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カテゴリー : インテリアデザイン

2018.04.13. 京都お散歩日記「OPEN DOOR COFFEE」

京都造形芸術大学へ打ち合わせに。

終了後、初めて大学すぐ近くの「OPEN DOOR COFFEE」 さんへ。

ちんまりと、一戸建てのかわいいデザインの建物。建物廻りのオーガニックな庭園デザインも素敵です。放課後は学生は半額って、、、いいなぁ!教職員も半額に、、、無理か。(笑)

 

厳選した複数のロースターから届く、世界最高レベルの「スペシャルティコーヒー」だけを扱う “ コーヒーのセレクトショップ ” 。

だそうです。

オリジナルブレンド以外にシングルオリジンもあり、WEEKENDERSさんやいろんな自家焙煎珈琲店の珈琲豆を取り扱っておられます。

インテリアデザインもそつなくカッコイイし、コーヒーもスコーンも美味しいし、お手頃価格だし、Wi-Fiあるし、コンセントあるし、いいお店です。敷地内に広い駐車場もあるので、バイクや車移動の方にもいいですね。

放課後割引、教職員も少し割引OKなら時々行くなぁ。

誕生日に、我思う。「人生は50年。終活始めます。」

昨年末、私達が Love the Life として駆け出しの頃から、多数のプロジェクトで照明デザインのサポートをしていただき、照明デザインの基礎・手法をご指導くださった、とてもお世話になった照明デザイナーのS氏が他界されたと訃報を聞く。

12年前にメーカーから独立されてからは、国内外の建築や商業空間の多岐にわたる大きなプロジェクトに関わられ、これから益々照明デザイナーとして花を咲かせていかれるであろう時期に、本当に残念でなりません。享年52歳。Love the Life が今も存在できているのは、S氏の存在無くしてはあり得ません。

《 インテリデザインは、照明で決まる 》それを実感し、今でも常にその言葉を肝に銘じながら、インテリアデザインをしています。これからも照明デザインに魂を入れ込んで、デザインしていきますよ。アニキ、天国で見ていてね!

 

2月上旬、大切な友人であった 料理家・フルタヨウコ さんが、2月5日に急逝されたことを知る。事前に闘病されることもなく、本当に直前まで日常のお仕事をされていたと、お兄様からFacebookのご報告で知る。享年44歳。空間にデザインに料理に、美しい生活を実践していた素敵な人でした。あまりにも残念すぎる。

フルちゃんは、私達がデザイナーとして独立した20代後半からのお付き合いで、デザイン仲間、落語仲間、着物仲間でもありました。私達の東京在住時代には、吉祥寺や三鷹の落語会によくご一緒して、落語会の後にはフルちゃんの三鷹のアトリエで美味しいお料理をいただいたりしていました。

私達が京都に移住してからは、フルちゃんのJAM「HOME.」の大ファンなので、時々思いつきで連絡してみては、JAMと特別な手作りスコーンとを一緒に送っていただいておりました。

2月4日に「そろそろ新しいJAM欲しいよ〜」ってフルちゃんに連絡しなきゃな、と思った矢先のことでした。何か前兆でしょうか。ふとその日にフルちゃんのJAMに合せて美味しいパンを食べたくなり、パンを買いに行き、残っていたJAMをたっぷり乗せて食べて、至福の思いに浸っておりました。フルちゃんの笑顔と笑い声を思い描きながら。次の日に、訃報を聞く。

「あああ、この一瓶で終わりか…」

フルちゃんの愛情をたっぷり身体に染み込ませましたよ。いつも幸せな気持ちにさせてくれて、ありがとう。いつまでもフルちゃんの笑顔、忘れません。

フルちゃんがずっと関わられていた《北欧、暮らしの道具店》

私たちにとって大切な仲間であった料理家・フルタヨウコさんが逝去されました。

 

人生50年、あっという間です。

悔いの残らないように、インテリアデザイン活動はしてきました。手がけてきたどのプロジェクトも、時代が移り変わってゆく中で、Love the Life のふたりで、最大限に努力して、考え抜いて、出した結果でできあがってきたデザインばかりです。恥ずかしい作品はひとつもありません。

