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2017.05.27. ぬぬぬパナパナのぬぬ 2017 大阪 – 02

【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2017 大阪 – 01 】から引き続き、この日は【 キモノ文化講座 】へ参加。

■ キモノ文化講座(3)「キモノ井戸端会議 vol.6」

■ テーマ「絹の着心地はどこから?染めの着物」

講師は、朝香沙都子さん、松下妙子さん、西岡万紀さん、須賀凌子さん。

着物のことは、生地の種類、織り・染め、産地も少しはわかりますが、ベテランの着物通の方々に比べれば、まだまだ知識も経験もあやふやで勉強不足。

今回の井戸端会議は、あらゆる “ 染め ” の着物について、実物を見て触って質問できるという、とても貴重な機会でした。実物のお着物は、朝香沙都子さんと西岡万紀さんの自前のお着物を総動員!!!

解説終了後には、参加者のみなさまで大切なお着物を触らせていただきながら、質疑応答。着物をよく着られる方からも、様々な質問が噴出!!!時間内では終わらない雰囲気でしたが、終了時間目いっぱいになりまして、おひらきに。

勝野から朝香沙都子さんへの質問は「藍染め、紫根染め、茜染めなど自然素材での染め物は色落ちしますか???」。

朝香沙都子さんの回答は「仕立てる前に水通し・色止めはしても、やはり色落ちはします。着用時には色移りしないよう気をつけますが、どうしても襦袢や足袋に色は付きます。」と。

それでも自然素材、草木染めは魅力的なのですよね。色移り後のお洗濯で少し気を使ったり、足袋や襦袢に色移りしても良い専用を作るなど必要なのですが、魅力あるものは身につけたい。がんばろ〜。

最後に、講師の朝香沙都子さん、西岡万紀さん、須賀凌子さんと、ご一緒したみなさまと記念撮影。貴重な講義を誠にありがとうございました!!!またこのような機会があることを、切に願っております!!!

この日の勝野コーデは、正絹久留米絣単衣着物+木綿幾何学文様絞り名古屋帯+ぬぬパナ琉球藍染帯締めで。

【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 】の開催は、残念ながら今年で終了。また違う形で、このような手作りにこだわる作家さんたちの作品がたくさん拝見できる機会が生まれますように。

ぬぬぬパナパナ主宰の浦令子さんのご冥福を心からお祈りいたします。

 

■ カンテ・グランデ

阪急を後にして、グランフロント大阪のカレンブロッソへお誂えのご相談に。雨用に黒のカレンブロッソがずーっと欲しくて、それに合わせる鼻緒を1年悩み(人と違う鼻緒にしたいから)、結局先日黒田商店さんでいただいた鼻緒でオーダー。(*完成後に別途レポートしますね)

疲れたので、カンテ・グランデで一服。ゴータマショコラとマサラチャイはテッパンですね!学生時代からもう30年味わってるけど、これは大阪でしか味わえないんですよね〜。いつもカンテには感謝!

2017.05.20. 京都お散歩日記 「技を極める」展

「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸-」展京都国立近代美術館へ。



お友達のジュエリーデザイナーさんの事前情報で、とても評価の高い展覧会だということを知り、日常の暮らしでは全くハイジュエリーとは縁がない生活をしていますが、どんなに素晴らしい工芸品が観れるのだろう、と期待を大きく膨らませて楽しみにしていました。

このポスターのバレリーナ形ブローチも、現物はとってもとっても小さくて。ルーペのある方は、ぜひご持参でご高覧くださいね。

会場には、工房の実物大展示も!こんなパリの景色を見ながら、創作されているのですね。素敵!

