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2016.03.06. 米子の建築家ファミリー+KUAD卒業展

■ 建築家・タカマスヨシコさん&来間直樹さんファミリー

米子在住の建築家・タカマスヨシコ さん& 来間直樹 さんファミリーが京都へお越しになられるというので、短時間ですがお会いしに行ってきました。最近着物にもご興味を持たれているタカマスさんにお会いするので着物で。

久しぶりに清水五条「 efish 」でランチ。

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スープ付きBLTサンドイッチのセットをいただきました。サンドイッチはとってもボリューミーで美味しい!さすが efish  、いいカフェだわー。

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タカマスさん&来間さんとは、しばし近況報告など。そしてタカマスさんからは米子地方の伝統産業である弓浜紬のことなどお聞きして。弓浜絣、ぜひ米子の工房に伺いたいです。それまでにデザイン画描きますね!

 

タカマスさんとちびっ子達。

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可愛らしい次男坊の時くん。
今回あまりゆっくりお時間取れませんでしたが、米子へ行ったらいっぱい遊んでね!

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■ KUAD 京都造形芸術大学卒業展

タカマスさんファミリーとお別れした後は、京都造形芸術大学 の卒業展へ。
環境デザイン学科は先日一度見ているので、この日は他の学科を拝見。京都造形芸術大学の染織学科の卒業作品は毎年なかなか素晴らしいのです。

 

環境デザイン学科の作品の中から、今年の 勝野賞 はこれに決定!

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  環境デザイン学科・建築コース/田村京子さん
【染めと織りを中心とした知的障害者支援施設】

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古くなった空き家が多くなった広大な市営住宅地を敷地とし、地域に開けた場として、障害者と健常者が同じ空間を過ごせる施設を計画。集う人々は、伝統的な染めや織りをともに行うことを通して、社会と繋がることを目指している。
建築構造はコンクリート造のブロック状ユニットをベースとし、屋根材は木集成材を組み上げた梁構造のみで持たせ、室内空間には全く柱を必要としない構造とし、光と風を導く開かれた空間を実現している。(構造計算済み)
染め織りの工房・販売スペース、宿泊施設、カフェ、オープンスペースなど、障害者と健常者が社会交流できる仕組みを現実的なプランで構成できている。

 

評価内容:社会問題を提起し、現実的に実現可能な計画をまとめ上げた卒業作品は、今までになく、素晴らしい研究です。ヤギとも相談しましたが、今年の環境デザイン学科の卒業作品の中で Love the Life が評価するのは彼女の作品のみ、という結論になりました。今後、彼女は大阪市立大学大学院で障害者施設に関わる建築の研究コースに進むそうです。将来とても有望であり、社会で活躍する建築家になることは間違い無いだろうと思います。期待!!!

 

そして、染織学科の作品へ。

化学繊維を染めるテキスタイルデザイン

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化学繊維の糸を編んだオブジェ作品

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草木染めで製作する紬着物作品 一人4点ずつ製作。素晴らしいでしょ!

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型染め作品

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型染め技法による浴衣作品 個性あふれる様々なデザインの型染め浴衣たち。楽しい!

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このサボテン柄型染め浴衣、欲しい!砂色の麻帯を合わせて、帯留めにはトカゲを。

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本藍染による型染め作品 藍の育ち具合による色の濃淡の研究。

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二十四節気と七十二候を手ぬぐいにデザインした作品 季節の題材に合わせて一枚ずつ全く違う絵柄の楽しい作品。図案考えるのに苦心しただろうなぁ。

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絞り染め技法による作品 板締め絞りの技法を様々に使った作品。完成度はまだまだですが、これだけの大作を染め上げて会場構成もよく考えられていて、カッコイイ!