世の中に少しでもインテリアデザインの素晴らしさ、楽しさを伝えていく活動も、種を蒔いてきたつもりです。大学での教育の場でも、若い方達(私達にとっては自分の子供みたいなもん)にも地道にデザインの一端を伝授したきたつもりです。

勝野屋の着物道は、若い方達に少しでも着物の楽しさを感じて欲しくて、自分が日常でどこにでも着物を着て行くことを実践してきましたが、京都に移住してから8年経っても、少しのきっかけ作りはしつつも実際は何も活動できていない、やりたいことは実行できていない、と思います。

私達もこの先、いつどうなるかわからない時代。今までデザインを導いてくださった先輩方、楽しい友人たち、お世話になった方々に、想いを伝えていけるように、何事にも真摯に努めていきたいと思います。《 人生50年 》と考え、残りの人生を見つめ直し、終活考え始めます。

 

3月9日、誕生日で満49歳。今まで健康に生きてこられたことに感謝。大阪、東京、京都で、様々な方とご縁をいただけたことに感謝。着物に出会えたことに感謝。さて、この後の人生で何ができるでしょうか、何が残せるでしょうか。そんなことを考える、今日この頃であります。

2018.01.18. 現場とスイーツとコーヒーと

Ordinary House 04 現場

以前にご紹介した「Ordinary House 04」の現場工事立会い。

分譲マンションのリノベーションプロジェクトですが、マンション既設の給気口が隙間から細かい埃が入ってきちゃう簡易なもので、施主様から医療用など重層の給気フィルターの機器に交換できないか、とご要望をいただき交換することに。

しかし、日本製の給気口で、ましてやマンション既存の穴に対応した機器となると良いものがなく、既設機器と同じメーカーの商品で最も良いフィルターをつけられるタイプに機器ごと交換。

リブ状の新しいフィルター。粉塵も花粉もミクロに対応したフィルター。

御池通りに面しているマンションのため、排気ガスの粉塵が入ってきて、フィルターも真っ黒け。給気口周辺の壁面ビニルクロスまで黒っぽくなっています。

ダイニングリビングに設置している給気口関係は、全て装飾扉で隠しているので普段は目立たないのですが、改めて見るとこの汚れのすごいこと!大通りに面している場所に住んでるだけで癌になったりする確率が上がるデータを見たことありますが、やっぱり少し大通りから離れた場所に住みたいもんです。(ここは別荘だからいいんだけれど)

戸建建築ならば、世の中に出回っている機器の中で最も良い性能の機器を選定するのですが、分譲はそこまで変更できなかったりするので仕方ないですね。今後は新しいフィルターでどれくらい変わるか、定期的に観察していきましょう。

 

グラン・ヴァニーユ

現場の後は、現場からほど近い「グラン・ヴァニーユ」でひとりスイーツいただきます!

ヤギへのお土産。一番下の写真の小さなシュークリームで構成されたコーヒークリームのケーキがめっちゃ美味くって、たまら〜〜〜ん!!!

 

ENJOY COFFEE TIME 2018

スイーツの後は、急ぎ足で四条河原町の「伊と忠」さんへ、ゑべっさんの時にお誂えを依頼していた草履を引き取りに。(汗だくだく)

そして着物友達のKさんがお手伝いされているというので、前々から行ってみたかった元・立誠小学校の「TRAVELING COFFEE」で開催のコーヒーイベント「ENJOY COFFEE TIME 2018」へ。閉館時間10分前にギリ滑り込み!

