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カテゴリー : 京都お散歩日記

京都の楽しい街歩きをご紹介。

2017.05.20. 京都お散歩日記 「技を極める」展

「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸-」展京都国立近代美術館へ。



お友達のジュエリーデザイナーさんの事前情報で、とても評価の高い展覧会だということを知り、日常の暮らしでは全くハイジュエリーとは縁がない生活をしていますが、どんなに素晴らしい工芸品が観れるのだろう、と期待を大きく膨らませて楽しみにしていました。

このポスターのバレリーナ形ブローチも、現物はとってもとっても小さくて。ルーペのある方は、ぜひご持参でご高覧くださいね。

会場には、工房の実物大展示も!こんなパリの景色を見ながら、創作されているのですね。素敵!

最後には、工房のビデオや、ジュエリー画像で遊べるコーナーも。

ゴールデンウィークも過ぎた時期、会場はお客さんもまばらで、じっくり2時間半かけて、素晴らしい工芸宝飾品の数々を堪能しまくり!目の中が、もうもう、キラッキラです!!!キラッキラに憧れる〜〜〜。貧乏人にはハイジュエリーは無理だけれど、ガラスでいいので、何かキラッキラにデコりたい!!!(笑)

「クールジャパン」って言葉が大嫌いですが、海外の工芸品も日本の工芸品も巧みな職人による超絶技巧は同じで、素晴らしい技術の継承が行われています。いや〜、ジュエリーなんて興味ないわ、って方もぜひご高覧すべき素晴らしい展覧会です!!!


「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸-」展

会期は 〜2017年8月6日(日)まで!!!

月曜休館/金曜日・土曜日は午後9時まで開館

 

肉洋食オオタケ

展覧会後は、帰宅しつつ、ご近所の「肉洋食オオタケ」でお夕食。

上質のお肉を定食形式でいただけるので、ありがたいお店です。

美男美女の若いご夫妻が営む小さな小さなお店。ランチもとってもお得なんですよ!また訪れたいと思います。

肉洋食オオタケ Facebook●△■

2017.05.13. 京都お散歩日記 着物女子会の後

着物女子会の後は、ヤギと合流し【KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭】へ。【KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭】の詳細は、また別途。

丸太町 十二段家

写真展の会場をいくつか見た後、京都府庁近くだったので、お腹すきまくりのヤギと「丸太町 十二段家」でお夕食。建築本体は現代のビルディングではありますが、内外共に民芸調の重厚な造り。

インテリアはすっきりとしつつも民芸調の力強い木の造りで格好よく、ディスプレイされている陶芸作品や型染め作品もしっかりとした民芸に関わる作家さんのもので質も高く、このお店のオーナーさんはかなりお目が高き方だと納得。

お料理は、シンプルな京都らしいおばんざいを少しづつセットにした定食形式でいただけます。この日は季節の小鉢「筍と蕗と新わかめの炊いたん」のセットにして、季節を感じました。大きなふわふわの出し巻き卵、たっぷりの京漬物、なめこの赤出汁。ご飯はたっぷり2膳半あり、最後はお漬物と一緒にお茶漬けで〆ます。京都らしいですね〜。

アフタヌーンティーで満腹だったはずなのに、あっさりしたお味ばかりなので、なんと、全部食べられちゃいました!(笑)人気のあるのも納得、味、質、価格、とてもバランスの良いお店です。祇園花見小路店もあるので、また伺おうと思います。

 

■ NICE SHOT COFFEE

ウチから最も近いカフェ「etw」(京阪・神宮丸太町駅出口直結のビル3階)が閉店した跡の区画に、新しいお店「NICE SHOT COFFEE」がオープンしているのを発見。帰りに立ち寄ってみました。

“ 自家焙煎コーヒーとノスタルジックフード ” と書いてあります。平日のみですがモーニングも8時頃からやっているそう。営業時間も23時までと、深夜族のウチにとってはナイスなカフェができました!

一見入りにくいですが、扉を恐る恐る開けてみます。

内部はetwが残していった内装を一部活用しつつ、アンティーク家具や古材パーツなどでDIYしてあり、雰囲気はガラッと変わっています。

自家焙煎のコーヒーは深煎りでなかなか良い感じ。etwの時は、ペーパードリップからコーヒープレスに変わった時点ですっかり行かなくなってしまった(*コーヒープレスは大嫌い!)ので、自家焙煎でちゃんとした一杯立てペーパードリップなら、これから通うことになりそうです。

そして、ホットケーキ!仕上がるまでに15分以上待ちましたが、出てきたホットケーキがもう史上最高に絶品だったのです!!!厚みがたっぷり、表面はムラのない綺麗な均一の美しい焼き色、中しっとりふわっふわ!これは毎日でも食べたい、関東関西いろんなホットケーキ巡りましたが、間違いなく最高峰の味です。1枚か2枚か選べるのもナイス。

感動しつつ、あえてリクエストするなら、メープルシロップ多めにしたいので、ピッチャーで別添え希望。

他にドライカレーやナポリタンもあるので、また別の日にリサーチしに来なくちゃ!

