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2016.10.14. 「形見一郎のデザイン」出版記念パーティーと「POLYPHONY展」

■「形見一郎のデザイン 1996-2016」出版記念パーティー

「形見一郎のデザイン 1996-2016」出版記念パーティー@モントーク・表参道へ参加してきました。

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今も色褪せない、形見一郎氏デザインのエッセンスが健在のインテリア。

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窓を通して、街とインテリアの関係性。本来、商業空間が持つべき、街に開かれたインテリアデザインを創造し続ける形見一郎氏デザインのお店ができることで、その街が変わるのです。

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開始時間前に入店したのでテラス席に座席を確保しましたが、すんごい人人人で、店内奥で始まったトークが聞こえない状態。トークショー第一弾は、山本宇一氏、北見美紀氏。トークショー第二弾は西脇一郎氏、塩見一郎氏、佐藤一郎氏のイチローズ揃い踏み。形見アニキもきっと喜んでる!

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移動できない程の人でパティーが賑わう中、久しぶりにお会いする方とご挨拶できましたし、最もお会いしたかった北見美紀氏、山本宇一氏にもしっかりご挨拶できたので良かったです。形見一郎アニキ、天国から見てるかーい?みんな愛するアニキの作品に集っているよ!

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昨年10月に急逝された、伝説のインテリアデザイナー・形見一郎氏(KATA inc.)。Love the Lifeが東京へ移住し、縁も所縁も一切ない東京という地でインテリアデザイン業を単独で開始し始めて間もない頃、1997年に形見一郎氏との出会いがありました。

当時自由が丘に住んでいたので、クリエイティブ業界のお友達と真夜中に集うため、「すっごいおしゃれで楽しいお店があるんだよ」と、深沢不動のバワリーキッチンに連れて行ってもらったのが最初のキッカケです。一度でバワリーキッチンの素晴らしさのファンになって、毎週一度は通うようになっていきました。クリエイティブなお友達と夜中に集うのは必ずバワリーキッチン。青山や六本木からもわざわざ車でバワリーキッチンまで行くファンでした。(今でも当時の空気感と変わらず、たまに行きます。)

インテリアデザイン、ディスプレイ、小物、音楽、料理、すべてが楽しい本当にいつ行ってもわくわくするお店で、バワリーの素敵さをウェブサイトで紹介すべく、バワリー店内で空間や小物をスケッチ(当時はデジカメがまだ無い時代)しているところを、山本宇一氏にこっそりチェックされていた(勝野は内緒で書いてるつもりだった)のです。山本宇一氏から形見一郎氏に話が繋がり、ご本人から直接「お会いしませんか?」とメールをいただいたことで繋がったのです。

インテリアデザイン業界の知り合いは一人もいなかったので、めちゃくちゃ光栄で嬉しかったこと!その後はアニキとして尊敬しまくりながら、何かある時にご案内くださったり、可愛がっていただきました。形見氏からお声をかけてくださったことでお会いでき、初対面の日にバワリーキッチンで朝まで飲み明かした(しゃべり明かした)こと、あの時の形見氏の笑顔、声、本当に今でも忘れられません。

山本宇一氏とともに東京のカフェ文化を最先端で発信し続けてきた形見氏のインテリアデザインの業績が書籍になって発売されること、本当に悦ばしいことです。形見氏が残したインテリアデザインを、新しいKATA inc.の若手デザイナーさん達が系譜を繋げていってくださることを楽しみにしています。

Love the Lifeのインテリアデザインにも、もちろん形見一郎アニキの影響は多大に出ています。Kranzとか最たる事例で、ひとつのお店とその街の環境とのあり方、どうやってお客様をワクワクさせるお店の躍動感を演出させられるか、ローコストで配管配線丸出しでもいかにかっこよくデザインを魅せられるか、など多岐にわたる影響が続いているのは確かです。今でも「形見一郎アニキだったらどう言うかな〜」と思いながらデザインします。尊敬するアニキでもあり、インテリアデザインの心の師匠でもあり、永遠に形見一郎アニキのエッセンスはLove the LifeのDNAに組み込まれ、これからも進化してゆくことを誓います!!!