TRAVELING COFFEE」さん以外に、毎日日替わりで4店舗のコーヒー屋さんがブース出店され、各店のコーヒーをゆっくり楽しめるイベントです。知らなかったお店に出会えたり、なかなか行けないお店のお味を体験できたり。

ちょっぴりお得なコーヒー試飲チケット(5枚綴り/別の日にも使える/試飲90cc)を受付で購入して、好きなコーヒー屋さんのブースへ。

まずはKさんがお手伝いされている「二条小屋」さんへ。

コーヒーミルは「みるっこ」を使用。お湯は注文毎にやかんで沸騰したてのお湯を温度調整して使用。試飲に一番オススメのコーヒーをお願いしたところ「コヤブレンド」をセレクトして、一杯点てで抽出してくださいました。

試飲は90ccなのに、、、このコーヒー豆の量!!!コーヒー豆20g以上使用してくださっているでしょうか、なんと贅沢な。で、お味はですね、甘味・コク・苦味、とてもバランス良くて、めっちゃくちゃ美味しい!!!一気にファンになりましてよ!何杯もコーヒーをいただきに、後日お店に伺います!

もちろん、ブレンドのお豆購入。抽出のお湯温度は85°Cが良いそう。ウチは75°C〜80°C(豆の中心が65°C〜75°Cになる設定/珈琲豆の焙煎度によって調整)が通常で、二条小屋さんの設定は少し高めなので、実験して比べてみたいと思います。

 

二条小屋」さんの後は、お隣のブースでかわいこちゃんが着物でコーヒーを淹れているので、速攻話しかけてみた!(笑)なんとなんと、元舞妓さんですって!この日は大阪の「リロコーヒー」さんのお手伝いで抽出してらっしゃると。2月からは「リロコーヒー」さんで勤務されるそうです。

コーヒーはあっさりのサードウェーブ系。

TRAVELING COFFEE」さん「二条小屋」さん以外の3店舗。イベントだからね、仕方ないんでしょう、みな保温ポットに入れたコーヒーを提供してくださいました。サードウェーブ系で、あっさりしすぎだったり水っぽさが出ていたり、個人的好みには合いませんでした。そして、コーヒー用ミルクにポーションミルク(植物性油脂ケミカルなミルク)を置かれている時点でアウトでしょ!「二条小屋」さんにはポーションミルクは置かれていませんでした。これでコーヒーへの考え方が如実に違うことがわかります。

TRAVELING COFFEE」さんは美味しいの保証済み。とにかく今回初体験の「二条小屋」さん、めっちゃオススメです!

2018.01.11. インテリアデザイン講義とゑべっさん

■ インテリアデザイン講義

京都造形芸術大学環境デザイン学科にて、年に一度の勝野によるインテリアデザイン講義の日。

今回話すテーマは「ユニットでデザインすること」

Love the Life 設立から20年が経つわけですが、勝野+ヤギの二人のユニットでデザイン活動をしてきたことについて、良いこと悪いこと楽しいこと、時代によるデザインの特徴や想いや変化など、20年間に渡るデザイン活動をお話ししました。

 

・歴史の中の素敵なデザインをたくさん知り、自分のものに昇華させる。

・何もないところからデザインすることはとても楽しい。

・機能面は重視し、一切妥協なく、ビシバシに全体プランを練る。

・機能面で影響しない部分でどれだけ遊ぶか。

・訪れてくださった方の脳裏に何かしら残るデザインを。

・コピーされても元ネタとして自負できる、真の強さを持つデザインを。

・光は最重要。空間は光で完成する。

・進化する照明のことを常に学び、照明プランは必ず自分で全てを決める。

・ユニットでデザインすることは、様々な方向からデザインを考察、最適化できる。

講義を聴いてくださった学生さんたちが、少しでも何か意識を変えて、将来同じプロのインテリアデザイナーとして活躍していってくださることを心から願っています。

 

人間館一階 KUADカフェの前にあった、ヤノベケンジ+ウルトラファクトリーの作品の猫ちゃん。

2018年夏、ウルトラファクトリーと劇団四季がコラボレーションし、「CATS」の舞台美術を製作するプロジェクトが始動するそうです。東京に開幕するキャッツシアターの美術製作に関わる学生を現在募集中!乞うご期待!

 

■ ゑべっさん

講義終了後はバスで祇園へ。今年も無事に訪れることができました京都ゑびす神社

残り福で舞妓さんの福笹授与のご奉仕に出会えました。

毎年詣でることができ、とてもありがたいことです。今年も一年ええことありますように!

