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カテゴリー : 展覧会

着物で訪れたい展覧会や展示会のご紹介。

「2020 着物を世界に映す」展 ご案内



2020 着物を世界に映す」展

https://www.2020kimono.piow.jp/

 

世界各国の歴史・文化・風景をモチーフにした着物「イマジンワンワールド」213着(着物+帯)全426点の作品を、初めて一堂に展示。

現代に継承されている着物の染め・織りの最高峰がみられることでしょう。

また、各国をモチーフにした超絶技巧の艶やかなデザインが全部揃うとなると圧巻でしょうね!3日間しか開催されないのですけど、個人的には来週の着物イベント直前の準備で激務なんですけど、なんとしても観に行きたいと思います。

 

会 期:20201016日(金)~18日(日)

時 間:10:00-18:00(*最終日は入場15:00まで16:00閉場)

場 所:京セラ美術館 南回廊2

料 金:無料

予約制:ウェブサイトよりご予約が必要です。

https://reserva.be/kyotocitykyoceramuseumofart

 

京友禅きもの芸術展(1014日~18日)の後期日程に同時開催。

【 Love the Life 展覧会のご案内 】

5月の新緑の美しい候。Love the Life がデザインした京都造形芸術大学のカフェ「BREATH KUAD」 にて、ヤギタカシの10年間に渡る商空間インテリアデザインの研究・教育への功績と、Love the Life の22年間に渡るデザイン活動をご高覧いただける展覧会を開催いたします。

展覧会の締め括りとして、私たちが大好きな名勝庭園「無鄰菴」にて、ヤギタカシ追悼落語会を6月2日(日)夜に開催させていただけることになりました。詳細は詳細は別途、大学ウェブサイト・LTLウェブサイト・LTLのSNSアカウント等にてお知らせします。どうぞ楽しみにお待ちくださいませ。

【 Love the Life 展覧会のご案内 】

【 Love the Lifeインテリアデザインの軌跡《デザインを受け継いでゆくこと、繋いでゆくこと》-ヤギタカシ追悼-】

会期:2019年5月20日(月)〜6月2日(日)

時間:8:30〜18:00

場所:京都造形芸術大学・人間館一階

  「エントランスラウンジ」「BREATH KUAD(ブレスクアド)」

*会期中、名勝庭園「無鄰菴」にて追悼落語会も開催決定。詳細は大学ウェブサイト・LTLウェブサイト・LTLのSNSアカウント等にてお知らせします。

 

【訃報】

LTL共同代表・京都造形芸術大学環境デザイン学科教授/ヤギタカシは、2019年3月17日(日)に逝去いたしました。ここに生前のご厚誼を深謝し、謹んでご通知申し上げます。生前、ヤギの商空間インテリアデザイン研究を後世に伝えていける機会を持たせてくださいました、京都造形芸術大学の関係者の皆様に感謝申し上げます。

 

尚、展覧会に際し、設営・撤収のお手伝いしてをしてくださる方を募集いたします。予算が無いので、大空間の設営ですが自前なのです。

■設営日:5月18日(土)19日(日)10時〜18時

■撤収日:6月3日(月)4日(火)10時〜18時

*早く終わり次第解散。*ランチ代支給。

参加してもいいよ!手伝ってもいいよ!っとおっしゃってくださる方がいらっしゃいましたら、こちらにコメントいただくか、勝野宛までFBメッセンジャーかメール<katsuno@lovethelife.org>までお寄せください。

2018.09.02. ホットケーキとベラスケス

ホットケーキをどうしても食べたくなって、神戸まで。ついでにNHK・日曜美術館で見たベラスケスの絵を観たくて「プラド美術館展」へ。(*雨予報のため洋服です。)

「プラド美術館展 -ベラスケスと絵画の栄光-」@兵庫県立美術館

久しぶりに汐風の香りに包まれると、神戸に帰ってきたな〜、と実感。(神戸生まれの神戸っ子です)兵庫県立美術館も建築されてから16年経つので、周囲の植栽も育ち、渋味を増してきました。

