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2016.05.22. 「陣内久紹 染の着物展」と西陣散歩

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■ 「陣内久紹 染の着物展」紫風庵

近美の後は、西陣へ移動。

陣内章代さんの旦那様・陣内久紹(じんのうちひさつぐ/蒔糊友禅染)さんの展覧会へ。

染織 陣内 http://someorijin.jimdo.com/

 

会場は京都有形文化財でもある「紫風庵」。昭和8年竣工の数寄屋造の和洋折衷の住宅建築。

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西陣北に位置する建勲神社のある船岡山の斜面に建っています。高台なので、建物の玄関から東には比叡山が望めます。

玄関脇の丸窓。

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まあるいディテールが可愛らしい階段。

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洋室にも可愛らしいツバメのステンドグラス。

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初代の所有者さんはどれほどの洒落人だったのでしょう。小さい住宅なのに、建具の豪華なこと!金箔貼りの三十六歌仙の襖、曾我蕭白直筆の襖とか!いったい、どんだけ!!!(恐ろしすぎて、建具に一切触れることはできません。)

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建築探訪しつつ、陣内久紹さんの作品をじっくり拝見。
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最高峰の作品「高雄の空」

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いやいや、あたらめて、蒔糊友禅の素晴らしさをひしひしと感じました。ヤギは初めて陣内久紹さんの作品を拝見させていただきまましたが、感動しまくっておりました。

 

陣内久紹さん直々に、蒔糊友禅のご説明をしていただきました。手間のかかること、かかること。

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気になったお着物「蒔糊友禅無地ぼかし訪問着」を試着させていただき、満面の笑みの勝野であります。

遠くから見たら色無地、近づくと裾の方から蒔糊グラデーションで訪問着とわかります。さりげない訪問着は、帯次第でカジュアルPOPな帯を合わせてお洒落着から、華やかな袋帯を合わせて礼装までOK。これはおもしろいっ!次はこれを…。

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素敵な展覧会でございました。陣内様、ゆっくり拝見させていただき誠にありがとうございました!!!

 

■ 西陣探索

帰り道道、西陣探索。何度かは来ているものの、ゆっくり歩いたことがないんですよね。銭湯を改装したCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんくらいしか知らなくて、お茶すべく少しだけ鞍馬口通を探索。

 

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船岡温泉。(現役の銭湯)

なんだ〜、こんなにCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんの近所にあったんかい???

銭湯側の方は現在修復中の様子(営業しています)。また夏に浴衣で伺おうかと思います。(浴衣で船岡温泉でお風呂をいただき、近隣の立ち飲み屋を何軒かハシゴする、学生さんたちとツアー決定!)

 

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陣内さんのお手製地図にもあった昭和な喫茶店、自家焙煎「珈琲ガロ」の佇まいが可愛くって、入ってみようと覗いてみたら、あら満席。小さな小さなお店で10席くらいしかなさそう。入口近くに座っているおじさまが立ち上がって下さったけれど、そこは常連さんには申し訳ないので、また後日お邪魔することにしました。

 

 

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CAFE SARASA(さらさ西陣)」さんは数回行っているので外して、二軒隣の「うめぞの茶房」へ。三条河原町下る(LOFTの向かい)甘味茶屋「梅園」の姉妹店です。今年3月にオープンしたばかりということで、ニュースでは知っていたんですけれど、初めて伺いました。

きっと優秀な建築家さんによるであろう、素晴らしい京町家改修。古い部分を残しつつ、すっきりとした空間に。その塩梅が抜群にうまい!(*次回、どなたの設計か取材してきます。)

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アンティーク風の壁面塗装仕上げとアンティークの家具のいい塩梅。空を大胆に切り取るトップライトからの心地いい光。

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主力のメニューはあんこを使ったアレンジスイーツ。基本羊羹なのですが、そこにチョコレート、フルーツ、チーズ、ナッツなど様々な素材を投入したアレンジが斬新なスイーツたち。

ブルーベリー羊羹とお煎茶。

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チョコレート羊羹と季節のハーブティー。この日はイチゴのハーブティー。フレッシュなイチゴの香りが爽やかで美味しゅうございました。

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器がまた素敵で、こちらのお店のために作家さんにオリジナルで焼いていただいているそうです。販売もされているので、次回GETだな。

サービス良し、空間良し、メニューの質良し、器良し。久しぶりにワクワクする、素敵なお店発見!!!また近いうちに再訪します!

