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2017.08.26. 栗山工房祭 工房見学会

 藤工房さん主催の栗山工房祭 工房見学会】へ参加してきました。

仁王門うね乃

お出かけ前に「仁王門うね乃」でおうどんを。

 

栗山工房祭 工房見学会

栗山工房

伝統工芸である琉球紅型に魅せられた初代・栗山吉三郎氏が、京友禅の技法を融合させた「和染紅型」を生み出し、嵯峨野に工房を創設。デザイン・型彫り・染めまでのほとんどの工程を工房内で一貫制作されています。



(*これから工房見学行く方にはネタバレあり。)

(*見学会の内容について、栗山工房・西田裕子様に掲載のご承諾をいただいております。西田様、ありがとうございます。)

民芸を好きになり、様々な伝統工芸を知ると、着物を着ようが着まいが、手業の素晴らしい工芸のことを知りたくなります。今回は着物は着ないけれど、伝統工芸好きであるヤギも一緒に参加させていただきました。

展示室では、普段なかなか見ることができない栗山工房作品を一同に拝見。どれも素敵で眼福!

たくさんの人数での見学会、2グループに分かれて、順次工房内をご案内いただきます。栗山工房三代目・西田裕子氏から紅型染めの技法をご説明いただきました。型彫り、糊置き、彩色、糊伏せ、地染めと工程があります。

デザイン室で、図案作成から型彫りまでの工程を拝見。型は伊勢型紙と同じく紗張り柿渋塗りで、工房内で一貫制作。型を彫る手業も人によって微妙な違いがあることが味わいとなり、型染めの仕上がりがおもしろくなります。糊置きの時、型紙をリピートしていくための◯印を、図案の中にどのように紛らせるかもデザインのポイント。

反物に糊置きをするスペース。13mの反物を7m弱の木の長板に表裏張り付け、「馬」と呼ばれる支柱の上に寝かせて、青花染料を混ぜた防染糊(もちのり)を型に合わせて糊置きしていきます。長板の表裏両面を一気に糊置きした後、長板を頭上に上げ乾燥させます。「馬」の上面が弓なりに凹んでいるので、片面を糊置きし、すぐにひっくり返しても「馬」には触れないのです。

乾燥したら、また両面糊置きして乾かす、この工程を繰り返し行います。長板の上げ下げ、また粘り気の強い防染糊(もち米を使う糊はお餅を伸ばすようなねっとり感)を均一に素早く糊置きしていくため力が必要で、男性にしかできない作業だそうです。

デザインが複雑なほど、彩色の時に染料がにじまないように、糊置きを繰り返し行い、糊を盛り盛りにするそうです。

糊置きだけでは染料が生地ににじむため、反物全体ににじみを防ぐ豆汁と布海苔の溶液を刷毛で引いていくスペース。重たい溶液の入ったバケツを片手で持ちながら、長い反物に溶液を素早く均一に引いていきます。反物の端からどんどん乾いていく(ムラがあると彩色にムラが出てしまう)ので、素早く施していく必要があるため、こちらも男性の受け持ち。

彩色していくスペース。長い反物をくるくる回していけるようにしてあります。(友禅染めも同じ)

友禅と同じ染料を使っていても、紅型なので、生地の裏側までしっかりと染料が染み込んでいます。この反物は模様部分の彩色後、全体を赤色で地染めし、振袖になるそうです。全体の仕上がりを想像しながら染めるの難しいです〜。

彩色後、反物は染料を定着させるため蒸し工程へ。蒸し工程は大きな設備が必要なため、専門工場へ。

水元=蒸し工程が終わった反物の糊や余分な染料を洗い落とす場所。とっても広い!やはり染物には水が重要で、今でも自然の川の水を引き込んで使用しているそうです。(*塩素の入った水道水は使用に適さないのです。)こちらも冷えるし重労働なので、男性の受け持ち。

 

工房見学の後は、染色体験へ!!!和紙の絵葉書に狛犬さんを染めます。今回の見学会のために、オリジナルのデザイン、型彫り、和紙への染色実験など、事前にご準備くださいました。誠にありがとうございます!!!

