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【 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017 】ご案内

いよいよ今週末からが始まります!!!

毎年素晴らしい場所で、素晴らしい空間にしつらえの中で、素晴らしい写真を拝見できる展覧会。お着物が似合う場所も多数ありますので、ぜひ京都の街散策を兼ねて、まわってみましょう♪

《 今年のテーマは「 LOVE 」“ 写真は人生との愛の戯れ ” 》

■会期:2017年 4月15日(土)〜 5月14日(日)

■チケット:

・<4/14まで>前売パスポート:一般2500円

(*ぴあ、イープラスにて4/14まで発売中)

・<4/15以降>パスポート:一般3000円・学生2000円

       一般プチパスポート:1500円(3会場1日のみ有効)

・当日券は各会場にて発売、当会場のみ一回入場可能。

■会場:二条城二の丸御殿台所・東南隅櫓、両足院、誉田屋源兵衛・竹院の間、他 京都市内18カ所で開催。(*入場無料の会場は6カ所)

 

キッズプログラムやガイドツアー、インスタ写真ワークショップなども開催。BMW電気自動車無料貸し出しに、無料で乗れる巡回BMW電気自動車に、レンタサイクルの情報まで。ものすっごい、素敵イベント!

↓↓↓ 詳細は公式ウェブサイトで!

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017 公式サイト

http://www.kyotographie.jp/2017portal/outline

 

【 2017年5月13日(土)着物女子会 】開催のご案内

春雨の降る花冷えの寒い日が続き、一週間遅れで満開になった桜も散り始めた京都です。

先日Facebookで「春だし、着物で女子会したい。」って、つぶやいてみましたところ、何人か久しぶりに着物を着てお出かけしたい方々のお声が集まりましたので、春の暖かい日差しを満喫できる季節に、プチ着物女子会を開催いたします。

■ 日程:2017年5月13日(土)

■ コース

<高台寺塔頭で青紅葉とゴージャスな明治時代の洋館でアフタヌーンティー>

10:45〜10:55 京阪・祇園四条駅待ち合わせ。

11:15〜12:15 高台寺塔頭・圓徳院にて、青紅葉見学&着物写真撮影。

12:30〜14:30 長楽館カフェ(迎賓の間/2時間制)にて、アフタヌーンティー。

14:30〜15:00 長楽館の内外で着物写真撮影。

15:00〜15:30 随時解散。

*ママさんたちは保育園のお迎えがあるので一旦解散。その後お時間のある方は、着物屋さん和小物屋さんや甘味屋さんへご案内いたします。

 

■ 参加人数:現在4名様決定!あと1〜2名様追加可能。

■ 参加費:圓徳院 拝観料:500円

      アフタヌーンティー:4320円(税込)

      その他交通費実費

■ ドレスコード:思い思いのお着物で。

(*雨天の場合やご体調によってお洋服参加OKです)

 

参加したい!って方は、<katsuno@lovethelife.org>までメールでお申し込みくださいませ。

春の京都散策にぜひお着物で京都へお越しくださいね!

 

2017年 春〜初夏の落語会情報@京都&大阪

Love the Life 一押しの落語会のご案内です。この春〜初夏の見逃せない落語会情報!!!

■ 2017 桂佐ん吉独演会 @大阪

日時:2017年5月7日(日)14:00開演(13:30開場) 

出演:桂佐ん吉・桂慶治朗・桂鯛蔵

料金:前売・当日とも2500円(全席指定席)

会場:大丸心斎橋劇場(大丸心斎橋店北館14F)大阪市中央区心斎橋筋1-7-1

問い合わせ/予約:大阪新音 TEL:06-6341-0547・FAX:06-6345-3749

 

■ 第1回 桂ちょうば in 恵文社 @京都

日時:2017年4月28日(金)19:00開演(18:30開場)

出演:桂ちょうば

会場:恵文社一乗寺店 コテージ 京都市左京区一乗寺払殿町10

料金:一般 前売予約1500円/当日1800円(全席自由)

   学生 前売予約1000円/当日1300円(全席自由)

問い合わせ/予約:恵文社 TEL:075-711-5919 米朝事務所 TEL:06-6365-828

 

■ 第2回 桂ちょうば in 恵文社 @京都

日時:2017年5月26日(金)19:00開演(18:30開場)

出演:桂ちょうば

会場:恵文社一乗寺店 コテージ 京都市左京区一乗寺払殿町10

料金:一般 前売予約1500円/当日1800円(全席自由)

   学生 前売予約1000円/当日1300円(全席自由)

問い合わせ/予約:恵文社 TEL:075-711-5919 米朝事務所 TEL:06-6365-8281

 

