katsunoya

2017.11.12. 着物コーディネート

立川志らく独演会@京都の日の着物コーディネート。

白色・煉瓦色・錆色の横段紬着物+茶系のタイシルク半幅帯で、秋色トーンでまとめたコーディネート。(デジカメの感度の悪さで色味が飛んじゃっています…)

帯締めは黄支子色(きくちなし)色の三分紐、帯留めは赤茶色黄色空色まじりのガラス製(東風杏)で、小物も秋色まとめ。

2017.11.12. 立川志らく独演会

■ 立川志らく独演会@京都

午前中の体調不安もなんとかなりそうだったので、着物で立川志らく独演会@京都府立府民ホール「アルティ」へ。

演目:開口一番「転失気」立川らくぼ

   一席目 「火焔太鼓」立川志らく

       仲入り

   二席目 「芝浜」立川志らく

道具屋のあまりの凶暴さにあり得ないと思いつつも爆笑の「火焔太鼓」。今年最初の「芝浜」は尖ったギャグを連発しながら小気味よく展開。結果、不条理性が強調されるとともにあの下げがストンと腑に落ちる。京都の地で師匠の新しい挑戦を目撃する望外の幸運。

 

■ 石田老舗「Creme de la Creme(クレーム・デ・ラ・クレーム)」

落語会終演後は、徒歩で帰宅途中にいろいろ寄り道。京都に住み始めてから7年間、存在は知っていても未開拓のお店も多し。そのひとつである石田老舗のシュークリーム専門店「Creme de la Creme」@丸太町烏丸下がるに初めて立ち寄ってみる。

夕方なのでほとんどの商品は売り切れていたけど、残っているシュークリームを一種類ずつGET。カスタードクリームが濃厚な「京都大吟醸」と、抹茶好きも納得できる抹茶風味の濃ゆい「グリーンティー」が特に美味しかったです。

 

■ ガレット&クレープ専門店「NEUF CREPERIE(ヌフ・クレープリー)」

シュークリームを買えてご満悦な状態で、夷川通りを散策。いつも夜にしか通らないので、見知らぬお店を発見。御所南の夷川高倉西のガレット&クレープ専門店「NEUF CREPERIE(ヌフ・クレープリー)」でリサーチ兼ねて軽いお夕食。

小さな京町家を改装したお店は、可愛らしい雰囲気でステキ。いつオープンしたのか伺うと、2年前にオープンされたとのこと。

いやー、見た目も華やか、お味も美味しくて納得なんだけれど、、、いかんせんお皿が温められていないので、オープンキッチンからテーブル席に運ばれてきた時点で冷めてる(涙)。クレープ料理って繊細なので、クレープが温かいと本当に美味しいのに残念。


【鴨肉と無花果のサラダガレット/ブルーベリーソース&バルサミコソースがけ】鴨肉とソースのバランスもとても美味しい!(でも冷めてる…涙)

【コンプレ/自家製ハム・卵・チーズ・アボガド・トマト・ジャガイモ】どの材料も程よいバランスの充実した一品。(でも冷めてる…涙)



オープンして2年でお皿を温めるという工程を省く、または気づいていらしゃらないとしたら、改善の余地はないのでしょうか?いいお店なのに、とても残念だな〜。(知り合いじゃないので自分からは指摘できない)

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2017.11.10. フアナ・モリーナ@ビルボードライブ大阪

8月に京都METROで不発に終わった(史上最高にぎゅうぎゅう詰めの上、ちびっ子のため飛ぼうが撥ねようが舞台もミュージシャンも1mmもな〜んにも見えなくて疲れちゃった…)フアナ・モリーナ。リベンジということで、ビルボードライブ大阪のライブに行ってきました!

いや〜、フアナ・モリーナ、最高!!!

ビルボードライブ大阪は、カジュアル席からでも十分にステージに近く、ミュージシャンの演奏所作や表情がはっきりとわかるので、演奏の素晴らしさが身体に心にビンビン響いてきます。めちゃくちゃ、よかったな〜。

終演後は終電の時間。急いで阪急梅田駅に向かい帰路へ。

 

■ アンティコカフェ アルアビス

ライブの前に空腹を補うべく、カフェで軽食を。ビルボードライブ大阪のあるビル、ハービスOSAKAの地下にある「アンティコカフェ アルアビス」にて。

デリ、サンドイッチ、カプチーノ、どれも美味しかった〜。23:00まで開いているし、ビルボードライブ大阪でのライブの前後はココに決定!