 

そして、さらにリサーチを重ねてみた結果。。。

5月18日

ホットケーキがぁ〜〜〜全然違うものに!!!表面こんがり感皆無、中ちょっぴり粉っぽい。前回ウチの希望が聞こえていたのか、メープルシロップはピッチャーで別添えにしてくださっていたものの、う〜ん、残念。


5月18日のホットケーキ



 

5月31日

ホットケーキの1枚か2枚か選べなくなっていて、なぜか二段で出てきた。厚みも明らかに薄いし、焼き色ついていないし、5月18日より、さらにさらに生焼け、粉っぽい。うわ〜〜〜ん、残念、残念、残念!!!もうこれは改善の余地は無しかしら?最初に出会った絶品ホットケーキは幻だったのね…。


5月31日のホットケーキ



ナポリタンとドライカレーは合格。懐かしの喫茶らしい味わいで、美味しいです!

 

ということで、「良いお店ができた!」と思ったのに、絶品ホットケーキが幻となって以来、足が向かないままなのでした。

 

2017.05.05. 京都お散歩日記 杉浦非水展

「杉浦非水—モダンデザインの先駆者—」展@細見美術館

二日間の着物撮影ミッションを終えて、身体はダルダルだったけれど、お天気がとても良かったのでご近所散歩。

「杉浦非水—モダンデザインの先駆者—」展細見美術館へ。本当はアンティーク着物を着て訪れたい展覧会なのですが、二日間の着物で疲れたので、この日はお洋服で。展覧会は貸切状態で、とてもゆっくり拝見できました。

明治・大正・昭和にかけて、正にグラフィックデザイナーの先駆者!明治41年(1908)に三越に入社して、ブランドイメージを初めて創出するグラフィックデザインを手がけ、話題になります。

時代性も様々に移り変わり、アールヌーボーからアールデコ、ロシアアバンギャルドまで。

ブランドイメージのグラフィックでは、代表的な「カルピス」と「ヤマサ醤油」。あの「カルピス」の水玉模様を創出した人だったとはっ!!!

展示手法は「もう少しこう見せて欲しかったな」という思いはあるものの、愛媛県美術館収蔵作品で、もう二度と見られないかもしれない貴重な作品群を実物で見られるまたと無い機会。グラフィックデザインが好きな方には必見です!会期は〜6月11日(日)まで!!!

展覧会の案内看板も水玉模様!

購入した図録とグッズ。このペリカン柄が可愛くて〜〜〜。もったいなくて使わないけど、クリアフォルダを購入。売り切れで購入できなかった一六タルト杉浦非水展特別パッケージのペリカン柄も、会期中のどこかで入手します!(一六タルトも大好き)

 

サロンドロワイヤル

展覧会後、夕暮れ時の綺麗な空を見上げながら鴨川沿いもお散歩。体力的にご近所でお茶すべく、久しぶりに「サロンドロワイヤル」@木屋町三条上ルへ。

残り1個だったチョコレートケーキとマカロン3種。

夕暮れの空、美しい色の移り変わりとお月様を観ながら、川床のお席にて。

川床がとても気持ちいい季節です。しかーし、それも5月いっぱい。もうね、羽虫の出る季節なので、夕方の川床は18時までにすべきです!我々は夏には決して川床には出ないのであります。6月に入ると蒸し暑いし、羽虫が山のように飛んできてお料理やドリンクに入るし。(笑)ビアガーデンも梅雨入りまでに限定しています。

菊水のビアガーデンも早く行かなきゃ!

 

2017.05.03. LTLポートレート撮影

■ LTLポートレート撮影

5月3日は、きもの仲間であり、落語仲間であり、民芸好き仲間である、東京のフォトグラファー・武藤奈緒美氏(通称:むーちょさん)に京都まで来ていただいてのLove the Lifeポートレート撮影会でした。

カフェ・ヴェルディでむーちょさんと待ち合わせてランチ。久々なので、しゃべるしゃべる…。(笑)はい、仕事しましょう!