会場の外には、スペイン食材を販売する売店が。赤い壁と、厚みのある段ボールで作った生ハムを模したオブジェが可愛くて、こんなディスプレイもアリですね。

ベラスケスの絵画をほとんど知らなくて、「ただ、暗い、怖い絵を書く人」という漠然としたイメージでした。実物の絵画を観ると、卓越した技術を持ち、注文者に合わせてどれほどの創意工夫をしながら独創的な絵画を探求していったか、がよく理解できました。陰影を活かしつつ、奥ゆかしく、優しさに溢れる絵画でした。

プラド美術館にはベラスケス以外にも素晴らしい絵画がたくさんあるのと、建物と空間が素晴らしいので、ぜひ一度現地を訪れてみたいものです。

 

「プラド美術館展 -ベラスケスと絵画の栄光-」

兵庫県立美術館 〜2018年10月14日(日)まで!

10時-18時/金・土曜日は20時(入場は閉館30分前まで)/月曜休

 

図録より。(*ベラスケス以外も含む)

 

■ 自家焙煎珈琲「33+コーヒー

美術館を後にして、いざ、ホットケーキを食べに「33+コーヒー」@三宮へ!!!

見て見て見て〜〜〜!この、涙が出そうなくらい美味しそうな、いちぢくとぶどう(ピオーネ)のホットケーキ!!!山盛りのベストコンディションな果実(朝取りいちぢく)と、食感軽く風味豊かなホットケーキ。なんて素晴らしい邂逅。傑作。‬

ミックスジュースとサイフォン式で一杯だてのブレンドコーヒー。

あああ、このホットケーキを食べるためだけに神戸まで来て大正解!満足した〜。

 

■ 元町散策

ホットケーキに大満足の後は、神戸に来たらお約束のイスズベーカリー本店でパンを山のように買って、元町散歩。

ファミリア神戸本店が’海岸通に移転オープンと、何かの記事で読んで、三宮からがんばって歩いて来てみたけど、なんとまだ工事中!残念! imaさんの設計なので、別の機会に必ず拝見しなくては!

昔々 agnès bとアフタヌーンティーが入っていた「旧居留地38番館(元銀行)」のエルメスを見学。インテリアデザインがカッコ良かった〜。

元町中華街。

■ 中華菜館「龍郷南京町」

商業施設の営業時間も終わって行く所も無いので、中華街で夕食。21時以降も開店しているお店をネットで検索して伺ったのは、中華菜館「龍郷南京町」

90年代の頃のおっさん設計者のデザインを感じるインテリアデザイン。お店のコンセプト曰く、“ ネオクラシズムを基調にしたコンテンポラリースタイルのインテリア ” らしい。かっこいいけど、なぜこの照明器具を選ぶのか、謎のデザインではあるけど、時代性を感じて懐かしく、素材使いも嫌いじゃありません。(笑)

お料理は、本格広東料理とのこと。全体的にマイルドで優しいお味でした。

神戸の中華は、どこが美味しんでしょう?餃子専門店を掛け持ちもしてみたいな。台湾料理も現地の味そっくりなお店があったら、ぜひ行ってみたい。みなさん、情報お待ちしております!

次回は下調べしてきた上で、ゆっくり時間をかけて中華街を探索したいと思います。

【 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018 】ご案内

【KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2018】

https://www.kyotographie.jp/

《 2018年のテーマは「UP」》 

期間:2018年4月14日(土)〜5月13日(日)

 

今年も4月14日(土)から始まります!!!

