2017.03.04. 「ふみ綴る」展
梅のお花見の日に「アートスペース余花庵」で開催中の、着物と帯の展覧会「ふみ綴る」展へ。
帯屋捨松さん、織楽浅野さん、京絞寺田さん、結城奥順さん四社の合同展。
撮影のご許可をいただき、たくさん撮影させていただいたので、ご覧くださ〜い。
近づくほどにため息が出る、素晴らしい帯、素晴らしい着尺。眼福でございました!この展覧会では、帯と着物のコーディネートがとてもカッコよく、どの組み合わせも大人上品で素晴らしかったのです!!!
お聞きすると、各社が単独で帯や着物を作り、現場で何となく合わせて展示したのではなく、展覧会の企画段階から話し合い「帯が出来上がってからそれに合う着物を織る」または「着物が出来上がってからそれに合う帯を織る」と、各社が何度も手紙を交わすように、共に時間を重ねて仕上げていったそうです。道理で一寸の隙もない素晴らしいコーディネートになるわけですね。
こんなに「着てみたい!」「この組み合わせで、着てみたい!」と思わせてくれる展覧会は、なかなかないのです。大人上品で可愛い、大人上品でかっこいい。着物コーディネートの目指す方向性を示してくれる、貴重な機会となりました。
来年もまた拝見したい、素晴らしい展覧会でした。