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染織学科の作品を観ていると、自分も染織の勉強をしたくなりますね。草木染め+紬の織りもやりたい、型染めもやりたい、絞り染めもやりたい、着物や浴衣のデザインももちろん。通信コースでいいからお金貯めて、マジで将来通おうかしら。大学に通えば、一通り染め織りの勉強ができますものね。大学の作業場も自由に使えるし、大学が空いている日は通信と言いつつ、毎日作業しに通っちゃうな。

 

■ g r i l l & c a f e 猫町

卒業展を堪能した後は、猫町で夕食。初めてディナーで利用させていただきます。リーズナブルなのに、ボリュームもあって美味しい!京都造形芸術大学に来る時の定番になりそう。

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この日の着物コーディネートは、こちら → ●△■

 

2016.02.29. ご近所着物会「グリル小宝」

Love the Life が京都の冷泉川端東に移住してから丸6年になります。

この2〜3年でご近所(徒歩10分圏内)にたくさんの着物仲間が住んでいるということが判明。カレンブロッソ LAQUE四条烏丸店の村上さんとご近所の「京風お好み焼き 夢屋で遭遇したのをキッカケに、近所の飲食店でのお食事会など、思いつきで集まるようになりました。

カレンブロッソの村上さん、カラーコンサルタントの能口先生、日本髪女子のべっぴんさんYちゃん、美男美女カップルのYさんご夫妻、お酒に強くキュートな着こなしのKちゃん、と勝野+ヤギ(着物は着ませんが特別に混ぜていただいています)。探せばもっと着物仲間がいるかも???

ご近所着物会、変態さんばっかりの集まり。濃ゆすぎ!おもしろすぎ!まだ数回の交流なので、今後さらにメンバーの変態度を探求していきたいと思います。(笑)

 

さて、今回はご近所着物会メンバーのFacebookのつぶやきでメンバーが大盛り上がりしたグリル小宝 を貪る会」を実行してきました。

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平日なのでお仕事の都合で参加できないメンバーもいますが、集まれるメンバーだけでも2月中に行こう!と強引に決定。なぜかというと、寒い時期にしか食べられない「超絶美味なカキフライ」を食べるためなのであります!!!

普通は一人一品の注文で満腹になってしまう程お料理の量が多い「グリル小宝」なので、いろんなお料理を食べるためには大人数で行かないといけないのです。今回は5名の参加。食べるぞ!

 

オムライス  デミグラスソースが絶品。並サイズで二人分になるビッグサイズなので、注文の際は要注意。

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焼き飯  初めて小宝の焼き飯をいただきました。ピラフではなく、ちゃんとご飯粒がパラパラの焼き飯で美味しい!

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カニクリームコロッケ  質の良い材料で作られた、上品かつ濃厚なお味。クリームコロッケ好きとしては、どこのお店のよりもココのクリームコロッケが一番好き。

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ハンバーグ  大人味のデミグラスソースがいいですねー。今度はぜひビーフシチュー(お高いけれど)をいただきたし。

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カキフライ  ううう〜ん、とメンバーが唸ります。絶品であります!!!春までにもう一回食べたい!

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そして結構大飯食らいなご近所のみなさま、ちょっと量が足りないので、ナポリタン(大盛り)を追加!ケチャップケチャップした味でなく、優しいお味のナポリタン。エビやマッシュルームがたくさん。

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他にもマカロニグラタン、エビフライ、ハヤシライス、ビーフカツサンド、ビーフシチューなど食べたいメニューがいっぱい。第二弾をまた企画しましょう!

 

 

全員満足したところで、場所を ロームシアター京都 の「京都モダンテラス」へ移して、お茶。

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お酒を飲みたい人はお酒を、デザートを食べたい人はデザートとコーヒーなど注文。

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デザートは美味しいです。コーヒーはブレンドはイマイチですが、カプチーノはふわふわの最後まで消えない泡泡のミルクと、ミルクに負けないエスプレッソのバランスでとても美味しいです。

平日夜に来たのは初めてですが、お客さんが誰も居ない!立地を考えたら当然と言えば当然なんだれど、今後の運営がとても心配です。もっと認知されて、平日にもそこそこお客さんが来てくれるようになるといいんだけど、まあね、お料理の質と価格と考えたら、京都人は厳しいからね〜。

しかし、ご近所で朝から夜中まで使えるお店は貴重なので頑張ってほしいです。(褒めてんのか、けなしてんのか…)

 