 


■ ガラス作品展「POLYPHONY」

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「形見一郎のデザイン 1996-2016」出版記念パーティー前に、ちょうど表参道で開催されている、中学校の同窓生の工藤百江さん(グラススタジオ コヨーテ)のガラス展「POLYPHONY」へ伺いました。とんぼ玉やペンダントトップなどのガラスアクセサリーを中心に制作されています。以前神戸での展覧会に伺えなかったので、今回の出張で伺えるタイムリーさで、なんとしても一度作品を拝見したかったのです。

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ガラス作家さん8人の合同展で、アクセサリー、器、立体オブジェまで、素敵な作品がたくさんありました。

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素敵な作品の中から、工藤百江さんの海月(くらげ)の帯留をいただきました!深い深い藍色に浮かぶ白い儚い海月。どんな着物にコーディネートしようか、楽しみであります!

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そして、もう一つ。入澤友成さんの作品を。ぽってり重厚なまあるいガラスの中に浮かぶ怪しい花のペンダントトップを、帯留バージョンにしたものを特別に注文制作で。どんな大胆な帯留になるか、楽しみです!

 


焼鳥酒場「本田商店 人形町本店」

パーティー後は、ホテルのある日本橋界隈に戻り、深夜に食事ができる場所を探す探す。日本橋〜三越前は深夜営業しているお店は少ないので、人形町まで散歩。終電が無くなる時間帯の深夜に人形町を徘徊するのは初めてですが、さすがに朝まで営業しているお店がたくさん!よかった、まともな食事にありつけそう。

何店舗か候補のお店を巡りつつ、ファサードの可愛さで焼鳥酒場「本田商店 人形町本店」へ。小さな小さな古い店舗付き住宅(看板建築)を一棟リフォームしてお店にしています。ファサードはモダンな白タイル貼り+イエローのネオンサインが効いていて、排気ダクトをわざと大胆に露出させているワイルドさもいい感じ。暖簾が妻屋根の形になっている(入口ドアの木貼りパターンも呼応している)のも秀逸。一階はオプンキッチン+カウンター席のみでモダンな内装、二階はテーブル席で古い建築躯体造作を活かした簡素な内装。

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一通り小腹が満たされる程度に焼鳥をいただきました。お味もボリュームも真っ当で、サービスもとても気持ち良く、インテリアデザインも可愛くて、満足満足。

お肉屋さんの直営らしく、価格が激安!「えええ〜〜〜東京でこの価格ありえへん!」ってお安さで、会計時にビックリ!深夜でも満席なことに納得。とても良いお店です。また来よう。

東京で安メシは人形町に限るな。これからの出張時はこの周辺のホテルにしよう。

 

次の日10月15日は展覧会巡りへと続きます。→ ●△■

 

2016.10.09. 「篠田桃紅展」と#playkimono

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「篠田桃紅展 -人生は一本の線-」と着物イベント「#playkimono」を見るため、阪急百貨店うめだ本店まで着物でお出かけ。着物は考える余裕なかったので、「いちのすけの風〜其の拾」春風亭一之輔独演会の日と同じコーディネートです。

篠田桃紅さんのことはテレビの特番でご活動を拝見したり、家庭画報国際版で書の作品を拝見したりして、大好きな方なのです。書家と言うより、現代美術家です。

展覧会では数々の素晴らしい現代美術作品、書の作品が展示されていました。モダンでカッコ良く、こんな書家は唯一無二の存在。実物を間近で拝見することができ、めちゃくちゃ感動しました!!!

そして、1960年代モダニズムの時代から歴史に名を残す建築家やインテリアデザイナーと空間デザインをコラボされていたということを初めて知り、とても驚きました。インテリアデザイン史レクチャーでみなさまに公開しているあの空間にも、さり気なく篠田桃紅さんの作品が!!!(*詳細はレクチャー受講されたわかる方だけに、こそっとお知らせします。)建築史、インテリアデザイン史どちらを語る上でも、たいへん重要人物であります。

たくさんの作品を、ぜひとも国立近代美術館で永久保存していただきたい。またご存命のうちに、人間国宝に!!!

