この度、お施主様のご厚意により新作物件のオープンハウスを開催させていただきます。
「ふつうの家04」はLove the Lifeが2009年以降に展開する「ふつうの家」シリーズ初のマンション物件(一区画)です。ちいさな作品ではありますが、建設前の段階から設計監理を行い、内装デザイン、国産木工家具のコーディネートを含め、完成まで2年がかりで携わりました。テーマは表装と陰影。開閉する染色北山杉の壁を中心に家族の居場所をデザインしています。
■日時:2017年1月21日(土)
■時間:12:00 – 18:00
■場所:京都市中京区橋之町747
(*マンション名、お部屋番号はご予約いただいた方にのみお知らせいたします。)
■アクセス:京都市営地下鉄「烏丸御池駅」下車より徒歩約5分。「烏丸御池駅」北改札口より2番出口を出て西へ進む。新町通御池通角にあるスーパー「フレスコ」を過ぎて3軒西側の御池通に面するマンション。
■ご予約:オートロックの開閉を要するため、ご来訪は予約制で承ります。【お名前・人数・希望時間・連絡先携帯電話番号&メールアドレス】をご明記の上、Love the Life 勝野あてまで、FBメッセージかメール(info@lovethelife.org)にてご連絡くださいませ。
みなさま、お気軽に遊びにいらしてくださいね!
京都の春の風物詩「都をどり2017」のご案内です。
毎年「祇園甲部歌舞練場」にて4月に開催される都をどりですが、今年は「祇園甲部歌舞練場」が耐震工事を行うため、会場を京都造形芸術大学・瓜生山キャンパス内「京都芸術劇場 春秋座」に移して、装いも新たに開催されます。
華やかな舞妓さん芸妓さんの踊りを愛でに、春のうららかな京都へどうぞお越しください。
期間:平成29年4月1日(土)~23日(日)[21日間公演]
※ 但し4月10日(月)・17日(月)は休演
時間:1日3回公演 (約45分)
1回目13時00分開演/2回目14時45分開演/3回目16時30分開演
料金:茶券付特等観覧券 4,600円(税込)
壱等観覧券 3,500円(税込)
会場:京都芸術劇場・春秋座 http://k-pac.org/
チケットのお申し込み:
オンライン/都をどり公式ウェブサイト/http://www.miyako-odori.jp/
お電話/祇園甲部歌舞会/TEL:075-541-3391(平日10:00-17:00)
京都造形芸術大学キャンパス内・人間館1Fの春秋座前にあるカフェ「BREATH KUAD(ブレスクアド)」はLove the Lifeのインテリアデザイン。
大学正面道路に面する瓜生山館1Fにあるカフェ「ヴェルディ京都造形芸大店」は、辻村久信氏のインテリアデザイン。
都をどりのご観劇の前後に、ぜひ合わせてお楽しみくださいませ!
新成人のみなさま、ご成人おめでとうございます!
新しき門出をお祝い申し上げます。
着付師のみなさま、素晴らしい門出のお手伝い、お疲れ様でした!
成人の日、京都は午後から雨予報のお天気でしたが、一時雨がぱらついたものの、ほとんど雨が降らない天候が持ち続け、幸いでした。道すがら、すれ違う素敵なお着物のお嬢様方に微笑ましく、嬉しい思いでいっぱいになりました。
■ 「とりづくし-干支を愛でる-展」「生誕300年 伊藤若冲展」@京都国立博物館
今年お初の展覧会「とりづくし-干支を愛でる-展」「生誕300年 伊藤若冲展」を観に、京都国立博物館へ。
「とりづくし-干支を愛でる-展」では、酉年にちなんだ鶏・鳥・とりの作品をたくさん展示。古くは奈良時代の逸品から。時代がいつであっても、人々はとりを神と祀り、愛でていたんだな〜と感じる展示でした。
「生誕300年 伊藤若冲展」では、若冲の水墨画を中心に展示。特に印象的であったのは、若冲が活躍し始める前、初期の水墨画作品を観られたことです。植物や動物を緻密に超絶技巧で描写する以前の、若冲がどのように楽しく筆を墨を滑らせて描いたのか、はっきりとわかる勢いのある画風を感じられたことが新鮮でした。初期であっても構図・物の捉え方は、すでに若冲のオリジナリティーが健在。本展で初公開の作品もいくつかありますので、ぜひ少しでもお時間ある方には観ていただきたい展覧会です。(*土日でも若冲なのに空いています。若冲展だけなら1時間弱あれば観られます。)
どちらの展覧会も会期は〜1月15日まで!
