信行寺 伊藤若冲天井画 特別公開

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伊藤若冲(1716~1800)最晩年の作品である天井画が、ウチからすぐ近所のお寺「信行寺」@東山仁王門で特別公開中(初公開/状態を保善するため二度と公開しないかもしれないという噂)という情報を聞き、開門時間1時間前から並び拝観してきました。

前日の午後にもY嬢と一緒に混み具合確認でお寺の前まで行ってみましたが、激混みで2時間待ちくらいの長蛇の列。どんどん大型観光バスで乗りつけてくる団体客も来るし、これは平日であっても開門時間前に並ぶしかないな、と。開門して3番目のグループで拝見することができ、並んだ時間も40分くらいで済みました。

お寺の本堂は小さなスペースですが、天井画は若冲らしい花の描写・構図が特徴的で、素晴らしい状態で残っておりました。但し今回の特別公開で日光も入り乾燥したため、一部の天井画に割れが生じているそうで、今後は公開されないかもしれないとのこと。貴重な機会に拝観でき幸いでした。

内部は撮影禁止のため、天井画の詳細は下記のウェブサイトでご覧ください。

http://www.asahi.com/and_M/interest/SDI2015100538801.html

 

琳派誕生400年記念「琳派 京(みやこ)を彩る」展@京都国立博物館

「信行寺」の後は、琳派誕生400年記念「琳派 京(みやこ)を彩る」展@京都国立博物館へ。開館1時間後くらいに到着。平日なのに、すでに80分待ちの長蛇の列。私たちの後からもどんどん列は伸び、最大120分待ちくらいは行きそう。お天気も良く気持ちがいい日なので、頑張って並び待ちます。建物に近づいてやっとか!?と思ったら、建物内部にも行列が…。

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今回の展覧会で重要な作品は、まず「重文/鶴下絵三十六歌仙和歌巻 部分 本阿弥光悦書・俵屋宗達下絵」全巻、全長13.56メートル初公開!素晴らしかったです!印刷物やテレビではわからない、俵屋宗達のリズミカルで大胆な鶴の描写と金泥の濃淡、本阿弥光悦と楽しい自由な書、端から端までしっかりと観てきました。

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そして、最大の注目は「風神雷神図屏風」俵屋宗達筆・尾形光琳筆・酒井抱一筆、揃い踏み!(公開は〜11月8日まで)3つの国宝・重文の「風神雷神図屏風」が一堂に観られる機会は二度とないかもしれません。コの字型に配置された三作品、近づいたり離れたりしながら何度も見直してきました。それぞれに個性があって素敵なのですが、やっぱり俵屋宗達筆が一番好きですね。

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尾形光琳・尾形乾山による作品群も素晴らしかったです。尾形乾山については、同時期開催の「MIHO MUSEUM所蔵 琳派のやきもの 乾山」展@細見美術館も拝見していたので、より深く理解できました。

会場では人がすごいのもあるけれど、全作品をじっくり観たので4時間かかりました。くったくた。(笑)

 

efish@清水五条大橋西

お腹も空いたので、efish @清水五条大橋西へ。

秋の葉が散る木々の間、鴨川の東対岸からefishを撮影。

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efishデザイン関係の人ならよくご存知ですよね。プロダクトデザイナー・西堀晋さんの運営するカフェです。お料理も美味しいし、いつ来てもいいお店です。

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efish

京都市下京区木屋町通り五条下ル西橋詰町798-1
TEL:075-361-3069
時間:10:00-22:00 無休(*年末年始を除く)