2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 02
葵祭 からつづきます。御所南から徒歩で四条烏丸へ、てくてくお散歩。
■ GOODS & FOODS FOB A 京都
KYOTOGRAPHIEへ繰り出す前に、ラクエ四条烏丸「GOODS & FOODS FOB A 京都」でランチ。
■ サラ・ムーン Late Fall Time Stands Still
ギャラリー素形
ギャラリー素形は、和菓子屋「然花抄院(ぜんかしょいん)京都室町本店」の中にあります。間口の大きな元呉服商の京町家を改装したお店です。
フランスで好評を博した話題作が日本上陸
生と死、時の儚さを映す幻想の写真世界
揺らぎ、かすみ、ノスタルジック、生と死、孤独。サラ・ムーンの独特な世界観。
■ マグナム・フォト/EXILE − 居場所を失った人々の記録
無名舎・吉田家住宅
元白生地問屋の呉服商だった吉田家住宅。現在もご当主はお住まいになられているそうで、見学には予約が必要なのですが、KYOTOGRAPHIEで拝見できるなんて!
場所は、なんと藤井絞りさんのお隣さんじゃないですかっ!祇園祭の時も何度も前を通っているのに、知らなかった〜。
通り庭の奥へ進んで行くのですが、よ〜く見ると、間仕切っている引き違い戸の建具を90度回転できるようになっているではないですか!?さすが、商家、荷車も通せるように考えてありますね〜。
通り庭に茶室前にあるような待合所があります。大切なお客様のご接待の時に使うのでしょうか?
店の間。床は板の間で事務所かつ、洋風家具で応接にも使えるようになっています。
中の間が玄関になっています。座敷奥に中庭があり、明かり取りになっています。
KYOTOGRAPHIE の会場は、奥座敷。
畳の間を貫く黒い塊の什器。天面が光り、様々なサイズの写真パネルを浮かび上がらせています。写真パネルは自由に触って観て、どんな写真なのか自分で確かめる。
国際写真家集団マグナム・フォトが問う
難民・移民問題とヒューマニティ
国際紛争や内戦、宗教対立、大量虐殺、環境破壊。歴史に名を刻んだ写真家たちの作品に触れるインスタレーション。
二階へ。小さなサイズの座卓がS字型に並べられ、写真パネルが置かれています。
強烈な印象を残すインスタレーションでした。
■ Arno Rafael Minkkinen|アルノ・ラファエル・ミンキネン
両足院(建仁寺内)
ヌーディティとは精神性を肌で感じること
— アルノ・ラファエル・ミンキネン
フィンランドを代表する写真家の本格個展
森や湖などの美しい自然とともに、一糸まとわぬ自身の姿を撮影する作品。
素晴らしい写真作品で、KYOTOGRAPHIE2016 の中で最も印象に残った展覧会でした。(*作品は撮影禁止のため写真はありません。)
両足院の庭園は、この春まで改修工事が行われていましたが、美しく整備しなおされ新緑が深まっています。美しい茶室が二軒あったり、池の向こう側から建物側を望む景色がまた良かったりと、池泉回遊式の小さな庭園ですがとても見ごたえのある庭園です。
池のほとりには半夏生(はんげしょう)。6月6日(月)〜7月6日(水)の期間「初夏の特別拝観/半夏生の庭園特別公開」が開催されます。今年は観に行ってみたいな。
両足院の外の石垣沿いに黄色の杜若。ちょうど盛りで美しく咲きほっこっていました。
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