日本時代劇の名脇役、5万回斬られた名男優・福本清三氏 が主演の話題作、映画「太秦ライムライト」。みなさんもうご覧になられましたか?
太秦ライムライト 公式サイト
先日ニュースにもなっていましたが、カナダ・モントリオールで開催されたファンタジア映画祭にて、映画「太秦ライムライト」が シュバル・ノワール賞(最優秀作品賞) を、福本清三氏 が 最優秀男優賞 を受賞されました!
ほとんどの上映先ではすでに上映が終了していますが、京都だけは T・ジョイ京都(JR京都駅八条口南・イオンモール内)にて上映中(*現在の情報では8/15終了予定が続映決定し終了日未定となっています)。
8月15日(金)には舞台挨拶付きの上映会がございます!!!残席わずか!
まだご覧になられていない方は、ぜひともこの機会に京都でご覧くださいませ☆
「太秦ライムライト」ファンタジア映画祭 最優秀主演男優賞 受賞記念舞台挨拶決定!!
8月15日(金)、17時40分の上映回終了後、【登壇者(予定)】主演:福本清三さん、特別興行につき通常料金のみ。
10年ぶりの新作野外公演@大阪です!10月の秋風を感じる候、開演前には恒例の屋外屋台も楽しんで、大阪・中之島の秋の夜空と維新派の舞台を楽しみたいと思います。
昨日10日よりチケット一般発売開始されています。私達は初日に参ります。(お天気良ければ着物で行くつもり)維新派ファンのみなさま、久しぶりの大阪開催、お見逃しなきよう!
土佐堀川と堂島川がまじわり安治川と名前をかえる一角に < 維新派の劇場 >
があらわれる
大阪に拠点を置き、40年以上世界各地で野外公演をしてきた維新派。10年ぶりの大阪野外公演は、大阪梅田のビル群を借景に、周囲を川に囲まれた場所で行います。この場所は、最近になって埋め立てられた場所で、ここに一か月かけて巨大な劇場を作ります。
■日程:2014年10月11日(土)〜28日(火)全16公演
*10月15日(水)、21日(火)休演
■時間:各日19:00開場、19:30開演
■会場:中之島GATEサウスピア
■チケット:料金 (全席指定/税込)
一般前売:5,500円、一般当日:5,800円、学生(前売/当日):4,800円
平日グループ割引:4,800円(前売り限定。一回に3枚以上の申し込みで、平日の同日公演のみ適用。)
・維新派チケット:http://ishinha.com/SP/2014/ticket
・イープラス:http://bit.ly/ishinha2014-eplus-tk
・チケットぴあ:Pコード 439-182(*8月14日(木)より発売)
*学生チケット、平日グループ割引チケットは、維新派のみの取扱となります。
*10月11日(土)~17日(金)公演の前売りチケットを維新派にてご購入の方にもれなく公演パンフレットをプレゼントいたします。
↓↓↓ 詳しくは特設サイトにて。
http://ishinha.com/SP/2014/
「草喰 なかひがし」の日の着物コーディネート。
「草喰 なかひがし」に行くには、さすがに浴衣ではカジュアルすぎるので、竺仙の紺地に萩と糸菊柄の絹紅梅+麻生地に手書きの萩柄名古屋帯で。
なかひがし入店前に急いで撮影したので、風で裾がみだれていますが…。
帯揚げは萩のお花の色のように、紫がかった薄ピンク色。帯締めはアクセントに鮮やかに牡丹色。
足元は一時的に雨の日だったので、黒塗りの下駄で。
お扇子は、東京浅草・文扇堂の三社祭仕様の白地に網文様。夏はやっぱりこのお扇子が、一番涼しげで好き。へんな芳香もついていないから、安心してパタパタできます。
夏の着物、あと何回着れるでしょうか?アンティークも、やわらかものも、浴衣以外にもがんばって着てみたいと思います。
祇園祭・鉾建て期間の最終日。四条烏丸界隈では様々なイベントごとも企画されています。
この日は 着物さくさく・須賀凌子先生 の山村流の舞いを拝見したく、四条烏丸近くの京都・綾小路新町の重要文化財である「 杉本家住宅 」向かいの会場、フェイシャルエステサロン・游宙庵(ゆうゆうあん)さんまで行ってまいりました。
地下鉄烏丸駅から人が少なめのCOCONの南側を通りながら向かいます。 鶏鉾(にわとりほこ) が完成しています。
会場にはすでに凌子先生のご友人や、たくさんの人でいっぱい。どうにか椅子席を確保していただいて、最前列で拝見させていただきます。
会場には途中から本物の舞妓さん&芸妓さん&お母さんが登場!ご近所へお仕事にお越しになられたついでに、会場オーナー様のよしみでほんの少しの空き時間にお立ち寄りくださったそう。
本物の舞妓さんたちのすぐ目の前で舞わはる凌子先生。さぞかしご緊張されたことと思いますが、曲が始まるやいなや、はんなりとした浮世絵の美人画のようなお姿!