女性陣だけで記念撮影。

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次回のご近所着物会は本格中華料理屋さん(本格中華も一品の量が多いので大人数で行ってたくさんの種類を食べたい)に行くことに決定。いつになるか未定ですが、開催後にまたレポしまーす。

 

2016.02.28. 京都お散歩日記 桃月庵白酒独演会

京都文博 噺の会vol.1「 桃月庵白酒 独演会」京都文化博物館

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京都文博 噺の会vol.1「 桃月庵白酒 独演会」京都文化博物館 へ行ってきました。

京都文化博物館は何度も来ていますが、落語会ができる和室があるとは知りませんでした。いつも展覧会を観る本館の6階に上がると大きな和室空間があり、和装の展示会や伝統芸能のお披露目などに使える質の高い和空間となっています。(賃料は高いのでしょうけれど)

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案内された和室の最奥に、京都御所・紫宸殿の建物を模した造作があり、そこを高座に落語をするように設営されていますが、かなり無理矢理な感じのレイアウト。お客様の座る位置が、高座の左側に随分と広がっていて、柱が邪魔して高座が見にくいでしょうに。チケットは同じ価格で当日自由席。後から来て左端の方の席しか取れなかったお客様があまりにもかわいそうです。この京都文化博物館で開催される落語会は、今回が第一回目だそうですので、今後のレイアウト検討をお願いしたいものです。

 

演目
一席目:「真田小僧」桃月庵はまぐり
二席目:「松曳き」桃月庵白酒
三席目:「替り日」桃月庵白酒
四席目:「幾代餅」桃月庵白酒

 

流麗な語りから立ち現れる狂気の世界。「幾代餅」で笑い死にそうになる!
白酒師匠 の高座は5年ぶりくらいですが、めちゃくちゃお上手になられました。喬太郎師匠の次くらいにキテルんではないでしょうか!?これは今後は白酒師匠も追っかけなくては!

 

■ パティスリー グラン・ヴァニーユ http://www.grainsdevanille.com/

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落語会の後、久しぶりに間之町押小路「グラン・ヴァニーユ」へ。

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簡素な中にフランスの気品を醸し出すインテリアデザインは、権藤旭氏の傑作。

人気店で16時にはケーキがなくなっていることが多々あるのですが、この日はギリギリ最後の3個をGET!ふ〜〜、ほんの一組違いでケーキがなくなっていたところでした〜。

フルーツ盛りだくさんのタルト。味わい深さは他の追随を許しません。

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京都のパティスリーでは三本指に入る美味しさ。相変わらず、美味しゅうございます!

グラン・ヴァニーユでケーキを食べたい方は、当日早い時間帯に店頭で食べたいケーキを予約してから、京都市内の観光へ行かれるとよろしいかと思います。お店は18時まで開店していますので、先にケーキを予約しておけば、安心して観光の後にゆっくり立ち寄れます。

 

■ 四季彩 ひさの https://www.facebook.com/shikisaihisano/

2ヶ月ぶりに「四季彩 ひさの」でお夕食。どれも美味しゅうございました!!!

付き出し 鯵の南蛮漬け

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お造り 平目

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鰆味噌漬焼

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あこう酒蒸し あこう 豆腐 しめじ 三つ葉

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白魚かき揚げ

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なまこ酢

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じゃこご飯と粕汁

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この日の着物コーディネートは、こちら → ●△■

 

2016.02.17. 京都お散歩日記 むーちょさんと京都巡り

着物友達である 写真家・武藤奈緒美 さん(通称:むーちょさん)が京都へお越しになりました。次の日に奈良での取材があるそうで、運良く前日のこの日にお仕事が入らず、久しぶりに 着物さくさく・須賀凌子 先生も交えて、短時間の京都巡りが実現しました。

むーちょさんは、東京の落語雑誌「東京かわら版」の落語家さんのポートレート撮影をはじめ、七緒などの着物雑誌での撮影、きもの青木さんのウェブサイトの主要写真の撮影など、落語と着物に精通していらっしゃいます。よく読書もされるので、文学女子でもあり、話のネタは尽きません。

現在東京で写真展【武藤奈緒美写真展「噺をせんとや生まれけむ」展】〜3月6日まで開催中。

 

