送禁止・お子様禁止なやばいムービーを背景に、シモーヌさんのすばらしい歌を聴けて感動。ほんとカッコいい!
外部にあった、ええ感じの灯籠と立手水鉢。欲しい。(運搬移設にお金かかるけど)
今日の主役、橋本健二氏と。さりげなくこんなカッコいいポーズがとれる橋本氏はなんてカッコいいんだ!ピンぼけなのが残念。いつかアメ車に乗せてほしい。
野井成正氏と。これからの展覧会のことなど、近況情報を入手。現在〜3月10日までの茨木での展覧会はこちら。4月には東京での展覧会開催(中川ケミカル)が決まったようです。詳細は後日お知らせします。
ヤギと。
2時間半ほど、橋本さんにご挨拶したり、野井さんとおしゃべりしたり、とても楽しいひとときでした。建物が無くなるのは寂しいですが、橋本さんの新しい事務所も、取り外された古材を使用したええ感じの設えになりそうで楽しみです。