 

京都造芸大・人間館1FのLove the Lifeデザインのカフェにて、仕事用ポートレート撮影。白壁バックのポートレート撮影は、実は8年ぶり!印象年齢サバ読み過ぎの写真を差し替えなくてはヤバい!(造形芸大のオフィシャルWEBサイト)

いろんなストーリー仕立ての撮影を行って、たーのーしーーーい!コントみたいな、コマ送り写真もあるよ。どんな写真かは、後日のお楽しみ。


詩仙堂

撮影後は、大学から歩いて行ける詩仙堂へ、新緑に癒されに。


いせはん

詩仙堂の後は、今年お初の出町柳「いせはん」で、ハードコアな宇治金時氷(ミルク別添え)。柳桜園さんのお抹茶をふんだんに使用した宇治金時は、お抹茶味が濃くて苦くて甘みが少なくて、本当にベストなお味。また小豆の美味しさは京都一!


■ 着物コーディネート

この日の着物コーディネート。LTLの仕事用ポートレートだし、大学のカフェのデザインにも合わせて、ここはバキッと赤黒コーデで。

ほぼ黒色の蚊絣グラデーション文様泥大島紬+白地に赤色麻の葉柄絞り名古屋帯。帯揚げは、白色の市松柄紋意匠。帯締めは白色三分紐に、東風杏さんの帯留め(ギャラクシー)でバキバキに。

全身写真はポートレートが仕上がってからのお楽しみ☆

 

そして、5月4日はご近所着物会のみなさまと、着物撮影会!早朝7時からのお支度です!

 

2017.04.27. 京都お散歩日記 海北友松展@京博

■ 海北友松展@京都国立博物館・平成知新館

NHK「日曜美術館」でも特集が放送されたので、混む前にと、海北友松展@京都国立博物館・平成知新館へ行ってきました。平日のため人が少なく、じっくりと拝見できました。

海北友松(1533~1615)は、狩野永徳や長谷川等伯と並び称される、桃山画壇の巨匠。NHK「日曜美術館」で特集を見ても、まだ海北友松の全体像を把握することができず、『ただ、ただ、龍など大きな絵を描く人』とイメージしていました。

展覧会を通して感じたことは、全く違いました!!!武家に産まれながらも戦国時代という時代に翻弄され、幼くして仏門へ。狩野派で絵画を学んだのち、晩年期(60歳以降)に建仁寺障壁画などで一世を風靡し、ブレイク!!!そして、最晩年の80歳越えで描いた作品は、見事な禅の境地、自由な世界へと結実してゆきます。

海北友松の作品は、建仁寺の障壁画が有名ですが、現在は複製画の展示です。妙心寺、北野天満宮の所蔵する屏風も含め、大作の実物を観ることができる貴重な機会をお見逃しなく!!!

会期は、今週末~ 5月21日(日)まで

つつじが満開!

 

■ おでん だるまときんぎょ

展覧会後、あまりの展覧会の良さに感動し、お散歩しながらヤギといろいろ問答。

お腹空いたのもあって、清水五条から四条河原町へ向かう間にある、おでん屋「だるまときんぎょ」で早めの夕食。人気店で普通は予約なしでは入れないけど、開店直後の時間だったので、予約なしで入れてラッキー!


定番のがんも、大根、厚揚げ、じゃがいも、たまご。

だるきん特製ポテトサラダ。激ウマ!

季節もの-菜の花。刻みしば漬けが入ったとろろ芋がかかってます!初めての味わい!ウマ!ウマ!

季節もの-新わかめ。レタスのシャキシャキ食感と相まって、素晴らしい逸品。

たこ。コリコリ、絶妙な火の通り加減。

とまと。まんまだけど、時間をかけてじっくり煮含め。

季節ものー新たまねぎ。上に瀬戸内海の「いかなごのくぎ煮」が!お出汁と相まって美味しい!

〆の雑炊。あっさりなのに、上にひとふり山椒とごまが効いてます!



お腹いっぱいになり、お会計。季節ものなど少々単価の高いものも注文したけど、びっくり!うっそ、安っっ!リピートしまっす!

 

■ 御多福珈琲

帰る道々、御多福珈琲に立ち寄り、simplife上映会のポスターとチラシ置きのお礼に伺いました。(遅いやんかいさ!:汗)

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2017.04.24. 京都お散歩日記 建仁寺と祇園NITI

■ 建仁寺

臨済宗建仁寺派大本山「建仁寺」は、京都最古の禅寺。

先日から数日に分けて【 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017 】を巡りつつ、たまたま「建仁寺」に行くと、牡丹が満開!今年は桜と同じく、例年より一週間以上遅れての開花。満開の時期に出会えて良かったです!