水色部分は、前もって糊置きをしてくださっている部分です。お手本と同じように染めようと思うんだけど、細かい部分は糊を超えて他の部分に染料がはみ出したりして、思っていた以上に難しい。さて、完成後はどうなっているか、後日自宅で糊落とししてからご報告しますね。

工房内の一部で、様々な型染めの資料が展示されています。

おまけ:トイレの表示も紅型!

 

糊置きなどの下地作りから、若い職人さんたちが丹精込めて一枚一枚を手がけていらっしゃいます。実際に拝見することでわかる職人技の素晴らしさ。身につけさせていただく作品も一層愛おしく思います。貴重な工房体験をさせていただき、誠にありがとうございました!!!

今回の染め体験は大人数のため絵葉書でしたが、いつか帯の染め体験に伺いたいと思っています。工房内でご指導いただきながら染めていくので、多くて2〜3人でしょうか。どなたかご一緒しませんか???

夜の【 栗山工房祭 パーティー】へ続きます。→ ●△■

 

2017.08.24. 京都お散歩日記「エリック・カール展」

烏丸御池で現場仕事の後、えきKYOTO(JR京都伊勢丹)で開催中の「エリック・カール展」へ。

■ 寿司「すし善」

ランチに、前々から気になっていた「すし善」@三条新町へ。なんて事のないファサードなんだけれど、名店っぽい空気感が漂っています。

インテリアはいたって簡素で粋。厨房内の整然と並ぶ器の美しさ。


人気のちらし寿司/錦糸卵の下には、甘辛いタレのかかったぶつ切りの魚介類がいっぱい。

にぎり寿司/寿司飯の甘酢の加減がいい塩梅。



大将の優しい雰囲気、無駄のない粋なサービス、とても気入りました。アイドルタイムもないし、また近くに来る時には寄せていただこうと思います。

 

■ パティスリー「グラン・ヴァニーユ」

京都で一二を争うくらい美味しいと思うパティスリー「グラン・ヴァニーユ」で久しぶりにケーキを。この日は割と時間が早かったので、まだケーキがいっぱいありました!(*通常15時過ぎるとほとんど生ケーキはなくなります。)


タルト フィグ/イチジクとクレームシャンティのタルト/季節のイチジクをたっぷり。

レーブ ドゥ シーヌ/ピンクグレープフルーツのムースに、ライチのジュレとムース/天才的な美味しさ!!!

ラナイ/ホワイトチョコとココナッツのムース、ココナッツジュレにパイナップルとライムの香り/夏の爽やかなケーキ。



 

■ 「エリック・カール展」@えきKYOTO

会期終了間近に滑り込み!

絵本「はらぺこあおむし」で有名なエリック・カール氏。「はらぺこあおむし」は知っていても、他の絵本は知らなかったのですが、こんなにも原画が面白いなんて!!!どの原画もアクリル絵具で彩色した紙を切り貼りコラージュし、その上に色鉛筆やパステルなどでさらに手を加え構成されています。明るい色目にパリッと感が出るのは、コラージュだったからなのですね。

「はらぺこあおむし」は、1969年当時アメリカでは出版する技術がなく、1976年に日本で印刷・製本されて世界で初めて出版されたそうで、エリック・カール氏も日本に特別の思いがあるそうです。御歳88歳の現在も新しい作品作りを続けていらっしゃいます。いつまでもお元気でいていただきたい!

子供ちゃんがいない隙に、撮影ブースで記念撮影。

 

物販スペースで、子供ちゃんがブンブンふり回していた「はらぺこあおむし」のぬいぐるみがあまりにもいいデキだったので、買っちゃいました!(笑)お月様の絵本、図録、絵葉書、あおむしの顔の小皿など、散財。

 

えきKYOTOは今年で開館20周年。次回展覧会は、重要無形文化財保持者(人間国宝)となった、木漆工芸家・黒田辰秋氏の展覧会。これは見逃せません!!!

2017.08.21. 亀屋則克「浜土産(はまづと)」

ご近所着物会の日に、残暑お見舞いに亀屋則克「浜土産(はまづと)」をいただきました!

