着物の展示会まわりの日の着物コーディネート。

藍染の幾何学文様総絞り小紋着物+山吹色の杢目文様板刷り染め名古屋帯(熊谷好博子作)。

帯揚げは、竹柄紋意匠地に藍色の濃淡グラデーション染め(ゑり正)。

帯締めは、藍色の冠組(道明)。帯がシンプルなので、アレンジして締めてみました。が、、、動いて擦れると形が変になっていくため、帯締めが外れそうな感じになってしまうので、午後から普通に締め直す。(結び方が間違ってたのかしら?アレンジ結び、誰かにちゃんと教えてもらわな。)

羽織は、黒地に鳩柄のアンティーク羽織(お袖も長い)で。羽織は紋付ですが、普段のお出かけの場では全く気にしませ〜ん。普通に着ちゃいます。

藍染の着物、やっぱり色落ちしました!ヤバい!

半襟も一部擦れた部分が青く染まってしまいました!半襟は洗えば落ちるけど、帯はヤバいよね。今回はあまり帯に色は移っていない気がするけど、暖かくなってきて帯周りに汗かいた時はヤバいな。白帯に憧れるけど、無理だな。黒帯か濃い色の帯のみのコーディネートで考えなくっちゃ。絞りの景色や風合いがとても気に入っている着物なので、うまく着まわしましょう♬

藍染が色落ちすることは多々あるので、着物初心者のみなさま、要注意です。久留米絣や昔の浴衣などは、必ず色留め加工をしてからお仕立てします。だけど、色留めしても色落ちはしてきますので、下着や上に着付けるもので、色移りが気にならないものを上手にコーディネートしましょう。

『必ず色落ちすると言われる、藍染』ですが、色落ちしない本藍染をできる工房もあるのです。そのお話は、またいつかね。