1月3日。今年のお正月は晴天が続き、暖かくて、とても過ごしやすいですね。三が日のうちにお正月らしい華やかな着物を着てお出かけしたく、初めて 上賀茂神社 (賀茂別雷神社:かもわけいかづちじんじゃ)へ行って参りました。

 

■ 上賀茂神社 http://www.kamigamojinja.jp/

近いようで遠い、なかなか京都にいても足が伸ばせずにいました。せっかくのお正月ですし、年始三日目で人も少なくなっているでしょうから、と昨年式年遷宮を終えたばかりの世界遺産である 上賀茂神社 へ。

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入り口の朱塗りの「一ノ鳥居」。

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「一ノ鳥居」から進んで、芝生の広場には「御所舎」(重要文化財)。

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「二ノ鳥居」

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「二ノ鳥居」をくぐりまして「細殿」(重要文化財)。「細殿」の前には、美しい円錐形の砂のオブジェ「立砂」があります。賀茂別雷神が降臨したといわれる「神山」(こうやま)をかたどり、神を招く憑代(よりしろ)の役割を果たしています。そのため、立砂の頂点には神が降臨する際の目印として、常緑樹の松葉が立てられています。

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「細殿」の右奥に「舞殿(橋殿)」(重要文化財)。橋の形をした舞殿はとても珍しいですね。橋を見立てた欄干がとても美しいです。

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「舞殿(橋殿)」の右横には「土屋」(重要文化財)。四方を結界にして何かの儀式に使うパーゴラ状の建築です。下は白砂が美しく、建物の奥に見える小川「ならの小川」が清々しく。

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朱塗りの「楼門」と手前にある「玉橋」(どちらも重要文化財)。

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「楼門」を抜け、「本殿」(国宝)へ入っていきます。

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「本殿」「権殿」は残念ながら撮影禁止。「本殿」の横には「権殿」がくっついて建物が続く、文久3年(1863年)に造替された平安時代の建築様式「三間社流造(さんげんしゃながれづくり)」という珍しい建築様式。今回は「本殿」の撮影はできませんでしたが、予約すれば内部見学が可能なようですので、次回は予約して参拝してみたいと思います。

 

「本殿」を参拝した後は、八咫烏(やたがらす)おみくじ!かわいい!!!

<賀茂氏の始祖・賀茂建角身命(かもたけつねのみこと)が、初代神武天皇が東征にて大和の国(現在の奈良県)あたりに入られる際、八咫烏の姿となり一行を無事に導いた>と伝えられています。参拝者の将来を良い方向へ導くことを祈る、神の使い八咫烏のおみくじです。

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おみくじは「大吉」!やったね!

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八坂さんでのおみくじ「中吉」に続くご啓示みたいな内容で、「守りの姿勢も大切だが、おもいきりエネルギーを放出するも良い時。やりたいことがあるならば、真面目に考え、積極的に出て幸運あり。」と。積極的になれるよう、はい、頑張ります!

 

上賀茂神社 は京都が都になる前から造営され1300年以上と歴史が古く、洗練された佇まいの下鴨神社とは違い、“ 自然の力=何かを感じる ” 場所 でした。夜は何か生霊みたいなのがうようよ出てきそうで、ちょっぴり怖い感じがしました。

芝生の広場大きな枝垂桜が何本かあります。桜の季節がとても美しいと思いますので、春に再訪したいと思います。

 

次へ続きます。★★★