京都案内の雑誌やウェブサイトで拝見して、ず〜っと憧れていた夏のお菓子です。ほとんど予約でしか手に入らないと思っていたので、未だに食べたことがなく、京都七年目にして、やっとお目にかかることができました。Yご夫妻様、貴重なお菓子を誠にありがとうございました!!!

 

檜葉が飾られた籠入りの素敵なパッケージ!

きゃ〜〜〜っ、ほんとに蛤の貝だわ!

開封の儀。貝殻をぱかっと開けたら、いや〜〜〜ん、琥珀色の涼しげなお姿が!!!片側の貝殻ですくって食べるんですって。

琥珀色の寒天の真ん中の黒い粒は、大徳寺納豆。納豆の味噌風味の香りが印象的で、のどごし冷ややか、ほんのり甘く上品な夏のお菓子でございました!!!

2017.08.21. ご近所着物会「トラモント」

ご近所着物会の集いで、今回は二条寺町にあるイタリアン「トラモント」へ。

「トラモント」は、お洒落とはかけ離れた昭和喫茶みたいなお店だけど、地元では親子三世代に愛される名店なのです。モーニングもやってるし、アイドルタイムはないし、エスプレッソ系のコーヒーは美味しいし、地味だけれどレベル高いのです。

赤ちゃん連れファミリーと一緒なので、ランチタイムを外し前もって予約して入店しましたが、当日は13時過ぎても常に満席。「トラモント」の人気はやはりすごいな〜。


前菜/鯖のマリネ

前菜/生ハムとモルタデッラの盛り合せ

パスタ/ジェノベーゼは鉄板!

パスタ/海老クリーム風味のスパ

ピザ/クアトロフォルマッジオ(チーズ数種とハチミツ)

前菜/カプレーゼ

ピザ/生ハムとオリーブ

デザート/スイカのジェラート・いちじくのワイン煮



この季節限定のいちじくのワイン煮は美味しかった〜。もう一回は行かなくちゃ!

 

そして、ご近所着物会のアイドル、Y家のKちゃん(10ヶ月)。ご両親に似て、お酒強いの〜。ビール瓶をもうガブッと!(笑)可愛いったら、ありゃしない!!!

 

記念撮影パチリ。(ヤギの撮影)

右から、Y家のご主人・K様はいつも男前で粋な着こなし。奥様・S様は紫地に可愛らしい萩柄の正絹絽着物ではんなりと。Sちゃんは正絹の夏銘仙、透け感が涼しげな大正ロマンな素敵なお着物で。

勝野は、猛暑日の日だったので…すみません、正絹着物を着る勇気なく、竺仙の石蕗麻の葉柄綿紅梅浴衣+タイシルク半幅帯で。夏のお召し物、私の体感では竺仙の綿紅梅が一番涼しのです!!!

 

お食事後に解散した後は、勝野とSちゃんは、秋冬に向けてのお誂え着物ミッションのため、ご近所着物会メンバーでもある能口先生のアトリエへ。つぶらな瞳のクララちゃんに癒される〜〜〜。

なかなかご近所着物会のメンバー全員が揃う機会がないのですが、また思いつきでお食事会をしましょう♪

2017.08.17. 「ぎをん齋藤コレクション」展

夕方からお散歩兼ねてご近所徘徊。会期終了間近の「ぎをん齋藤コレクションー布の道標ー古裂に宿る技と美」展@細見美術館へ。

考古学的にも貴重な資料である、様々な名物裂、古裂、小袖など、美しい布が盛りだくさん展示されておりました!