 

■ 寿司「千登利亭

ゑべっさんのお参りを済ませて裏側から路地へ抜けていきます。屋台から外れた裏道にある、祇園の寿司屋「千登利亭」に初潜入。明治32年創業の老舗寿司屋さんで、前々から訪れてみたかったのです。夕食前の時間帯で空いていて、サクッと入店できてラッキー。

冬季限定のむし寿司と茶碗蒸しのセット。錦糸卵の下に穴子入りの寿司飯。寒い京都でいただくむし寿司は本当に体に染み入る美味さです。お店によっても個性があるので、冬のうちに他のお店でもまたいただきたいと思います。

名物の鯖寿司。鯖の身とシャリとのバランスも良く、とても風味豊かで、お口の中でじわじわ〜っと旨味が広がっていきます。鯖寿司もお店の個性がありますが、こちらの鯖寿司も京都で数本指に入る美味しさと言っていいでしょう。

祇園だからといってお高い寿司店ではなく、とても家庭的な雰囲気のお店です。一見さんも、お一人様も、海外の方も大丈夫!!!鯖寿司+ちらし寿司(冬季はむし寿司)+巻き寿司(他に穴子寿司)などが少しずつ入ったお得なセットもリースナブルで、お一人様でもいろいろな京都寿司が楽しめます。祇園散策して一人飯にも最適!!!また来よう!

 

そして、ゑべっさんですからね、四条河原町「伊と忠」さんにもしっかり詣でましてよ!何を誂えたかは、後日お楽しみに〜。

2018.01.06. 桂雀々新春独演会@京都

2018年の初笑いは、桂雀々新春独演会「いぬの巻」@京都府立文化芸術会館へ。

  演目:一席目「東の旅(発端〜野辺〜煮売屋〜七度狐)」桂雀々

     二席目「へっつい盗人」ゲスト:笑福亭晃瓶

     三席目「稲荷俥」桂雀々

 

今年で芸歴40周年をお迎えになる桂雀々師匠。爆笑に注ぐ爆笑、たっぷりと濃ゆい時間を過ごさせていただきました。

5月19日(土)にはロームシアター京都にて、桂雀々芸歴40周年記念公演(ゲスト:立川志の輔/スターダスト・レビュー 根本要)も開催されます。一度、桂枝雀師匠の面影を感じる桂雀々師匠の絶品な落語会へ訪れてみられてはいかがでしょうか?

 

■ 紅茶専門店「MISSLIM

落語会終演後は、ご近所の紅茶専門店「MISSLIM」@河原町丸太町へ、お年始初詣でお茶。

素敵な空間で、上質な紅茶をゆっくりといただく。意識をリセットできる時間です。

 

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2018.01.04. 縁結びの神巡り -嵐山-

お着物友達のYちゃんと新年のお着物デート。かわゆいYちゃんのご希望で、初詣も兼ねて、縁結びの神巡り -嵐山- にお出かけしました。

■ FORTUNE GARDEN KYOTO フォーチュンガーデンキョウト

新年早々から開いているお店も限られる中、一度ランチで訪れてみたかった「フォーチュンガーデンキョウト」にて新春ランチ。

古い建築を上手くリノベーションしている素敵な空間のお店です。若いスタッフの応対も素晴らしく、多数のお席があるのに、個々の希望に合わせてきめ細やかにサービスしてくださいます。

お料理の質はまあまあ。しかしこの立地でリーズナブルで、サービス良し、雰囲気良しのお店としては貴重です。また訪れたいと思います。

 

■ 縁結びの神巡り -嵐山-

駅前から人混みをゆっくり進み、嵐山名物の竹林を散策しつつ、目的のひとつめの縁結びの神様「野宮神社」へ。

 

■ 野宮神社  京都市右京区嵯峨野々宮町1

竹林の奥に、ちんまりと可愛らしい鳥居が出てきます。境内が小さいので、常にお参りの人が鳥居の外まで行列していますが、すぐに進んでいきます。

小さな神々様にもお参りをして、護摩木を奉納します。Yちゃんは良縁成就ですが、私は人との新しいご縁をお願いしました。歴史のある神社、パワースポット巡りで、今年はええことありますように!