演目は地唄舞「文月」。しっとりと風情ある静かな舞いを拝見でき、うっとり。
深緑色地の鉄線柄浴衣に薄緑色の名古屋帯で、大人っぽく涼やかな装い。艶やかで漆黒の美しい髪で結わはった日本髪がとてもよくお似合いで、本当にお綺麗でした!!!
イベントでは紙芝居、マジック、日舞、常磐津(謡+お三味線)、現代日本髪自分結いのパフォーマンスなど、出演者の方々のバラエティに富んだ内容で、とても楽しいひとときでした。
舞妓さん&芸妓さんと記念写真をパチリ。
イベント後、すぐ近くの新釜座町の着物屋さん「 モノコトシルト 」さんで行われている、 こころや さんと トリエ さんのイベントに、凌子先生やお友達のみなさまと一緒に顔を出しに向かいます。
トリエ さんのお品達。
こころや さんのお品達。
凌子先生とこころやさんと。
30分ほどみなさんでお品をいろいろ拝見しつつ、こころやさんとわちゃわちゃと着物談義しながら楽しいひとときでした。夕方にはみなさまそれぞれのご予定もあるので、「モノコトシルト」さんの店頭でご挨拶してお別れ。
さて、夕方になり私も今日のメインイベントへ向かいます…★★★
京都お散歩日記 – 祇園祭鉾建て 1〜3 の日の浴衣コーディネート。
有松鳴海絞り、張正さん(藤井絞扱い)の綿麻紅梅地雪花絞り+レモンイエロータイシルク半幅帯。夏の定番!
函谷鉾と。
菊水鉾で。
3時間ほどうろうろして疲れたので、新規開拓で「 AWOMB (アウーム)」@蛸薬師新町へ。
内装がね、めっちゃくちゃカッコ良すぎるの!!!いろいろ京町家改修物件を見ているけれど、なんだこの驚くカッコ良さは!写真では全体像が撮り切れていないのでわかりにくいけれど、エントランスからカフェスペースへのアプローチ通路とか、めちゃくちゃカッコいいのです!
カフェスペースと雑貨スペースを繋ぐ通路。雑貨スペースからカフェ方向を見る。
カフェスペースの最奥には坪庭があります!いい感じに工事用蛍光灯で照らされて。
スタッフの方にデザイン設計された方のお名前をお聞きし、ENDO SHOJIRO DESIGN/遠藤正二郎 さんと判明。建築からプロダクトデザインまで手がけておられますが、京町家改修のデザインは素晴らしいです。シュッとした、京都の現代デザインに最適なデザインをされるこの質の高さ!ただシンプルに、ミニマルに、カッコ良くしただけのデザインとは違うんです。「シュッとしている」という空気。京都にはこの空気を作ることができる建築家・デザイナーがほんとに多い。デザインの宝庫です。
京都商環境デザインマップ に早速追加しなくちゃ。
さて、AWOMBでいただいたMENU。
本当は名物の「手織寿し膳」が食べたかったけれど、すでにお食事のオーダーズトップの時間のため、軽食とドリンクだけいただきます。
お水代わりの冷茶とお手拭きの出てき方が、すでにお洒落!
「白味噌ミルクプリン」と珈琲。白味噌のプリンだよ!つけもんとごまが乗ってるよ!でもすんごい濃厚で美味しい。珈琲は ウィークエンダーズコーヒー さんのお豆を使用だもの、美味しいに決まってるじゃなですかっ!
「本玉のにぎり寿し」と京都北山の地ビール。本玉のにぎり寿しは厚焼き出汁入りたまごのお寿司。上にね生ハーブが乗ってるの。これがまた風味良くて美味しい!自分でお醤油を刷毛で塗るように出てくるのがおもしろい。また器がステキなんだ〜。金ぴかっ!
コレ、後日偶然にどこのお皿か判明しまして、ななな、なんと!「京漆器・象彦」さんの器です。銀ぴかっ!もあるよ。一枚でね1万円近くするお皿を、500円のMENUに使いますかっ!? AWOMB のオーナーさんの審美眼と姿勢に驚愕です!ってことは、他の器も相当なモノをお使いなはず。京都すげー、 AWOMB ずげー。
カフェスペース以外に、店頭側に雑貨スペースがあります。お洋服&バッグ、食器、食品(美山の野草茶など)など、他には置いていないオリジナル企画の雑貨も並んでいます。
ダメだ、ここ、お洒落すぎる。次回、近いうちに「手織寿し膳」リベンジします!そして未開拓の2階席も後日取材してきます!