 

いや〜、西陣どんどんおもしろくなってきてるわ〜。大徳寺とかに行った後に探索するのにもってこいですね。これからも素敵なお店が増えていくでしょう、楽しみです。現代感覚の素敵な着物屋さんもできたらいいのになぁ。

 

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2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 03

■ 祇園四条 レストラン菊水 今年初のビアガーデン!

葵祭〜KYOTOGRAPHIE を完了し、お腹すいた!

初夏のような気候の日だったので、今年初のビアガーデン@レストラン菊水へ!真夏の蒸し暑い中でのビアガーデンもいいのですが、個人的には5月中のカラッと晴天の日に来るビアガーデンが好きです。虫も少ないし、心地よい風に吹かれて気持ちいい〜。

夕方に事前予約しておいたので、すんなり入れました。5月半ばでビアガーデンをやっていると知っている人はまだ少ないからでしょうね。それでも年配のご夫妻や、外国人の方々で楽しそうな雰囲気。

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今回は四条通り沿いのお席。南座、東山、鴨川が見渡せます。

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レストラン菊水今年で創業100周年だそうです!

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まずは枝豆とビール!ビールがうまい!!!

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ビールのおつまみに、鶏の唐揚げ、ソーセージ盛り合わせ。

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ポークカツレツ・オリエンタル風。カレー風味のソースです。

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19時半過ぎて、やっと夕暮れ。提灯の明かりが灯り始めます。

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ビールと軽くおつまみをつまんで満足。次へ行きまーす。

 

 

■ 三条木屋町上ル サロンドロワイヤル

レストラン菊水 から家への帰り道にあるショコラティエサロンドロワイヤルでデザートを。

木屋町東に面した細い路地を奥へ入っていきます。岡重さんのギャラリーRojiさんの所です。

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5月から鴨川の納涼床が解禁となったので、テラス席でいただきました…が、照明に群がってくる虫虫虫がっ!(笑)夜の納涼床はお勧めしません。納涼床が気持ちいのは16時〜19時くらいですね。要注意!

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パイナップル・アイスショコラ。ラズベリー・アイスショコラも抜群に美味しいのですが、パイナップルも酸味が華やかで美味しゅうございます。

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ショーケースに唯一残っていたショコラケーキもいただきました。ショコラティエのケーキは美味しいですね〜。近所にショコラティエがあって至福でございます。

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そして、帰り道々、鴨川・二条大橋たもと(ザ・リッツ・カールトン京都すぐ横)の小川で今年初の蛍見物。毎年今頃にご近所さんが「蛍飛んでたよ〜」とご報告してくださいます。今年は夏日が多いせいか、少し早いかもしれません。

↓↓↓ 鴨川・二条大橋たもとの蛍の様子。2〜3匹飛んでいました!

 

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充実した良き一日でございました!

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 02

葵祭 からつづきます。御所南から徒歩で四条烏丸へ、てくてくお散歩。

 

■ GOODS & FOODS FOB A 京都

KYOTOGRAPHIEへ繰り出す前に、ラクエ四条烏丸「GOODS & FOODS FOB A 京都」でランチ。

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サラ・ムーン Late Fall Time Stands Still
  ギャラリー素形

ギャラリー素形は、和菓子屋「然花抄院(ぜんかしょいん)京都室町本店」の中にあります。間口の大きな元呉服商の京町家を改装したお店です。

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フランスで好評を博した話題作が日本上陸
生と死、時の儚さを映す幻想の写真世界

 

揺らぎ、かすみ、ノスタルジック、生と死、孤独。サラ・ムーンの独特な世界観。

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マグナム・フォト/EXILE − 居場所を失った人々の記録
  無名舎・吉田家住宅

元白生地問屋の呉服商だった吉田家住宅。現在もご当主はお住まいになられているそうで、見学には予約が必要なのですが、KYOTOGRAPHIEで拝見できるなんて!

場所は、なんと藤井絞りさんのお隣さんじゃないですかっ!祇園祭の時も何度も前を通っているのに、知らなかった〜。

 

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通り庭の奥へ進んで行くのですが、よ〜く見ると、間仕切っている引き違い戸の建具を90度回転できるようになっているではないですか!?さすが、商家、荷車も通せるように考えてありますね〜。

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通り庭に茶室前にあるような待合所があります。大切なお客様のご接待の時に使うのでしょうか?