展覧会終了後、京都国立博物館から徒歩でのんびり祇園の京都ゑびす神社へ。1月9日は宵ゑびす。舞妓さんのご奉仕による福笹と福餅の授与は、1月11日残り福の日です。
土日だし1時間待ちとか行列で混んでいるかと思ったら、あらあら、すんなり社殿前まで入れて拍子抜け。時間が中途半端な夕方だったのが良かったのかな?
お参りを済ませて、お守りの木札をいただき、楽々終了。
■ 珈琲屋さん巡り
新年のご挨拶に、珈琲屋さん巡りの続き。
ELEPHANT FACTORY COFFEE
かもがわカフェ
昨年後半から京都市内で新しいカフェ・珈琲店が続々増えている様子。今年もたくさんの珈琲屋さんを順繰り巡っていきたいと思います。
2017年1月7日新春落語会の日の着物コーディネート。
毎年この季節に着たくなる、黒綸子地にオレンジ色梅柄小紋+梅鼠色地に捻り梅柄織り出し名古屋帯のコーディネート。梅づくし!
帯揚げは、猩々緋色(しょうじょうひいろ)地に梅柄白上げ飛び絞り(井澤屋)。
帯飾りは、作家物蜻蛉玉+赤色の房飾り。お正月なので梅柄のお扇子もプラス。
帯締めは、赤白リバーシブル三分紐の白い方を表に(ゑり正)。
帯留は昨年東京のガラス展「POLYPHONY展」で特注でご依頼した、入澤友成氏の作品。理想どうりの素敵な仕上がりで、梅に見た立てて今回初おろし。
佐ん吉さんと記念撮影をパチリ。
今年は佐ん吉さんの落語会をいくつか企画しますよー。乞うご期待!!!
七草粥の日。新春初笑いは、落語会を京都〜大阪へ、はしごしてスタート。
今年初詣のアイタルガボンで、お得なランチをいただいてスタート。ドリンクは究極に美味しいカプチーノを。
■ 桂雀々独演会「とりの巻」@京都
初笑い第一弾は、新春・桂雀々独演会「とりの巻」@京都府立文化芸術会館からスタート。雀々師匠の濃ゆい濃ゆい落語は久しぶり。長〜い枕から大爆笑!
出演・演目:開口一番 桂優々「つる」
一席目 桂雀々「鷺とり」
二席目 笑福亭晃瓶「相撲場風景」
仲入り
三席目 桂雀々「不動坊」
大爆笑に続く大爆笑で、濃ゆく、おもしろい落語会でした〜。
長講二つで終演時間が思っていたより伸びて〜伸びて〜、次の落語会へ間に合うのか、めっちゃヤバくなる!(笑)
■ 銀瓶・佐ん吉ふたり会 vol.3「〜なにわの宿屋は大騒動〜」@天満天神繁昌亭
猛ダッシュで京阪出町柳駅から特急に飛び乗り(会場からタクシー→特急乗るまで8分!)、天満天神繁昌亭へ開演時間2分前に滑り込み!なんとか間に合って、良かった〜。
出演・演目:開口一番 桂松五「松竹梅」
一席目 桂佐ん吉「盗人の仲裁」
二席目 笑福亭銀瓶「豊竹屋」
仲入り
三席目 桂佐ん吉「高津の富」
四席目 笑福亭銀瓶「宿屋の仇」
笑福亭銀瓶さんの落語は今回初めて聴講しましたが、めちゃくちゃイイ!男前だし、粋だし、素晴らしく脂の乗った芸で、これから追っかけしようと決定!
桂佐ん吉さんは主催の銀瓶さんが仕切ってくださっている会だからか、自由に伸び伸びと、いつもの流麗な落語で、素晴らしく。
いやいやいや、このふたり会、めっちゃイイ企画です!これから連続で通います!
