■ 黒田商店@JR京都伊勢丹

今年もやって参りましたこの季節。【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 大阪展 】と並ぶ5月末のお楽しみ、香川県の履物店・黒田商店さんの京都催事出店であります!!!

昨年キモノハジメかえる堂ケロタンさんと一緒に行ってみて、すっかりトリコになってしまった、黒田商店さんのおもしろさ!履物のおもしろさを共有できる方は少ないのですが、浅井さんとは申し合わせたようにハマっております。(笑)

黒田商店さんは香川県に実店舗がありますが、一年を通して全国各地の百貨店・呉服店での催事出店をされています。関西ではJR京都伊勢丹と神戸の呉服屋さんに年に一回しか来られないので、七夕のような出会いなのです。

以前にご紹介した自慢の逸品【葛飾北斎「凱風快晴」(富嶽三十六景)の赤富士】刺繍鼻緒は、昨年こちらの催事でいただいたのです。今度はどんな鼻緒をいただこうかと、一年間楽しみにお待ちしておりました!

 

その場で鼻緒を挿げて下さる黒田さん。お元気そうで嬉しいです。

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たくさんの鼻緒、下駄と草履の台がお出迎え。ブースに到着した途端に物色開始。

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*写真はすべてクリックで拡大します。

シンプルで上品な鼻緒。

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超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。このウサギさん見て!こんなにリアルで可愛いウサギさん初めて見ました。一般的なウサギ柄って幼稚なデザインが多くて嫌いなのですが、これはイイ!毛並みがリアルに身体に沿って刺繍されているのです。なんて可愛らしい❤

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カッチョいい超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。ドラゴンにするか、風神雷神図にするか、悩ましい。

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黒田さんの奥様がヨーロッパや北欧で集めてきたアンティークやデッドストックの貴重な生地を使った鼻緒。基本的に一点物ばかり。まさに一生に一度の出会いです。

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草履や下駄の台もベーシックなものから個性的なもの、黒田商店さんオリジナルの疲れない草履までいろいろあります。

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ケロタンさんのお悩み鼻緒。下は鹿革に松葉図を彫刻で施したもの、上はヨーロッパのデッドストック生地。どちらも二度と出会えないかもしれないそうで、どっちに…?

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勝野のお悩み鼻緒。ウサギさんのグレーかパープルか、はたまた風神雷神図にするか、ドラゴンにするか、悩んで悩んで〜。また草履が完成した時に結果をご報告いたしま〜す。(笑/お金持ちじゃないので台まで一緒に誂えられないのです。後日伊と忠さんで台を狙います!)

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ふたりともそれぞれの好みがかぶらないのがいいですね。お互いにう〜んと悩んで満足した後、奥様からいろいろなお話を伺いました。

イタリアを旅された時に、イタリアの老舗インテリアファブリック製造会社で入手された生地を見せていただきました。

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セレブの邸宅、高級ホテルの室内装飾に使う超高級なファブリックで、工場に残っていた2M角ほどの端切れを頼み込んで売っていただいたそうです。1M角で○十万円!素材はシルクで、幅4Mほどある大きな手動ジャガード織機で、手織り製造しているそうです。横糸を通すためのシャトルを飛ばすのに手動で毎回端から端まで取りに走るそうです。(機械化しないのね)シルクは繊維が細いため、数センチ織るだけでどれだけ時間がかかることか。それは高くなりますわ〜。

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このコバルトブルーとライムグリーンがかったイエローの発色の美しいこと!眼福でございました!160526-kuroda15

こちらの布を使って利休バッグと草履をお揃いで発表されるそうです。時期は未定、発表場所も未定ですが、三越(東京)の逸品展でお披露目されるかもしれません。美しく仕上がったお品を拝見してみたいです。

 

そして、スペインで19世紀に製造された更紗を拝見。大航海時代にアジアの更紗がスペインにもたらされ、スペインの歴史上初めて製造された更紗らしく、タペストリーに加工されていたものを、特別に額から剥がして売っていただいたのだそうです。なんと!

貴重な生地なので、加工するのにもの凄くモチベーションを高めて心してかからないといけないそうです。これもどんなお品に加工されるのか、奥様のセンスに期待!

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黒田商店さんだけでたっぷり2時間半も費やし、心残りのないふたりでございました。あの鼻緒は、また来年!

 

ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都

黒田商店さん満喫の後、JR京都伊勢丹のレストランフロアにある「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都」でランチ。初めて伺うお店ですが、京都タワーが一望できる素敵なお店です。(インテリアデザインはスピンオフ・塩見一郎さん)

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平日のお得なランチセットをいただきました。ビュッフェスタイルで、前菜を好きなだけいただけるんです。女性には嬉しい、お野菜もいっぱいありました。メインはピッツアかパスタか選べるのですが、ケロタンさんと一種類ずつ選んで分けっこしました。(ちゃんと取り分けてサーブしてくれるのも嬉しい)これにドリンクとデザートまで付いてくるなんて、お得!

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いろいろおしゃべりしていたら時間はあっという間に過ぎていきます。すでに15時!(笑)

 

■ 第50回 日本伝統工芸染織展

先日、陣内さんから招待チケットをいただいていたので、京都大丸「第50回 日本伝統工芸染織展」へ。

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陣内久紹さんの作品、ぬぬパナで紹介されていた芭蕉布、八重山花織の作品も出品されていました。素晴らしい作品ばかりで、とても勉強になりました。

数ある作品の中で気になったのが「吉野風通織」「吉野間道」は聞いたことありますが、これは格子柄の名称では???「吉野風通織」は聞いたことがない織名称なので、調べなくてはっ!(すみません、無知で。どなたかご教示くださいませ〜。)

陣内さん、チケットを誠にありがとうございました!

素敵なものをいっぱい見て、満腹な一日でございました。