■ 聖護院 谷口製麺所

ご近所着物会のみなさまはよくご存知の、冷泉疏水沿い聖護院の製麺所。むーちょさんと待ち合わせ前にうどんでお昼ご飯。製麺所の駐車場の奥に、小さなイートインできる場所があります。

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早朝4時から13時までの営業です。ずいぶん前から知ってはいるのに、夜なべした後に寝ないで食べに行けるのに、徒歩5分とめっちゃ近所なのに、今回初めてお伺いします。

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メニュー 400円〜
・おかあちゃんのうどん
・きつねうどん
・天ぷらうどん
・しっぽくうどん
・カレーうどん(ご飯付き)
・鍋焼きうどん
・まんぷく・たら腹 おけうどん
・中華ぞば
・釜揚げうどん(朝7時までの限定メニュー)

 

おかあちゃんのうどん 卵とじ/あんかけではない。

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きつねうどん お揚さんは京風の刻みでなく、1/4カットした三角形が4枚入ってくる。

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優しいお味の温かいおうどんで満たされた後、岡崎へ向かいます。

 

 

■ 文化勲章受章記念「志村ふくみ -母衣(ぼろ)への回帰-」展

みなさんの時間調整の都合上、ランチはなしでお昼過ぎに京都国立近代美術館で待ち合わせして、「志村ふくみ -母衣(ぼろ)への回帰-」展 へ。

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勝野は二回目、須賀先生はこの展覧会は一回目、むーちょさんは志村ふくみ氏の展覧会は今回が初めて、と。京都にいると志村ふくみ氏の大きな展覧会がここ3年間で二回ありました(細見美術館、アサヒビール大山崎美術館)からお馴染みですが、東京で志村ふくみ氏の展覧会が開催されていないので、むーちょさんにとっては初めてたくさんの志村ふくみ作品に出会える貴重な機会となりました。

展覧会会場のアプローチ部分が最も重要でしょう。琵琶湖湖畔、近江で育った志村ふくみ氏の原点がすべてわかる展示です。後期には大きな展示替えがあるそうですが、この導入部分も替わるのか、楽しみです。

会期:2016年2月2日(火)〜2016年3月21日(月・祝)
   [前期]2月2日~2月28日・[後期]3月1日~3月21日
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)*ただし、3月21日は開館、翌日休館。
料金:一般900円 学生500円
場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町
URL:http://www.momak.go.jp/
   http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/411.html

*3月6日(日)の講演会は中止となりました。遠方からご予定のみなさま、お気をつけください。

 

作品一つ一つの前で三人でブツブツと着物談義しながら回ると2時間以上かかりました(笑)だってね、着物にお詳しいお二人がご一緒ですから、楽しくてね。(ヤギは自由に一人で回ってた/伝統工芸好きなので、一人の方が楽しんで観ていると思われる)

4階企画展示室で同時期に開催する「志村ふくみ」展の関連展示【「用の美」を想う―民藝の作家たち】へ。少ない時間ながら、収蔵されている逸品の着物、染色作品、家具木工作品、陶芸作品などを拝見。志村ふくみ氏を知るには、民藝のことを知っていなくてはなりません。リアルに民藝運動と同時代を過ごしてきて、民藝あっての志村ふくみ氏です。尚、4階の展示は特記なき作品はすべて写真撮影OK(フラッシュは禁止)です。

で、棟方志功の版画作品の前で、むーちょさんに着物写真撮影していただいちゃいまして。プロに撮っていただくなんて〜〜〜、うれしっ!(こちらの写真は後日ね)

そして「アルスシムラ展 2015年度卒業作品」へ行ってみたら、ちょうど展示替えの日で15時で閉館!ガラスの向こうで何やら作業されていて、作品が撤去されていってる〜。ドアを開けてスタッフの方にお願いして、片付けながらでいいので5分だけでも観せてもらえることに。しかし、一斉に撤去が始まってしまい、まともに観られたの2〜3点かな。それでも志村ふくみDNAの入った素晴らしい透明感のある作品を、ちらっとでも感じていただけたでしょうか。

 

 

ラヴァチュール

須賀先生は大阪でのお仕事があるため、16時過ぎに名残惜しくもお別れ。もっといろいろ着物談義したかったけれど、展覧会に時間を割いてしまったのでお茶する時間がなくなって、泣く泣く去って行かれるお姿が〜(涙)。

むーちょさんとは、ロームシアター京都の見学か、おばあちゃんのタルトタタンかどっちがいいか?で、おばあちゃんのタルトタタンに決定。ラヴァチュール へ。

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おばあちゃんのタルトタタン、美味しゅうございます!