 

展覧会満喫の後は、同じフロアで開催中の「#playkimono」を見学。

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きものアルチザン京都が出展されていたり、着付師・吉澤暁子先生セレクトの着物コーディネート展示があったり、カジュアルブランドの着物屋さんの出展も。

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伝統工芸ブランドの展示。

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会場センターの#pk Barでは日替わりで様々なトークイベントも開催。

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着物が映える coffee スタンド。

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京都の日本酒とお弁当やおつまみを売る、#pk Sake Bar 。お弁当は完売、残念!

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などなど、盛りだくさんに楽しめるイベントとなっていました!また開催されると思いますので、着物好きのみなさま、また機会があれば訪れてみてくださいね〜。

 

阪急うめだに立ち寄った後は、いつも「自家焙煎珈琲工房 カフェ・バーンホーフ・阪急三番街店でお茶してから京都へ帰ります。梅田駅直結で、自家焙煎珈琲をいただける貴重な場所。(*東京・南千住のカフェ・バッハ系列のお店です。京都ではカフェ・ヴェルディがあります。)

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美しいモノに触れる、充実した大満足の1日でした!

 

2016.10.07. 吉田食堂「いちのすけの風〜其の拾」

吉田食堂PRESENTS「いちのすけの風〜其の拾」春風亭一之輔独演会@Zaza Pocket’s へ。

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開口一番:十徳 月亭八斗

一席目 :かぼちゃ屋 春風亭一之輔

二席目 :天災 春風亭一之輔

     仲入り

三席目 :居残り佐平次 春風亭一之輔

 

今回の公演で10回目を迎えた「いちのすけの風」。師匠がまだ二つ目の頃からスタートし、大阪単独公演から早くも5年となりるそうです。

東京でも大人気の一之輔師匠の独演会を、小さな箱で三席たっぷり!!!な超お得な落語会。師匠の「居残り佐平次」は本当にバカバカしくて最高でした!

 

吉田食堂さん主催の落語会&講談の会、下記もおすすめです!

「白酒ジャックⅩⅡ」 桃月庵白酒独演会

2016年11月24日(木)19時開演 会場:道頓堀ZAZA Pockets

「続続・松之丞見参!!」 講談・神田松之丞独演会

2017年1月24日(火)19時開演 会場:道頓堀ZAZA Pockets

 

着物コーディネート

この日の着物コーディネート。やっと夏物でなく単衣が着られる気候になりました!

淡いオレンジ色地の葡萄みたいなつる草の木の実柄の単衣小紋に、オレンジ色の絞り染め名古屋帯。

帯締めは青みがかった緑色の丸組(道明)を藤野花結びに。

帯揚げは薄萌葱色の麻の葉柄に絞り染め(ゑり正)。

秋の柄コーディネート&ハロウィンカラーコーディネート。

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【紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会 in 京都 2016】ご案内

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今年で5回目となる、勝野屋主催【紅葉を楽しむ秋の着物ランチ会 in 京都 2016】のご案内です。

今年は激混みを覚悟の上で、嵐山の小さなお寺を中心に巡るコースです。例年はランチスタートなのですが、今回は朝から紅葉をたっぷり満喫するコースです。人混みに揉まれても、観る価値アリアリの素晴らしい紅葉を巡りに参りましょう!