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店の間。床は板の間で事務所かつ、洋風家具で応接にも使えるようになっています。

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中の間が玄関になっています。座敷奥に中庭があり、明かり取りになっています。

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KYOTOGRAPHIE の会場は、奥座敷。

畳の間を貫く黒い塊の什器。天面が光り、様々なサイズの写真パネルを浮かび上がらせています。写真パネルは自由に触って観て、どんな写真なのか自分で確かめる。

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国際写真家集団マグナム・フォトが問う
難民・移民問題とヒューマニティ

 

国際紛争や内戦、宗教対立、大量虐殺、環境破壊。歴史に名を刻んだ写真家たちの作品に触れるインスタレーション。

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二階へ。小さなサイズの座卓がS字型に並べられ、写真パネルが置かれています。

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強烈な印象を残すインスタレーションでした。

 

 

Arno Rafael Minkkinen|アルノ・ラファエル・ミンキネン
  両足院(建仁寺内)

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ヌーディティとは精神性を肌で感じること
— アルノ・ラファエル・ミンキネン
フィンランドを代表する写真家の本格個展

 

森や湖などの美しい自然とともに、一糸まとわぬ自身の姿を撮影する作品。
素晴らしい写真作品で、KYOTOGRAPHIE2016 の中で最も印象に残った展覧会でした。(*作品は撮影禁止のため写真はありません。)

 

両足院の庭園は、この春まで改修工事が行われていましたが、美しく整備しなおされ新緑が深まっています。美しい茶室が二軒あったり、池の向こう側から建物側を望む景色がまた良かったりと、池泉回遊式の小さな庭園ですがとても見ごたえのある庭園です。

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池のほとりには半夏生(はんげしょう)。6月6日(月)〜7月6日(水)の期間「初夏の特別拝観/半夏生の庭園特別公開」が開催されます。今年は観に行ってみたいな。
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両足院の外の石垣沿いに黄色の杜若。ちょうど盛りで美しく咲きほっこっていました。

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葵祭〜KYOTOGRAPHIE03へつづきます。→ ●△■

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2016.05.13. Mieleと春風亭一之輔独演会

■ Miele

京都のマンションプロジェクトのため、Miele大阪ショールームへ打ち合わせ。

Mieleは、もう日本国内では家電量販店では取り扱わないそうで、ビッグカメラやヨドバシカメラでの購入はキッパリと断られました。現行の掃除機も来年春には家電量販店では扱わなくなるそうです。保証のこともありますし、欲しい商品がある場合は、総代理店へ直接どうぞ。

Mieleの製品は、本当に素晴らしいです。機器は全てコンパクトサイズだし、洗濯機の音はとても静か&振動しないし、全て各国語に対応しているし。日本製の家電より耐久性は高いし、保証も5年、修理は10年以上経っても可能。日本製の家電より価格は高くても、買う価値は十二分にあります。お金持ちになったら、家電はMieleにしようと思います。

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ビルトイン・食器洗浄機。

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ビルトイン・電気オーブンレンジ。納まりが美しい。

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ビルトイン・全自動洗濯乾燥。めっちゃ、静か!

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サクッと打ち合わせ終了。

 

 

■ 心斎橋〜道頓堀 アラビヤコーヒー

夜の春風亭一之輔独演会まで時間がゆったり余ったので、道頓堀までゆるりとお散歩。

久しぶりに通る心斎橋商店街はすごいですね。もう日本語聞こえませ〜ん!アジア系の外国人の方々ばかりで、すごい賑わいです。懐かしいお店はほとんどなくなり、イマドキなブティックが増え、見たいお店はほぼ無い状態。(笑)でも、外国人の方々が大阪らしさを楽しんでいらしゃるのがわかるので、なんかこのエキゾチックな感じも悪くないかもね。

爽快な青空に、グリコの看板を見物しプチ観光しつつ、法善寺へぷらぷら。

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久しぶりの法善寺「アラビヤコーヒー」へ。創業65年になる大阪でも老舗の珈琲店。お客様も毎日来ている常連さんから、買い物帰りのマダムから、外国人の方までいろいろいらっしゃいます。

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北欧からお越しの方がカウンターでマスターと片言英語でいろんなお話をしているみたいですが、最後には手塚治虫の話になり、マスターが店の奥から秘蔵の鉄腕アトムグッズ(漫画本・アトムについて書かれた本・ゲームなど)を持ち出し、オタク自慢大会へ。楽しいお店だなぁ。(笑)

またマスターのお母様(ヨチヨチ歩きのお孫(ひ孫?)さんの世話しながらお店のお手伝いをされている)が、昭和25年に創設された日本で最初の女子プロ野球選手だったそうな!!!(お若い頃のお写真がカウンターバックの棚に飾ってあります。)元女子プロ野球選手OGで集まって、82歳の今でも現役で野球を続けていらっしゃるそうです。「始球式でマウンドからホームまでノーバウンドで投げるなんて、今でもいつでもできるわよ〜」ですって。すげ〜。

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ブレンドコーヒーとホットケーーーキ!ミックスジューーース!

