久しぶりの落語会へ。
毎年のお楽しみ。立川志らく独演会@京都府民ホール「アルティ」へ。
演目:一席目「鮑のし」立川志らぴー
二席目「短命」立川志らく
仲入り
三席目「紺屋高尾」立川志らく
私の落語初体験(小学校の落語会は省く)が、立川志らく師匠の師匠である、立川流家元・立川談志師匠の「紺屋高尾」でした。 頭のおかしいオッサンっていうイメージだった立川談志師匠の「紺屋高尾」で号泣し、そこから落語にどっぷりハマってしまったのです。
立川志らく師匠の「紺屋高尾」も絶品でした!!!やっぱり号泣〜。忘れられない、素晴らしい時間となりました。
落語会の後は、フルーツパーラー「ヤオイソ烏丸店」へ。
食べたかった、柿のフルーツサンド!
ミックスジュース。バランス良し。
梨の3種盛(左からメロウリッチ/南水/ラ・フランス)。この盛り合わせが大正解!どれも美味しく、ボリューミーで大満足!
10月に入ってから少しずつハロウィン🎃を意識した着物コーディネートを数回していますが、取り急ぎ今日のハロウィン🎃着物コーディネート集大成をば。(*他の🎃コーデはまた後日)
着物は、ほぼ黒色の麻の葉文様泥大島紬。絣で織り出された麻の葉文様を、蜘蛛の巣に見立てて。うね乃の大岩綾子さん(着物好き)が、言わずとも「蜘蛛の巣に見立てて麻の葉ですか?」とすぐに気づいてくださって、うれしい!
帯は、赤橙色木目紋板刷り染め名古屋帯(熊谷好博子作)で、 🎃カボチャ色のイメージで。
帯留めはジャック・オー・ランタン🎃(ガラス製)、帯締めは紫色二分真田紐+黒色に赤ライン三分真田紐をクロスに結んで。
帯揚げに藤紫色を入れて、色によるハロウィンコーディネートの完成。写真では写っていませんが、半襟にも刺繍で蝙蝠やジャック・オー・ランタン🎃もいます。まんまコスプレをする勇気はないので、さり気なく季節の小物でイベントごとの遊びを加味するのが好きです。
F姉さんのハロウィン着物コーディネート。
ハロウィンカラー(オレンジ・フォレストグリーン・イエロー・ブラック)のよろけ縞小紋に、黒色タイシルク帯で大人カジュアルが素敵。バッグが紫色でハロウィンぽさ倍増!
色で構成する着物コーディネート。もっといろんな自分を演出できるよう、試していこうと思います。
🎃 Trick or Treat ! 🦇 Happy Halloween ! 🎃
着物友達のF姉さんと、ハロウィン・ランチ着物デート❤️
■京うどん「仁王門うね乃」
「仁王門うね乃」でランチスタート。勝野は肉ネギうどん。九条ネギがたっぷり!
ランチ後は、ハロウィンってことで、日本のハロウィン(?)妖怪画が出ている「描かれた『わらい』と『こわい』展-春画・妖怪画の世界-」@細見美術館へ。
春画と妖怪画が交互に並ぶ、変な展覧会!春画も 2016年の春画展と一風違い、エロというより、大爆笑な絵が満載!会期が4期まであるので、引き続き観に行きたいと思います。(*18歳未満入館不可)
1期:10月16日(火)~10月28日(日) 2期:10月30日(火)~11月11日(日)
3期:11月13日(火)~11月25日(日) 4期:11月27日(火)~12月9日(日)
細見美術館から疎水沿いの紅葉などを見ながら、ぷらぷらとウェスティン都ホテル京都までお散歩。
着物デートの目的「ちょっといいホテルで着物deお茶しよう♪」シリーズ第一弾で、ティールーム「メイフェア」へ。ここのケーキがとても美味しいのです。インテリアも落ち着くし、ホテルのサービスも心地良く、ロビーの季節のしつらえも良く、南禅寺界隈に来たら必ずお茶するスポット。
マスカットと巨峰のタルトとアールグレイ(POT)。
ハロウィン・クッキーをヤギへのお土産に。
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
むーちょさんと京都で再会の日の着物コーディネート。
この日は全身写真を撮る時間がなくて、鍵善良房の前にてむーちょさんに携帯電話で撮影してもらいました。