■ AWOMB
住所:京都市中京区姥柳町189
電話:075-204-5543
時間:12:00〜21:00(*予約5名以上のみ)
定休日:未確認
「ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop」の後、祇園から四条通りをウィンドウショッピングしながら烏丸方面へ。
履物「 伊と忠 」さんのショウウィンドウ。長刀鉾のしつらえ。
京人形「 田中彌 」さんのショウウィンドウ。山鉾の模型がいろいろ。最後尾に船鉾の模型。
四条烏丸界隈では 鉾建て を観ながら、うろうろと。山鉾巡行5日前の今日の時点では、ほとんどの山鉾の仕上がりは6〜8割程度の段階。
四条烏丸交差点の東側、大丸の向かいに先頭の 長刀鉾(なぎなたほこ) !本体はほぼ完成していて、前後の提灯吊りを待つ状態。 長刀鉾 は大きくてかっこいい!
昨年に粽をいただき、鉾見学させていただいた、函谷鉾(かんこほこ)は早々と完成し、お囃子も生演奏され、鉾見学も開始されています。
今年の粽はココの!って決めていた 菊水鉾(きくすいほこ) もすでにでき上がってたので、粽(商売繁昌の祈願)とストラップを購入し、鉾見学に上がらせてもらいます。本来は写真撮影禁止らしいけれど、この日はお客様が少なめなので、撮影の許可をいただけました!車輪や鉾上部の屋根の細部にいたるまで、菊紋の装飾が施されていて華麗です。
放下鉾(ほうかほこ) はまだ5割の段階。荒縄だけで組上げていく本体の構造は大迫力!
ほぼでき上がりで、提灯待ちの 月鉾(つきほこ)。背景の10階建てくらいのビルディングとの関係性で、なんだかとっても長く大きく見えるのです。実際には 長刀鉾 が最も大きいのです。
次へ続きます…★★★
祇園祭の山鉾建てを見に行こうと、夕方から浴衣でお散歩に繰り出す。
まずは祇園NITIへかき氷リベンジへ向かう。16時でふたたび玉砕!これは本当にお昼過ぎの整理券をもらわないとムリねー。
ということで、新規開拓で以前から行ってみたかった祇園・ 鍵善良房 が運営する新しいカフェ「 ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop 」@祇園南町へ。
ここも最近雑誌などでよく紹介され出したので、若干の混み具合。満席だったけれど10分くらい並んだ後、無事に入店。
インテリアデザイン、シュッとしていて、クールで、素晴らしい!まさに、現代に求められる京都の空気感が見事に表現されています。大人が集うBARのような、昼間でも喧噪を忘れさせてくれる、とても落ち着いた空気。観光客で混み混みの祇園のオアシスです!静かなお店ですので、静かに過ごせる方と、2名以内で訪れることをおすすめします。
メインスペースには、重厚感たっぷりの無垢の木のカウンター。カウンター越しに坪庭が見えます。
カウンターと反対側の壁際には、2人用のテーブル席。
奥にはお一人様でも落ち着ける、一人掛けソファ席が2箇所あります。そこ、かなり、狙い目かも!?
最奥には、4人までのグループ対応可能なテーブル席。
いただいたMENUは、ここは外せない「 特製くずもち 」+冷煎茶のセットで。さすが 葛きりの鍵善良房 が提供する “ くずもち ”。ひとくち目はそのままいただき、くずきりの自然の甘味を味わいます。その後は黒蜜ときな粉(かけ放題!)でいただきます。のど越しつるやか、上品な味わい。冷煎茶は、ものすごく旨味・甘味が抽出されていて、とても美味しい!
そして、本日の上生菓子と珈琲。本日の上生菓子は、柚子風味の葛焼き「 白南風(しろはえ)」。ほんのり温かく、あっさり上品なお味。珈琲はしっかりブレンドで、きちんと一杯立てのドリップ。
壁面には祇園祭の絵飾り。「葛切りや ぎおん鍵善 夏のれん」の俳句。夏ですね!
■ ZEN CAFE + Kagizen Gift Shop
住所:京都市東山区祇園町南側570-210
電話:075-533-8686
時間:Cafe 11:00〜18:00(*予約不可)
Shop 10:00〜18:00
定休日:月曜日(祝祭日は営業、翌日休)
次へ続きます…★★★