織の組織の違いとか勉強不足でよくわからない部分はあるものの、中東〜中国〜日本まで、昔々にどれだけ凄い技術で織物・染物が作られていたのか、とても貴重なものを拝見できました。漠然としたイメージであった、辻が花染も桃山時代の古裂数点で、なんとなくつかめた感じ。

ミュージアムショップでは、素晴らしい江戸時代の小袖をカットした貴重な古裂が売られていましたが、自分には身分不相応な価格(芸術品と思えば安いんだけど)なのであきらめ、自分用お土産に、明治〜大正時代の小さな古裂をいくつかいただきました。そのうち、額装して飾れるようにしましょ。

西陣織 明治〜大正  絹糸が細く、とても美しい。

藍型染・木綿 明治〜大正  ざっくりな木綿糸の質感、型と染めの味わいが可愛い。

 

& noma CAFE

展覧会後は、久しぶりに「& noma CAFE」@仁王門岡崎(京都国立近美南)へ。インテリアデザインは藤井香織デザイン室

この時季には絶対に外せない、桃のスムージー!うまうまー!

イチジクのタルトとブレンドコーヒー。

 

セクションドール Section D’or

お夕食には、久しぶりに「セクションドール」@冷泉疎水岡崎へ。インテリアデザインは藤井香織デザイン室

いつも予約なしでふらっと行っては満席で、断念すること数回。お盆明けの平日とあってか、ちょうど一回転後で空いていてラッキー。

名物《タンドリーチキン》外はパリパリ、中はじゅわ〜っと、相変わらずとても美味しゅうございます。!!!

2017.08.16. 京都・五山送り火

冷泉疎水夷川ダムの畔りから《大文字》を観る。

ご近所の方々が集まる場所で、静かに厳かに観て過ごします。秋風の涼しさも感じる夜。送り火が終わると、夏の終わりを感じます。

 

餃子王

20時の点火から20分過ぎた頃にお暇し、「餃子王」@冷泉疎水東大路でお夕食。

送り火が消える前に入店するのがコツね。後からひっきりなしにお客さん来られましたが、その前に入店できてラッキー。

餃子全種類(バジル、エビ、ラム肉、粗挽き肉、焼き餃子)食べて大満足!!!なんだか、バージョンアップしてますよ〜。

定番のザーザイ。

本日の餃子:バジルの水餃子。バジルの青々しい香りがうまい!

エビの水餃子。皮は赤い色。コーンと紫蘇が入っていて、甘みと爽やかさの饗宴。エビはぷりぷり。

ラム肉とパクチーの水餃子。皮は緑色。ラム肉の旨味とパクチーのハーモニーがうまい!

 焼き餃子。

〆には、紅油麻醤麺。ピーナッツペーストが入っているので、思ったよりも優しいお味。お酢をかけるとまた違う風味を楽しめます。

2017.08.09. 二條駿河屋「甘美羹(あまみかん)」

こちらが、二條駿河屋さんの「甘美羹(あまみかん)」です!!!

グレープフルーツの果汁の苦味もほのかに、甘さもさっぱり。爽やかで夏のおやつに、とても美味しゅうございます。また近くに行く時は、いただきたいと思います。(*冷蔵保存で5日間持ちます)

2017.08.09. 御誂えの楽しみ

ご近所着物友達のSちゃんと、ある着物御誂えミッションのため、一緒に染め屋さんへご案内。

■ 御金神社(みかねじんじゃ)

喫茶マドラグ」のランチのお席を待つまでの間、御金神社@西洞院二条下ルに初めて伺いました。なんと、なんと、こんなビルやマンションのたて込む谷間に、小さな神社があったとは!

鳥居も金色ピカピカで、なんか怪しい感じするけど、由緒ある神社で、実は金運アップのパワースポットらしいです!!!

日本神話に登場する伊邪那岐(いざなぎ)・伊邪那美(いざなみ)の皇子である金山毘古神(かねやまひこのかみ)がご祭神としてまつられています。金山毘古神は鉱山・鉱物の神として、人間の生活の中で用いられる金属全般(剣、刀、鏡、鋤、鍬など)にご利益を授ける神様です。現在では大型農耕具や印刷機、工場の機械に至るまで幅広くご利益を授け、さらには通貨に用いられる金・銀・銅にもご利益があることから、資産運用や不動産、転宅、方位、厄除け、旅行中の無事安全を護る大神として、広く崇められるようになったそうです。

海外観光客の方もひっきりなしに訪れますが、本当に小さな境内なので、参拝はあっという間。私たちも手を清めて、サクッとお参り。金運アップ!(になるといいなぁ〜)

