2014 秋の展覧会情報、さらにさらに追加!!!

初秋から晩秋まで、おもしろい展覧会が各地で開催されています。涼しくなった気持ちの良い季節に、ぜひお着物で美術展へ! 

滋賀

友人の彫刻家・ 市川 平 氏が参加されています。
ビエンナーレの会期中には、同じく近江八幡では ヴォーリズ建築の特別公開 期間中<10月4日(土)〜11月3日(月・祝)>です。涼しくなった季節に近江八幡の江戸時代からの町家が残る風情ある街並を探訪しにどうぞお越しくださいませ☆

■ BIWAKOビエンナーレ 2014 『 泡沫 ~ Utakata 』

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2001年に産声を上げた “ BIWAKO ビエンナーレ ” も今回で6回目を迎えます。 会場は、2004年より拠点となった “ 天籟宮 ” (八幡掘りに面する築180年余りの元畳問屋)はじめ、主に江戸期の建物を10箇所 以上使用し、町を散策しながら作品を鑑賞することができます。会場間の移動は、徒歩で、3分~5分。八幡山山頂の展望館へは、 ロープウェイで4分。さらに奥の村雲御所瑞龍寺門跡までは、さらに5分。全会場、歩いて楽しく見て回ることのできる距離です。 今回のテーマは、“ 泡沫 〜 UTAKATA ” 。国内外から70組以上のアーティスト達が、集い、はかなくも美しい秋の2ヶ月間を彩りま す。 長く打ち捨てられた江戸期の建物が、今を生きるアーティストたちの作品で蘇るさまに、訪れる人々の心は打ち震えることでしょう。 建物そのものが、作品とともに、自らの高貴さを際立たせ、江戸の風情あふれる近江八幡の町の魅力を一層引き立てます。

会期:2014年9月13日(土)〜11月9日(日)
休日:木曜日(祝日は開催、翌日休み)
時間:10:00〜17:00
料金:前売り/一般1800円・学生1300円 当日券/一般2000円・学生1500円
   *チケットのご購入は、ローソンチケット または eプラス にて。
場所:滋賀県 近江八幡市旧市街地
(天籍宮、まちや倶楽部、幸村邸隠居、旧中村邸、村雲御所瑞龍寺門跡、八幡山資料館、他)

↓↓↓美術展、ワークショップ、イベントなど、詳細はこちら。
http://www.energyfield.org/biwakobiennale/

 

京都

■「川瀬巴水展 −郷愁の日本風景−」
大正から昭和にかけて活躍し、生誕130年を迎える版画家・川瀬巴水(1883−1957)の回顧展。巴水が日本全国の旅で、 巴水が選んだのはかつて日本のどこにでもあった風景。 生涯に残した木版画は600点を超え、「昭和の広重」とも称えられています。本展では、木版作品のほか写生帖や原画などもあわせ展示し、旅先での足取りや版画制作の過程にも焦点をあてていきます。

会期:2014年9月25日(木)〜10月6日(月)
休館日:9月中無休、10月要確認
時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般800円 学生600円
場所:京都高島屋 京都市下京区入真町52
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/index.html

 

■平成知新館オープン記念展「京へのいざない」

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平成知新館のオープンを記念して、京都国立博物館収蔵の名品が一堂に会する展覧会「京(みやこ)へのいざない」を開催。王朝文化、北山・東山文化、桃山文化、それぞれの時代を彩る作品を選りすぐり、かつてない規模で展示。谷口吉生氏設計の新装展示館の建築とともに、京文化の粋をご堪能ください。

会期:2014年9月13日(土)〜11月16日(日)
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般520円 学生260円
場所:京都国立博物館 京都市下京区入真町52
http://www.kyohaku.go.jp/jp/project/miyako.html

 

■「修理完成記念 国宝 鳥獣戯画と高山寺」展

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国宝・鳥獣戯画絵巻を修理後初全巻一挙公開!