 

駅前に戻り渡月橋を渡り、次の縁結びの神様「櫟谷宗像神社」へ。落葉した木々の骨格が露わになる、冬の嵐山の景観も素敵です。

 

■ 櫟谷宗像神社  京都市西京区嵐山中尾下町60

渡月橋のすぐ脇、モンキーパークへの案内看板すぐ横の階段を登っていきます。

平日のせいか、社務所は開いていませんでしたが、山の斜面を背景に、小さいながらも厳荘なる空気の神社です。

 

そしてもう一箇所の縁結びの神様「車折神社」を予定していましたが、夕暮れになってきたので、思いつきで他の神社に行くことに。「車折神社」また別の嵐山散策の折に。

車折神社  京都市右京区嵯峨朝日町23

 

■ 蚕ノ社(かいこのやしろ) 

  木嶋坐天照御魂神社  京都府京都市右京区太秦森ケ東町50

有名なパワースポットで名前は知っていましたが、訪れるのは初めてです。住宅地の谷間 、潔く清々しい白木丸太の鳥居が鎮座しています。

鳥居からまっすぐ奥に、舞殿、本殿へと一直線に並ぶ様は、厳格に満ち溢れ、一瞬で空気が違うことを感じました。

本殿を囲む周りの森は「元糺ノ森」。このお社の成り立ちは平安時代よりもはるかに古く、下鴨神社の形式の祖になる神社だということがわかりました。これはとても貴重な神社です。

冬場は結界が張られている、竹垣の奥に、三つ足の鳥居がある蚕ノ社があります。夏の土用の丑の日に御手洗祭りがあるそうですので、今年の夏には必ず詣でたいと思います。

日の入り時間になったので、ここでタイムアップ。

 

喫茶ガボール

地下鉄で市内に戻り、三条大橋西の「喫茶ガボール」で一服。

Yちゃん念願の「コロナの玉子サンドイッチ」をいただきます!一人では絶対完食できないボリューム!!!(マドラグの方がさらにボリュームあるんだよ。/完食出来なかった人も大丈夫。テイクアウト用BOXが用意されているから、お店のスタッフに伝えて〜。)


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2018.01.01. 元日と初詣

■ お節料理とお雑煮

今年は、ご近所の割烹「四季彩ひさの」さん特製のお節料理をいただきました。プロの作るお節は、質の高い素材、ひとつひとつのお味も繊細で素晴らしく、そして美しい!

お雑煮は、「うね乃」さんのお出汁と「本田味噌本店」さんの大吟醸西京白味噌に、焼いた丸餅を浮かべただけのシンプルな京都風で。

京都でお正月にいただく風習のあるはなびら餅は「仙太郎」さんのものを、お抹茶と共に。求肥の中は、味噌白あん、干し柿、ごぼう。甘さとしょっぱさが合わさって、おもしろいハーモニー。

 

■ 初詣

気になる天候も、曇りつつもなんとか晴れているので、着物に着替えて夕方から初詣へ。まず毎年一番に伺う八坂神社へ。それなりに人は多いけど、夕方なのでサクッとお参りできました。

おみくじは大吉!!!久しぶりの大吉かも。書かれている内容を大切に心に留め、今年一年こつこつとやりたいことを実現させるべく精進したいと思います。

スーパームーンの一日前、雲の合間から綺麗なお月さん。今年もみなが健康で幸せな一年でありますように!

