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カテゴリー : デザイン

2014.09.05. きもの学@京都 – 六日目

川島織物セルコン 織物文化館

この日の京都は、朝から局地的な豪雨に見舞われるため、着物を断念し洋服で。

きもの学に行く前の午前中に、Kさんにお誘いいただき、初めて 川島織物セルコン織物文化館 へ行ってきました。勝野の本業はインテリアデザイナーですから、川島織物セルコンは、壁紙・カーペット・カーテン・椅子張地など、(セルコンと合併する前から)とてもよく知っている会社です。京都に本社があることは知りつつ、まだ見学に来たことが無かったので、とてもいい機会になりました。

出町柳から叡山電鉄で鞍馬方面へ乗り市原駅で下車。山の中の小さな無人駅に少し不安になりながら、徒歩7分ほどで無事に川島織物セルコン本社に到着。雨雲に霞む山の中!

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織物文化館がある建物はモダニズム建築。

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織物文化館のエントランスホールにはイサム・ノグチの彫刻!

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エントランスを入った一階ロビー。床の現テラ(現場磨き出しテラゾー)が、懐かしい、いい味を出しています!

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織物文化館の展示スペース導入口だけ1カット。

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織物文化館の展示はすべて撮影禁止だったのが、とても残念でした。展示物には神坂雪佳デザインの壁紙・タペストリーの実物、迎賓館の内装デザインや高級客船の内装デザインの緻密なパースペクティブの大きな原画があるのですよ!!!内装屋にはたまらん展示が目白押し!これはヤギと一緒に再訪せねばなりませぬ。

北野さんのご紹介もあり、織物文化館の館長さんとお会いすることができました。きもの学の講座があるのでおいとまさせていただく時間が迫る中、館長さんがせっかくなので、と10分くらいの駆け足ですが、別棟の特注物の緞帳を製作している工場を特別にご案内してくださいました。工場には極秘の素晴らしい緞帳があり、それはそれはすごくて。(撮影不可)また手織りの帯の製作場も見せていただけました。

これはまったく時間が足りませぬ。内装屋としてはさらに別棟のカーペット・壁紙・椅子張地の工場も見学したいので、後日あらためて取材と見学を兼ねてアポを取りたいと思います!

 

きもの学

きもの学 @京都、六日目。

■講義テーマ【西陣の伝統・技・文化】
 講師:舞鶴一雄先生((株)西陣まいづる /代表取締役社長)

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西陣のこだわりのものづくりと西陣織の原点、手機、職人の技。

帯の三大産地、西陣、博多、桐生の違い。西陣の歴史、西陣織の特徴、帯の製造工程、帯の種類、織物の組織について。各テーマごとに、たくさんの詳細な写真とムービーによる講義で、西陣織の特徴をとてもよく理解することができました。書籍で理解している以上に、ポイントがよくつかめ、きもの文化検定にめっちゃめちゃお役立ち!

西陣織の職人さんも年々少なくなり、今ではできなくなってしまった技術もあるそうです。織機のメンテナンスができる職人さんもごくわずかですし、絹糸を作る職人さん、染織りの職人さん、どんどん減っています。後継者を育てるために、どうにかしていかねばならない厳しい現状を改めて理解しました。

きもの文化、日本の文化を伝え、技を絶やさず残していくための、熱いメッセージが、とても心に染みました。

西陣まいづるの社長さん、とてもお洒落で素敵なお着物をお召しでした!(ちゃんと撮影させていただけばよかった…)

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■講義テーマ【友禅染】
 講師:岡島重雄先生((株)岡重 /代表取締役社長)

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友禅染が大衆化していく過程のきもの文化について。

キッチュでカッコいいデザインの長襦袢地と羽裏地で有名な、岡重の社長さんによる講義。岡重さんの歴史、友禅染(流し友禅〜型染め友禅)の歴史と成り立ち、浮世絵から受け継がれるデザインのおもしろさカッコ良さ、時代による変化とこれからのものづくり、友禅の可能性、これからの友禅染めの継承について。

型染め友禅もどんどん職人さんが減ってきています。これからの技の継承がこちらも大切になってきます。

 

