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2016.05.04. KYOTOGRAPHIEと近藤等則ライブ

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

楽しみにしていた KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 へ。

毎年素晴らしい会場、素晴らしい会場構成、作家名は知らなくても素晴らしい写真作品に出会えるアートイベントです。普段は内部を見学することができない文化遺産の名建築で開催されることも多く、建築マニア、デザインマニアとしても楽しみなイベントです。

京都市内のあちこちで分散して開催されていますから、1日で回るのは到底無理、2〜3日に分けて少しずつ回ります。会場は有料の場所がいくつかあるので、フリーパスを買って回るのがお得です。各会場では当日券でも入れますので、時間がなく一箇所か二箇所だけという方は各会場受付にてチケットをお求めください。

 

 

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展覧会の前に、通りがかりに見つけたパン屋さん「fiveran」でちょっとランチ。

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店内ぱっと見はかっこいいインテリアデザイン、、、う〜ん(以下省略)。インテリアデザインの教育に、照明計画は重要だな、と思う次第。

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パンは美味しかったです!

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誉田屋源兵衛 黒蔵「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展

さて、KYOTOGRAPHIE まずは一番に観るべき重要な会場からスタート。烏丸御池駅から徒歩5分の誉田屋源兵衛 黒蔵にて「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展 へ。会場内の写真撮影OK。

誉田屋源兵衛さんは帯問屋さんです。重厚で大きな間口の京町家建築が目を引きます。奥の蔵を「黒蔵」というギャラリーにし、他の展覧会も時々開催されています。前を通りかかったら、どうぞ見学に訪れてみてください。

 

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京町家の通り庭。さすが老舗の商家、スペースが広く、奥へ深く続いていきます。

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■ クリス・ジョーダン展

プラスチックを食べて死んでいってしまう動物たちを静かに見つめる写真。死骸は自然に還ってゆくけれど、プラスチックだけはそのまま残ってゆく…。

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■ ヨーガン・レール展

琉球の海辺で拾い集めた大量のプラスチックゴミで作るいくつもの照明器具。美しい照明器具に感動しながら、近づいてわかる悲しみ、怖さ。

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そして場所を変えて岡崎・ロームシアター京都へ。

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「銭海峰|チェン・ハイフェン」展 @ ロームシアター京都

中国の最安列車「The Green Train 緑皮車」の乗客たちを鮮烈に写し出す。

写真のアップはダメですが、会場全体の写真撮影はOK。
会場構成がとても素晴らしかったです。ローコストにするためベニヤ板一枚だけで簡易に間仕切られた空間、所々空いている窓がまるで車窓のようです。

写真は、現在の中国労働者のありのままの姿を切り取る、強烈な印象の作品たち。きっと昔の日本にもこんな時代があったのでしょう。このような状況の田舎部の風景、風俗もいつまで残っていくものか。ハッとさせられる写真です。

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■ 近藤等則フリーライブ

夜にはロームシアターの広場で、近藤等則さんのフリーライブ!(無料/Facebookにて告知)
どの辺に居ればいいかわからないので、スタバの屋外にあるテーブル席に陣取って、ライブ開催前から見物。

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約30分程度でスタッフの皆様がセットを設営中。開演待ちの間、スタッフの方と打ち合わせする近藤さん。

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19:00。日が陰り薄暗くなり始めた頃、ライブスタート!お客様もちらほら集まってきています。散歩中の人、子連れで遊ぶ人、自転車で行き交う人、様々です。

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ライブは東山に向けて響き渡る、物悲しく雄叫びをあげるようなトランペットが、本当に素晴らしかったです!

↓↓↓ ライブの様子を一部だけこちらで。

 

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 巡りは後日にも続きます。

 

2016.05.03. 京都お散歩日記 MissLIM

本町キモノ・フリーマーケットも終了して、ちょっと一息。久しぶりにご近所の河原町丸太町「MissLIM」ティースペースへお茶しに伺いました。

京町家を改装した素敵な空間とアナログレコードの音楽に、美味しい紅茶に、優しい自家製スイーツに、ゆったり気分を満喫させていただきました。ああ、ほんとにいいお店だなぁ〜。

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この日にいただいたデザートは「レモンタルト」。程よい甘みに爽やかな酸味、初夏のお味でした。

 

MissLIM

京都市上京区河原町丸太町下ル伊勢屋町400
TEL:075-231-4688
時間:12:00~20:00( L.O.19:00 )
定休日:木曜日・第1&3金曜日

 

2016.05.01. 着物コーディネート

大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春 の日の着物コーディネート。
夏日になる予報だったので、単衣の中から黄色の帯揚げを活かすコーディネートに。

紫色と青色の格子柄真綿紬(単衣)に、白地に黄色と青色の格子柄名古屋帯で、チェックonチェックにしてみました。

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帯揚げと帯締めは、イエロー100%でアクセントに。
帯揚げは、勝野屋オリジナル【CMYK/綸子帯揚げ(ストライプ)/イエロー】2015バージョン。帯締めは、冠組(東三季)。

 

CMYKコンセプトで他にもいろいろ形にしたいな、と思っています。CMYK以外のデザインコンセプトでもいろいろ企画はしているのです。まずは世の中に無い、自分が欲しいと思うモノを突き詰めて考えたいと思います。秋の着物イベントに向けて、少しずつ勝野屋を形にできるよう前進していきます!

 

【大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春】終了しました!

大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春 大盛況のうちに無事に終了いたしました!

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朝から天候にも恵まれ、開場時間前からお並びくださる方も多く、本当にたくさんのお客様にお運びいただき、誠にありがとうございました!出店者一同、心より感謝申し上げます!

 

開場前の様子。商品をモリモリにご用意しています。開場後は満員電車状態で撮影する余裕なく…

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たくさんのリサイクル着物や帯、アンティークの素敵な帯、裂織りなど素敵な手作りバッグ、華やかで可愛らしい和装小物、紅型作家さんのここでしか買えない貴重なグッズ、こころやさんからは藍染浴衣墨流し雪花など素敵な夏のお召し物。本当にたくさんの商品に囲まれて、出店者自身も目移りしておりました。

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会場内では知らない方同士でもお着物を通して会話が自然に生まれて、お互いのコーディネートアドバイスをされたり、着姿を褒めあったり、楽しい光景があちこちで生まれておりました。
またお着物をこれから始めてみたいと思っているお若い方が、初めての自分用着物を手にされたり、自分であれこれ好みのコーディネートを考えられたり、着物好きの出店者一同とても嬉しい光景でした。

インテリアデザインの教え子が初めての自分着物を探しに来てくれたり、着物初心者のお友達が開店前から並んでたくさんの戦利品をゲットしてくださったり、本当に嬉しい楽しい一日でした。

自分用にも憧れの着物通の方々から素敵なお品を譲っていただいたり、当日追加投入した帯や着物で、「ええもんは持って帰り」(なぜが売れないし)と着物通の方々のアドバイスでこっそり引っ込めてみたり。琉球絣と通称ピエールカルダン帯と呼んでるキッチュな博多帯は自分で着用します!(笑)

たくさんのお着物好きの方と出会え、出店者も刺激を受け、とても楽しい一日を過ごさせていただきました。またどこかで皆様にお目もじできますことを楽しみにしております。

 

そして、この度主催者としてご尽力くださいました着物さくさく・須賀先生、このフリマを始めてくださり毎回多大なご協力をいただいているすみれ庵・西岡先生、毎回特別なご配慮をくださっている愛日会館様にも御礼申し上げます!誠にありがとうございました!!!

 

当日の勝野の着物コーディネートはこちら → ●△■