9月も後半ですから単衣の本紫色菊唐草文様縮緬地小紋に、蜜柑色ベースに橙色がポイントの幾何学文様絞染め名古屋帯。
カラーでは、本紫色=ぶどう、橙色=柿のイメージで、秋色コーデです。(実はハロウィンカラーコーデにもなる)
帯揚げは縮緬地鳥の子色ですっきりと。帯締めは黄赤色で熟した柿の色。
(袖から嘘つきのレース袖が覗いているのは見なかったことにしてください…撮影ポーズ、精進しなくては!笑)
毎年9月の京都音博に参加するため京都にお越しになる、写真家・むーちょさんと京都で久しぶりにお会いする。
待ち合わせは、鍵善良房@祇園四条。着物好き&民芸好きにはたまんないお店です。やはり、ここは名物の葛きりをいただく。
鍵善良房でお互いの近況報告をしながら、しばらく馬鹿話。むーちょさんのその後の予定は特に決まってないっていうことで、夜の柳家喬太郎の落語会の当日券が出そうだとTwitterに書かれてるのを目にして、私たちと一緒に落語会@大阪へ行くとに。
阪急河原町駅に向かいながら、呉服屋「むら田」さんに立ち寄る。ちょこっと見るだけのつもりが、素敵な着物や帯に目が映り、むふふとなる。丹波布の帯、めっちゃ素敵!(笑)
■ 柳家喬太郎なにわ独演会・夜の部
久しぶりのキョンキョン。今回は会場の関係か、京都ではなく大阪・天満橋のドーンセンターにて。初めて来る会場だけど、一階ロビーに座る所がいっぱいあるし、カフェもあるし、なかなか良いホール。
演目:一席目「綿医者」柳家喬太郎
二席目「同棲したい」柳家喬太郎
仲入り
三席目 講談「夫婦餅」一龍斎貞寿
四席目「怪談牡丹燈籠 お札はがし」柳家喬太郎
夜の部とあってか、喬太郎師匠めちゃくちゃ自由にはっちゃけてました。強烈におかしい「綿医者」、やっぱり夏は怪談ですよね〜ってことで「怪談牡丹燈籠 お札はがし」最高!来年も絶対関西で喬太郎師匠の落語会チケットはゲットします!
落語会の後は、終電まであまり時間も無いので、天満橋駅の駅ビル内にある蕎麦「土山人 天満橋店」で夕食。
インテリアの素材に本物の土壁や無垢木材が多用され、とても落ち着いた良い雰囲気。一品もお蕎麦も美味しくて、また再訪したいと思います。
遅めの夏休みで関西にご帰省中の着物友達Yちゃんが、京都まで会いにきてくださいました。
午後遅めからのスタート。まずはYちゃんがまだ行ったことがない「パティスリーSサロン」@富小路六角上るでお茶。
ヤギ子と三人でケーキ4個をシェア。見た目がシンプルでも、素材の合わせ方が絶妙、とても美味しい。ケーキを味わいながら、お互いに近況報告。
引き続き、Yちゃんがまだ行ったことがない「WEEKENDERS COFFEE」@富小路六角下るへ。
何度来ても面白い、このお店。パーキングの奥の小さな日本家屋を、ここまで本気でリノベーション(小堀遠州の綺麗さび)しているオーナーさんの心意気に敬服。富小路に移転オープンして2年、屋根に芽生えた植栽たちもいい感じになってきました。
引き続き、Yちゃんがまだ行ったことがない「Issei Miyake Kyoto」@柳馬場通三条下るへ。
いつ来てもカッコいい空間(デザイン:深澤直人氏)に、カッコいい商品。Yちゃん、期間限定展示のお洋服お買い上げ!(笑/めっちゃ似合ってたし!)
蔵のギャラリーでは、新作バッグの展示。長さ2Mくらいある大きな薄い化繊の生地を圧縮加工すると、小さいバッグサイズになり、後染めでいろんな色に染めているんですって。
食べたり飲んだりばっかりしていますが、意外とお腹空いてて、「Issei Miyake Kyoto」の近くでお店を探して、ベトナム料理「コムゴン京都」@蛸薬師烏丸東入るへ。久しぶりのベトナム料理〜。
インテリアもかわゆいんです。
ベトナムの現地っぽさの演出で簡素なインテリアに見せつつも、細かい部分で結構作り込んでるんです。どこが?ってのは、インテリアのプロが見たらわかる。
お料理はどれも優しいお味でとても美味しく、エスニック好きなYちゃんも大満足!!!可愛いし、美味しいし、おまけに安いし、また来ます!