今回、西陣織と友禅染のお話を拝聴してみて思ったことは、過去の日本の絵師のデザインや日本の文様や古典図柄を用いるだけではなく、現代の若者が着てみたくなる「キッチュでカッコいいクールなデザイン」ができる現代の絵師(デザイン)が求められているのではないでしょうか。もちろん過去のデザインと文様と図柄をよく研究した上での新しいデザイン。心にぐっと響く、おもしろいデザイン、洗練されたデザインが増え、新しいきもの文化が成り立っていくよう、いろんな分野から模索を続けていかなくてはいけません。とても難しい時代ではありますが、良いデザインは国境、時空を越えて残っていくものです。勝野屋の活動で、これからいろいろとデザインの分野で試していきたいと思います。

 

京のいっぷく

講座終了後は「 六曜社 」@三条河原町で一服。地下店が満席だったので、一階店で。いつも夜には売切れている久しぶりのドーナツと珈琲。

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次の日のきもの学最終日は、体力尽きて断念。清田先生すみません…。

きもの学の講義で学んだことを、書籍でも調べ直して復習し、きちんと自分の知識になるようにしたいと思います。これを継続して、きもの文化検定へ向けてがんばります〜。

 

2014.07.22. GoldenDew Cafe パーティーへ

友人のインテリアデザイナー、JA laboratory 東潤一郎氏がインテリアデザインを手がけらてた「 GoldenDew Cafe 」@神戸元町のオープンレセプションパーティーにお呼ばれしてきました。

お店は大丸北側にあります。(この日ちょうど運送会社の車が縦列駐車していて、ファサード全景撮影できず…後日あらためて撮影してきます。)

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勝野が子供の頃から知っている大きな画材屋さんの区画の一部を改装してできたお店です。建物は戦後すぐに建築された古いモルタル建築で、空間はそのモルタルをおおらかに活かし、商材であるマンゴーの色をアクセントにした爽やかで可愛いインテリアに仕上がっています。

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フィリピン産のマンゴー「 GoldenDew(ゴールデンデュー)」をメインにしたヘルシーなスイーツやドリンク、軽食がいただけます。
勝野はマンゴー大好物なので、いっぱい食べていいか?って東氏に確認(笑)して、お食事開始〜。パーティーではマンゴーを使った様々な美しいフィンガーフードと、ゴールデンデューサラダ、ヘルシー丼、マンゴー海老カレー、マンゴープリン、マンゴーフィエスタ(ソフトクリームやナタデココの入ったボリューム満点のデザート)までいただき、満腹です!ありがとうございました〜〜〜!

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ブラジル音楽のライブも聞きながら、GoldenDew Cafeのオーナー様やプロデューサー様とご挨拶したりしながら、たのしいワクワクなひとときでした。また落ち着いた頃に、ゆっくりお伺いしたいと思います。スイーツ激戦区ですが、長く神戸の人に愛されるお店になっていくことを願っております。

GoldenDew Cafe (ゴールデンデューカフェ) 
住所:兵庫県神戸市中央区三宮町3-2-2
電話:078-331-3250
時間:10:00〜21:00
定休日:無休
URL:http://goldendewcafe.com/

 

パーティーの前には、同じくJA laboratory 東潤一郎氏がインテリアデザインを手がけられた、GoldenDew Cafe からすぐの洋菓子店「 CHATROIS(シャトロワ)」@三宮神社西向かいを見学。3坪の小さな小さなケーキ屋さんです。宝石箱のように可愛らしい乙女なインテリアの店内は、いたるところ秀逸なディテールで納められ美しい!お店のキャラクターである黒猫ちゃんのディスプレイともピッタリで、素敵なお店です。

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■ CHATROIS(シャトロワ)
住所:兵庫県神戸市三宮町3-1-1
電話:078-326-1060
時間:11:00〜20:00
定休日:不明
URL:http://www.chatrois.jp/ (*HPはまだ工事中のようです。早く出来上がるといいなー)
    https://www.facebook.com/chatrois

 