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お腹が空いていたのでアラビヤサンドを頼もうかと思ったのですが、「ホットケーキが分厚いし、きっとサンドイッチは半分残すと思うからやめとき」というお姉さんのお言葉で我慢。(サンドイッチは残ってもお持ち帰りできるBOXがあるそうです。)次回にまた〜。

 

 

吉田食堂 PRESENTS 春風亭一之輔独演会「いちのすけの風 其の九」

アラビヤコーヒー」でゆっくり過ごした後、毎回欠かさずに行きたいと思っている、大好きな吉田食堂 PRESENTS 春風亭一之輔独演会「いちのすけの風 其の九」@ZAZA POCKET’Sへ。

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演目:
開口一番 道具屋 桂華紋
一席目  人形買い 春風亭一之輔
二席目  千早ふる 春風亭一之輔
  仲入り
三席目  青菜 春風亭一之輔

 

春風亭一之輔師匠の「青菜」は初めて聞きましたが、軽く華やかでバカバカしく、春風亭の痛快な芸風を堪能できました。初夏のような陽気の日に「青菜」はぴったりで、ええもんですなぁ。帰りにすっかり冷酒を飲みたくなりました。今回最前列で堪能でき、至福でございました。また次回も必ず!

 

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2016.05.10. 丸久小山園製茶場新茶見学会〜宇治散策02

丸久小山園製茶場新茶見学会 から宇治の散策へ。

中村藤吉本店

ランチしようと思っていたお店が臨時休業で玉砕。周りに良さげなお店が皆無なので、中村藤吉本店へ。メニューに軽食もありそうだったので、こちらでランチをいただくことにしました。

大きな大きな京町家を改装したお店は素晴らしいです。大きな暖簾をくぐり、入口入ってすぐ右に銘茶売場店、中庭を挟んで奥にカフェがあります。

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カフェのインテリアデザインはひどいので割愛。(笑)

 

抹茶蕎麦。「抹茶」とついているくらいですのでどんなんかな〜と思っていましたが、ちゃんとお茶の香りがするお蕎麦で、先日平等院参道で食べた茶蕎麦より明らかに美味しいです。160510-nakamuraT05

抹茶うどん。細身の丸いプリッとしたおうどんで、九条ネギもたっぷり、なかなか美味しかったです。セットの生茶ゼリイ、やっぱりお茶の味がしない大雑把なゼリーで美味しくないです….。

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食後に、かぶせ茶「祥雲」を。これはとても香り高く美味しゅうございました。

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中村藤吉本店のメニューは、甘味・スイーツ・グリーンティーは避けるのが<吉>。どれもこれも砂糖甘すぎて美味しくないのです。せっかくのお茶の味を完全に殺してて、逆効果になってしまっている…。観光地にありがちなのですが、老舗ゆえにとても残念。(誰かフードコーディネーターさん指導してあげてー。)普通の玉露・煎茶・抹茶をいただくのは◎。

 

 

宇治上神社(世界遺産)

中村藤吉本店を出る頃にはかなりの大雨になってきましたが、せっかく宇治に来たので頑張って宇治散策を続けることに。

宇治川沿いの公園を散策しながら、みなさん行ったことがないと言う宇治上神社(世界遺産)へ。宇治上神社の歴史は平安〜鎌倉時代まで遡ります。

雨で霞む山々を背景にした宇治川も情緒があって素敵です。

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緩やかな傾斜の続く山道を20分ほどゆっくりと登って、宇治上神社に到着。朱塗りの立派な鳥居の奥、参道の青紅葉は雨で緑が深く、素晴らしい美しさ。

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小さな門の手前、小川の石橋を渡って、奥には拝殿(国宝)が見えます。一般的な神社の建築と違い、宇治上神社拝殿の屋根形状はちょっと変わっています。

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拝殿右の桐原水で手を清めます。

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拝殿の真後ろに本殿(国宝)が山を背にそびえます。本殿の中にさらに内殿があり、神様が三体お祀りされています。本殿内殿ともに神社建築としては日本最古のものといわれています。

