2016.05.10. 丸久小山園製茶場新茶見学会〜宇治散策01
宇治「丸久小山園」新茶製造工場見学会へ二年ぶりにお伺いしてきました!今回は四名分の予約が取れたので、着物友達のMちゃんとそのお友達とご一緒に。午後から大雨の天気予報だったので、今回は残念ながら洋服での参加です。
2014年の様子はこちら → ●△■
二階の会議室でお茶に関するビデオを拝見した後、16人ずつくらいのグループに分かれて、茶畑〜工場の見学へ向かいます。
葦簾で覆われた茶畑。抹茶に使われるお茶は、日光を遮ることで渋みが少なく、甘みのある上質な茶葉になります。雨がなんとかやんだ束の間に茶畑見学ができてよかった〜。
雨雫にキラキラ輝く新茶。
ご指導いただきながら、15cmほど伸びた新芽=新茶を摘み取る体験。
茶畑見学が終わったら、製茶場の見学へ。採れたての茶葉はすぐに蒸し機に入っていきます。
蒸し終えた茶葉は、大きな幕の中で吹き上げられ、乾燥していきます。
大まかな乾燥を終えた茶葉は、ベルトコンベアーに乗って、レンガ蔵の炉の中で炎に炊かれてさらに乾燥していきます。
乾燥し終わった茶葉。光に透かすととても綺麗な緑色です。
乾燥を終えた茶葉を、人の手で茎と葉っぱの部分に選り分けていきます。これで「碾茶(てんちゃ)の荒茶」の完成。ここから別の工場に入り、より一層様々な部位に選り分け、抹茶・玉露・煎茶・ほうじ茶などに加工されていきます。
別の工場の見学へ。清潔さが大切な場所へ入っていくので、帽子をかぶり、履物も変えて見学へ入っていきます。今回は見学人数が多いためか、ここからの撮影は禁止。抹茶製造マシーンのぐ〜るぐるは圧巻です。
2014年の記録はこちら → ●△■
工場見学を全て終えた後、新茶のお抹茶と茶団子をご賞味させていただき、見学会終了。
で、毎回のお楽しみ。ほうじ茶ソフトクリームと抹茶ソフトクリーム!!!
ここでしか入手できない新茶の抹茶や新茶のお煎茶など、自分用土産もいっぱい購入して満足満足。
丸久小山園の新茶製造見学会は、毎年八十八夜が過ぎる頃、5月10日前後の5日間程開催されます。ご興味のある方は毎年4月上旬に申し込みが開始されるので、直接工場へ「DM送付希望」とお問い合わせください。
丸久小山園
本社:京都府宇治市小倉町寺内86番地
お問い合せ電話:0774-20-0909
丸久小山園から宇治散策へつづきます。 → ●△■