「CHATROIS」の生ケーキは持ち歩き時間2時間までということなので、予約だけして、閉店間際の時間にパーティー抜け出してピックアップ。(しかーし、帰京前に一貫楼に寄ってしまったため、持ち帰り時間2時間超えて、いちごのケーキが少々崩壊ぎみ。)

↓↓↓ ケーキはこちら。

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黒猫ちゃんが乗っかってるの!可愛い!
ケーキのお味は、神戸らしい優しい味わいのケーキで美味しくいただきました。

 

パーティーをおいとました後、お腹いっぱいなのに、元町に来たら行っとかんと、ってことで「一貫楼」に立ち寄っちゃいました。小豚まん、餃子、野菜炒めをいただき、満腹具合が半端無い状態で帰京。(アホ)

一貫楼の豚まんは青春の味、美味しい!(専門学校時代、一貫楼の2軒隣でアルバイトしていたから毎週1〜2回は食べていた。)

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次へ続きます…★★★

 

2014.07.21. 京都お散歩日記 – 祇園祭・後祭3

お夕食にはY嬢に京都らしい素敵空間を感じてもらおうと、美山荘 プロデュースの「 和バル OKU 」へ。祇園花見小路の西側の京町家が並ぶ路地の奧にあります。

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京町家をモダンに改装した空間は、とてもスッキリしていて好感が持てます。

一階客席。奧に坪庭があり、日中も素敵な風景が望めます。

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二階客席。大きな古材の大梁と、何も無い真っ白な壁面のダイナミックさ。余白があるって素晴らしい。

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お料理はあの 美山荘(「草喰なかひがし」と同じ)ですから、一番リーズナブルなコースでも、こだわりの美味しいお料理をお腹いっぱい堪能させていただきました!!!

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■ OKU
住所:京都市東山区祇園町南側570-119
電話:075-531-4776
時間:Lunch 11:30〜14:30(L.O)(*お食事の方優先)
   Cafe 14:30〜17:00(*お食事の方優先)
   Dinner 17:00〜21:00(L.O)
   *カウンターのみアラカルト料理もあり。*予約はお食事の方のみ。
定休日:火曜日
URL:http://www.oku-style.com/

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.21. 京都お散歩日記 – 祇園祭・後祭1

東京の着物友達・かわゆいY嬢が祇園祭の後祭に合わせて滋賀のご実家にご帰省されるというので、浴衣デート♡

まずはランチに、ウチの近所のおうどん屋さん「 仁王門うね乃 」からスタート。
九条ネギと刻みお揚げさんがたっぷりの「きつねうどん」+季節の炊き込みご飯「とうもろこしときのこ」をセットでいただきました。お出汁が美味しくて、Y嬢も感動〜〜〜♪よかったね、久しぶりに関西のはんなりおうどんが食べられて!

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■ 仁王門うね乃
住所:京都市左京区新丸太町41
電話:075-751-1188
時間:11:45~14:30(L.O14:00)・17:30~22:00(L.O21:30)
定休日:木曜日
URL:http://www.odashi.com/udon/

 

食後にはY嬢初めて勝野邸ご訪問。着物部屋でわちゃわちゃ着物談義して、一服してから灼熱の街中へ繰り出します。

着物でぜひ訪れたい場所「 河井寛次郎記念館 」@清水五条坂下へ。

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河井寛次郎氏の素晴らしい陶芸作品について、河井寛次郎氏の自邸であった記念館の建物についてなど、いろいろ談義しつつ、ゆっくり2時間ほどかけて拝見しました。何度行っても素敵な空間。(*受付で名前/連絡先/目的を書くと写真撮影可能です。)

河井寛次郎記念館 のお写真はこちら → ★★★

■ 河井寛次郎記念館
住所:京都市東山区五条坂鐘鋳町569
電話:075-561-3585
時間:10:00〜17:00(入館受付16:30まで)
定休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
URL:http://www.kanjiro.jp/

 

河井寛次郎記念館 を堪能した後は、素敵な和の空間をY嬢にご紹介したく、五条坂下から徒歩で祇園南の「 ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop 」へ。

Y嬢は、「特製くずもち」+温かい煎茶のセット。お煎茶の湯のみがかわいいの。表がライオンさん、裏が寅さんのイラスト。このゆるさがたまりません。作家さんの作品かな?後日お店の人に確認しよう。

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勝野は、季節のお菓子「冷やし汁粉」+冷煎茶のセット。冷やし汁粉は、下にミルク羹といちじくが入っている不思議で美味なるデザートでした!