 

 

アラビカ京都

京都に来たなら案内しとかないと!京都でも一二を争うカッコイイお店ですから!

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アラビカ京都 の正面の 大塚呉服店 さんは「もう私たちが買い物するようなお店じゃないしね〜」って外観だけ見て、坂道を下ります。

夜の八坂・五重塔。

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京都祇園新地 いづう

京都での残り時間も少なくなり、お夕食にサクッと食べられるお寿司「京都祇園新地 いづう」へ。

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鯖姿寿司 昆布は外していただきます。

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箱寿司 可愛らしいなぁ。

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蒸し寿司 冬季限定/焼き穴子、錦糸玉子、椎茸、グリンピース。

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三人でわけわけして食した後、最後にむーちょさんと記念写真を。

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また京都にぜひ来てくださいね!次回はお寺+庭園へ、癒される場所にもぜひ参りましょう!

 

この日の着物コーディネートは、こちら。★★★

 

帰宅後、むーちょさんからお土産にいただいた、新生堂切腹最中をいただきます。最中の形は光琳梅型で、これも切腹に繋がるわけですね〜。むっちり詰まった餡子の中から、お餅がむにゅーっと出てきてビックリ。初めていただきましたが、見た目もお味も食感もよく考えられているお菓子で、美味しゅうございました!

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2016.02.14. 京都お散歩日記 Happy Valentine’s Day

Happy Valentine’s Day の日、東京の着物友達Yちゃんが近江へ帰省しているということで、久しぶりにお会いしてきました。

 

京都モダンテラス

ロームシアター京都の「京都モダンテラス」でランチ会。もちろん事前に予約してありましたので並ばずに入れました。昼間の空間も素敵です。

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ランチメニューは価格設定1800円のみで、メインのお料理を6種類ほどの中から選ぶことができます。これに+500円でデザートを付けられるシステム。

前菜プレート。

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ヤギの選んだハヤシライス。

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勝野の選んだ湯葉と白菜のグラタン。

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Yちゃんの選んだサーロインステーキ。(+300円アップ)

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デザートは数種類ある中から好きなものを2種選べて、目の前で盛り付けてくれます。和菓子からケーキまでいろいろ。

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■ 文化勲章受章記念「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展

ランチ後は志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展@京都国立近代美術館へ。

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展覧会会場のアプローチから、すごいです!
現在の志村ふくみ氏の新境地と生き様が現れています。今までに何度も志村ふくみ氏の展覧会を拝見していますが、改めて “ 志村ふくみとはなんぞや ” がとても理解できる展覧会です。ここ最近の作品も展示され、斬新さと「―母衣(ぼろ)への回帰―」を感じていただきたく、たくさんの方に見て欲しい展覧会です。後期にも行きます!

*3月6日の講演会は中止となりました。遠方からご予定のみなさま、お気をつけください。

会期:2016年2月2日(火)〜2016年3月21日(月・祝)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)*ただし、3月21日は開館、翌日休館。
料金:一般900円 学生500円
場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町
URL:http://www.momak.go.jp/
   http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/411.html

 

 

そして、同時開催中のアルスシムラ 展 2015年度卒業作品」へ。

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1年2年でこれだけの志村ふくみ+洋子氏のDNAが入るのか、と毎年素晴らしい作品に感動します。また来年も拝見しようと思います。

 

 

■ 「琳派400年記念 新鋭選抜展―琳派FOREVER―」

東京へ帰るYちゃんとお別れして、「琳派400年記念 新鋭選抜展―琳派FOREVER―」の日本画家・山本太郎展@京都文化博物館へ向かいます。

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会場構成・しつらえのデザインを 辻村久信 先生が手がけていらっしゃるということで、辻村ファンとしては観ないわけにはいきません。

