2014.07.06. 勝野屋「浴衣着付レッスンの会」2回目
浴衣着付けレッスン2回目終了!
前回と同じく、京都でデザイン繋がりのお友達にレッスン2回目をご受講いただきました。前回のお稽古日にお召しになられた浴衣は大学生時代にご購入されたものだそうで、この日は大人な感じの浴衣を着てみたい、とのことで、勝野の浴衣+帯+小物一式をお貸し出し。
2回目のお稽古では、浴衣の着付け方を一から総復習。
裾長さのバランス、上前・下前の合わせ方、ボディフィットさせながら着るバランス、衿抜きのコツ、胸内側の三角折のコツなど、浴衣も着物の長着と基本は同じなので、これを覚えておかれると着物の着付けもすぐに覚えることができます。
帯結びは前回の割角出し結びと、お文庫結び、お文庫の変形=片流し結びを新しくお稽古。完成時はお文庫結びにしてみたい、とのことで最後はお文庫結び。
すべてご自分でお召しになられました。裾すぼまりに、すっきり美しくお召しになれました!勝野と同じちびっ子なので、勝野サイズの浴衣がピッタリ!
藍染め藤花立涌文様コーマ地浴衣(竺仙)+牡丹色の博多献上小袋半幅帯(木綿)。小物は、お納戸色真田紐二分紐帯締め+藍色陶器玉。
お稽古後は豪雨になってしまいましたけれど、勝野と一緒に浴衣でお出掛けお着物同行ショッピング。
リサイクル着物屋さん2軒をゆっくり回り、とても良いお買い物をされました!
有松鳴海絞りでいまや貴重な蜘蛛絞りのモダンデザインの浴衣、新品のオフホワイト地に赤の独鈷柄博多献上小袋半幅帯を市場価格の1/10程度のお値段で、三分紐も新品を一般的な価格の半額でGET。
そして着物初心者さんなのに、いきなり麻着物に出会ってしまい、お買い上げ!本麻100%のとてもしなやかな織りで、女性らしい秋草柄の型染めで、とてもステキ!
これからのお着物コーディネートも楽しくなりますね。高価なものではなく、安価なものでも工夫次第でお着物はとても楽しくなります。ひとつずつ、お好きなものをゆっくり選んでまいりましょう。
さてさて、夏着物を買っちゃったからには、ぜひこの夏中に着物デビューしないと!!!夏着物はシーズンが短いので、また近日中に夏着物の着付けのレッスンを開催いたしましょう♪
着物屋さんの閉店時間までお買い物した後、「カフェ・マーブル」でお着物談義。
勝野のこの日の浴衣コーディネート。
藍染め竹折れ縞文様コーマ地浴衣(竺仙)+ライムグリーン色タイシルク半幅帯。
小物には『竹』をイメージして、ディープグリーンの三分帯締め(ゑり正)+黄色とグリーンのガラス帯留め(東風杏・三品さん作品)。
浴衣シーズン到来です!
京都の街中は、夜になると祇園祭囃子があっちこっちで聞こえてきます。みなさま、ぜひ今年の夏は浴衣でたくさんお出かけくださいませ☆