この本殿のシンプルさ、清々しさ、厳かさ。

数ある神社の中で、最も好きな神社が宇治上神社です。日本の太古の昔に、人々が山を神と祀り祈った情景を思い浮かべます。本当に心が洗われます。

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たっぷりと清々しい空気を堪能し満足した後、宇治駅に向かって散歩は続きます。

 

RAKU CAFE AND GALLERY

京都国立近代美術館南・仁王門通り「noma CAFE」の姉妹店である「RAKU CAFE AND GALLERY」。いつか行かなくちゃ!と思っていたところ、宇治駅に向かって歩いている途中で偶然発見!

個人戸建住宅の一階にあるカフェ。宇治川沿いの小径にあり、日光の入る気持ちの良い大きな窓辺からは、向かいの住宅越しに宇治川もちらっと見えます。

 

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インテリアデザインは藤井香織先生かな?

シンプルな空間に質の高い家具(さすがであります)、随所に素敵なディスプレイがあり(+白い壁面に最低限の絵画とディスプレイのみで、余計なモノが一切無いのが素晴らしい!)、とても居心地の良い素敵な空間。

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抹茶のパウンドケーキとブレンドコーヒー。

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黒糖ほうじ茶のパウンドケーキ。

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抹茶のチーズケーキ。

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スイーツもコーヒーもとっても美味しいです!!!器も素敵(シンプルだけど「アレね!」っていうのをセレクトされてるのはさすが)!宇治には素敵なカフェがなかったので、これからは「RAKU CAFE AND GALLERY」に寄らせていただきます!

 

宇治はまだまだ散策すべき場所があるので、また訪れたいと思います!次回はぜひ着物で☆

この日の歩行距離は9.6km。なかなかいいお散歩でした。

 

2016.05.05. KYOTOGRAPHIEと柏餅

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

前日に続いて、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、東山「祇園万頭 工場」で柏餅 Get 経由、京都市美術館別館へ。ロームシアター京都内敷地北にある京都市美術館別館には初めて入りましたが、外部は和風、内部は日光の美しい瀟洒な洋風階段が印象的な建物です。

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「世界の海を漂うプランクトン 生命の起源を映す、美しくも神秘的な世界」展
  京都市美術館別館 2階

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クリスチャン・サルデ:写真・映像
高谷史郎:インスタレーション
坂本龍一:サウンド

世界中の海に漂うプランクトンの、宝石のような神秘的な写真の数々。(*写真撮影可)

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ミクロの世界の神秘の生物、生命の起源。多種多様な不思議なフォルム。美しく輝く姿はまるで宝石のよう。

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別のブースでは、クリスチャン・サルデ氏撮影のプランクトン映像を、ダムタイプの高谷史郎氏が演出、坂本龍一氏がサウンドを手がけたインスタレーション。何分見ていても飽きることがない、宇宙のような深海のような美しく静かな空間。(*写真撮影可)

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「コンデナスト社のファッション写真でみる100年」展
  京都市美術館別館 1階

ファッション誌「Vogue」を擁するコンデナスト社のアーカイブから、ヴィジュアルの最先端を歩んだファッション写真の歴史を紐解く。

おしゃれでかっこいい写真がたくさん。(*写真撮影不可)

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そして、新緑が深まってきた鴨川を散歩しながら、アイタルガボンへ。

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アイタルガボン

河原町丸太町東「アイタルガボン」にて早めのお夕食を。食後には夏の定番、アイスキャラメルモカ!

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祇園万頭 の柏餅

帰宅後、展覧会へ行く前に入手した 祇園万頭 の柏餅をいただきました。他のお店は白みそ餡が多いのですが、祇園万頭 赤みそ餡!塩っ気と甘さのハーモニーが絶品でございました。白みそ餡が好きなんだけど、この赤みそ餡もイイ!