最後には、工房のビデオや、ジュエリー画像で遊べるコーナーも。

ゴールデンウィークも過ぎた時期、会場はお客さんもまばらで、じっくり2時間半かけて、素晴らしい工芸宝飾品の数々を堪能しまくり!目の中が、もうもう、キラッキラです!!!キラッキラに憧れる〜〜〜。貧乏人にはハイジュエリーは無理だけれど、ガラスでいいので、何かキラッキラにデコりたい!!!(笑)

「クールジャパン」って言葉が大嫌いですが、海外の工芸品も日本の工芸品も巧みな職人による超絶技巧は同じで、素晴らしい技術の継承が行われています。いや〜、ジュエリーなんて興味ないわ、って方もぜひご高覧すべき素晴らしい展覧会です!!!


「技を極める-ヴァン クリーフ&アーペル ハイジュエリーと日本の工芸-」展

会期は 〜2017年8月6日(日)まで!!!

月曜休館/金曜日・土曜日は午後9時まで開館

 

肉洋食オオタケ

展覧会後は、帰宅しつつ、ご近所の「肉洋食オオタケ」でお夕食。

上質のお肉を定食形式でいただけるので、ありがたいお店です。

美男美女の若いご夫妻が営む小さな小さなお店。ランチもとってもお得なんですよ!また訪れたいと思います。

肉洋食オオタケ Facebook●△■

2017.05.13. 京都お散歩日記 着物女子会の後

着物女子会の後は、ヤギと合流し【KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭】へ。【KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭】の詳細は、また別途。

丸太町 十二段家

写真展の会場をいくつか見た後、京都府庁近くだったので、お腹すきまくりのヤギと「丸太町 十二段家」でお夕食。建築本体は現代のビルディングではありますが、内外共に民芸調の重厚な造り。

インテリアはすっきりとしつつも民芸調の力強い木の造りで格好よく、ディスプレイされている陶芸作品や型染め作品もしっかりとした民芸に関わる作家さんのもので質も高く、このお店のオーナーさんはかなりお目が高き方だと納得。

お料理は、シンプルな京都らしいおばんざいを少しづつセットにした定食形式でいただけます。この日は季節の小鉢「筍と蕗と新わかめの炊いたん」のセットにして、季節を感じました。大きなふわふわの出し巻き卵、たっぷりの京漬物、なめこの赤出汁。ご飯はたっぷり2膳半あり、最後はお漬物と一緒にお茶漬けで〆ます。京都らしいですね〜。

アフタヌーンティーで満腹だったはずなのに、あっさりしたお味ばかりなので、なんと、全部食べられちゃいました!(笑)人気のあるのも納得、味、質、価格、とてもバランスの良いお店です。祇園花見小路店もあるので、また伺おうと思います。

 

■ NICE SHOT COFFEE

ウチから最も近いカフェ「etw」(京阪・神宮丸太町駅出口直結のビル3階)が閉店した跡の区画に、新しいお店「NICE SHOT COFFEE」がオープンしているのを発見。帰りに立ち寄ってみました。

“ 自家焙煎コーヒーとノスタルジックフード ” と書いてあります。平日のみですがモーニングも8時頃からやっているそう。営業時間も23時までと、深夜族のウチにとってはナイスなカフェができました!

一見入りにくいですが、扉を恐る恐る開けてみます。

内部はetwが残していった内装を一部活用しつつ、アンティーク家具や古材パーツなどでDIYしてあり、雰囲気はガラッと変わっています。

自家焙煎のコーヒーは深煎りでなかなか良い感じ。etwの時は、ペーパードリップからコーヒープレスに変わった時点ですっかり行かなくなってしまった(*コーヒープレスは大嫌い!)ので、自家焙煎でちゃんとした一杯立てペーパードリップなら、これから通うことになりそうです。

そして、ホットケーキ!仕上がるまでに15分以上待ちましたが、出てきたホットケーキがもう史上最高に絶品だったのです!!!厚みがたっぷり、表面はムラのない綺麗な均一の美しい焼き色、中しっとりふわっふわ!これは毎日でも食べたい、関東関西いろんなホットケーキ巡りましたが、間違いなく最高峰の味です。1枚か2枚か選べるのもナイス。

感動しつつ、あえてリクエストするなら、メープルシロップ多めにしたいので、ピッチャーで別添え希望。

他にドライカレーやナポリタンもあるので、また別の日にリサーチしに来なくちゃ!