会場はレンガの建物の京都文化博物館・別館一階。
クラシックな空間の中に、紗幕と発泡スチロールから立ち現れる京町家の虚像。照明の見事さ・斬新さに息をのむ。生涯最高レベルの展示。

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会場設営の様子はこちら → ★★★

 

カンディハウス京都

カンディハウスの京都店が河原町二条下るにできたので、通りがかりにリサーチ。いろんな椅子に座らせてもらったり、一通り製品チェック。大阪まで行かなくて済むから助かるー。

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■ 京そば処 夷川 つるや

ご近所界隈では最も美味しいと思うお蕎麦屋さん「つるや」@河原町二条上るに、今年初めての訪問。

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青菜の炊いたん

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今日の日干し魚(小鯛、真ん中失念、エイのひれ)

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今日の十割そば

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穴子丼

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どれも美味しゅうございました!

 

 

カヌレ

最後に、昨年から最近までお休みがちだった「カヌレ@河原町二条北西角へ、今年初めての訪問。

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店主のカワイ子ちゃんにご体調をお聞きすると、なんと、おめでたなんですって!それはそれは、おめでとうございます!!!大病したんじゃなくて、安心した〜。ご出産もあるけれど、好きなカフェなので、これからも継続してほしいな。

 

 

この日の着物コーディネートは、晴れているけどにわか雨の予報も出ていたので、先日の本町キモノフリマ新年会と同じコーディネートで。こちら → ★★★

 

2016.02.13. 京都お散歩日記 岡崎疏水 チョコを買いに

「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展のトークイベントの整理券GETに行くついで(*中止されちゃったけれど)に、ご近所のチョコを買いに。

初めて伺うお店は岡崎疏水沿いの「BENCINY」。オープンして一年経つのですが、金土日しかオープンしていないので、ご近所なのに初めての訪問。

この日もバレンタインデーの前日もあって、12時の開店時間15分前に並んでも、すでに8組ほどのお客様が並ばれていました。小さな小さなお店なので、5人ずつが順次入っていくように店主さんが誘導してくださいます。

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BENCINY」は、世界中から品質の良いカカオ豆を選び抜いて仕入れ、自社工房でカカオ豆から板チョコレートができるまでの全工程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を管理し、製造する “ Bean to Bar Chocolate ” 専門店。なので、貴重なカカオ豆を使った板チョコはごくごく少量生産。

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この日のチョコレートは4種類。お一人で10枚以上買い占めていかれるお客様もいらっしゃるのが見えて、果たして自分が買えるのかドキドキしながら、なんとか買えました!ええ〜い、ここは思い切って4種類ともGETだ!

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厨房内も撮影させてくださいました。開店日の金土日以外の日は、お店を締めつつ、この厨房でご夫婦で懸命にチョコレート作りをされているお姿が見えます。

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そして、2月14日に日付が変わり、ヤギにチョコレートをプレゼント。でも、半分以上は勝野が食べちゃうんだけどね。(笑)

カカオ70%以上を使用している板チョコは、ビター味でカカオの風味豊かで、めちゃくちゃ美味しい!

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購入の狙い目は金曜日の開店時間〜15時あたりらしいので、チョコレートを食べきったらまた伺いたいと思います。

 

2016.02.12. 木綿着物展と落語@大阪

■ 染織こだま 木綿展@大阪

木綿着物、カジュアル着物では東京でも有名な宮崎県の呉服店・ 染織こだま さんの木綿展に伺いました。東京の代官山での催事など、関東方面を中心に年1〜2回開催されているのですが、今回久しぶりの関西での出張展。どんな木綿着物、カジュアル着物に出会えるのか、楽しみにしていました。

開催場所は、大阪・森ノ宮駅から徒歩13分ほどの住宅にある雑居ビルの一階にあるダンススタジオ。どの反物も自由に触って試着して良いという、貴重なイベント。ここまでの数の反物を一同に見られるチャンスはそうそう無いので、会場に足を踏み入れた途端に興奮状態!