 

■開催日:2016年11月20日(日)

 

■ランチ会・会場

店名:MOMI CAFE

時間:2016年11月20日(日) 11:45~ 予約(*6名様限定)

住所:京都市右京区嵯峨二尊院門前北中院町15

TEL:075-882-6982 URL:http://momi-cafe.com/

 

■時間&スケジュール

10:00-10:15 京福電鉄 嵐山駅改札(1箇所)出た駅前で待ち合わせ。

      *みなさまの移動手段により、祇王寺に10:35頃直接集合もOK。

10:15-10:35 徒歩移動

10:35-11:35 祇王寺 見学

10:35-11:45 徒歩移動

11:45-13:00 ランチ「MOMI CAFE」

13:00-13:10 徒歩移動

13:10-13:50 厭離庵 見学

13:50-14:00 徒歩移動

14:00-14:50 常寂光寺 見学

14:50-15:10 徒歩移動

15:10-17:00 天龍寺 見学 (*11月紅葉状況により判断)

17:00頃解散 お時間のある方は「アラビカ京都 嵐山」で渡月橋を眺めながらコーヒーブレイク。

*ランチ会のみのご参加も可能です。

 

■人数:2名様~6名様

(*ランチは6名様限定/散策のみの場合は10名様くらいまでOK)

お申し込みの早い順でご予約を承ります。

 

■参加費

ランチ:お一人様 1800円〜2000円(ランチセット+デザート&コーヒー付/ビール・ワイン等のドリンクは別途)

祇王寺 拝観料:300円

厭離庵 拝観料:500円

常寂光寺 拝観料:500円

天龍寺 拝観料:庭園500円+方丈書院300円+法堂「雲龍図」特別公開500円=1300円

*当日ランチ会場、各寺院窓口にてお支払いください。

 

■アクセス

<電車> *電車をおすすめします。

・JR「京都駅」にて山陰本線各停亀岡行に乗り換え「トロッコ嵯峨駅」下車→京福電鉄「嵐山駅」まで徒歩10分。(JR「京都駅」から所要時間約30分)

・阪急京都線「桂駅」にて嵐山線に乗り換え「嵐山駅」下車→京福電鉄「嵐山駅」まで徒歩12分。(阪急「桂駅」から所要時間約20分)

・京阪「三条駅」にて地下鉄東西線「三条駅」に乗り換え→各停太秦天神川行に乗車「太秦天神川駅」下車→京福電鉄嵐山本線(嵐電)に乗り換え、各停嵐山行に乗車「嵐山駅」下車(京阪「三条駅」から所要時間約30分)

 

■ドレスコード

紅葉の時季に着てみたい思い思いのお着物で。

*雨天の場合は、雨仕様のお着物でも、お洋服でも、お気軽にご参加くださいませ。

*お着物は着ないけれど、彼氏さん、旦那さん、お着物に興味があるお友達の方など、ご同伴の方はご自由な服装で。

 

■祇王寺 http://www.giouji.or.jp/

京都市右京区嵯峨鳥居本小坂町32

「苔寺」とも呼ばれる、苔と楓の美しい小さな小さなお寺です。平清盛に使えた白拍子・祇王と祇女に由来するお寺。

 

■厭離庵(りえんあん)

https://kanko.city.kyoto.lg.jp/detail.php?InforKindCode=1&ManageCode=1000265

京都市右京区嵯峨二尊院門前善光寺山町2

秋にしか公開されないお寺で散り紅葉と苔の名所。臨済宗天龍寺派の寺院。藤原定家の小倉山荘跡で、定家が百人一首を撰したところという。

 

■常寂光寺 http://www.jojakko-ji.or.jp/

京都市右京区嵯峨小倉山小倉町3

紅葉の美しい小倉山の中腹にあるお寺。

 

■天龍寺 http://www.tenryuji.com/

京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68

素晴らしい名勝庭園のあるお寺。

 

■お問合せ、お申し込み

ランチ会のみのご参加、ランチ会+前半見学希望、ランチ会+後半見学希望、ランチ後の見学合流希望など、ご要望を添えて、お名前、ご同伴者人数及びお名前、ご連絡先お電話番号&メールアドレスをご明記の上、下記までお申し込みください。

勝野屋・勝野明美 e-mail:katsuno@lovethelife.org

(mixi、facebookでのメッセージでもOK☆)

↓↓↓ facebookイベントページ(公開)

https://www.facebook.com/events/201823693584207/

 