会期:2014年10月7日(火)〜11月24日(月・振替休)
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
時間:9:30〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1500円 学生1200円
場所:京都国立博物館 京都市下京区入真町52
http://www.kyohaku.go.jp/jp/special/index.html

 

■「仙厓と鍋島 -美と向き合う、美を愉しむ-」展

仙厓さん(超絶へぼ絵/悟りを体得された、素晴らしい絵なのよ)がやってくるよ!!!鍋島焼(超絶技巧)との競演とは、わけわからん企画!

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臨済宗古月派の僧 仙厓義梵(1750~1837)は、博多・聖福寺の住持を20年勤め、洒脱で飄逸な禅画を多く遺しています。職業絵師とはちがった面白さ溢れる作品は、その魅力故に多くの人々に愛されています。
一方、鍋島は佐賀・鍋島藩の藩窯で、藩主の所用品や贈答用に製造されてきました。洗練・精巧をきわめた華麗な作風は、現代にも伝承されています。 本展では、神尾勇治氏が40年にわたり蒐集された仙厓と鍋島の名品をご紹介します。コレクターの目を鍛え続けてきた、美の緊張感と面白さ。個性豊かな作品の数々をお愉しみください。

会期:2014年10月4日(土)〜12月14日(日)
休館日:月曜日
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1100円 学生800円
場所:細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
URL:http://www.emuseum.or.jp/exhibition/index.html

 

大阪

■「村野藤吾 やわらかな建築とインテリア」展

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村野藤吾(むらの・とうご/1891〜1984)は、大阪を拠点に活躍した日本を代表する建築家。綿業会館、旧そごう大阪店(現存せず)、梅田吸気塔、迎賓館(旧赤坂離宮改修、国宝)や宇部市渡辺翁記念会館など重要文化財3件、尼崎市立大庄公民館(旧大庄村役場)など登録有形文化財2件を含む、全国各地に300を超える数の作品を残す。村野藤吾の没後30年にあたり、建築関係資料やインテリアを通して、その業績を回顧する展覧会を開催。

会期:2014年9月3日(水)〜10月13日(月・祝)
休館日:火曜日(祝日は開館、翌日休館)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1000円 学生800円
場所:大阪歴史博物館 大阪市中央区大手前4丁目1-32
http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2014/muranotogo.html

 

■「IMARI/伊万里 ヨーロッパの宮殿を飾った日本磁器」展

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17世紀初頭、中国・景徳鎮(けいとくちん)窯の磁器を手本とした有田の磁器は、伊万里港から積み出され、全国に流通したことから「伊万里焼」の名で呼ばれるようになりました。日本初公開となる輸出用伊万里を中心に、サントリー美術館や佐賀県立九州陶磁文化館の所蔵品を加えた約190作品により、ヨーロッパの宮殿を飾ったIMARI/伊万里の魅力をご紹介します。

会期:2014年8月16日(土)〜11月30日(日)
休館日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1200円 学生720円
場所:大阪市立東洋陶磁美術館 大阪市北区中之島1-1-26
http://www.moco.or.jp/exhibition/next/next.html

 

■「棟方志功と芹沢銈介 − ふたつの『釈迦十大弟子』を中心に − 」展

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版画家・棟方志功(1903〜75)による「二菩薩釈迦十大弟子」(一燈園資料館「香倉院」所蔵)と、染織家・芹沢銈介(1895〜1984)による「釈迦十大弟子尊像」を一堂に展示。棟方志功の「大和し美し」(京都民藝資料館所蔵)や、芹沢銈介の染織作品を約100点ご紹介します。

会期:2014年9月6日(土)〜12月16日(火)
休館日:水曜日
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般700円 学生450円
場所:大阪日本民芸館 大阪府吹田市千里万博公園10-5(千里・万博公園内)
http://www.mingeikan-osaka.or.jp/exhibition/special/

 