絵馬は本殿奥にある大きなイチョウの木をモチーフに、イチョウの葉っぱ型のデザイン。もっこり吊られています。

 

喫茶マドラグ

久しぶりに伺う「喫茶マドラグ」。平日だからランチタイムでも12時前なら入れるだろうと思っていたら、あらあら満席。いろんな雑誌で取材されちゃったし、東京店もできちゃったし、やっぱり人気なのね〜。11時半からのランチタイムで、1時間ごとに12時半、13時半と、店頭に来た人の予約を受けて1時間ごとに区切ってお席をご案内するシステム。Sちゃんが早めに到着してくれていたので、なんとか12時半のお席GET。

昭和な喫茶の佇まいに、フランスヌーベルバーグ映画や、ウォン・カーウァイ香港映画のあれこれ、ディスプレイがかわゆい。

Sちゃん念願の「コロナの玉子サンドイッチ」!!!ふっわふわ!!!一切れが手の大きさを超えるほどで、女性なら三切れでギブアップするほどボリューミー!二人で半分こなので、なんとか完食。

昭和喫茶に来たら欠かせない「鉄板ナポリタン」。こちらもすごいボリュームで、食べきれないほどの凄さ。お若いSちゃんに、無理やり半分以上食わす。(笑)

コーヒーフロート(左)とクリームソーダ(右)。赤いクリームソーダは珍しい!

満腹になったところで、13時半からの次のお席の方々が店外でお待ちなので、そそくさと退去。ゆっくりされたい方は、ランチタイムを外して15時以降のお時間がオススメです。

 

■ 染め屋さん

今回ご案内したのは、紬を得意とする白生地屋さん。帯揚げでも着尺でも半襟でも、1枚から染めてくださいます。

Sちゃんは2月のある着物イベントでGETした素敵な着尺反物のために、八掛を特注色でご注文。私は7月末にGETした、これまたなかなか出会えない色の着尺反物のために、八掛を特注色(めっちゃ斬新な色と言われる/東洋の海の色だよ)で注文。また秋頃の出来上がりをお楽しみに☆

 

■ 二條駿河屋

《今日の最大のミッション=八掛の特注色をお誂えする》を完了できたので、ふたりとも大満足。

そして染め屋さんを出て振り向くと、斜め向かいに老舗っぽい和菓子屋・二條駿河屋さん。



店頭に「甘美羹(あまみかん)」と書いてある。「これはなんやろうねぇ〜?気になるねぇ?入って聞いてみよっか?」と、店内へ。

なんとなく想像してたけど、やっぱり夏みかんのゼリー!!!左がサンプルで、右が実物。実物の方がめっちゃ大きい!

二條駿河屋さんは元々は羊羹屋さん。羊羹には寒天を使います。たっぷりのグレープフルーツ果汁と寒天で作ったゼリーだそうで、夏場に多少の時間屋外で持ち歩いても溶けないそう。

夏みかんのゼリーといえば、老松さんの「夏柑糖(なつかんとう)」。毎年食べたいと憧れで、でもいつも気がついたときには時季が遅くなかなか入手できず、グレープフルーツの「晩柑」をいただくのだけど、今回は出会いなので、こちらのお店の「甘美羹」を2個いただきました!世界陸上を見物しながらいただきます!

その後、Sちゃんとお別れして、めっちゃ重たい「甘美羹」2個を携えつつ、ヤオイソにこっそり行ったことは内緒です。(まだ食うんかい!/笑)しかーし、岡山水蜜桃が売り切れだった!!!(爆)でもふつうの桃は食べたよ。

☆☆☆ 2017.08.08. 結婚記念日・22周年 ☆☆☆

特別なお祝いは何もしないのだけれど、大好きな落語会《 旅成金 in 京都 》で大爆笑の幸せな日。

演目:一席目「磯の鮑」柳亭小痴楽

   二席目「やぶのなか」瀧川鯉八

     仲入り

   三席目「おちよさん」瀧川鯉八

   四席目「怪談乳房榎(かいだんちぶさえのき)」神田松之丞

 

小痴楽さん可愛い〜〜〜。鯉八さんの変態性MAXな新・実験落語の凄さ。松之丞さんのキッレキレの講談。素晴らしい会でした!!!