2017.11.09. 着物コーディネート

祇園をどり2017 の日の着物コーディネート。久しぶりの観劇なので、やわらかものを。

淡紅藤色の万筋江戸小紋+黒地に大胆な菊柄のふくれ織り名古屋帯。

帯揚げは黄蘗色(きはだいろ)のちりめん地。帯締めも黄蘗色(きはだいろ)の冠組とし、小菊のような優しい色合いをプラス。観劇ですから、紅葉柄のお扇子も差して。

K様は、墨黒地の蒔糊小紋にモノトーンの帯で、上品大人なコーディネート。

秋も深まってまいりました。今年はどれくらい紅葉巡りができるでしょうか。近所だけでも紅葉の名所が多い京都なので、時間があれば紅葉散歩しようと思います。

2017.11.09. 祇園をどり 2017

台湾からなんとか無事に帰国。台湾の旅の記録は、またそのうちに…。(内容盛りだくさんなので、いつになるかな〜)

■ 祇園をどり 2017

K様にお誘いいただき、祇園をどり2017 (祇園東)を拝見してまいりました。春の都をどり(祇園甲部)は2回体験しているものの、祇園をどりは初体験です。会場は今年は祇園会館(よしもと祇園花月)。中に入るのも初めてです。

開演前には舞妓さんのお茶席も体験できました。撮影不可なのでお写真はありませんが、お菓子を盛ってある小皿は都をどりと同じくお持ち帰りOK。

舞妓さん芸妓さんの舞台は、華やかで本当に素晴らしいですね。今回は、以前夏に伺ったみつや寄席でお会いした祇園東の舞妓・叶朋ちゃんが初舞台ということもお聞きしていたので、とても楽しみに伺いました。初舞台でも、所作も美しく、堂々と舞われておられました。母親目線で、とても嬉しい!今後も楽しみであります!

芸妓さんの中では、つね桃さん、美晴さんがとってもお美しゅうございました!

素敵な催しにお誘いくださったK様、誠にありがとうございました!

 

鍵善良房 四条本店

終演後は、鍵善良房 四条本店にて、黒田辰秋作品の民芸に囲まれて、久しぶりにくずきりをいただきました。

 

お茶した後は、K様と鍵善良房の姉妹店「ZEN CAFE」の場所をご案内したり、祇園界隈の着物関係のお店をウィンドウショッピング。そして京都高島屋の八百一で、夕食のための生鮮食品買い出して、K様とお別れ。(各家庭、夕食は自炊)

 

帰宅後は、ヤギへのお土産、鍵善良房の銘菓「おひもさん」をいただきました。品の良い甘味とほのかなニッキの香りが漂う素朴なお味で、とても美味しゅうございました。これは年配の人でも好まれる、お土産にはぴったりなお菓子ですね。またお持たせに買おう!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2017.10.30. 月餅のお菓子

ぺすかちゃんのお土産にと、久しぶりに立ち寄った「本家月餅家直正 (ほんけ つきもちや なおまさ) 」@三条木屋町上るのお菓子。

絶品のわらび餅(こしあん入り)と栗蒸し羊羹。

人気のわらび餅(15時には売切れ/電話予約可能)はもちろん、この日初めていただいた栗蒸し羊羹の美味しいこと、美味しいこと!!!季節のうちに、栗蒸し羊羹一本まるまんま買いたいなぁ。(笑)

2017.10.30. 着物コーディネート

「竹内志朗手書き文字展」「猫野ぺすか作品展」の日の着物コーディネート。北斎展に行こうと考え、不発に終わった、北斎コーディネート。北斎展会期中にリベンジ難しいかも…。