■「イメージの力―国立民族学博物館コレクションにさぐる」展

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人間はその歴史を通じて、さまざまなイメージを生み出してきました。このイメージのつくり方や受けとめ方に、人類共通の普遍性はあるのでしょうか。「イメージの力」展は、みんぱくが所蔵するコレクションのなかから約600点の造形を精選し、観覧者の皆さんとともに、この問いに対する答えをさぐってみようという試みです。美術と器物、西洋と非西洋といった区別を乗り越え、われわれ人類の生み出すイメージの力を体感してみてください。

会期:2014年9月11日(木)〜12月9日(火)
休館日:水曜日
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般830円 学生450円
場所:国立民族学博物館 大阪府吹田市千里万博公園10-5(千里・万博公園内)
http://www.minpaku.ac.jp/museum/exhibition/special/20140911power/index

 

 兵庫

■「2014 イタリア・ボローニャ国際絵本原画」展

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イタリア・ボローニャ国際絵本原画展は、イタリア北部の古都ボローニャ市で毎年開催されている、世界で唯一の子どもの本専門の国際見本市、ボローニャ・ブックフェアに併設された絵本原画のコンクール展入選作品で構成されています。お友達の猫野ぺすかさんの作品も展示!

会期:2014年8月23日(土)〜9月28日(日)
休館日:水曜日
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで/毎週金曜日は19:00まで開館)
料金:一般800円 学生600円
場所:西宮市大谷記念美術館 兵庫県西宮市中浜町4-38
http://otanimuseum.jp/home/exhi/bol14/bol14.html

 

[ 同時開催 ]

猫野ぺすか http://www.nekonopesca.com/
絵本「はるがくれたハンカチ」原画展
 会期:2014年9月10日(水)〜23日(火・祝) 水曜日休
 場所:大阪・絵本カフェholo holo 大阪市浪速区難波中2-7-25
 9月21、22、23日は「ふらっと消しゴムはんこ教室」も開催!

*西宮・ギャラリーさんぽ 第3弾「猫野ぺすか版画」展
絵本「カラスのスッカラ」原画を中心に、ボローニャ国際絵本原画展に入賞したシリーズやオリジナル作品、消しゴム版画作品などを展示。絵本や絵はがき、その他かわいいグッズも販売。
 会期:2014年9月11日(木)〜19日(金) 水曜日休
 場所:ギャラリーアライ 西宮市甲子園六番町14-20
 9月14、15日は「ふらっと消しゴムはんこ教室」作家在廊!受付随時。

 

東京

■「デザイナー芹沢銈介の世界」展

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生誕120年を迎える型絵染の人間国宝、 芹沢銈介(1895〜1984年)は、柳宗悦との出会いをきっかけに民藝運動に共感し、沖縄の紅型から、独自の型絵染を創始したことで知られています。展覧会は第1部「デザイナー芹沢銈介〜多彩な造形表現」と第2部「芹沢銈介の目〜収集した世界各国の美術・工芸品」の2部構成で、その美意識と感性にせまります。

会期:2014年9月10日(水)〜9月23日(火・祝)
休館日:9月中無休、10月要確認
時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般800円 学生600円
場所:日本橋髙島屋 東京都中央区日本橋2-4-1
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/serizawa.html

*巡回:京都高島屋 2015年1月7日(水)〜1月19日(月)
    大阪高島屋 2015年1月21日(水)〜2月2日(月)

 

■「竹久夢二展 −ベル・エポックを生きた夢二とロートレック−」
大正ロマンを代表する詩人画家・竹久夢二(1884~1934)の生誕130年を記念し、新たな視点からその芸術と生涯を振り返ります。初期から晩年までの代表作をはじめ、ゆかりの作家の作品や資料など約200点を通して、古き日本への郷愁と西洋への憧れがとけあった夢二の世界をあらためてご紹介します。