本坊玄関にある屏風。「扶桑最初禅窟(ふようさいしょぜんくつ)」。扶桑は、日本の意味。禅窟は、禅寺の意味。「日本で最初の禅寺です」という意味。

 

祇園NITI

もう夕暮れだし、曇っているし、この日は人が少ないだろうと「祇園NITI」へ。案の定、並んでいる人おらず、すぐにお席へ。

今年初のかき氷デビューは2月から。ここはなにわともあれ、季節のかき氷2種。


よもぎのかき氷。上にかかった香ばしいきな粉が味わいを倍増させる。

オレンジバタースコッチのかき氷。うんうん、もう天才的な美味さ!



初夏のような日には、すでに「祇園NITI」では整理券システムになる日もあるとのこと。さあ、今年は何回かき氷が食べられるかしら? かき氷探訪、今年もがんばります!

2017.04.23. 【 都をどり2017 in 春秋座 】千秋楽

今年の1月上旬から3ヶ月先の日程を決めチケットを手配し、心待ちにしていた【都をどり2017 in 春秋座】へ、着物仲間のみなさまと行って参りました!

今年はいつもの祇園甲部歌舞練場が耐震工事のため、京都造形芸術大学・春秋座での開催です。

■ 都をどり2017 in 春秋座

朝から快晴で清々しい日。【都をどり2017 in 春秋座】千秋楽の日でございます!

東京や大阪からお越しの皆様と、まずは瓜生山館一階のカフェ・ヴェルディ(デザイン:辻村久信氏)で待ち合わせし、ランチとコーヒーをいただきました。久しぶりにお会いする方が揃い、お話にも花が咲きます。

ランチ後は人間館の春秋座へ、「美大だね〜」なんてワイワイ話しながら、ゆっくり移動。

人間館前のピロティには、ヤノベケンジ+ウルトラファクトリー(学生)プロジェクトの、巨大なネコの彫刻作品。(実は夜になると光るんですって!)


人間館には、都をどりの期間中のために設えられた、学生さんたちの作品が随所に。人間館入口には、和傘にプロジェクションマッピングの作品。


人間館一階にある、Love the Life がデザインしたカフェも見ていただいて。

↓竣工時はこんな(今は展示替えなどでグチャグチャな日が多い…)




観劇の前に舞芸妓さんのお接待があるので、それまでの間に着物のみなさまと撮影を。

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舞芸妓さんのお接待。お抹茶とお菓子をいただきます。今年のお皿は藍色でした!(藍・赤・白・茶色があり、毎年何色が当たるかお楽しみ)

 

お接待後はお土産物売り場で、京都造形芸術大学の学生さんたちの作品である手ぬぐいを買ったり、京都名品土産を買ったり(たくさんのお買い上げ、ありがとうございます!)して、開演時間に。

 

春秋座は、歌舞伎もできる素晴らしい環境の劇場です。提灯は常設です。花道は可動式。今回【都をどり】のため、左右の高座=お囃子さんが座る場所が新たに設えられ、その緞帳に京都造形芸術大学の学生さんたちの染色作品(板締め絞りの浴衣地を横につないで幕に仕立てたもの)が採用されています。

お座席は、舞台中央前から2列目という間近さで拝見。舞妓さんの一挙手一投足から息遣いまで、芸妓さんの美しい所作に麗しい表情まで、たっぷりと堪能することができました。終演後は、みなで顔合わし「もっともっと世界感に浸っていたいなぁ〜」と、ため息。華麗で美しい時間は、あっという間でございました。

 

ロビーにも京都造形芸術大学の学生さんたちの2017年度卒業作品が展示されていました。皆、個々に「私はこれがいいなぁ〜」なんて言いつつ楽しみました。早く大学内に学生さんたちの作品を売るショップができたらいいのになぁ。本気で買いたいと思う作品が、年々増えているんですもの!


最後に、大階段で記念撮影。学生ちゃんも交えてのにぎやかなメンバー。

 

grill & cafe「猫町」

観劇後は、人混みで交通機関が混むので、grill & cafe「猫町」で一服。

自家焙煎コーヒーと、凍りプリン。その名のまんま、凍っているプリンです!初夏のような日だったので、喉越しひんやりで美味しかったです。

女子数名が注文した、猫町パフェ。すごいのー!大きいし、ブラウニーも美味しいの!次回はこっち頼もうっと!(笑)

華やかな楽しい春の一日でした。

東京からお越しくださったKさんご夫妻、大阪からMちゃん、Yちゃん、Kさん、ご一緒くださいましてありがとうございました!来年は、上七軒の北野をどりを観に行きたいと思っています。また年末〜年明けすぐの頃に情報をお知らせしますので、お楽しみに!

