2014.07.15. 京都お散歩日記 – 祇園祭 宵宵山 3
屏風祭後は、まだ観ていない山鉾を観に小さな通りへ移動。
四条通北側からなるべく人の少なめの通りを通っていこうと、月鉾 を観つつ、
四条通の南側・京町家に細い石畳がとても風情のある小道「 膏薬辻子(こうやくのずし)」を抜けて下がっていきます。着物屋さん「モノコトシルト」さんや木版印刷・伝統木版画工房「 竹笹堂 」さんがある通りです。抜けていくとちょうど重要文化財「杉本家住宅」@綾小路通のすぐ横に出られます。
「杉本家住宅」の正面に 伯牙山(はくがやま)。
烏丸通方面は人混みがすごいので、「杉本家住宅」から南西へ下がり西洞院通仏光寺西方面へ。
木賊山(とくさやま)。
油小路通仏光寺下がる、太子山(たいしやま)。
太子山の会所は「秦家住宅」では、鉾飾りを拝見できます。「秦家住宅」は旧家で、奇応丸(きおうがん)という薬を扱っていたお家だそうです。今でも玄関屋根の上には「 登録商標 小児薬玉 奇応丸 」と印した行灯が!
油天神山(あぶらてんじんやま)。
油天神山の提灯が一番綺麗でした!昔の 蝋燭の灯を再現したLED ランプを使用しているそうで、“ 風に揺らぐ蝋燭の灯 ” を再現し、提灯ひとつひとつの灯が揺らめいたり消えそうになったり、とても情緒があります。現在山鉾のほとんどが白色LEDを使用して、明るいけれど味気ない感じになっている中で、この 蝋燭の灯を再現したLED を採用していることはすごいことです。みんなコレにしたらいいのに!暗くてええやんか、後祭も復活したことやし、昔の風景に戻していこうゼ!と叫びたい。
油小路から北上し、綾小路通西洞院西の 芦刈山(あしかりやま)。
最後に西洞院通四条を上がり、蟷螂山(とうろうやま)でカマキリさん見物!“ かまきり山 ”とも呼ばれ、カマキリがカマを振り上げて動くギミックつき!なんでカマキリなんでしょうね? 回答はこちら→☆
蟷螂山 の会所にはカマキリの置物も展示。
おみくじもカマキリ(手作りっぽい)が動く!(ちょっとブレちゃってますが)子供達にめっちゃ人気がありそうでした!
次へ続きます…★★★