 

そして、さらにリサーチを重ねてみた結果。。。

5月18日

ホットケーキがぁ〜〜〜全然違うものに!!!表面こんがり感皆無、中ちょっぴり粉っぽい。前回ウチの希望が聞こえていたのか、メープルシロップはピッチャーで別添えにしてくださっていたものの、う〜ん、残念。


5月18日のホットケーキ



 

5月31日

ホットケーキの1枚か2枚か選べなくなっていて、なぜか二段で出てきた。厚みも明らかに薄いし、焼き色ついていないし、5月18日より、さらにさらに生焼け、粉っぽい。うわ〜〜〜ん、残念、残念、残念!!!もうこれは改善の余地は無しかしら?最初に出会った絶品ホットケーキは幻だったのね…。


5月31日のホットケーキ



ナポリタンとドライカレーは合格。懐かしの喫茶らしい味わいで、美味しいです!

 

ということで、「良いお店ができた!」と思ったのに、絶品ホットケーキが幻となって以来、足が向かないままなのでした。

 

2017.05.13. 着物女子会 in 京都

桜の散った頃、Facebookで「着物女子会したい!」とつぶやいてみたら、ご希望される方が数名集まりましたので、この日に着物女子会の開催となりました。残念ながら一名様は直前のご旅行先でお怪我をされたため不参加となりましたが、女子三名でゆったり時間を過ごして参りました。

圓徳院

アフタヌーンティーの前に、まずは京都らしい場所を訪れましょう、と高台寺塔頭・圓徳院へ。

早朝から集合時間直線まで豪雨の日。新緑がキラキラと輝いており、お客さんも少なく、じっくりと静寂の時を感じることができました。

長屋門から一歩入ると静寂と清々しい空気に包まれます。奥に見えるのは、唐破風のつけられた唐門。堂々と威厳を醸し出しています。

方丈。襖絵は、晨鳥社・赤松燎画伯遺作「白龍」。

方丈・東室。襖絵は「雪月花図」。

方丈・西室。襖絵は「松竹梅図」。

方丈から望む南庭。

そして方丈から長い渡り廊下を渡り、北書院へ。

北書院から望む北庭。桃山時代造成の池泉回遊式の枯山水庭園。

作庭家は不明ですが、新緑の陰影のある奥深い緑色が美しく、荒々しい巨石の林立する庭園は、桃山時代の豪華さ、大胆さ、厳かで風格を感じます。


北庭を眺めながら、そよ風に新緑の薫りを感じつつ、みなさまと談笑。美しいお庭に癒されます。

 

圓徳院を堪能した後は、ねねの道など京都らしい風情のある場所を通りつつ、着物撮影をしつつ、長楽館へ徒歩移動。

 

長楽館

明治42年(1909年)に実業家によって迎賓館として建築された、京都市有形文化財である長楽館。現在は宿泊、ウェディング、カフェレストランを備えたホテルとして活用されています。宿泊すると、スタッフの方の案内で館内回遊ツアーもできるそうです。泊まってみたい!

今回は、かつて応接室として使われていたロココ様式のお部屋「迎賓の間」にて、アフタヌーンティーをいただきました。一口サイズのサンドイッチ、キッシュ、スコーン、スイーツ数種類+紅茶ポット式で飲み放題。甘い物には限界があるお年頃ですが、なんとか全部平らげました。

 

こちらは昨年改装された長楽館ブティック(デザイン:辻村久信+ムーンバランス)。テイクアウトできるケーキや焼き菓子、コンフィチュールなどが売られています。またゆっくり訪れてみます。

長楽館エントランスで記念撮影。

みなさまの素敵な着物コーディネートはこちら → ●△■

15時過ぎにみなさまと解散して、その後私はヤギとのお散歩へ  → ●△■

 