Yちゃん、会いに来てくださってありがとうございました!いろいろありますが、元気に楽しく過ごしていきます。年内、また東京にも行けたらいいなぁ。
【キモノフリマ打ち上げと落語】の日の着物コーディネート。
酷暑の夏が過ぎ去り、虫の音も涼しく秋風を感じる初秋。葡萄をイメージして、いろいろな薄紫色をリンクさせるコーディネート。ですが、、、日中気温30度の残暑厳しく、めちゃくちゃ蒸し暑く滝汗の日。流石に夏着物は見た目が涼しすぎるかと、絹の単衣紬に。
・着物:薄葡萄色〜白菫色ぼかし染め地に濡羽色の縫取り絞り単衣紬
・帯:白色塩瀬地に赤紫色ぼかしと木目紋板摺り染め名古屋帯(熊谷好博子作)
・帯揚げ:葡萄色絽縮緬
・帯締め:本紫色冠組
・帯飾り:勝野屋オリジナル【キラキラ和装アクセサリー/帯飾り】
早く日中も涼しくなってほしいですね。この夏は酷暑すぎて着物を数回しか着られなかったので、秋が深まるごとに、どんどん着物を着て楽しみたいと思います。
■ キモノフリマ打ち上げ
5月に開催された【大阪・本町キモノフリーマーケット 2018・春】の打ち上げに参加してきました。6月も7月8月も皆さん何かとお忙しく、9月の開催となりました。
場所はリーガロイヤルホテル大阪の「オールデイダイニング リモネ」にて。昔ロイヤルホテルだった頃の吉田五十八設計の内装が残る、円形スペース「ラ・ロンド」のお席に案内されました。
往年のデザインの素晴らしさを感じるガラス質モザイクタイルによるアールコーブになった天井壁。ガラス質モザイクタイルの紫色〜薄紫色へのグラデーションが、外構から入ってくる日光に反射して、とても美しい。きっとダウンライトが開発されたばかりの時代に設置されたであろうレフ球ダウンライト。(現在はLEDレフ球になっていると思われる)
主催者のすみれ庵・西岡先生と着物さくさく・須賀先生から開催のご挨拶。
打ち上げのために組んでくださった特別コースのお料理をいただきました。
《Menu》
・カツオの炙り オレンジと黒酢のヴィネグレット
・ソワレ・ド・パリ
・真鯛の鱗焼きと帆立貝&小海老 柚子味噌ソース
・豆乳プリンのパフェ仕立て(ハロウィンワッフル乗せ)
・コーヒー/パンとバター
こちらのレストランは美味しいと噂でお聞きしていた通り、パーティーコースのお料理もとても美味しゅうございました!空間といい、お料理といい、とてもいいレストラン。
また別の機会に、ホテル内に残る吉田五十八設計のメインラウンジ(2層吹き抜けの開放的な空間に、金蒔絵の柱や、彫刻家・多田美波が約25万個のクリスタルガラスを使って紫雲を表現したシャンデリアなどが配されている)と、陶芸家バーナード・リーチから発想を得て吉田五十八が意匠設計したメインバー「リーチバー」に伺いたいと思います。
和やかに時間はあっという間に過ぎて、最後に参加者の皆さまと記念撮影。残暑が残り湿気が高くてとても暑苦しさを感じる日でも、参加者全員が着物で集う素晴らしさ。みなさまの着物愛を感じます。
お忙しい中、打ち上げの開催ご準備をしてくださった、主催者のすみれ庵・西岡先生と着物さくさく・須賀先生、誠にありがとうございました!
■ 落語「第11回 銀の花瓶に菊之花情 〜銀瓶・菊之丞ふたり会〜」
せっかく大阪まで出る日だったので、体力の限界を感じつつもやっぱり行きたい落語会には行こう!、と三日前にチケット予約して、天満天神繁昌亭へ。
毎年楽しみなんですよ、この落語会。今上方で一番追っかけたい笑福亭銀瓶さんと、「昭和元禄落語心中」の八雲のリアル版ではこの人しかいない、古今亭菊之丞さんが関西で観れるんですもの。
演目:開口一番「いらち俥」桂咲之輔
一席目「短命」笑福亭銀瓶
二席目「寝床」古今亭菊之丞
仲入り
三席目「お見立て」古今亭菊之丞
四席目「質蔵」笑福亭銀瓶
粋でカッコいい銀瓶さんと、色っぽい菊之丞さんが長講二席ずつのバトル!もう楽しくって楽しくって、終演後に繁昌亭から淀屋橋まで一人ぷらぷら歩きながらもニヤニヤが止まりませんでした〜。また来年も楽しみ!!!
夜景を観ながら、人のいないオフィス街を歩くのが大好きです。大阪もとっても綺麗。
この日の着物コーディネートはこちら → ●△■
桂佐ん吉さんがご出演されているというので、京都「第342回 市民寄席」@ロームシアター京都へ。(*夕方から台風の影響で雨天予報のため洋服です…)
今回の市民寄席は「桂春之輔改メ〜四代目桂春団治襲名披露公演〜」という特別公演。口上ありの華やかな公演でした。先代の三代目桂春団治師匠の大ファンだったので、四代目にも期待!