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■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
   Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)
URL:http://www.kagizen.com/

 

次へ続きます…★★★

 

2014.07.19. Desalon Kyoto vol.012

京都では、デザイン・工芸など様々な分野のクリエーターが中心に集まり、毎回いろいろなゲストをお呼びしてお話を聴く【 Desalon Kyoto (デザロン キョウト)】というイベントが隔月で開催されています。主にはFacebookを通じたメンバーが参加するイベントですが、広く一般にも公開されていますので、ぜひご興味のある方はメンバーに登録なさってくださいね。

7月19日(土)に Desalon Kyoto vol.012(第12回 デザロン キョウト) へ行ってまいりました。

この日のゲストは、シンガーソングライターの 池田聡 氏。1986年に大ヒットした「モノクローム・ヴィーナス」を覚えておられる方も多いかと思います。

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トークでは、池田氏の大学生時代のデビューのキッカケから、1986年の大ヒットした当時の音楽業界の空気や驚き、現在の活動にいたるまでの楽しいお話を。学生時代にテレビで観ていたザ・ベストテンなどの記憶を辿り、当時のバブル期の感じを思い出しながら、懐かしくお聞きしました。詳細は書けないので、参加した人だけの密やかなお楽しみ☆ 

トーク後は特別ライブも!!!素晴らしい歌声で聞き惚れてしまいました!

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池田聡 「月の舟」 

この日はいつものデザロンと少し雰囲気が違い、池田氏のファンの方々もたくさんいらっしゃっていました。ライブ後には池田氏とツーショット記念写真撮影もさせていただけたのですが、ファンの方々にお譲りしようと遠慮しちゃいました。でも、せっかくなので記念撮影していただけばよかったなー。(笑)

 

Desalonには、昨年7月に初めて参加したときから、毎回欠かさず着物で参加しています。

この日の浴衣コーディネート。

雨の日だし、モダンにしたかったので、白地に紺色の輪っか柄コーマ地浴衣+うっすらうずうず柄が浮かび上がる黄緑色木綿半幅帯(リバーシブルの裏を使用)。

帯締めは鮮やかな緑色三分紐(ゑり正)+帯留めは緑色と黄緑色の混ざるガラス製(東風杏)。

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2014.07.12. 京都お散歩日記 − 祇園祭鉾建て 3

3時間ほどうろうろして疲れたので、新規開拓で「 AWOMB (アウーム)」@蛸薬師新町へ。

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内装がね、めっちゃくちゃカッコ良すぎるの!!!いろいろ京町家改修物件を見ているけれど、なんだこの驚くカッコ良さは!写真では全体像が撮り切れていないのでわかりにくいけれど、エントランスからカフェスペースへのアプローチ通路とか、めちゃくちゃカッコいいのです!

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カフェスペースと雑貨スペースを繋ぐ通路。雑貨スペースからカフェ方向を見る。

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カフェスペースの最奥には坪庭があります!いい感じに工事用蛍光灯で照らされて。

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スタッフの方にデザイン設計された方のお名前をお聞きし、ENDO SHOJIRO DESIGN/遠藤正二郎 さんと判明。建築からプロダクトデザインまで手がけておられますが、京町家改修のデザインは素晴らしいです。シュッとした、京都の現代デザインに最適なデザインをされるこの質の高さ!ただシンプルに、ミニマルに、カッコ良くしただけのデザインとは違うんです。「シュッとしている」という空気。京都にはこの空気を作ることができる建築家・デザイナーがほんとに多い。デザインの宝庫です。

京都商環境デザインマップ に早速追加しなくちゃ。

 

さて、AWOMBでいただいたMENU。
本当は名物の「手織寿し膳」が食べたかったけれど、すでにお食事のオーダーズトップの時間のため、軽食とドリンクだけいただきます。

お水代わりの冷茶とお手拭きの出てき方が、すでにお洒落!