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季節中にまた他のお店の柏餅もいただいて比べてみたいと思います。

 

2016.05.04. KYOTOGRAPHIEと近藤等則ライブ

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

楽しみにしていた KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 へ。

毎年素晴らしい会場、素晴らしい会場構成、作家名は知らなくても素晴らしい写真作品に出会えるアートイベントです。普段は内部を見学することができない文化遺産の名建築で開催されることも多く、建築マニア、デザインマニアとしても楽しみなイベントです。

京都市内のあちこちで分散して開催されていますから、1日で回るのは到底無理、2〜3日に分けて少しずつ回ります。会場は有料の場所がいくつかあるので、フリーパスを買って回るのがお得です。各会場では当日券でも入れますので、時間がなく一箇所か二箇所だけという方は各会場受付にてチケットをお求めください。

 

 

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展覧会の前に、通りがかりに見つけたパン屋さん「fiveran」でちょっとランチ。

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店内ぱっと見はかっこいいインテリアデザイン、、、う〜ん(以下省略)。インテリアデザインの教育に、照明計画は重要だな、と思う次第。

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パンは美味しかったです!

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誉田屋源兵衛 黒蔵「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展

さて、KYOTOGRAPHIE まずは一番に観るべき重要な会場からスタート。烏丸御池駅から徒歩5分の誉田屋源兵衛 黒蔵にて「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展 へ。会場内の写真撮影OK。

誉田屋源兵衛さんは帯問屋さんです。重厚で大きな間口の京町家建築が目を引きます。奥の蔵を「黒蔵」というギャラリーにし、他の展覧会も時々開催されています。前を通りかかったら、どうぞ見学に訪れてみてください。

 

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京町家の通り庭。さすが老舗の商家、スペースが広く、奥へ深く続いていきます。

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■ クリス・ジョーダン展

プラスチックを食べて死んでいってしまう動物たちを静かに見つめる写真。死骸は自然に還ってゆくけれど、プラスチックだけはそのまま残ってゆく…。

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■ ヨーガン・レール展

琉球の海辺で拾い集めた大量のプラスチックゴミで作るいくつもの照明器具。美しい照明器具に感動しながら、近づいてわかる悲しみ、怖さ。

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そして場所を変えて岡崎・ロームシアター京都へ。

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「銭海峰|チェン・ハイフェン」展 @ ロームシアター京都

中国の最安列車「The Green Train 緑皮車」の乗客たちを鮮烈に写し出す。

写真のアップはダメですが、会場全体の写真撮影はOK。
会場構成がとても素晴らしかったです。ローコストにするためベニヤ板一枚だけで簡易に間仕切られた空間、所々空いている窓がまるで車窓のようです。

写真は、現在の中国労働者のありのままの姿を切り取る、強烈な印象の作品たち。きっと昔の日本にもこんな時代があったのでしょう。このような状況の田舎部の風景、風俗もいつまで残っていくものか。ハッとさせられる写真です。

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■ 近藤等則フリーライブ

夜にはロームシアターの広場で、近藤等則さんのフリーライブ!(無料/Facebookにて告知)
どの辺に居ればいいかわからないので、スタバの屋外にあるテーブル席に陣取って、ライブ開催前から見物。

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約30分程度でスタッフの皆様がセットを設営中。開演待ちの間、スタッフの方と打ち合わせする近藤さん。

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19:00。日が陰り薄暗くなり始めた頃、ライブスタート!お客様もちらほら集まってきています。散歩中の人、子連れで遊ぶ人、自転車で行き交う人、様々です。

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ライブは東山に向けて響き渡る、物悲しく雄叫びをあげるようなトランペットが、本当に素晴らしかったです!

↓↓↓ ライブの様子を一部だけこちらで。

 

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 巡りは後日にも続きます。

 

2016.04.09. 京都お散歩日記 神宮丸太町〜下鴨神社お花見散歩

ヤギが今年は大学の業務で忙しく、一回もお花見ができていないと言うので、夕方から神宮丸太町〜出町柳〜下鴨方面へお花見散歩。

神宮丸太町から鴨川沿いの土手をお散歩。途中亀の飛び石や鷺を見ながら。

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出町柳からは鴨川デルタ(鴨川と高野川の合流地点である三角形の中州)を左に見ながら高野川の上流へお散歩。桜は半分くらい散っていますが、人も少なくていい気持ち。

京都でゆっくりお花見散歩してみたい方は、祇園四条や三条あたりから鴨川沿いを上流へ上流へ、出町柳からは右側の高野川沿いを上流へお散歩されることをお勧めします!写真は夕方なのでちょっと薄暗いですが、日中青空の日には、とっても綺麗ですから!

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途中で土手の草っ原に鹿を2匹発見!赤い丸印の中、わかります?(写真クリック→拡大)人間にかなり見られても一向に気にする気配なく、ムシャムシャと草を食んでいます!へ〜、やっぱり鹿降りてくるんや!