2016.10.04. 開化堂カフェと「河井寛次郎展」

雨ばかり続いた9月を越し、久しぶりに秋を感じる清々しい晴れの日に、開化堂さんが2016年5月21日にオープンされた「Kaikado cafe(開化堂カフェ)」に初めて行ってみました。京都の伝統工芸品の金属茶筒で有名な開化堂さん。世界的にも有名な茶筒ですので、日本茶や伝統工芸品、デザインに興味のある方はよくご存知ですよね。カフェがオープンしてしばらくはメディアの影響もあるので、お客さんが少なくなり運営も落ち着いた時期に行こう行こうと思いつつ、5ヶ月も経ってしまいました。

■ 開化堂 http://www.kaikado.jp/japanese/index.html

■ 開化堂カフェ http://www.kaikado-cafe.jp/

営業時間:10:30~19:00 (L.O.18:30)

定休日:木曜日、第一水曜日(夏季休業、年末年始休業有)

京都府京都市下京区河原町通七条上ル住吉町352

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場所は、七条河原町上ル東側。京阪七条駅からもJR京都駅からも歩けます。

約90年前の市電の車庫兼事務所の建物を改修して使用しています。外装は古びた味わい(壁左官のクラックや剥離部分も補修せず)をそのまんまにしているのも面白い。

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内装は建物本体古いままむき出しにしつつ、白木と銅板で構成された新しい内装がステキ。と、エントランスを入った場所から見た感じは、とてもかっこよく見えます。

が、、、白木と銅板のカウンター造作はめっちゃかっこいいのですが、う〜ん、お店全体は細部で微妙〜〜〜。茶筒や食器など素敵な商品(1万円以上の高額商品)を陳列したガラスショーケースは間接照明が入っていないから商品がどんより影になってる、奥の厨房はダメな使い方(洗い物は見せたらあかん。パステル色のダスター使うたらいかん見せたらいかん。)が客目線で丸見え、テラス側からはカウンター内側の綺麗じゃない収納部分が全部丸見え(スタッフのドリンクペットボトルを見えるカウンターに置いたらいかん。レジ周りの書類や小物は見えるところに置いたらいかん。カウンター内を見せるんやったら全て扉つけるか引出しにして一切煩雑なものが見えないように徹底すべき。)、エアコン丸出し、照明計画が×、テラス席も適当感出てるのも残念。久しぶりにかっちょいいお店ができたかも!と期待して行っただけに、フォトジェニックなかっこいい部分は一部だけなのに、ちょっぴりがっかり。(設計者が悪いと思う部分多々あり〼)

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お客さんの立場としても、一人でゆったりお茶できる席が少ないのは問題あるかも。入り口すぐの狭い狭いカウンターしか一人でお茶できるような席が無く、開化堂さんやし期待して来る一人旅の人にはちょっと辛いかも。カウンター周りにオープンキッチン内のお点前を見ながらゆっくりできる席が欲しいな。グループで座るにしても4人席が3つしかないし、二人客も遠慮しちゃう雰囲気。フロア面積の割にカウンター周辺と厨房面積を大きく取りすぎで、客席が狭すぎ。カウンターなんか半分で演出もオペレーションもできるはず。(設計者が悪いと思う部分多々あり〼)

リッチな気分で開化堂の茶筒を眺めながらゆったりお茶する〜〜〜、っていう夢は叶わないのが残念。もっと茶筒を愛でたいな、いっぱいの茶筒に埋もれて幸せを感じたいな、って思います。

 

いただいたメニュー、日本茶・スイーツは抜群に美味しかったです!

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「Kaikado cafe(開化堂カフェ)」のリサーチ後は、歩いて京都駅へ。

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えきKYOTOで開催されている「没後50年 河井寛次郎展 〜過去が咲いてゐる今 未来の蕾で一杯な今〜」へ。

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寛次郎の初期から晩年までの陶芸作品、彫刻作品、キセルなど小物作品、室内家具作品、民藝運動との関わり、影響を受けた様々な骨董品。素晴らしい数々の作品で、河井寛次郎のすべてを感じられるとても良い内容でした。

展覧会を見逃してしまった方は、清水五条にある河井寛次郎記念館を訪れてみましょう。自邸と工房をそのまま保存した記念館は、着物にも映え、素敵な場所ですのでぜひ!