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夏の着物たち。小千谷縮、近江縮、綿麻の雪花絞りなど。

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伊勢木綿、片貝木綿、会津木綿、米沢木綿など。

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わずかに、貴重なデッドストックの備後絣など。

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本場九州の呉服店だけあって、数々の久留米絣。160212-momenten09

絵絣は好きなんだけれど、やっぱり中途半端に田舎っぽいデザインには全く興味がわかず、欲しいもんは奥底からこっそり引っ張り出した作家物の久留米絣。モダンで綺麗でしょう!眼福であります!(金額は10倍違うので手は出ません…)

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今となっては貴重な西陣ウール。もう生産されていないデザインの反物に出会えるチャンス。

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40分ほどサクッと見て終了。

自分にとって大切なものは何か、悩んで選べず。人と同じ着物はなるべく避けたいので、デッドストックの備後絣か、綺麗色の片貝木綿か、真赤かマゼンダ色の米沢木綿か。本当は作家物のモダンデザインの久留米絣が一番欲しい。(木綿にその金額は一生出せないけれど)

 

■ 柳家喬太郎シークレット独演会

吉田食堂 プレゼンツ・シークレット落語会「喬太郎SECRET」へ。

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会場はくいだおれビル地下一階のZAZA Pockets。

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一般には公開されていない特別な会員だけに開催された落語会。さすがに 喬太郎師匠 は大人気で、会場内は通路も無いくらいに席がぎゅうぎゅう詰め。

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演目

一席目:家見舞 柳家喬太郎
二席目:花色木綿 笑福亭喬介(三喬師匠のお弟子さん)
三席目:ほんとのこというと 柳家喬太郎
 仲入り
四席目:錦木検校 柳家喬太郎

 

大爆笑の嵐で、久しぶりに 柳家喬太郎 師匠を堪能。良い会でございました!!!

 

■ ハンバーグ・ステーキ 勘之助本舗
  http://www.kannosuke.com/

落語会のはねた後、夕食に「勘之助本舗」@道頓堀へ。激安価格でしっかりとしたステーキとハンバーグが食べられるというので、新規開拓。

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外観はなぜが和食屋か寿司屋のような佇まいなのに「ステーキとハンバーグの店」と大々的に宣伝が。

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エントランス入ってすぐ、謎の待合スペース(立ったまま待つ)。市松模様の壁面は本物の大理石。目線の高さにはなぜか超絶技巧の木製欄間。屋久杉を使って、伝統工芸士さんが作製されたらしい。(謎)

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店内はとても清潔感のあるすっきりしたインテリア。カウンター天板も床も大理石を使っていてお金かかってるけど、なぜこの色にしたのか意味がわからん(待合の黒白市松と合わんやろ)、天井照明が家庭的なシーリングライトだし、全体的に気を使っているようでいて実は味もそっけもないインテリアだけど、清潔感があるので良し。デザインなんかどうでもいいんだ、お料理が美味しければいいんだ。

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セットで付いてくるコンソメスープ。名物のポタージュスープはニンニクがたっぷりらしいので、ニンニクの入っていないコンソメにしました。ニンニク大好きよ、でも “ たっぷり ” って言われたら明日人に会うし、着物でニンニクくさいのヤバいし、やめた。(笑)

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アンガスステーキ 300g 。 赤身って感じのお肉で、ぐわっしぐわっし噛み締めていただきます。300gでもペロリと食べられました。これでスープとライスがついて1200円!

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特製ハンバーグ 300g 。 デミグラスソースも美味しくて、カットすると肉汁がじゅわ〜っと出てきて、ボリューミーなハンバーグ。これでスープとライスがついて1000円!

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サラダとか一切ありません。メニューはステーキとハンバーグとナポリタンのみ。その潔さがかっこいいですよね。余計なメニューを作らないことで原材料の無駄なコストをカットして、メインメニューをお安く提供してくれる、お客様想いのお店だとわかります。

お洒落さはゼロだけれど、綺麗なお店は女性一人飯もOKな感じ。大阪での安メシにはとても良いお店です。若いカップル、女性同士、男性同士、様々な人が集う人気がわかります。またガッツリお肉を食べたい時に行こう!