チケットは前売りパスポートで回るのが断然お得!4箇所以上回れば元は取れちゃいます。

開催場所は、京都市内各所にて。無料の会場もいくつかあるので、素晴らしい空間+素晴らしいしつらえの写真展、春の京都散策にぜひどうぞ。

2018.01.23. 「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」@京都近美

「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」

1月20日から始まった「ゴッホ展 巡りゆく日本の夢」。混まないうちに、と夕方からお散歩がてら京都国立近代美術館へ。

今回はNHKでもCMやっているし、広報にも力が入っているんでしょう。エントランスに大きなパネルがどど〜ん。Oの文字に穴が開いているから、「これは穴に顔ハメだよなっ!」と、意気揚々と覗き込んでみたものの、パネルの奥行きが深すぎて、顔が出えへんっちゅうねん!顔をハメルためのものではないのかい???(笑/ただの覗き穴かもね)

ゴッホについて、一部の絵画作品は書籍やテレビなどで何度か観てはいるものの、詳しいことは知りませんでした。今回は日曜美術館で予習をしていった甲斐もあり、ゴッホの作品の変遷、日本美術の影響、初期から晩年までの人生、この展覧会でやっと全貌を把握することができました。あらためて、浮世絵の素晴らしさも強く感じました。

平日の割に若干混んではいたものの、16時以降はお客さんも少なく、最後に会場内をもう一巡り、観たい絵画をゆっくりと堪能することができました。同時開催中のコレクション展は時間がなかったので、また後日あらためて。

会期は 〜3月4日(日)まで。会期前半の混まないうちに、みなさまぜひお運びくださいね!(*夏に札幌、秋に東京へ巡回します。)

ゴッホ展の図録より。

ゴッホの多くの作品に、明らかに浮世絵の影響が!!!浮世絵の実物との対比展示がとても良かったです。

 

名代とんかつ「かつくら三条本店」

展覧会後は、日用品の買い物がてら三条まで散歩。「かつくら三条本店」で夕食。(デザイン設計:安原三郎建築設計事務所

前日と前々日の食生活が荒れていたので、キャベツいっぱい食うよ!

 

「六曜社一階店」

食後には「六曜社一階店」でお茶。満腹なんだけど、ココに来たらドーナツは欠かせない!(笑)

2018.01.16. 「京博のお正月─いぬづくし─」展とシネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺/二人椀久」

京都国立博物館「京博のお正月─いぬづくし─」展

毎年お正月に干支をテーマにした展示をされている京都国立博物館「京博のお正月─いぬづくし─干支を愛でる─」展(1月21日終了)へ。

お犬様のいろんな日本画や絵巻物を拝見。可愛らしいお犬様にほっこり。

同時開催中の「御所文化を受け継ぐ─近世・近代の有職研究─」展(〜1月28日まで)も素晴らしかったです。

 

シネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺/二人椀久」

展覧会後は三条へ戻り、最近テレビでもよく拝見している坂東玉三郎さんが気になって仕方ないので、シネマ歌舞伎へ初めて行ってきました。

「京鹿子娘五人道成寺(きょうかのこむすめごにんどうじょうじ)」

 

二人椀久(ににんわんきゅう)

映画の中で時々入るインタビューに意識を取られてしまう編集が残念(編集も玉さま監修やし仕方ないか…)ではあるけれど、歌舞伎初心者にはとてもわかりやすい内容で、美しい所作に玉さまと4人演者の関係性に感動しました。玉さまが素晴らしいことは一目瞭然ですが、中村勘九郎さん、中村七之助さん、中村児太郎さん、中村梅枝さんもそれぞれ個性ある舞姿で素晴らしかったです。

 

人間国宝、美しき坂東玉三郎さま ♥

 

そして、今後期待大の中村七之助さん ♥ 美しすぎて、女性にしか見えない!

 

ビアレストラン「ミュンヘン」

映画鑑賞後は、夜遅い時間にも行けるお店ビアレストラン「ミュンヘン」で軽く一杯。

ミュンヘンといえば、名物の唐揚げ。ソーセージ盛り合わせ。ザワークラウト(温)。マカロニグラタン。

目一杯、美しいものを愛でることができた1日でした。

しかし玉さまは素敵すぎる!!!そうそう歌舞伎に行ける身分ではないけれど、シネマ歌舞伎には通おうと思います。

2017.10.30. 「竹内志朗手書き文字展」「猫野ぺすか作品展」

大阪の日。台風一過の快晴だし、北斎展に行こうと意気込んで、着物を北斎コーディネートにしてみたのに、調べたら休館日だと発覚!!!(笑)ちゃんと事前に調べないとね〜。

ちょっぴり残念だけど、気を取り直して、いざ大阪へ!