会期:2014年9月26日(水)〜10月6日(月)
休館日:9月中無休、10月要確認
時間:10:00〜20:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般800円 学生600円
場所:日本橋髙島屋 東京都中央区日本橋2-4-1
http://www.takashimaya.co.jp/store/special/event/yumeji.html

*巡回:横浜高島屋 2014年10月15日(水)〜1月27日(月)

 

■「いわさきちひろ×佐藤卓=展」
「ロッテ キシリトールガム」「明治おいしい牛乳」などの商品デザインや、NHK E テレ「にほんごであそぼ」のアートディレクション、「デザインあ」の総合指導などで注目を集めるグラフィックデザイナー・佐藤 卓。2014年はいわさきちひろの没後40年。既成の概念にとらわれず、人に新たなものの見方を提示してきた佐藤卓が、いわさきちひろの絵を今の人たち、特に子どもたちに届くよう展覧会をプロデュースします。

会期:2014年8月6日(土)〜11月3日(月・祝)
休館日:水曜日
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般800円 高校生以下無料
場所:ちひろ美術館 東京都練馬区下石神井4-7-2
http://www.chihiro.jp/tokyo/museum/schedule/2014/0107_1836.html

 

■「ボストン美術館浮世絵名品展 北斎」

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江戸後期の浮世絵師葛飾北斎の作品約140点を世界屈指の日本美術コレクションで知られる、ボストン美術館の名品のなかから紹介。

会期:2014年9月13日(土)〜11月9日(日)
休館日:9月中無休、10月要確認
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1500円 学生1200円
場所:上野の森美術館 東京都台東区上野公園1-2
http://www.ueno-mori.org/exhibitions/article.cgi?id=78

 

■「建築家ピエール・シャローとガラスの家」展

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パリのポンピドゥー・センターの全面的な協力を得て、1920-1930年代のパリを舞台に、家具とインテリアと建築の3つの分野で比類のない造形を生み出したピエール・シャロー(1883-1950)を紹介する展覧会。

会期:2014年7月26日(土)〜10月13日(月・祝)
休館日:水曜日
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般800円 学生600円
場所:パナソニック 汐留ミュージアム 東京都港区東新橋1-5-1
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/140726/

 

■「ジョルジョ・デ・キリコ -変遷と回帰-」展

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20世紀を代表する画家ジョルジョ・デ・キリコ(1888­〜1978)。シュルレアリストに賞賛されながら、突如スタイルを変え、その後再び自身の原点へ。 生気あふれるデ・キリコの創作の足どりを、未亡人の旧蔵品を中心に約100点の作品でたどる。

会期:2014年10月25日(土)〜12月26日(金)
休館日:水曜日
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般1000円 学生900円
場所:パナソニック 汐留ミュージアム 東京都港区東新橋1-5-1
http://panasonic.co.jp/es/museum/exhibition/14/141025/index.html

 

■「型紙の美 武蔵大学蔵「朝田家型紙コレクション」-幕末から明治の染の世界-」展

超絶技巧の伊勢型紙が観れるの、貴重です!!!

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渋柿を塗った和紙に彫られた、息をのむほど精緻な、あるいは斬新な文様の数々…和服文化を支える、染の型紙。平成24年度、練馬区内に存する武蔵大学に、幕末から明治時代に京都府宮津市に栄えた紺屋であった朝田家から、約3,000枚の染の型紙と、染見本帳や衣料などが寄贈されました。展覧会では、型紙と、型紙の使われた幕末から明治の服飾関係資料等合わせて100点余の資料を展示し、失われつつある貴重な日本の手仕事の世界をご紹介。

会期:2014年9月27日(土)〜11月16日(日)
休館日:月曜日
時間:9:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
料金:一般300円 学生200円
場所:練馬区立石神井公園ふるさと文化館 企画展示室およびギャラリー
   東京都練馬区石神井町5-12-16
URL:http://www.neribun.or.jp/web/01_event/d_furusato.cgi?no=4021