2017.05.07. 桂佐ん吉独演会@大阪

Love the Life イチオシの落語家・桂佐ん吉さんの独演会@大阪・大丸心斎橋劇場へ。

桂佐ん吉独演会@大阪・大丸心斎橋劇場


昨年に引き続き、今年も大丸心斎橋劇場での独演会。これは絶対に行かねば!ということで、行ってまいりました。

   【演目】

   開口一番:慶次朗「子ほめ」

   一席目:佐ん吉「犬の目」

   二席目:鯛蔵「悋気の

   三席目:佐ん吉「くしゃみ講釈」

       仲入り

   四席目:佐ん吉「狐芝居」

計五席のリーズナブル過ぎる会。毒舌と自虐に拍車のかかった佐ん吉さんのまくらが最高。軽快で勢いのあるトリ根多が心地良い余韻を残す落語会でした。‬


■たい焼き屋「福八 」 と 自家焙煎珈琲「 心斎橋焙煎所

落語会の後は、南堀江に向かう道中に発見した、「福八」と「心斎橋焙煎所」でお茶。オーパの斜め向かいにある角地の古いビルを一棟まるごとリノベーションし、たい焼き屋「福八」、シフォンケーキ「しふぉん屋」、自家焙煎珈琲「心斎橋焙煎所」の三業態をIN。

三業態とも小さな厨房で賄えるため、建物一階は三業態の厨房が行き来できるようになっていて、面白かったです。

建物の二階は、どのお店の食べ物を持ち込んでも良いイートインスペース「ON THE TABLE」。インテリアデザイン的には思う部分もあるけれども、天窓からの光も入り、カジュアルで使いやすい雰囲気。

この日は珈琲とたい焼きで一服。珈琲は、う〜ん、普通。たい焼きは一丁焼きほどの香ばしさはないけれど、美味しい。手軽に短時間休憩取るには良いお店です。

 

■ 家具 BRIDGEWORKS

お茶の後は、着物友達でもある宮地さんが代表を務める南堀江の家具店「BRIDGEWORKS」さんへ。連休明けからスタートする、インテリアデザインを手がける案件のための家具リサーチへ。

初めて伺いましたが、リーズナブルながら手技のあるオリジナル家具が揃う、とても素敵なお店でした!

モダンな生活にも取り入れやすいデザインの、素敵な日本の工芸品も。

お隣にはカジュアルなセレクト家具が揃う「cubic style」も。

いくつかデザイン案件に採用したい家具があり、撮影させていただいたり、価格や納期のご相談をしたり。後日いろいろとお世話になる予定で、お店を後にしました。

 

■  天ぷら「銀座ハゲ天

京都へ帰る前に、大丸心斎橋店のレストランフロアにある「銀座ハゲ天」でお夕食。大丸心斎橋劇場でもらったクーポンを利用して、ビール一杯無料サービス!油物が重く感じつつあるお年頃。一番品数が少ないコースで満足満足。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2017.05.05. 京都お散歩日記 杉浦非水展

「杉浦非水—モダンデザインの先駆者—」展@細見美術館

二日間の着物撮影ミッションを終えて、身体はダルダルだったけれど、お天気がとても良かったのでご近所散歩。

「杉浦非水—モダンデザインの先駆者—」展細見美術館へ。本当はアンティーク着物を着て訪れたい展覧会なのですが、二日間の着物で疲れたので、この日はお洋服で。展覧会は貸切状態で、とてもゆっくり拝見できました。

明治・大正・昭和にかけて、正にグラフィックデザイナーの先駆者!明治41年(1908)に三越に入社して、ブランドイメージを初めて創出するグラフィックデザインを手がけ、話題になります。

時代性も様々に移り変わり、アールヌーボーからアールデコ、ロシアアバンギャルドまで。

ブランドイメージのグラフィックでは、代表的な「カルピス」と「ヤマサ醤油」。あの「カルピス」の水玉模様を創出した人だったとはっ!!!

