2018.09.16. キモノフリマ打ち上げと落語
■ キモノフリマ打ち上げ
5月に開催された【大阪・本町キモノフリーマーケット 2018・春】の打ち上げに参加してきました。6月も7月8月も皆さん何かとお忙しく、9月の開催となりました。
場所はリーガロイヤルホテル大阪の「オールデイダイニング リモネ」にて。昔ロイヤルホテルだった頃の吉田五十八設計の内装が残る、円形スペース「ラ・ロンド」のお席に案内されました。
往年のデザインの素晴らしさを感じるガラス質モザイクタイルによるアールコーブになった天井壁。ガラス質モザイクタイルの紫色〜薄紫色へのグラデーションが、外構から入ってくる日光に反射して、とても美しい。きっとダウンライトが開発されたばかりの時代に設置されたであろうレフ球ダウンライト。(現在はLEDレフ球になっていると思われる)
主催者のすみれ庵・西岡先生と着物さくさく・須賀先生から開催のご挨拶。
打ち上げのために組んでくださった特別コースのお料理をいただきました。
《Menu》
・カツオの炙り オレンジと黒酢のヴィネグレット
・ソワレ・ド・パリ
・真鯛の鱗焼きと帆立貝&小海老 柚子味噌ソース
・豆乳プリンのパフェ仕立て(ハロウィンワッフル乗せ)
・コーヒー/パンとバター
こちらのレストランは美味しいと噂でお聞きしていた通り、パーティーコースのお料理もとても美味しゅうございました!空間といい、お料理といい、とてもいいレストラン。
また別の機会に、ホテル内に残る吉田五十八設計のメインラウンジ(2層吹き抜けの開放的な空間に、金蒔絵の柱や、彫刻家・多田美波が約25万個のクリスタルガラスを使って紫雲を表現したシャンデリアなどが配されている)と、陶芸家バーナード・リーチから発想を得て吉田五十八が意匠設計したメインバー「リーチバー」に伺いたいと思います。
和やかに時間はあっという間に過ぎて、最後に参加者の皆さまと記念撮影。残暑が残り湿気が高くてとても暑苦しさを感じる日でも、参加者全員が着物で集う素晴らしさ。みなさまの着物愛を感じます。
お忙しい中、打ち上げの開催ご準備をしてくださった、主催者のすみれ庵・西岡先生と着物さくさく・須賀先生、誠にありがとうございました!
■ 落語「第11回 銀の花瓶に菊之花情 〜銀瓶・菊之丞ふたり会〜」
せっかく大阪まで出る日だったので、体力の限界を感じつつもやっぱり行きたい落語会には行こう!、と三日前にチケット予約して、天満天神繁昌亭へ。
毎年楽しみなんですよ、この落語会。今上方で一番追っかけたい笑福亭銀瓶さんと、「昭和元禄落語心中」の八雲のリアル版ではこの人しかいない、古今亭菊之丞さんが関西で観れるんですもの。
演目:開口一番「いらち俥」桂咲之輔
一席目「短命」笑福亭銀瓶
二席目「寝床」古今亭菊之丞
仲入り
三席目「お見立て」古今亭菊之丞
四席目「質蔵」笑福亭銀瓶
粋でカッコいい銀瓶さんと、色っぽい菊之丞さんが長講二席ずつのバトル!もう楽しくって楽しくって、終演後に繁昌亭から淀屋橋まで一人ぷらぷら歩きながらもニヤニヤが止まりませんでした〜。また来年も楽しみ!!!
夜景を観ながら、人のいないオフィス街を歩くのが大好きです。大阪もとっても綺麗。
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