ご近所着物友達のSちゃんと、ある着物御誂えミッションのため、一緒に染め屋さんへご案内。

■ 御金神社(みかねじんじゃ)

喫茶マドラグ」のランチのお席を待つまでの間、御金神社@西洞院二条下ルに初めて伺いました。なんと、なんと、こんなビルやマンションのたて込む谷間に、小さな神社があったとは!

鳥居も金色ピカピカで、なんか怪しい感じするけど、由緒ある神社で、実は金運アップのパワースポットらしいです!!!

日本神話に登場する伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の皇子である金山毘古神(かねやまひこのかみ)がご祭神としてまつられています。金山毘古神は鉱山・鉱物の神として、人間の生活の中で用いられる金属全般(剣、刀、鏡、鋤、鍬など)にご利益を授ける神様です。現在では大型農耕具や印刷機、工場の機械に至るまで幅広くご利益を授け、さらには通貨に用いられる金・銀・銅にもご利益があることから、資産運用や不動産、転宅、方位、厄除け、旅行中の無事安全を護る大神として、広く崇められるようになったそうです。

海外観光客の方もひっきりなしに訪れますが、本当に小さな境内なので、参拝はあっという間。私たちも手を清めて、サクッとお参り。金運アップ!(になるといいなぁ〜)

絵馬は本殿奥にある大きなイチョウの木をモチーフに、イチョウの葉っぱ型のデザイン。もっこり吊られています。

 

喫茶マドラグ

久しぶりに伺う「喫茶マドラグ」。平日だからランチタイムでも12時前なら入れるだろうと思っていたら、あらあら満席。いろんな雑誌で取材されちゃったし、東京店もできちゃったし、やっぱり人気なのね〜。11時半からのランチタイムで、1時間ごとに12時半、13時半と、店頭に来た人の予約を受けて1時間ごとに区切ってお席をご案内するシステム。Sちゃんが早めに到着してくれていたので、なんとか12時半のお席GET。

昭和な喫茶の佇まいに、フランスヌーベルバーグ映画や、ウォン・カーウァイ香港映画のあれこれ、ディスプレイがかわゆい。

Sちゃん念願の「コロナの玉子サンドイッチ」!!!ふっわふわ!!!一切れが手の大きさを超えるほどで、女性なら三切れでギブアップするほどボリューミー!二人で半分こなので、なんとか完食。

昭和喫茶に来たら欠かせない「鉄板ナポリタン」。こちらもすごいボリュームで、食べきれないほどの凄さ。お若いSちゃんに、無理やり半分以上食わす。(笑)

コーヒーフロート(左)とクリームソーダ(右)。赤いクリームソーダは珍しい!

満腹になったところで、13時半からの次のお席の方々が店外でお待ちなので、そそくさと退去。ゆっくりされたい方は、ランチタイムを外して15時以降のお時間がオススメです。

 

■ 染め屋さん

今回ご案内したのは、紬を得意とする白生地屋さん。帯揚げでも着尺でも半襟でも、1枚から染めてくださいます。

Sちゃんは2月のある着物イベントでGETした素敵な着尺反物のために、八掛を特注色でご注文。私は7月末にGETした、これまたなかなか出会えない色の着尺反物のために、八掛を特注色(めっちゃ斬新な色と言われる/東洋の海の色だよ)で注文。また秋頃の出来上がりをお楽しみに☆

 

■ 二條駿河屋

《今日の最大のミッション=八掛の特注色をお誂えする》を完了できたので、ふたりとも大満足。

そして染め屋さんを出て振り向くと、斜め向かいに老舗っぽい和菓子屋・二條駿河屋さん。



店頭に「甘美羹(あまみかん)」と書いてある。「これはなんやろうねぇ〜?気になるねぇ?入って聞いてみよっか?」と、店内へ。

なんとなく想像してたけど、やっぱり夏みかんのゼリー!!!左がサンプルで、右が実物。実物の方がめっちゃ大きい!

二條駿河屋さんは元々は羊羹屋さん。羊羹には寒天を使います。たっぷりのグレープフルーツ果汁と寒天で作ったゼリーだそうで、夏場に多少の時間屋外で持ち歩いても溶けないそう。

夏みかんのゼリーといえば、老松さんの「夏柑糖(なつかんとう)」。毎年食べたいと憧れで、でもいつも気がついたときには時季が遅くなかなか入手できず、グレープフルーツの「晩柑」をいただくのだけど、今回は出会いなので、こちらのお店の「甘美羹」を2個いただきました!世界陸上を見物しながらいただきます!

その後、Sちゃんとお別れして、めっちゃ重たい「甘美羹」2個を携えつつ、ヤオイソにこっそり行ったことは内緒です。(まだ食うんかい!/笑)しかーし、岡山水蜜桃が売り切れだった!!!(爆)でもふつうの桃は食べたよ。