展示手法は「もう少しこう見せて欲しかったな」という思いはあるものの、愛媛県美術館収蔵作品で、もう二度と見られないかもしれない貴重な作品群を実物で見られるまたと無い機会。グラフィックデザインが好きな方には必見です!会期は〜6月11日(日)まで!!!

展覧会の案内看板も水玉模様!

購入した図録とグッズ。このペリカン柄が可愛くて〜〜〜。もったいなくて使わないけど、クリアフォルダを購入。売り切れで購入できなかった一六タルト杉浦非水展特別パッケージのペリカン柄も、会期中のどこかで入手します!(一六タルトも大好き)

 

サロンドロワイヤル

展覧会後、夕暮れ時の綺麗な空を見上げながら鴨川沿いもお散歩。体力的にご近所でお茶すべく、久しぶりに「サロンドロワイヤル」@木屋町三条上ルへ。

残り1個だったチョコレートケーキとマカロン3種。

夕暮れの空、美しい色の移り変わりとお月様を観ながら、川床のお席にて。

川床がとても気持ちいい季節です。しかーし、それも5月いっぱい。もうね、羽虫の出る季節なので、夕方の川床は18時までにすべきです!我々は夏には決して川床には出ないのであります。6月に入ると蒸し暑いし、羽虫が山のように飛んできてお料理やドリンクに入るし。(笑)ビアガーデンも梅雨入りまでに限定しています。

菊水のビアガーデンも早く行かなきゃ!

 

2017.05.03. LTLポートレート撮影

■ LTLポートレート撮影

5月3日は、きもの仲間であり、落語仲間であり、民芸好き仲間である、東京のフォトグラファー・武藤奈緒美氏(通称:むーちょさん)に京都まで来ていただいてのLove the Lifeポートレート撮影会でした。

カフェ・ヴェルディでむーちょさんと待ち合わせてランチ。久々なので、しゃべるしゃべる…。(笑)はい、仕事しましょう!

 

京都造芸大・人間館1FのLove the Lifeデザインのカフェにて、仕事用ポートレート撮影。白壁バックのポートレート撮影は、実は8年ぶり!印象年齢サバ読み過ぎの写真を差し替えなくてはヤバい!(造形芸大のオフィシャルWEBサイト)

いろんなストーリー仕立ての撮影を行って、たーのーしーーーい!コントみたいな、コマ送り写真もあるよ。どんな写真かは、後日のお楽しみ。


詩仙堂

撮影後は、大学から歩いて行ける詩仙堂へ、新緑に癒されに。


いせはん

詩仙堂の後は、今年お初の出町柳「いせはん」で、ハードコアな宇治金時氷(ミルク別添え)。柳桜園さんのお抹茶をふんだんに使用した宇治金時は、お抹茶味が濃くて苦くて甘みが少なくて、本当にベストなお味。また小豆の美味しさは京都一!


■ 着物コーディネート

この日の着物コーディネート。LTLの仕事用ポートレートだし、大学のカフェのデザインにも合わせて、ここはバキッと赤黒コーデで。

ほぼ黒色の蚊絣グラデーション文様泥大島紬+白地に赤色麻の葉柄絞り名古屋帯。帯揚げは、白色の市松柄紋意匠。帯締めは白色三分紐に、東風杏さんの帯留め(ギャラクシー)でバキバキに。

全身写真はポートレートが仕上がってからのお楽しみ☆

 

そして、5月4日はご近所着物会のみなさまと、着物撮影会!早朝7時からのお支度です!