演目:一席目「七度狐」桂佐ん吉
二席目「八五郎坊主」林家染二
三席目「莨の火」笑福亭松枝
仲入り
口上/春団治・松枝・都・染二(司会:春若)
四席目「堪忍袋」露の都
五席目「天満の白狗」桂春団治
佐ん吉さんの「七度狐」は鳴り物入りで、華やかに軽快で楽しく。林家染二師匠の「八五郎坊主」はアンポンタンなアホ噺。笑福亭松枝師匠の「莨の火」は、豪商の旦那さんがお茶屋さんで遊ぶ、鳴り物入りの大阪らしい賑やかで情緒のある噺。露の都師匠の「堪忍袋」は面白おかしい夫婦ネタで大爆笑、師匠の十八番。桂春団治師匠の「天満の白狗」は江戸では「元犬」という題で演じられる、犬が人間になって奉公する可愛らしい噺。
落語会の後は、「& noma cafe」@仁王門東大路東へ。
この季節にしかいただけない、幸水梨のスムージー!めちゃウマ!今年もいただけて幸せ。
他に紅茶と季節のタルト「プルーンのタルト」を。
台風で雨風が強くなる前に、スーパーで食材買い込んで帰宅〜。
「村上隆 特別講演 in 春秋座」へ。90年代から現代美術家・村上隆氏のファンで、東京のギャラリーで何度も展覧会を拝見し、いつか本物の日本画も欲しいと思いつつ予算的に無理なので、小さなDOB君のぬいぐるみなどコレクション。
2015年「村上隆の五百羅漢図展」@六本木・森美術館、2016年「村上隆スーパーフラット・コレクション展」@横浜美術館も素晴らしかったですね。最近はすっかりお目もじする機会がなくなりましたが、村上さんの動向は遠くからずっと追いつつ現在に至ります。
講演会は現在の国内のカイカイキキの活動と、海外でのアーチストとのコラボ活動について。近年村上作品がK・ウェスト氏やV・アブロー氏らに代表される黒人ハイソサエティから熱狂的な支持を得ており、村上氏も彼らのカルチャーを取り込もうとしていることでした。インスタグラム「takashipom@murakamipom」での活動を拝見していると、村上さん自身が “ 五百羅漢 ” の姿に似てきておられるように感じます。日本での芸術活動にすっかり悟りを開かれた、ということですね。
今後は日本での展覧会はもう開催されることなく、海外でのみ活動されていくそうですが、ファンとしては今後もご活動を追っていきたいと思います。
京都造形芸術大学は、学園祭の真っ只中。毎年恒例、一年生が学部を越えてグループを組んで製作する「ねぶた」が完成し、点灯されていました。
講演会終了後は「Walden Woods Kyoto」@富小路六条へ。オープン時に噂を聞きつつ、サービスがこなれてきた頃に行こうと思っていたら、もう一年近く経つのですね。
1922年築の木造建築の洋館を改修した自家焙煎珈琲店。内装のほとんどは白く塗装されたOSB。古い部分を上手く使いながら、モダンで素敵なインテリア。
一階はオーダーカウンター&焙煎スペースのみ。スタッフのお兄さんは超イケメン!(*大事だよね〜/笑)またおっしゃることがキザなの〜〜〜。特に夕暮れ〜夜がいいね。どんなんかは、行ってみてのお楽しみ☆
淹れ方やメニュー構成は、アラビカ京都に似ているかな。しかし味はサードウェーブ系(どんな豆でも浅煎り、酸味多し)。はっきり言って、サードウェーブ系のコーヒーは全く美味しくない(*個人的意見です)ので、次回からはカフェラテかチャイにしよっと。
イートンは二階へ。舞台のようなひな壇形式の客席で、自由に座っていただきます。この空間がまたインスタ映えするようで、カップルや女子グループが写真撮りまくってて可愛い。私たちは空間写真は撮りまくるけど、セルフィーは撮らないから変な人、と思われてるんでしょうね。
トイレの入口も内部も手抜き無し。(トイレ内の写真は割愛)
いやいや、空調機の納まりから、スピーカーの納まりから、細部に至るまで手抜き無しのカッチョええ空間。OSB使いつつ施工精度の良さ、白塗りのバランスにも感心。腕のいい職人さんがやってると思うので、安価な素材使いつつも、施工費結構掛かってると思われます。
コーヒーの味は好みではないとしても、空間が気持ちいいからまたお友達誘って行こうっと。東本願寺・渉成園からもすぐ近くです。
帰りは京都タワーを見返りながら、清水五条まで秋の風を感じながら夜散歩。