北斎コーディネートの肝は履物!北斎『凱風快晴』の「赤富士」を忠実に刺繍した鼻緒(黒田商店)+赤銅色三段草履(伊と忠)。

北斎「赤富士」のイメージで緋色グラデーションの蜘蛛絞り紬着物+山吹色の杢目板刷り染め名古屋帯(東京友禅/熊谷好博子作)。

帯揚げは、夕焼け空のイメージで、ちりめん地の柿色を。

帯締めは、北斎「赤富士」の中にある空の色に合わせて藍色の冠組(道明)とし、アクセントとしてピリリと効かせました。

次回は帯揚げの色を、緋色か茶色でまとめるか、絵の中の深緑色に変えてみるのもいいかも。北斎コーデで北斎展を観るのは叶わなくても、また秋のうちにどこかで登場させましょう♪

2017.10.30. 「竹内志朗手書き文字展」「猫野ぺすか作品展」

大阪の日。台風一過の快晴だし、北斎展に行こうと意気込んで、着物を北斎コーディネートにしてみたのに、調べたら休館日だと発覚!!!(笑)ちゃんと事前に調べないとね〜。

ちょっぴり残念だけど、気を取り直して、いざ大阪へ!

EMBANKMENT Coffee

大阪府立中之島図書館へ行くために川沿いを歩こうと、淀屋橋でなく北浜で下車。先日の中之島深夜寄席の日に発見していた、おしゃれ珈琲屋さん「EMBANKMENT Coffee」に初潜入。北浜駅地下からエレベーターで地上へ出て、大阪証券取引所の大通り越し向かいにすぐ目に入る、ビルとビルの谷間にある町家をリノベーションしたお店。

近づいて初めてわかりましたが、ひとつの建物の中に、コーヒーショップ、カレーショップ、ギャラリー、ブティックなどが入る複合商業施設になっています。古き良き建築を壊さずに活かしてリノベーション。大阪は近代建築などすぐに壊すので、このような好例は素晴らしい!

店内の様子。

天井が格天井。昔は何のお店(会社)だったのか、来客接待スペースだから格天井にしていたのでしょうね。無理くり設置したエアコンもナイス。

今はまだありませんが、そのうち川側にテラス席もできそうな雰囲気。

コーヒーは流行りのサードウェーブ系(アメリカ発ブルーボトルなど)で、酸味アリアリのあっさりなドリップコーヒーを売りにしているスペシャルティコーヒー専門店。個人的には全く好きではありません。珈琲とはですねぇ…ケニアに酸味があってはいけないのですがねぇ…(個人の嗜好によるので割愛/笑)

チーズケーキは美味しかったです。空間も素敵なので、次回からはエスプレッソ系にします。

今回は時間なくコーヒーショップだけ寄りましたが、次回はお隣のカレーショップへ潜入したいと思います。(美味しいらしいよ!)

地下のエスニックテキスタイルをオリジナルパーターンでデザインしたお洋服のお店がとても素敵でした!エスニックにありがちなゆるゆるな感じでなくて、ちゃんとデザインされたおしゃれ服。また洋装の時に伺いたいと思います。

 

■「竹内志朗 手書き文字展」

大阪府立中之島図書館「竹内志朗 手書き文字展」へ。

大阪に長年住んだり通勤してたのに、中之島図書館の中に入るのは初めてだったりして。こんなに立派で素晴らしい建造物だったとは!!!昼間にはドーム天井から日光も入ってきそうなので、着物撮影にも適してるかも〜。少人数でまた着物撮影に訪れたいと思います。

時代劇をはじめとする数多のテレビ番組の手書タイトルと、演劇の舞台装置のデザインを手掛けてこられた竹内氏の貴重な仕事が膨大かつ無造作に展示された内容は衝撃の連続。あれもこれも、みんなこの方の作品だったとは。書籍化を熱望!!!

どの作品も素晴らしく、膨大な写真ネタがあるのですが、一部だけ掲載(っても多いね)しますね。膨大な数の他の写真は、後日フリッカーにアップして永久アーカイブとしますから、気長に待てってね〜〜〜。

もう、泣けてくる手書き文字がいっぱい!!!流麗な筆文字から、劇画タッチの文字から、コミカルな文字まで、大多数の関西人は、これを見て育ったんだなぁ〜と感慨深く。必殺仕事人、プロポーズ大作戦、あっちこっち丁稚、熱闘甲子園、剣客商売、他多数。(*クリックすると拡大します)

キャプションまで全て手書き。途中でマジックの色が変わってるのも泣けてくる。いつか Love the Life のロゴを、必殺仕事人風に描いてもらうのだ!!!(本気)

 

猫野ぺすか作品展「いっしょ いっしょ」

友人の版画家・絵本作家の猫野ぺすかちゃんの作品展「いっしょいっしょ」@絵本カフェholo holoさん最終日へ。

絵本「いっしょ いっしょ」の原画(木版)展。くまさん、カバさん、カピさんなど、可愛らしい親子の愛情いっぱいの表情がたまりません!