EMBANKMENT Coffee

大阪府立中之島図書館へ行くために川沿いを歩こうと、淀屋橋でなく北浜で下車。先日の中之島深夜寄席の日に発見していた、おしゃれ珈琲屋さん「EMBANKMENT Coffee」に初潜入。北浜駅地下からエレベーターで地上へ出て、大阪証券取引所の大通り越し向かいにすぐ目に入る、ビルとビルの谷間にある町家をリノベーションしたお店。

近づいて初めてわかりましたが、ひとつの建物の中に、コーヒーショップ、カレーショップ、ギャラリー、ブティックなどが入る複合商業施設になっています。古き良き建築を壊さずに活かしてリノベーション。大阪は近代建築などすぐに壊すので、このような好例は素晴らしい!

店内の様子。

天井が格天井。昔は何のお店(会社)だったのか、来客接待スペースだから格天井にしていたのでしょうね。無理くり設置したエアコンもナイス。

今はまだありませんが、そのうち川側にテラス席もできそうな雰囲気。

コーヒーは流行りのサードウェーブ系(アメリカ発ブルーボトルなど)で、酸味アリアリのあっさりなドリップコーヒーを売りにしているスペシャルティコーヒー専門店。個人的には全く好きではありません。珈琲とはですねぇ…ケニアに酸味があってはいけないのですがねぇ…(個人の嗜好によるので割愛/笑)

チーズケーキは美味しかったです。空間も素敵なので、次回からはエスプレッソ系にします。

今回は時間なくコーヒーショップだけ寄りましたが、次回はお隣のカレーショップへ潜入したいと思います。(美味しいらしいよ!)

地下のエスニックテキスタイルをオリジナルパーターンでデザインしたお洋服のお店がとても素敵でした!エスニックにありがちなゆるゆるな感じでなくて、ちゃんとデザインされたおしゃれ服。また洋装の時に伺いたいと思います。

 

■「竹内志朗 手書き文字展」

大阪府立中之島図書館「竹内志朗 手書き文字展」へ。

大阪に長年住んだり通勤してたのに、中之島図書館の中に入るのは初めてだったりして。こんなに立派で素晴らしい建造物だったとは!!!昼間にはドーム天井から日光も入ってきそうなので、着物撮影にも適してるかも〜。少人数でまた着物撮影に訪れたいと思います。

時代劇をはじめとする数多のテレビ番組の手書タイトルと、演劇の舞台装置のデザインを手掛けてこられた竹内氏の貴重な仕事が膨大かつ無造作に展示された内容は衝撃の連続。あれもこれも、みんなこの方の作品だったとは。書籍化を熱望!!!

どの作品も素晴らしく、膨大な写真ネタがあるのですが、一部だけ掲載(っても多いね)しますね。膨大な数の他の写真は、後日フリッカーにアップして永久アーカイブとしますから、気長に待てってね〜〜〜。

もう、泣けてくる手書き文字がいっぱい!!!流麗な筆文字から、劇画タッチの文字から、コミカルな文字まで、大多数の関西人は、これを見て育ったんだなぁ〜と感慨深く。必殺仕事人、プロポーズ大作戦、あっちこっち丁稚、熱闘甲子園、剣客商売、他多数。(*クリックすると拡大します)

キャプションまで全て手書き。途中でマジックの色が変わってるのも泣けてくる。いつか Love the Life のロゴを、必殺仕事人風に描いてもらうのだ!!!(本気)

 

猫野ぺすか作品展「いっしょ いっしょ」

友人の版画家・絵本作家の猫野ぺすかちゃんの作品展「いっしょいっしょ」@絵本カフェholo holoさん最終日へ。

絵本「いっしょ いっしょ」の原画(木版)展。くまさん、カバさん、カピさんなど、可愛らしい親子の愛情いっぱいの表情がたまりません!