■ おばんざい・ラーメン 門扇御池店

落語会がはねた後には、学生ちゃん交えて、門扇御池店で〆。

 

■ 着物コーディネート

夕方からは涼しい日だったので、1ヶ月半ぶりに正絹の着物に袖を通しました。

黒地に雨のような斜めライン模様の横絽正絹小紋+荒波柄織り出し銀糸入り紗名古屋帯で、すっきりモノトーンコーデ。

帯揚げは、白地に赤い輪出し飛び絞り(井澤屋)。

帯締めは、黒地に赤ラインの真田紐(三分)+錦鯉のようなガラス帯留め(東風杏)。

帯飾りは、勝野屋オリジナル【キラキラシリーズ/帯飾り】

絽の着物は軽くて涼しい。ついつい暑さに負けて洗える物ばっかり着るけれど、夏の間に正絹着物もあと何回か着ないとな〜。

2017.08.03. トレインスポッティング & T2

《 T2トレインスポッティング 》の公開に合せて、《トレインスポッティング》との同時上映会があるということで、京都みなみ会館へ、いざ!

■ ヘアカット

夕方の上映時間までの間にヘアサロン「ambient」@新町三条でヘアカット。ヘアスタイルでお洒落になりたい方は、ぜひ「ambient」へ!我らが尊敬する東京のカリスマ中のカリスマである、ヘアスタイリスト・茂木氏@boyのDNAを受け継ぐ、「ambient」今村氏にヘアをお任せすれば、大満足間違いなしです!

 

フルーツパーラー ヤオイソ四条大宮店

ヘアカット後は、ヤオイソ四条大宮店へ。夏の間に絶対に食べておきたい、念願のフルーツサンドを!!!

宮崎マンゴーサンド&宮崎マンゴージュースの単品と、岡山水蜜桃サンド&岡山水蜜桃ジュースの単品。

うお〜〜〜、たまらんっす!もう一回食べにきます!

 

ラーメン大栄 本店

映画2本見ると21時半過ぎるので、フルールサンドだけでは途中でお腹が鳴るだろうと、京都みなみ会館から徒歩圏内のラーメン屋さんを検索して「ラーメン大栄 本店」へ。

しょうゆラーメン

みそラーメン

どちらも並サイズなのに、チャーシュー大盛り、ネギも大盛り!!!普通のラーメン屋さんの2倍はある!チャーシューも大好き、ネギも大好きなので、標準でこれは嬉しいです。

麺は細麺でいい塩梅の硬さで好み。スープは濃そうに見えるけど、意外にあっさりで勝野でも食べられる。

しかし、全体のサイズがボリューミーすぎて、食べても食べても減らず、泣きながら完食しました。(笑)子供サイズがメニューにあるけど、小学生以下しか注文できないようなので、次回は麺を少しだけ小盛りにしてもらうようにお願いしよっと。

 

■ トレインスポッティング & T2

大きなお腹を抱えて、いざ、京都みなみ会館へ。先にチケットを買ってあるので、整理番号も一桁台で、バッチリ。

《トレインスポッティング》が公開されたのが20年前(1997年)。ちょうど結婚後の東京2年目で、渋谷〜青山〜新宿界隈でのクラブ活動など、若気の勢いだけで遊びまくっていた頃に、リアルタイムでこの映画を観たんですよね。当時、あまりの映像の格好良さと、ユアン・マクレガーの男前度にメロメロになったのを覚えています。今回改めて観て、当時の感覚が蘇ってきました。うん、バカやってもいいんですよ。それも人生。

そして《トレインスポッティング》から20年、物語の主人公たちの20年後の現在を描く、《 T2 》。どうにもできない社会事情、若気の至りでやっちゃったヤバイ事から20年後、年老いた主人公たちの葛藤の人生と新たなる人生。う〜ん、素晴らしい映画です!!!二本立てで観て、大正解!

親のこと、家族のこと、自分のこれから。自分の人生も見つめ直す時期が来ています。