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1時間は歩いたかな〜ってところで、鴨川を後にし、下鴨神社(世界遺産/正式名:賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ))へ。

糺ノ森で森林浴!楓の若葉の緑が綺麗です〜。

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閉門時間ギリギリでもなんとかお参りを終了。

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足休めに久しぶりにカフェ・ヴェルディへ。

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ヴェルディ・ブレンドとコーヒーゼリー。よく歩いて汗ばんでいたので、冷んやりコーヒーゼリーがとても美味しく感じました。

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ヴェルディを後にし、足はそこそこ疲れてはいるけどお散歩なのでバスを使わず、がんばって徒歩で帰ります。ついでにスーパーや薬局で買いもんも。

さすがに下鴨神社までの往復となると、なかなかにハードですよ。歩行距離9.5kmのお散歩でした。よく歩きました〜。(笑)

 

2016.04.08. 京都お散歩日記 岡崎〜東山お花見散歩

5日間仕事で引きこもり状態でお花見できずにいたので、気分が行き詰まってたまらなくなり、夕方からお花見散歩へ飛び出しました!

 

最も近所の琵琶湖疏水・夷川発電所沿いの桜。

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琵琶湖疏水を辿りながら岡崎へ。岡崎公園と平安神宮の大きな桜はほとんど散ってしまっていました。疏水沿いはまだ半分くらい桜が残っていて、なんとかお花見できたって感じ。

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岡崎から白川沿いを南下し、祇園方面へ。白川沿いの柳の新緑が美しく。

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祇園白川へ再訪してみましたが、ほとんど散ってしまってました〜。写真は祇園白川・辰巳神社。

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祇園白川をさらっと流し、祇園四条の和装小物 井澤屋 さんのセール(30%OFFだよ!)を覗いて、お散歩を続けます。

 

歩いて歩いて、疲れたので、六曜社一階店 で一服。桜のパウンドケーキをいただきました。ほんのり塩漬けの桜の風味とあずきの風味で、春の香り。

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そして歩いて帰宅しつつ、高瀬川の夜桜。

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帰宅間近にヤギと合流し、夢屋 で夕食。結局歩いた分、炭水化物を摂取して終わるパターン。

テッちゃんキムチ まずはビールのお供に。

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ゆめやき ふわふわ九条ネギたっぷり、そば入り。

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京菜焼 水菜たっぷり、芝海老たっぷり、ポン酢でいただきます。

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散歩途中、東山にある和菓子屋さん「祇園万頭 工場」で買ったお花見団子をデザートに、おうちで一服。

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歩行距離7.5kmのお散歩でした。短時間でよく歩いたな〜。(笑)

 

2016.04.03. 京都お散歩日記 ワタマサ新作展〜春風亭一之輔独演会

ワタマサ春の新作お披露目展 with キモノモダン 

カラーコンサルタント(きものカラーコーディネーター協会代表)の 能口祥子 先生が関わっていらっしゃる「ワタマサ春の新作お披露目展 with キモノモダン」へ。和装業界プロの方向けの展示会で、一般人が参加できるのはこの一日のみということで、お伺いしてきました。

素晴らしいカラー提案をされている能口先生のコーナーから拝見。
ワタマサ さんは丹後ちりめんの織元さんです。ワタマサ さんオリジナルの多種多様な白生地を色無地で染めてみては?という企画で、能口先生が厳選した100色を提案されています。

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ワタマサさんには、白生地がどのように織られているか、ゆっくりお話を伺うことができました。綸子・紋意匠・ちりめん、いろいろ生地の種類によって使う糸の種類・太さ・本数・撚り・打ち込み強度・糸のテンションを変えるそうです。着尺の反物、襦袢の反物、半襟、帯揚げ、それぞれ同じ柄でも糸の設計は変わるそうです。

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能口先生セレクトの100色、長さのある正絹生地に染められた実物サンプルを合わせながら、お色を選べるコーナーです。どれもこれも美しい色のトーン!!!こんなにいろんなお色を同時に比較できる機会はありません。同じ系統の色でも、微妙にほんの少し色見が違うだけで、印象が違って見えます。

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能口先生にいろいろお色を見立ててもらいました。幸せ♡

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この日は後に落語会の予定があり、ゆっくり見ている時間が無かったので、またあらためて白生地探しから能口先生と一緒にお見立てしていただく機会を作れたらと思います。能口先生、ありがとうございました!