1年ぶりの大阪の展覧会で、久しぶりにぺすかちゃんと。

購入したぺすかちゃんグッズいろいろ。絵本、絵葉書、マグカップ、カピバラさんの木のスプーンなど。

ぺすかちゃん、最終日の最終時間にありがとうございました!また東京や大阪で!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2017.10.12. 「国宝展 Ⅰ期」京都国立博物館

噂の「開館120周年記念 特別展覧会 国宝」展京都国立博物館、まずはⅠ期へ行ってきました!

朝から雨天で平日夕方のため、並ぶこともなく入れてラッキー。

感想???いや〜〜〜、「すごい!!!」の一言に尽きます!

ものすごいボリュームで、2時間では無理でした。閉館時間が通常よりも1時間遅く18時までだったので、なんとか全部を観ることができました。

すごいボリュームと混雑なので、3時間はかかります。通常は40分〜90分の待ち時間が出ていますので、拝観は平日の15時〜か、金曜日17時〜がオススメ。2時間で会場全体を一通り観て、閉館前の人がいなくなった状態で30分好きな作品をゆっくり観て、最後にミュージアムショップで30分、がオススメです。

この《人がいなくなった状態》で国宝と対峙できる時間、すっごい良かったです!



Ⅰ期に展示された作品の中で、脳裏に残った作品を図録から。


国宝 風神雷神図屏風ふうじんらいじんずびょうぶ 俵屋宗達筆 2曲1双 江戸時代 17世紀 京都・建仁寺/やっぱり宗達の風神雷神が一番好き。(建仁寺に複製画あり/撮影可)

阿弥陀二十五菩薩来迎図(早来迎) 一幅 鎌倉時代 14 世紀 京都・知恩院/実物でか〜い!この笑える仏画は観ないと!

国宝 吉祥天像きちじょうてんぞう 1面 奈良時代 8世紀 奈良・薬師寺/衣装の紋様の緻密さ、羽衣の透明感、美しすぎて、何度も何度も観ました。

四季山水図巻(山水長巻) 雪舟筆 一巻 室町時代  文明 18 年(1486) 山口・毛利博物館/これ以外にたくさんの雪舟の功績が観られます。まさに日本画の祖であります!

中国 瀟湘臥遊図巻 李氏筆 一巻 中国・南宋時代 12 世紀 東京国立博物館/この書画を持っていたのが清の乾隆帝。乾隆帝自身が巻物の最初に描いた書画素晴らしかったのに、それが図録に載っていないのが残念。

古今和歌集 巻第十七残巻(曼殊院本) 一巻 平安時代 11 世紀 京都・曼殊院/藍色や浅葱色に染めた台紙に和歌を書く。とても美くしゅうございました!

国宝 深鉢形土器ふかばちがたどき(火焔型土器かえんがたどき)(No.1) 新潟県笹山遺跡出土 1個 縄文時代 前3500~前2500年 新潟・十日町市/実物をやっと観れました!もうすごい造形力です!縄文時代の人々のクリエイティビティに感服。

国宝 土偶どぐう(仮面かめんの女神めがみ) 長野県中ツ原遺跡出土 1個 縄文時代 前2000~前1000年 長野・茅野市(茅野市尖石縄文考古館保管)/久しぶりに会う土偶ちゃん。力強く美しい!

国宝 土偶どぐう(仮面かめんの女神めがみ) 長野県中ツ原遺跡出土 1個 縄文時代 前2000~前1000年 長野・茅野市(茅野市尖石縄文考古館保管)/かっこいい土偶ちゃん。仮面や装飾が本当に綺麗。

紅白芙蓉図 李迪筆 二幅 中国・南宋時代  慶元 3 年(1197) 東京国立博物館/素晴らしい色のぼかし具合、800年以上も前にこんな素晴らしい絵を描いていた中国、すごい!!!