■ おばんざい・ラーメン 門扇御池店
夕食は京都へ帰京後、門扇御池店へ初詣。
鶏出汁おでん、たたきキュウリ、唐揚げ、砂肝プレーン、鶏出汁にゅうめん、と一通りいつものメニューをいただき、最後に七草粥をいただきました。この日朝からバタバタしてたので七草粥を用意する暇がなかったのに、門扇でいただくことができて幸せ。これで今年一年無病息災。ありがとうございます!
大爆笑で始まるとても素晴らしい一日でした。知らない上方の噺家さんもたくさんいるので、今年はたくさんの上方落語会に行きたいと思います。
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
2017年1月1日の着物コーディネート。
毎年お正月に着たくなる、瑞雲柄紋意匠生地の緋色の色無地小振袖で華やかに。
今年は酉年ということで、孔雀の羽根柄織り出し名古屋帯をコーディネート。
帯揚げは孔雀色の総絞り。
帯締めは初おろしの紅白グラデーション冠組(井澤屋)。
足元は初おろしの白足袋(ゑびす足袋)+白の三段草履(伊と忠)。
そして、きものブック表紙アプリ「初詣はきもので!」で記念に遊んでみます。
お正月はみなさまぜひお着物を着ましょう!三が日は忙しくて無理でも、小正月過ぎてもいいので、ぜひお着物を着てみましょう。お家着物でも、ご近所へのお出かけでも、美術館でも、どこでも気軽にお着物で!
今年こそは着物を始めてみたい方、着物初心者さんでお困りのこと、誰にも聞けないあんなこと、こんなこと、何でもご相談に乗りますので、お気軽に勝野までお問い合わせくださいね。
2017年もたくさんお着物を着る機会を作って、みなさまにお会いできることを楽しみにしております!
■ お雑煮
関西育ちですので、お正月は必ず白味噌仕立てのお雑煮をいただきます。うね乃さんのお出汁に、本田味噌本店のお正月限定・大吟醸西京白味噌をたっぷり使い、とろとろうまうまのお雑煮。
■ 1月1日は「映画の日」
1月1日は「映画の日」。昨年から方々で評判の良い噂を聞いていた映画「この世の片隅に」を観に、イオンモール京都桂川のシネコンまで。
「この世の片隅に」とても素晴らしい映画でした!しかし、元旦に観る映画としては、内容はずっしり重た〜い映画でした。世界平和を願うとともに、個々の生活のあり方・生き方をどれだけ大事にしていかないといけないか、時間が経つほどにじんわりと心に染み入る映画です。ぜひ原作の漫画(今和次郎的に時代考証のディテールがすごいらしい!)を読んで、もう一度観てみたいと思います。
■ 初詣
映画鑑賞後は、地元へ戻り、八坂さんへ初詣。昼間と違い、夜は人も少なく、ゆっくり参拝できました。
今年は酉年。年女であります!アラフィフだよ〜!あと2年で50歳。50歳になると新幹線とかさ、映画とかさ、安くなるんだもんね。早く50歳になりたい。
日々鏡の中の自分の劣化具合に恐れをなしつつ、まずはお相撲さん体型を今年は少しマシになるよう、軽い運動でも始めるかな〜。張り切ってクラブ活動するのはいいけど、たまに膝や腰が痛いとかなってるの…。60歳になってもクラブ活動は続けたいので、ゆっくりでも運動して体力維持していかないといけませんな。
おみくじ、今年は末吉。「石橋を叩いて渡る時」とのこと。とにかく地道に頑張らなくてはいけないってことですね。いろいろなこと、地道に精進します!
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
勝野屋blog をご覧くださっているみなさま、いつもありがとうございます。
2016年は、勝野屋として初めてきものサローネに出展させていただいたこともあり、新しい出会いをたくさんいただき、誠にありがとうございました。新しい喜びあり、勉強あり、様々な経験を得られた年でした。
2017年も着物をさらに自由に楽しみつつ、亀のような歩みではありますが、少しずつ新しい企画を考えていきたいと思います。みなさま、本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
2017年がみなさまにとりまして幸多きお年となりますように。
2017年 元旦 勝野屋・勝野明美