河井寛次郎記念館 http://www.kanjiro.jp/

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【まちデコール 2016 】@大阪 開催間近!!!

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今年は関われずにいますが、秋のインテリアデザインの大イベント「まちデコール 2016」@大阪 が開催間近です!!!

 

今年のテーマ:「恋するインテリア」

期間:2016年10月8日(金)〜14日(金)

*開催期間・時間は場所により異なりますので、よく調べてお出かけください。

■まちデコール 公式サイト

http://machi-decor.com/

 

■大阪工業大学 × 京都造形芸術大学センエイ35㎜合板テーブル作品展

http://machi-decor.com/official7/

合板を使用した家具デザインを、学生たちのアイデアで。

開催期間:10/12(水)〜10/14(金)

開催場所:本町ガーデンシティ1F 大阪市中央区本町3-6-4

 

■パンに恋するインテリア

http://machi-decor.com/official6/

美味しいパン、いっぱい食べたい!開店時間に行かないと、売り切れ必須!

開催期間:10/12(水)〜10/14(金) 11:00〜17:00

開催場所:本町ガーデンシティ1F 大阪市中央区本町3-6-4

 

■デザイン×伝統vol3

https://www.facebook.com/events/328858590800119/

西陣織のりんどう屋さん、西陣絣のいとへんuniversさん、有松鳴海絞のcucuriさんなど、伝統工芸の技を活かしたファッションアイテムの新しい展開の販売&展覧会。

開催期間:10/7(金)〜10/10(月祝)11:00~18:00

     ※10月10日(月・祝)のみ17:00まで

開催場所:中之島SPINNING 大阪市中央区北浜2-1-14

 

■「恋する収納@ROOM10」その1★ビビッド&ディープにモノを持つ「気になるあの人のVIVIDEEP展」★

https://www.facebook.com/events/604211146425021/

収納のプロが提案する桐箱収納と、気になるあの人の宝物。

開催期間:10/8(土)〜10/14(金)10:00~19:00(9日のみ休み)

開催場所:ROOM10・テンネット 大阪市土佐堀1-4-8日栄ビルディング9F

 

大阪市内各所で楽しいイベントが繰り広げられます。ぜひ清々しい気候の時期にお散歩がてら、大阪市内を回ってみてくださいね。いっぱい催しがありすぎて、全部は回れませんが、行ける期間・時間に応じて楽しんでいただければ幸いです。ぜひぜひみなさまお運びください!

 

【村上隆スーパーフラット・コレクション展】図録届いた!

今年前半に横浜美術館で開催された【村上隆スーパーフラット・コレクション展】の図録が届きました!

分厚っ!!!重っ!!!

この図録、展覧会が終わってから半年、待ちに待ったできあがり。

展覧会会場で予約した人は3,900円で購入可、現在一般発売ではなんと10,800円!カタログ製作には様々なプロセスがあったみたいで、経費も膨大に掛かったそう。なんて貴重な図録!!!一冊はストック用に、一冊は閲覧用に、もう一冊予約しておけばよかった…。重いけど、かさ張るけど。

ゆっくりと “ 開封の儀 ” を行いたいと思います。

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2016きものサローネin日本橋 ありがとうございました!

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【 2016 きものサローネin日本橋 】三日間、盛況のうちに無事に終えることができました。

期間中、勝野屋ブースにお越しくださいました皆様、誠にありがとうございました!