中国 飛青磁花入 一口 中国・元時代(龍泉窯) 14 世紀 大阪市立東洋陶磁美術館/実物はもっと淡い青灰色で、とても静かな美しい作品で素晴らしかった!

国宝 志野茶碗しのぢゃわん 銘めい 卯花墻うのはながき 桃山時代 16~17世紀 東京・三井記念美術館/実物はもっと桃色がかっていて、とても美しいお茶碗でございました!



できればII期も、III期は絶対に、できればIV期も行きたいと思います。みなさま、ボリュームがすごくておののきますが、国宝展、絶対観るべし!観るべし!

 

京風お好み焼き「夢屋」

美術展のあとは久しぶりのご近所「夢屋」で夕食。

イカゲソ焼き、テッちゃん焼きそば、京菜焼。

2017.09.28. 「薄井歩 陶展 -パライソ-」と秋刀魚

■「薄井歩 陶展 - パライソ -」

才ある若手陶芸家のおひとり「薄井歩 陶展 -パライソ-」@同時代ギャラリー・コラージュ(三条御幸町角1928ビル)へ。

岸に打ち上げられた海洋生物を思わせる(しかし何者なのか判別不可能な)陶器製の小さなオブジェたち。その精緻なディテールは何度見ても息が止まりそうになるほどの超絶技巧!



最もエレガントな(だと個人的に思う)こちらの作品を購入。‬

 

■ 居酒屋「よこちょう

秋風も心地よく、虫の音が響く鴨川沿い。すっかり秋ですね〜♪

展覧会の後はご近所に戻り、秋の味覚・秋刀魚を食べたくて、「居酒屋 よこちょう」@二条川端へ。京都で海鮮料理を食べるなら、絶対「居酒屋 よこちょう」ですよ!新鮮な海産物モリモリ、かつお安いですから!

お魚モリモリ食べました!(ポテサラも美味いんだよ)


お造り:車海老、平目(エンガワ付)、よこわ

秋刀魚焼

ポテサラ

冬瓜まんじゅう(中に鱧、海老、オクラ)紫頭巾のジュレで

ホタテバター焼

鯖寿司



今年の秋刀魚は確かに少し小ぶりで細身ですけど、それでも脂のってて美味しかったです。ウチは魚料理しないので、季節物の旬のお魚は「よこちょう」でいただきます。この日牡蠣が売り切れだったのが残念。また次回。

2017.09.20. 展覧会巡り「玉村晋一+玉村咏 二人親子展」

彼岸花が知らないうちに満開。

京都の染色家・玉村咏先生の展覧会「玉村晋一+玉村咏 二人親子展」@京都文化博物館へ!福井・東京から京都へ巡回。やっと拝見できました。

 

若くして他界された玉村咏先生のお父様、画家・玉村晋一氏の作品たち。力強い筆跡の油絵や、スケッチ木炭画。素晴らしい才能の方であったことが偲ばれます。

 

会場は京都文化博物館6Fの和室大広間。いつも落語を聴いてる空間が、こんなに素敵な空間に様変わりするとは。入り口のしつらえから圧巻でございました。

舞台にしつらえられた糸による造形作品。天より舞い降りて、そっと玉村咏先生を見守っておられるお父様の面影を感じます。

 

着物・帯など和装に関するもの以外に、タペストリー・屏風・掛け軸・ファイバーアート造形作品・インテリア作品と、多岐にわたる作品も素晴らしく。


葛飾北斎「冨嶽三十六景」を模写された作品。

 

そして、圧巻の着物作品!!!上品かつモダンなデザイン、繊細な色合い、染め&箔の緻密さ、どれもこれも素晴らしく、ため息が出る展示でした。

実は着物や帯は、試着させていただくこともできたらしい。。。ああ、素晴らしい作品を、羽織らせていただけばよかった。。。

いつか、この帯を!

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■