 

2017.04.28. さつま揚げ

薩摩おこじょから、本場の薩摩揚げをいただきました!あざっす!毎日これで晩酌〜。(呑めないけど)

 

2017.04.27. 京都お散歩日記 海北友松展@京博

■ 海北友松展@京都国立博物館・平成知新館

NHK「日曜美術館」でも特集が放送されたので、混む前にと、海北友松展@京都国立博物館・平成知新館へ行ってきました。平日のため人が少なく、じっくりと拝見できました。

海北友松(1533~1615)は、狩野永徳や長谷川等伯と並び称される、桃山画壇の巨匠。NHK「日曜美術館」で特集を見ても、まだ海北友松の全体像を把握することができず、『ただ、ただ、龍など大きな絵を描く人』とイメージしていました。

展覧会を通して感じたことは、全く違いました!!!武家に産まれながらも戦国時代という時代に翻弄され、幼くして仏門へ。狩野派で絵画を学んだのち、晩年期(60歳以降)に建仁寺障壁画などで一世を風靡し、ブレイク!!!そして、最晩年の80歳越えで描いた作品は、見事な禅の境地、自由な世界へと結実してゆきます。

海北友松の作品は、建仁寺の障壁画が有名ですが、現在は複製画の展示です。妙心寺、北野天満宮の所蔵する屏風も含め、大作の実物を観ることができる貴重な機会をお見逃しなく!!!

会期は、今週末~ 5月21日(日)まで

つつじが満開!

 

■ おでん だるまときんぎょ

展覧会後、あまりの展覧会の良さに感動し、お散歩しながらヤギといろいろ問答。

お腹空いたのもあって、清水五条から四条河原町へ向かう間にある、おでん屋「だるまときんぎょ」で早めの夕食。人気店で普通は予約なしでは入れないけど、開店直後の時間だったので、予約なしで入れてラッキー!


定番のがんも、大根、厚揚げ、じゃがいも、たまご。

だるきん特製ポテトサラダ。激ウマ!

季節もの-菜の花。刻みしば漬けが入ったとろろ芋がかかってます!初めての味わい!ウマ!ウマ!

季節もの-新わかめ。レタスのシャキシャキ食感と相まって、素晴らしい逸品。

たこ。コリコリ、絶妙な火の通り加減。

とまと。まんまだけど、時間をかけてじっくり煮含め。

季節ものー新たまねぎ。上に瀬戸内海の「いかなごのくぎ煮」が!お出汁と相まって美味しい!

〆の雑炊。あっさりなのに、上にひとふり山椒とごまが効いてます!



お腹いっぱいになり、お会計。季節ものなど少々単価の高いものも注文したけど、びっくり!うっそ、安っっ!リピートしまっす!

 

■ 御多福珈琲

帰る道々、御多福珈琲に立ち寄り、simplife上映会のポスターとチラシ置きのお礼に伺いました。(遅いやんかいさ!:汗)

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2017.04.24. 京都お散歩日記 建仁寺と祇園NITI

■ 建仁寺

臨済宗建仁寺派大本山「建仁寺」は、京都最古の禅寺。

先日から数日に分けて【 KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2017 】を巡りつつ、たまたま「建仁寺」に行くと、牡丹が満開!今年は桜と同じく、例年より一週間以上遅れての開花。満開の時期に出会えて良かったです!

本坊玄関にある屏風。「扶桑最初禅窟(ふようさいしょぜんくつ)」。扶桑は、日本の意味。禅窟は、禅寺の意味。「日本で最初の禅寺です」という意味。

 

祇園NITI

もう夕暮れだし、曇っているし、この日は人が少ないだろうと「祇園NITI」へ。案の定、並んでいる人おらず、すぐにお席へ。

今年初のかき氷デビューは2月から。ここはなにわともあれ、季節のかき氷2種。


よもぎのかき氷。上にかかった香ばしいきな粉が味わいを倍増させる。

オレンジバタースコッチのかき氷。うんうん、もう天才的な美味さ!



初夏のような日には、すでに「祇園NITI」では整理券システムになる日もあるとのこと。さあ、今年は何回かき氷が食べられるかしら? かき氷探訪、今年もがんばります!