7月に入ると、京都の街中をお散歩しておりますと、四条烏丸界隈では夜7時以降になるとあっちこっちから「コンコンチキチン、コンチキチーン」と祇園祭のお囃子が聴こえてきます。

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提灯を灯した風情ある京町家の2階をフルオープンにし、それぞれの町内のみなさんがお囃子のお稽古をされています。夜な夜なお仕事終了後に練習場所へ集まってくる浴衣男子にも出会えます。現代っ子な細身の身体にゆるく着付けているのに、着慣れているせいか、めっちゃシュッとしててカッコいい!!!萌えますよー!(笑)

お囃子ムービーはこちら → ★★★

 

今年の祇園祭は昔ながらの形式に戻り、約50年ぶりに「前祭(さきまつり)」「後祭(あとまつり)」にわかかれる形で行われます。巡航する山鉾も前祭と後祭にわかれます。前祭山鉾巡行では 長刀鉾 を先頭に23基、後祭山鉾巡航では 橋弁慶山 を先頭に10基の山鉾が巡行します。今年から祇園祭の山鉾巡行を2度楽しめるってわけです!

また150年ぶりに 大船鉾 が復活!後祭の巡行最後を華やかに飾ります。必見!

 

・前祭宵山(宵々山):7月14日(月)〜7月16日(水)
 歩行者天国:15・16日の18〜23時(予定)
       四条通の八坂神社~堀川間/各町内(中京区一帯)

・後祭宵山:7月21日(月)〜7月23日(水)
 歩行者天国・露店の出店はありません。

2014年・祇園祭 の詳細については 京都観光情報・祇園祭2014日程表 で。

 

祇園祭、人混みはすごいですけれど、あの独特の風情はたまりません!めっちゃワクワクして楽しいです!!!

宵山(宵々山)では山鉾でずっと生でお囃子が演奏され、夕暮れ頃、山鉾のすべての提灯に明かりが灯された情景は圧巻です。人混みの中でもゆっくり移動はできるので、激混みになる少し前、夕方4時頃〜歩行者天国始まって1時間くらいがベストかもしれません。移動する道も一方通行になるので、どこから裏通りへ抜けていくか事前に計画を。裏道抜けて、町外れの小さな和食屋さんでしっぽりするなど、いかがでしょう?

ぜひ京都の夏を、祇園祭を感じに、浴衣でお出かけくださいね☆