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ワタマサ さんの新作お召しコーナー。近づかないとわからないのですが、素晴らしく凝った織りの美しい反物たち。「美しいキモノ」とかに出てきそうな素敵反物がいっぱいありましたよ!お値段は、意外とお手頃!いつか、一枚欲しいなぁ。

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キモノモダン さんの新作浴衣コーナー。若い方向けの可愛らしいPOPなデザインの浴衣や、木綿着物を提案されています。

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FOB A GOOS & FOODS

ラクエ四条烏丸の中に F.O.B COOP のカフェが移転して「FOB A GOOS & FOODS」として新しく3Fにオープンしたということで、リサーチ兼ねてランチ。(能口先生もお友達といらっしゃった!)

F.O.B COOP が京都から撤退したのかと悲しんでいたので、復活してくれて嬉しいです!ディスプレイ用品、店舗用品などのために、ヨーロッパテイストの可愛い雑貨を探すのには F.O.B COOP が欠かせないんですよね。

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天井面は以前の違うお店の物販仕様のまま使っているんだろうな、とか、どこか100% F.O.B COOP テイストではない部分もありますが、前のお店から移設したであろうカフェのカウンター造作とか予算をかけずにでも頑張って復活してくれたことに感謝!

滞留時間40分ほどでBLTトーストサンドイッチとチキンカレーをサクッといただき、急いで落語会へ向かいます。(店員さんはまだ慣れていないようで、結構出てくるの遅くて焦った…)

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■ 春風亭一之輔 春爛漫 京都独演会

会場である京都市立府民ホール・アルティに開演時間15分前に滑り込みセーフ。

大好きな 春風亭一之輔 師匠の京都での独演会。心待ちにしていましたよ!!!

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演目:
一席目 加賀の千代 春風亭一之輔
二席目 花見の仇討 春風亭一之輔
  仲入り
三席目 笠碁    春風亭一之輔

 

春風亭一之輔 師匠、京都での独演会は初めてらしい。枕噺では京都と大阪の違いや、京都での面白い出来事など散りばめ会場全体が湧き上がる笑いを取りながら、落語は真面目に古典で攻めてくる。いつもの小箱でやってる一之輔師匠の黒い黒い毒気満載の感じとちょっと違い、大人しめでちょっと猫かぶってる感じでした。(笑)それはそれで、京都の人に初めて体験してもらう一之輔としては、合格なのかもしれません。二つ目時代からよく知ってる身からすれば「次回はもっとブラックに攻めて!」って思います。今後に期待!

 

 

カフェ百春

落語終演後は最寄駅の京都市役所前に帰って、この前通りかがって発見した、未開拓のカフェ「百春」さんへ初潜入。自家焙煎珈琲店なのですよ。これは行ってみなくちゃね!

場所は二条寺町上がる東側・一保堂本店のすぐ近く。一階に有名なフレンチレストラン「Mechant Loup」が入っているビルの二階にあります。営業時にだけ小さな看板が出ています。

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恐る恐る階段を上がると、正面にはまるで人んち(フルネームの表札がある)の玄関ドアが!で、えっ?と思って、右側を見るとカフェ「百春」さんの入口ドアがあります。

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店内の内装はすっきりとシンプルに、木製家具が並べられた清潔感のある空間。カフェ難民になる土日に足休めになるいい場所発見です。お安いし!

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コーヒーはブレンドのほか、数種類のストレートコーヒーがあります。この日はブレンド、ドーナツ(大好物)、バナナケーキをいただきました。

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コーヒーのお味はすっきりで、ブレンドは特徴がない感じですが、自家焙煎珈琲店というのは一年で成長しますから、これからの進化を楽しみにしながら、近所なのでたまに伺いたいと思います。

 

 

広東料理 鳳泉

またまたお茶と食事が逆ですが、お腹減ったので久しぶりに河原町二条の 広東料理「鳳泉」で夕食。

まずはザーサイとビール!(コップ半分くらいだけ飲む⬅︎これでほろ酔い、いい気分)

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牛肉とレタス炒め。ボリューミーで、牛肉柔らかくて、うまい!!!

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酢豚。余計なものが入っていない、甘酢の加減といい、肉の揚げ具合といい、やっぱりうまい!

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焼きそば(堅麺)。野菜たっぷり。

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ああ、久しぶりに訪れましたが、美味しいですね〜。あっさりの味付け、シンプルなメニュー。本格的な現地のお料理に近いのでしょうか?とても好きです。(今度中国人のお友達と来てみよう。)

 

 

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