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2017.04.22. naho「ナナとミミのえほん」原画展@京都

■ 「ナナとミミのえほん」原画展

お友達のオガワナホさんの絵本ナナとミミのえほん」原画展が京都で開催されるということで、在廊日のこの日夕方に伺いました。

展覧会の会場は、京都・上七軒の絵本カフェ「めばえ」。初めて訪問しますが、古い商店街の一角で、とても小さな小さな京町家をリノベーション。運営母体は、京都唯一のおしゃれdesignshop「ANGERS(アンジェ)」も運営する、ふたば書房さん。

入口入るとすぐの土間部分は、テーブル席。その奥は天高を高く吹き抜けにし、靴をお脱いで上がるスタイルで、販売用の本棚コーナー、カフェの厨房とカウンター席。小さいお店ながら、最奥の坪庭まで手抜きなし、可愛い造りのお店です。

昔からおなじみの名作絵本の数々も、しっかりありました!

大好きなヨシタケシンスケさんの絵本も!!!

そして、展覧会期間中のナホさんの絵本とグッズコーナー。絵本3点セットとポストカードを購入し、その場でナホさんにサインしていただきました!


へへへ、あの伝説のパームさんも!わーいわーい!

ナホさんとは10年以上ぶりの再会。昨年発売されたナホさん著作の台湾本「わくわく台北さんぽ」が昨年の台湾出張でめちゃくちゃ役に立った話、インターネット黎明期に出会ったクリエーター話など、お茶しながら、久しぶりにいろんなお話を。長年お会いしていなくても印象は全く変わらず、  可愛いナホさん。わくわくさんぽシリーズで、ぜひ京都本を作っていただきたい!現地案内人やります!!!

 

亀甲屋

絵本カフェ「めばえ」さんの閉店時間になり、京都市中へ戻り、ナホさんと京都のおばんざい料理が食べられる「亀甲屋」さんへ。(インテリアデザイン:スペース・杉木源三氏)

お造り、筍と菜の花の土瓶蒸し、生麩いろいろカルパッチョ風、蕗とお揚げさんの炊いたん、九条ネギと壬生菜サラダ、生湯葉あんかけ丼、京漬物盛り合わせ、と京都らしいお料理をアレコレいただきました。


懐かしい昔話にも花が咲きつつ、京都や東京や台湾についての未来のクリエーションの話もいろいろと。台湾・台南〜高雄へもご一緒したい!

ナホさん、ぜひまた京都へお越しくださいね!

 

2017.04.20. 南禅寺ロケハン

先日の京都府庁に続き、あるミッションのため、南禅寺に洋服deロケハン。

夕暮れ前に小一時間。観光客もまばらで、急ぎ足でも新緑の息吹を感じられるひとときでした。ああ、京都って、いつでも間近に癒される場所があって、本当に素敵だなぁ。もう、京都LOVEだよ!

南禅寺・三門。

三門から東へ広がる境内。楓の葉が大きくなってきています。GWには、さらに青青と新緑が美しくなってくるでしょう。

 

琵琶湖疏水・水道橋。


シャクナゲが満開で、まるで日本画のようでした!

 

■ 菓子・茶房 チェカ

日没までになんとかロケハンを終え、南禅寺から家までゆっくり裏道散歩。

うろうろ気の向くままに歩きつつ、京都市動物園裏を通ったので、久しぶりに「菓子・茶房 チェカ」でお茶。

コーヒーは、この小さな可動式おくどさんの茶釜湯で、一杯立てでドリップしてくださいます。

この日は初夏の陽気だったので、アイスコーヒーを。ドリップしたてのコーヒーを、かち割り氷で急速冷却。香り良く、コクと苦味のバランスも良く、美味しゅうございます。

ケーキは、いちごのムースを。(いちご好きですから!)いちごの酸味と香りがとてもバランス良く、美味しいケーキでした。家にはシュークリームをお土産に。

夏もすぐそこまで来ていますが、新緑の京都をできる限り楽しんでいきたいと思います。

 

2017.04.18. 京都府庁ロケハン

あるミッションのため、京都府庁・旧本館へ、着物 de ロケハン。

1回目のロケハンは、一週間前。中庭の大木の桜がすっかり散り際になっておりましたが、素敵でした〜。初めて京都府庁・旧本館の内部へ入ったのですが、こんなに素敵な建物だとは思っていませんでした。明治37年(1904年)竣工のルネサンス様式、重要文化財。いや〜、着物撮影にはいいですねぇ。平日は来庁者も少なく、なかなかいい撮影ができます。

ロケハン写真の一部抜粋。

この後は、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 へ繰り出しますが、それはまた別レポートで。

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■