■ 若手東西交流会2017 @大阪

日時:2017年5月12日(金)18:30開演(18:00開場) 

出演:笑福亭鉄瓶・桂佐ん吉・桂二乗/三遊亭朝橘・柳亭小痴楽・春風亭昇也

料金:前売2500円/当日3000円(*チケット整理番号順に入場自由席)

会場:天満天神繁昌亭 大阪市北央区天神橋2-1-34

問い合わせ/予約:三栄企画 TEL:06-6631-0659

チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:597-700]

繁昌亭窓口 TEL:06-6352-4874(*窓口販売のみ)

 

■ 扇辰・喬太郎 二人会 @京都

日時:2017年7月14日(金)18:30開演(18:00開場) 

出演:入船亭扇辰・柳家喬太郎

料金:前売3600円(全席指定席)

会場:京都府立府民ホール「アルティ」 京都市上京区烏丸通一条下ル龍前町590-1

問い合わせ/予約:otonowa TEL:075-252-8255 ※電話予約のみ

チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:456-526]

ローソンチケット 0570-08-4005 [Lコード:51335]

 

他にもおすすめの落語会があれば、追記していきます。

みなさま素敵な伝統芸能、落語をぜひたくさん行ってみてください!

 

2017.04.01. 着物コーディネート

【 第10回 はるの会 】の日の着物コーディネート。

去年と同じですが、この時季に着用しないと時期を逃してしまうため、黒地に桜柄友禅染の名古屋帯に、灰桜色の万筋江戸小紋で。

半襟は、塩瀬地に桜柄の総刺繍。

帯揚げは、桜柄紋意匠地に薄桃色〜薄橙色ぼかし帯揚げ(ゑり正)。

帯締めは、牡丹色の冠組(道明)。

帯飾りに、お祝いの意味を込めて、金の青海波柄のお扇子。帯飾りのお扇子って、人前で開くものではないのですけれど、訪問する場所やお会いする方に気持ちを込めた柄ゆきのお扇子を選んでさすようにしています。

お色はこちらが近い写真。(最近の店舗内で撮影するとLED照明が光源のため緑被りして変な色になるんですよね…)

桜の開花が一週間遅れている今年は、あと何回桜の帯が締められるでしょう?また違うお着物に合わせたコーディネートもお披露目できたらと思います。

 

2017.04.01. 第10回 はるの会

毎年のお楽しみ、日本舞踊・上方舞の山村若静紀師匠社中の皆様によるおさらい会【 第10回 はるの会 】に伺いました。

 

■ パティスリー 五感 北浜本館

「はるの会」の前に、お友達と待ち合わせて、北浜駅すぐの「五感 北浜本館」でランチ。「五感 北浜本館」へは初めて伺います。こんなに北浜駅からすぐだったなんて!洋館の素敵な佇まい。

エントランスにはドアマンがいて、お客様それぞれのご用事を聞いて、フロアをご案内してくださいます。すごい、素敵、ホテル並みのサービス!

華やかな物販売場を横目に、サービスマンにご案内されつつ、2階の喫茶室へ。

2階は大きな吹き抜けとなっており、回廊から下を見下ろせます。

2階の回廊に沿って、洋風の小部屋がいくつかあります。ご案内いただいたのは、棟方志功の版画を基にしたエッチングガラスのある洋室。

ランチは、キッシュプレートをいただきました。軽めのボリュームに、ポットのコーヒー or 紅茶と、一口デザートが付いてきます。

今回は時間なく、ケーキまでいただけませんでしたが、ケーキがめっちゃ美味しいらしいので、近いうちにぜひ再訪したいと思います。

 

■ 日本舞踊・上方舞の山村若静紀師匠社中【 第10回 はるの会 】

会場は、今年も由緒ある鴻池本宅跡の「大阪美術倶楽部」。お座敷は、昨年よりも大きな舞台付きの大広間に移しての開催です。会場内には溢れるほどのお客様でした。

みなさま一年益々ご精進されまして、どんどんお上手になられていらっしゃいます。今年も素敵な舞の数々に、感動しまくりでした。(*公演中は撮影禁止なのでお写真はありません。)

今年は東京の着物友達Yちゃんが初舞台を踏むということで、観客席でドキドキしておりましたが、お美しく堂々と素敵な舞をご披露くださいました。お母さん心で、感動して涙出ました!