 

京都タワーサンド

大晦日に壊れちゃったAV機器のパーツをヨドバシへ買い出しに行くべく、八坂さんからバスで京都駅まで。買い出し後に、まだ未潜入だった京都タワー下の商業施設「京都タワーサンド」を視察。オープンしてもう8ヶ月。遅いっちゅうねん。

地下一階の飲食フロアは、京都で人気のカジュアル飲食店の数々がリーズナブルな小規模形態で出店。フードコート形式に近く、焼肉もカレーも中華料理も、ちょっとずつを好きなだけセルフで自分の座席に運んでいただくスタイル。外人さんや若い観光客の方には、とてもいいスタイル。

一階の物販フロアは、京都で人気のブランド(お菓子、お酒、雑貨)から、海外の方に人気の食品サンプルなど個性的なお土産が購入できるユニークなお店がたくさん出店。ココだけでかなり良いお土産がGETできるので、JR京都駅界隈のお土産屋さんと合わせてめちゃくちゃ重宝!!!

二階は体験フロアで、食品サンプル作り、和菓子作り、お寿司作り、伝統工芸(清水焼、扇子など)を体験できるスペース。観光客の人はこういう体験を求めていらっしゃるので、調べず来てもココで体験できるのはいいですね〜。海外の知り合いの方にお知らせしとこう。

最後に「辻利」で抹茶ソフトクリームをいただきました。辻利と名のつくお店も、祇園辻利(祇園四条にフラッグショップあり、JR京都伊勢丹の中やJR京都駅内の売店は祇園辻利系列のお店が多い)、辻利(宇治/宇治辻利と呼ばれる)、辻利兵衛本店(宇治/本家筋)と系統があります。こちらは宇治辻利と呼ばれる方の「辻利」。抹茶ソフトクリームは、う〜ん、普通。もっと抹茶の濃ゆさが欲しいところ。今年は他の辻利系でも抹茶ソフトクリームを食べ比べたいと思います。

今のところ京都で一番美味しい抹茶ソフトクリームは、やっぱり丸久小山園が最高峰でございます!

 

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2017.11.13. 滝内師匠と京のお食事

Love the Life の心の師匠であるインテリアデザイナー・滝内高志さんが京都にお越しとの連絡があり、滝内さんのお友達も交えてお夕食をご一緒しました。

京都らしいお店ってあまり知らないのだけど、京都人が他府県から誰か来たら一回は必ず連れて行く京料理割烹「めなみ」@木屋町三条へ。(*当日予約取れてよかった!)

京のおばんざいをいろいろいただけて、とても楽しいお店です。


【おばんざい盛合せ】左から和牛たたき、たらの子煮、さつま芋白ワイン煮、生ゆば造り、煮玉子/彩り鮮やかで嬉しくなります!

【ほうれん草きのこのおひたし】ほうれん草のシャキッとした歯ごたえのバランスも素晴らしい。

【こいも白味噌煮】シンプルで京都らしい一品。

【左:丸大根とおあげ煮/右:あんかけ鴨まんじゅう】こちらもお出汁のギュギュ〜っと効いた京都らしいおばんざい。

【おから(卯の花)】シンプル!

【自家製お肉のパテ】白ワインにもよく合う一品。

【いかと九条ネギのてっぱい(ヌタ)】日本酒によく合う一品。



 

お食事後に「めなみ」の前にて。西宮から高藤さん、フィレンツェ在住の彫金作家の中村さん、滝内さんと記念撮影。

滝内さんとはその後三条大橋のスタバでデザイン&アート談義。滝内さん、素敵な夜をありがとうございました!また京都&東京で!!!

2017.11.12. 立川志らく独演会

■ 立川志らく独演会@京都

午前中の体調不安もなんとかなりそうだったので、着物で立川志らく独演会@京都府立府民ホール「アルティ」へ。

演目:開口一番「転失気」立川らくぼ

   一席目 「火焔太鼓」立川志らく

       仲入り

   二席目 「芝浜」立川志らく

道具屋のあまりの凶暴さにあり得ないと思いつつも爆笑の「火焔太鼓」。今年最初の「芝浜」は尖ったギャグを連発しながら小気味よく展開。結果、不条理性が強調されるとともにあの下げがストンと腑に落ちる。京都の地で師匠の新しい挑戦を目撃する望外の幸運。

 