久方ぶりに会うため駆けつけてくださった古くからの友人、いつも着物愛をいっぱい感じさせてくれるお着物友達。関西から駆けつけてくださったお着物友達。初めてお会いして勝野屋デザインを気に入ってくださった方、勝野屋ブログを見てくださっていて偶然勝野屋が出展していることに感動してくださった方。勝野屋商品をお買い上げくださった素敵なお客様。着物業界を何も知らない中、素敵な皆様をご紹介くださった方々。本当にたくさんのご縁をいただき感謝申し上げます。

慣れない接客ではいたらぬ点も多々あったかと思います。勝野屋のコンセプトを伝えきることができない点もあったかと思いますが、たくさんの方々からご好評をいただき、幸せを感じる三日間でした。お客様のお声を糧に、勝野屋商品の益々の発展に向けて頑張ります。

期間中、お手伝いくださった藁科裕里さん、北野梨恵さん、武藤奈緒美さん、誠にありがとうございました。

またきものサローネ事務局の皆様、たいへんお世話になりありがとうございました。前日から勝野屋の図面通りに会場設営してくださったアディスミューズ様、ご協力誠にありがとうございました。

 

また、来月10月28(金)〜30(日)には日本橋三井ホールCOREDO室町1にて、ファッションショーと展示で新作きものをご紹介する「きものコレクション」が開催されます。こちらもきものファンのみなさまが無料で楽しめる内容盛りだくさんですので、ぜひお運びくださいませ!

 

勝野屋のきものイベント出展はしばらく予定はありません。

まだ先は全く見えませんが、近いうちに自宅兼アトリエの一部をSHOPとしてお披露目できるよう準備していきたいと思っています。やはり実際に勝野屋の商品を見て触っていただいて、美しさしなやかさを体験していただけるのが大切だと思いました。また全身勝野屋商品ではなく、個々の普段のお着物コーディネートにどのように勝野屋商品で新鮮さを取り入れられるか、自分の普段の着物コーディネートでの実例もお披露目していきたいと思います。着付師の先生をお呼びしての出張ワンポイントレッスンや、着物なんでも座談会など、気軽な催しも考えていきたいと思います。月一回くらいの週末オープンか、ご予約制でのオープンか、お楽しみに!!!

 

2016きものサローネin日本橋【 素敵なゲストが! 】

中秋の名月ですね。京都はうっすら雲の流れる中に、綺麗なお月さまが輝いています。きものサローネの準備もあたふたと、ギリギリになってから慌てる場面も多く、ゆっくりお団子を食べながらお月さまを愛でる余裕はまったくないのですが、外出しがてら三条大橋からそっと夜空を見上げました。

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【 2016 きものサローネin日本橋 】 9/17(土)〜19(月祝)の三日間、日替わりで強力な着物人にお手伝いいただきます!

9/17(土)は、着物ライター&エディターであり、落語文楽歌舞伎など伝統芸能にもお詳しい、藁科裕里さんにお手伝いいただきます!着物のいろんなネタ、いっぱい聞けますよ。

9/18(日)は、着物コーディネーターの北野梨恵さんにお手伝いいただきます!着物通の方々は、よくご存知の方もいらっしゃるかと。

9/19(月祝)は、着物と落語においてはこの人じゃないと!なプロフォトグラファー、武藤奈緒美さんにお手伝いいただきます!夕方とか人が少なそうな時間帯を狙って来ると、もしかしたら、かちょいい着物写真を撮ってくださるかもしれませんよー。

どの日も素敵な出会いをお楽しみに、どうぞみなさま遊びに来てくださいね!

 

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■名古屋帯/CMYK無地染め

素材:京都丹後ちりめん 正絹100% ジオメトリック柄紋意匠

着用時期:10月〜5月

TPO:カジュアルからカジュアルパーティー

染色:シアン・マゼンダ・イエロー・ブラック・ホワイト/各色無地染め

価格:お仕立て込 48,600円(税込)(ホワイトのみ-撥水・黄変・防汚れ加工込)

*ホワイトのみ3点、当日お持ち帰り可能。

*きものサローネ会場にて、オーダー受付。お仕立て承ります。

 

光でコロコロ表情が変わるジオメトリック柄紋意匠の生地に、CMYKカラーを染め上げました。大胆カラーの帯ですが、無地感覚で使えるので、柄物のお着物をスッキリさせたいときなど、意外とどんなコーディネートにも活躍する帯です。