 

今年のゲストは、太神楽の豊来家玉之助師匠

太神楽は、とにかく「お客様、皆々様におめでたいことがありますように!」との意味を込めて、様々なおめでたい芸をご披露する伝統芸能です。

皿回しの芸。これを口にくわえながら、手放しでお皿を回します。

傘回しの芸(まり、輪っか、湯のみ茶碗、枡などを回します。)

傘回しの芸(まり、輪っか、湯のみ茶碗、枡などを回します。)

最後は獅子舞。


太神楽は、東京の寄席でおなじみですが、大阪の太神楽芸を拝見したのは今回が初めて。内容は少しだけ違いますが「おめでたい芸」に変わりなく、楽しく幸せな気持ちになれる素晴らしい伝統芸能です。

豊来家玉之助師匠は、普段は天満天神繁昌亭にご出演されているそうです。

 

終演後に皆様の集合写真を撮影させていただきました。

山村若静紀師匠の師匠であられる山村若佐紀師匠もご一緒に名取の皆様。この華やかなお美しさ!憧れまする!

左から、若静雪様、若静和様、若佐紀師匠、若静紀師匠、若静奈様、そして昨年名取になられた若静衿様。


今回初舞台のYちゃん。めちゃくちゃお綺麗でした!立ち姿もお美しい!

山村若静紀師匠社中の皆様、今年も素敵な1日をありがとうございました!また来年も楽しみにお伺いしたいと思います。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

落語会・旅成金2017 in 関西ツアー情報

これは、絶対に見逃せない落語会!!!

大阪、神戸でも連日ツアーで開催されますが、京都・アバンギルドの会はお酒を飲みながら聴けるし、終演後に出演者の皆様と飲めるし、めっちゃいいのです!

<旅成金 ☆ in京都〜小痴楽、鯉八、松之丞三人会〜>

日時:2017年8月8日(火)19:00開演(18:30開場)

出演:柳亭小痴楽 瀧川鯉八 神田松之丞

料金:前売2400円/当日2700円+ワンドリンク600円(全席自由)

会場:アバンギルド

問い合わせ/予約:kyoto.narikin@gmail.com

 

↓↓↓ 神戸、大阪はこちら

<旅成金 ☆ in神戸〜小痴楽、鯉八、松之丞三人会〜>

日時:2017年8月6日(日)14:00開場(14:30開演)

出演:柳亭小痴楽 瀧川鯉八 神田松之丞

会場:兵庫県立美術館ミュージアムホール

料金:前売2000円/当日2500円(全席自由)

問い合わせ/予約:kobeyose@yahoo.co.jp

 

<旅成金 ☆ in大阪〜小痴楽、鯉八、松之丞三人会〜>

日時:2017年8月7日(月)19:00開場(18:30開演)

出演:柳亭小痴楽 瀧川鯉八 神田松之丞

会場:道頓堀ZAZA HOUSE

料金:前売2500円/当日2800円(全席自由)

問い合わせ/予約:

吉田食堂 (*3月31日(金)16時からメール予約開始)

メール:yoshida-shokudou@mail.goo.ne.jp 

※【重要】吉田食堂・公演のシステム注意事項 

①お客様ご自身からのメールor電話での御予約

②落語会事務局からの、振込先通知メール

③お客様からの前売木戸銭振込み(※3日以内の振込確認がない場合、予約は無効となります)

④落語会事務局からの、振込完了と整理券番号通知メール(※振込順が、整理番号の順番となります)

 

楽しい旅成金・落語会へ、皆様お誘い合わせの上、ぜひどうぞ!

2017.03.20. 伝統工芸のこれから 西陣織

先日twitterで、ある西陣織の職人さんの小さなつぶやきが、なぜか大々的にリツイート・拡散されまくり、ニュース報道にまで出てしまうという現象がありました。このことで関係者の皆様は、有る事無い事、様々な物言いにも真摯にご対応され、大変だったかと思います。

この現象が起きたことで、良い悪いを含め、現在の日本の伝統工芸の一端で起きている、明らかな問題点がクローズアップされ、世間に知られることとなりました。

西陣織の賃金設定の問題、流通の問題、様々な条件が絡み合って起きている問題点で、今後改善してゆかねば西陣織の技術継承が難しくなっていく、というこの現状は事実なのです。

しかし、確かに事実のひとつではあるのですが、西陣織のすべてがそうではないことをお伝えしたいです。若手職人さんの正規雇用・育成を続けていらっしゃる企業もおありです。西陣織の海外進出を踏まえ、インテリアファブリックやファッションファブリックとしての開発を進化させていらっしゃる企業もおありです。小さな工房で、新しい西陣織のあり方を提案し、がんばっていらっしゃる職人さんもおられます。

着物好きが高じ着物業界の隅っこに関わる自分でも、西陣織のすべての企業・工房・職人さんの現状を知っているわけではありません。知らないことも、たくさんあります。

ただ、個人的な思いとしては、西陣織は無くなっては大変困ります!!!西陣織の技術を、後世まで残したいです!!!