■ 石田老舗「Creme de la Creme(クレーム・デ・ラ・クレーム)」

落語会終演後は、徒歩で帰宅途中にいろいろ寄り道。京都に住み始めてから7年間、存在は知っていても未開拓のお店も多し。そのひとつである石田老舗のシュークリーム専門店「Creme de la Creme」@丸太町烏丸下がるに初めて立ち寄ってみる。

夕方なのでほとんどの商品は売り切れていたけど、残っているシュークリームを一種類ずつGET。カスタードクリームが濃厚な「京都大吟醸」と、抹茶好きも納得できる抹茶風味の濃ゆい「グリーンティー」が特に美味しかったです。

 

■ ガレット&クレープ専門店「NEUF CREPERIE(ヌフ・クレープリー)」

シュークリームを買えてご満悦な状態で、夷川通りを散策。いつも夜にしか通らないので、見知らぬお店を発見。御所南の夷川高倉西のガレット&クレープ専門店「NEUF CREPERIE(ヌフ・クレープリー)」でリサーチ兼ねて軽いお夕食。

小さな京町家を改装したお店は、可愛らしい雰囲気でステキ。いつオープンしたのか伺うと、2年前にオープンされたとのこと。

いやー、見た目も華やか、お味も美味しくて納得なんだけれど、、、いかんせんお皿が温められていないので、オープンキッチンからテーブル席に運ばれてきた時点で冷めてる(涙)。クレープ料理って繊細なので、クレープが温かいと本当に美味しいのに残念。


【鴨肉と無花果のサラダガレット/ブルーベリーソース&バルサミコソースがけ】鴨肉とソースのバランスもとても美味しい!(でも冷めてる…涙)

【コンプレ/自家製ハム・卵・チーズ・アボガド・トマト・ジャガイモ】どの材料も程よいバランスの充実した一品。(でも冷めてる…涙)



オープンして2年でお皿を温めるという工程を省く、または気づいていらしゃらないとしたら、改善の余地はないのでしょうか?いいお店なのに、とても残念だな〜。(知り合いじゃないので自分からは指摘できない)

 

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2017.11.09. 祇園をどり 2017

台湾からなんとか無事に帰国。台湾の旅の記録は、またそのうちに…。(内容盛りだくさんなので、いつになるかな〜)

■ 祇園をどり 2017

K様にお誘いいただき、祇園をどり2017 (祇園東)を拝見してまいりました。春の都をどり(祇園甲部)は2回体験しているものの、祇園をどりは初体験です。会場は今年は祇園会館(よしもと祇園花月)。中に入るのも初めてです。

開演前には舞妓さんのお茶席も体験できました。撮影不可なのでお写真はありませんが、お菓子を盛ってある小皿は都をどりと同じくお持ち帰りOK。

舞妓さん芸妓さんの舞台は、華やかで本当に素晴らしいですね。今回は、以前夏に伺ったみつや寄席でお会いした祇園東の舞妓・叶朋ちゃんが初舞台ということもお聞きしていたので、とても楽しみに伺いました。初舞台でも、所作も美しく、堂々と舞われておられました。母親目線で、とても嬉しい!今後も楽しみであります!

芸妓さんの中では、つね桃さん、美晴さんがとってもお美しゅうございました!

素敵な催しにお誘いくださったK様、誠にありがとうございました!

 

鍵善良房 四条本店

終演後は、鍵善良房 四条本店にて、黒田辰秋作品の民芸に囲まれて、久しぶりにくずきりをいただきました。

 

お茶した後は、K様と鍵善良房の姉妹店「ZEN CAFE」の場所をご案内したり、祇園界隈の着物関係のお店をウィンドウショッピング。そして京都高島屋の八百一で、夕食のための生鮮食品買い出して、K様とお別れ。(各家庭、夕食は自炊)

 

帰宅後は、ヤギへのお土産、鍵善良房の銘菓「おひもさん」をいただきました。品の良い甘味とほのかなニッキの香りが漂う素朴なお味で、とても美味しゅうございました。これは年配の人でも好まれる、お土産にはぴったりなお菓子ですね。またお持たせに買おう!

 

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