1年ぶりの大阪の展覧会で、久しぶりにぺすかちゃんと。

購入したぺすかちゃんグッズいろいろ。絵本、絵葉書、マグカップ、カピバラさんの木のスプーンなど。

ぺすかちゃん、最終日の最終時間にありがとうございました!また東京や大阪で!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2017.10.27. 京都お散歩日記「いちごのお店」「ピニョ食堂」

いちごのお店「メゾン・ド・フルージュ」

用事がてら烏丸御池へ。平日とはいえ17時過ぎだし、もう何も残っていないだろうといちごのお店「メゾン・ド・フルージュ」を覗いてみたら、あ〜らら奇跡。そして買ってしまう。。。

ケーキアップの写真:上からいちごのロールケーキ、いちごのチーズケーキ、プレミアムショートケーキ(2種のいちご使用)です。

食べてみた結果、ケーキはどれも美味しかったけど、やはりプレミアムショートケーキが一番美味しいです!

 

韓国料理・定食「ピニョ食堂」

ヤギと合流して、買い物がてらご近所の「ピニョ食堂」さんでお夕食。身体に優しい韓国料理を定食形式で、とてもリーズナブルにいただけるので、重宝しています。気のいいイケメンマスターとの世間話も楽しくて。


ソルロンタン定食/スネ肉と牛骨を長時間コトコト丁寧に煮込んだスープ。

センチェピビンパ/新鮮な生野菜をたっぷりのせたヘルシーなピビンパ。熱々のお味噌のスープをかけて。

2017.10.24. 京都国際舞台芸術祭【池田亮司×Eklekto『music for percussion』】

■ 池田亮司×Eklekto『music for percussion』

今年もやってきました 京都国際芸術祭 2017

舞台公演のひとつ【 池田亮司×Eklekto『music for percussion』】を観に、ロームシアター京都へ。

いつもの池田亮司氏の作品では「巨大なスクリーンの映像に光の演出/ビジュアルインスタレーション/視覚体験」となるのですが、今回の舞台は「パーカッション奏者による、人体・楽器のみを使ったアコースティックコンサート」。舞台には何の演出もせず、ただただ演奏者が滞在するのみ。目の前の演奏から空間に広がる小さな音〜大きな音〜余韻。ミニマムな音響世界を体現するすごい作品でした!

京都国際芸術祭 2017 の会期は、〜11/5(日)まで。当日券の出る公演もあるので、舞台芸術・ダンスパフォーマンスがお好きな方は、ぜひチェックしてみてくださいね。

 

■ 着物コーディネート

夕方に着物を着て「さて出かけよう!」となってから気づく。外は雨…。(笑)前日までの天気予報では晴れのはずではなかったんですかい??? はい、直前に調べないのが悪いんですよね。撥水加工していない着物だけれど、幸いにも雨には比較的強い大島紬で黒色やし、雨コート着て行くべし!

池田亮司コーディネート。今までの池田亮司氏の映像作品のイメージで。

黒色に近いランダム蚊絣泥大島紬+黒地にシルバー箔押し名古屋帯。

帯揚げは黒地に赤の輪出し(井澤屋)+帯締めは緋色の冠組(道明)。

帯飾りは勝野屋オリジナル【キラキラ和装アクセサリー】帯飾り

 

■ 居酒屋「よこちょう」

終演後は、雨も強く降るので、家までの帰り道で最も近いお店「よこちょう」@川端二条でお夕食。

子持ち鮎煮浸し、お造り(下津井のたこ、長崎のまぐろ、淡路の活鱧落とし)、能登のカキフライ、青菜ときのこのお浸し。お安くかつ、とても美味しゅうございました!