西陣織だけではなく、型染友禅も、注染も、絞りも、江戸小紋も、着物業界以外のあらゆる伝統工芸の分野でも技術継承問題が各地であるのは事実です。

現状の問題点を洗い出し、関係者の皆様で協力し合いながら、少しずつでも技術継承していけるようにしたいですね。個人では微力ながら、着物関係のいろいろな事象に注視し、勉強に勤しみたいと思います。

西陣織がんばれ!という思いを込めて、柳の芽吹きのお写真を添えて。

 

2017.03.19. たちばな@銀座のかりんとう

東京かりんとう御三家「たちばな」@銀座のかりんとうが美味しすぎて!!!たまりません!!!

ご近所着物会のメンバーであるSちゃんがFacebookで「食べたい!」とつぶやいておられたので、3月の東京出張時に「たちばな」@銀座で買い付け。

今回購入したのは2種あるかりんとうのうち、細い「さえだ」の方。「さえだ」は中まで蜜の味がしっかりしみていて、品のある甘みと適度なコリコリ感が絶妙。

これは勝野的東京大好物銘菓の5本指に確実に入ってくる美味しさ!!!

 ・上野・上野うさぎやのどら焼き

 ・小川軒のレーズンウィッチ

 ・浅草・亀十のどら焼き(白あん)と松風

 ・田原町・pelicanの小ロール

 ・銀座・たちばなのかりんとう

こんな感じ。(お菓子じゃないのも含まれる/笑)

なぜゆえ、東京在住時代が長かったのに、銀座も近かったのに、買いに行かなかったんだろう…。次回からリピート決定!!!

 

かりんとうに合わせるのは、蓬莱堂茶舗蓬莱茶。先日D&Department Kyotoで購入。なんと、玄米茶を創案されたお店だというではないですかっ!

こちらも寺町通りのお店の前は何度も通っているのに、知りませんでした〜。京都も奥深いなぁ。

東京も京都も、まだまだ知らないことがいっぱいです。みなさま、どうぞ各地方のいろんなうまいもんを教えてくださいませ。

 

2017.03.04. 「ふみ綴る」展

梅のお花見の日に「アートスペース余花庵」で開催中の、着物と帯の展覧会「ふみ綴る」展へ。

帯屋捨松さん、織楽浅野さん、京絞寺田さん、結城奥順さん四社の合同展。

撮影のご許可をいただき、たくさん撮影させていただいたので、ご覧くださ〜い。

 

帯屋捨松/楽しいPOPな柄が捨松さんの特徴。

織楽浅野/大人上品な古典柄が得意な浅野さん。

京絞寺田/はんなり京都色の上品で可愛らしい絞。

結城奥順/結城紬の中でも、手紬の奥深さ、草木染めの美しさがピカイチ。


 

近づくほどにため息が出る、素晴らしい帯、素晴らしい着尺。眼福でございました!この展覧会では、帯と着物のコーディネートがとてもカッコよく、どの組み合わせも大人上品で素晴らしかったのです!!!

お聞きすると、各社が単独で帯や着物を作り、現場で何となく合わせて展示したのではなく、展覧会の企画段階から話し合い「帯が出来上がってからそれに合う着物を織る」または「着物が出来上がってからそれに合う帯を織る」と、各社が何度も手紙を交わすように、共に時間を重ねて仕上げていったそうです。道理で一寸の隙もない素晴らしいコーディネートになるわけですね。

こんなに「着てみたい!」「この組み合わせで、着てみたい!」と思わせてくれる展覧会は、なかなかないのです。大人上品で可愛い、大人上品でかっこいい。着物コーディネートの目指す方向性を示してくれる、貴重な機会となりました。

来年もまた拝見したい、素晴らしい展覧会でした。

 

2017.03.04. 着物コーディネート

北野天満宮で梅を観た日の着物コーディネート。

この日は、なんとなくはんなり気分だったので、久しぶりに江戸小紋を登場させてみました。

深紅色地に雪月花文様江戸小紋+梅柄の唐織西陣袋帯で、ちょっぴり大人なコーデ。

梅柄の唐織西陣袋帯は、二重太鼓が苦手なので、本割角出し結びで。

帯揚げは、白色の市松文様紋意匠地に赤の梅柄飛び絞り帯揚げ(東三季)。

帯締めは、白色の冠組(道明)を藤結びに。

帯飾りに、梅柄のお扇子。

 

お友達のYちゃんは、黄八丈風ウール着物+博多半幅帯に、足元はブーツで。

着付レッスンを一回しかお教えしていないのに、毎回がんばってお着物でお出かけくださいます。本当えら〜い!

次回は、桜のお花見に、着物で繰り出しましょう♬