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白味噌ミルクプリン」と珈琲。白味噌のプリンだよ!つけもんとごまが乗ってるよ!でもすんごい濃厚で美味しい。珈琲は ウィークエンダーズコーヒー さんのお豆を使用だもの、美味しいに決まってるじゃなですかっ!

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本玉のにぎり寿し」と京都北山の地ビール。本玉のにぎり寿しは厚焼き出汁入りたまごのお寿司。上にね生ハーブが乗ってるの。これがまた風味良くて美味しい!自分でお醤油を刷毛で塗るように出てくるのがおもしろい。また器がステキなんだ〜。金ぴかっ!

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コレ、後日偶然にどこのお皿か判明しまして、ななな、なんと!「京漆器・象彦」さんの器です。銀ぴかっ!もあるよ。一枚でね1万円近くするお皿を、500円のMENUに使いますかっ!? AWOMB のオーナーさんの審美眼と姿勢に驚愕です!ってことは、他の器も相当なモノをお使いなはず。京都すげー、 AWOMB ずげー。

 

カフェスペース以外に、店頭側に雑貨スペースがあります。お洋服&バッグ、食器、食品(美山の野草茶など)など、他には置いていないオリジナル企画の雑貨も並んでいます。

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ダメだ、ここ、お洒落すぎる。次回、近いうちに「手織寿し膳」リベンジします!そして未開拓の2階席も後日取材してきます!

■ AWOMB
住所:京都市中京区姥柳町189
電話:075-204-5543
時間:12:00〜21:00(*予約5名以上のみ)
定休日:未確認

 

2014.07.12. 京都お散歩日記 − 祇園祭鉾建て 1

祇園祭の山鉾建てを見に行こうと、夕方から浴衣でお散歩に繰り出す。
まずは祇園NITIへかき氷リベンジへ向かう。16時でふたたび玉砕!これは本当にお昼過ぎの整理券をもらわないとムリねー。

ということで、新規開拓で以前から行ってみたかった祇園・ 鍵善良房 が運営する新しいカフェ「 ZEN CAFE  + Kagizen Gift Shop @祇園南町へ。
ここも最近雑誌などでよく紹介され出したので、若干の混み具合。満席だったけれど10分くらい並んだ後、無事に入店。

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インテリアデザイン、シュッとしていて、クールで、素晴らしい!まさに、現代に求められる京都の空気感が見事に表現されています。大人が集うBARのような、昼間でも喧噪を忘れさせてくれる、とても落ち着いた空気。観光客で混み混みの祇園のオアシスです!静かなお店ですので、静かに過ごせる方と、2名以内で訪れることをおすすめします。

メインスペースには、重厚感たっぷりの無垢の木のカウンター。カウンター越しに坪庭が見えます。

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カウンターと反対側の壁際には、2人用のテーブル席。

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奥にはお一人様でも落ち着ける、一人掛けソファ席が2箇所あります。そこ、かなり、狙い目かも!?

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最奥には、4人までのグループ対応可能なテーブル席。

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いただいたMENUは、ここは外せない「 特製くずもち 」+冷煎茶のセットで。さすが 葛きりの鍵善良房 が提供する “  くずもち ”。ひとくち目はそのままいただき、くずきりの自然の甘味を味わいます。その後は黒蜜ときな粉(かけ放題!)でいただきます。のど越しつるやか、上品な味わい。冷煎茶は、ものすごく旨味・甘味が抽出されていて、とても美味しい!

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そして、本日の上生菓子と珈琲。本日の上生菓子は、柚子風味の葛焼き「 白南風(しろはえ)」。ほんのり温かく、あっさり上品なお味。珈琲はしっかりブレンドで、きちんと一杯立てのドリップ。

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壁面には祇園祭の絵飾り。「葛切りや ぎおん鍵善 夏のれん」の俳句。夏ですね!

■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
   Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)

 

次へ続きます…★★★