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

2016.02.08. 京都お散歩日記 マンション現場のついで

現在 Love the Life のデザイン仕事で進行中の新築マンション改装プロジェクトのため、朝からマンションの建設現場へ。

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分譲されている新築マンションですが、最近のマンションはどこのブランドでもどんなに高額な価格のマンションでも、インテリアは似たり寄ったりで辟易するんですよね。床は合板に木目調フィルム貼り(本物の木ではない)、建具も大手メーカーの木目調フィルム貼り既製品(本物の木ではない)、それにシステムキッチンとシステムユニットバスを入れただけの仕様。それに部屋は関東間よりも狭い極小サイズでベッドも入らないような居室で、水周りは建築構造上将来的にリニューアル不可能な施工だし、こんなんで京都のマンションは東京並みかそれ以上の価格で7000万円〜1億円超えがふつう。神戸なんか半額でもっと広いマンション買える…。こんなけお金あったら一戸建て新築できるのになぁ。

と言いつつも、そんなひどい新築マンションを少しでも快適なインテリアにすべく、建築段階から変更できる部分を変更依頼し、デザインしていくプロジェクト。オプション、めっちゃお金かかりますけどね、マンション標準のインテリアは本当にひどいので、建具の高さと位置と特注、エアコンの収め方指示、洗面台全てオリジナル仕様、照明計画全てオリジナル仕様、壁紙全て指定品番で、とかなり標準仕様からいじくり回します。そのため、他のお部屋ではあり得ないんでしょうが、建築途中から指示通りに下地が出来ているか、現場を見ながら打ち合わせが必要なのです。

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今回マンションデベロッパー側の現場の方が、品があって誠実な方々だったのでひと安心。天高の10mmの違いでもきちんと確認してくださるのでありがたい。10mmの違いでも勝手に仕上げられては大きな問題が出てくるのです。このままうまく進んでいきますように。懸案だったビニルクロス壁紙を現場で確認・決定して終了。

次回は三週間後あたりに現場確認かな?ボード工事が終わって、タイル工事、ビニルクロス壁紙工事が終わる頃に。

 

■ カレー カマル http://www.kamal.asia/

現場終了後、ランチに「カレー カマル」@三条東洞院通東へ。
2種類のカレーが選べるコンビネーション「野菜カレー+バターチキンカレー」のサラダセットを。

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■ MILESTONE TEA HOUSE 京都本店

  http://www.mlesna-kyoto.com/

食後のお茶に新規開拓で「MILESTONE TEA HOUSE 京都本店」へ。スリランカ・ムレスナ社の香り高いフレーバーティがいただけるお店です。

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初めて伺いましたが、ココめっちゃいい!紅茶が美味しい!

白桃アールグレイ 単品の紅茶はティーポットで出てきます。カップ三杯分入っているので、単価は高くても十分満足。

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コンチネンタル・ロイヤル・ミルク・ティー ふわふわの生クリームにも負けない紅茶の味と香り。素晴らしい。

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ホットケーキ 銅板でじっくり時間をかけて焼き上げる、スペシャルなホットケーキ。表面カリッと、中はふわふわプリプリの食感。他のどことも違う上質感。お高いけれども満足の逸品です!

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今回はランチをいただきませんでしたが、周りのお客様を見ているとランチもめっちゃ美味しそう。お店もゆったりしているし、着物ランチにも素敵だな。今度着物の集まりがあれば、こちらでランチかお茶をお誘いしてみましょう。

 

さ、帰って仕事しましょ。

 

2016.02.07. 京都お散歩日記 投票とジュエリー展

京都市長選の日。期日前投票に行く余裕がなかったので、今回は当日投票で、夕方から元・新洞小学校へ。

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■ 喫茶ホーボー堂
  https://www.facebook.com/cafe.hobodo/

投票をサクッと済ませ、うね乃の開店時間まで少し時間があるので、新規開拓で「喫茶ホーボー堂」@西寺町仁王門へ。こちらのお店できてからしばらく経つのですが、日曜日のみしか開店していないため初めて伺います。

三階建の建物は「仁王門アパート」というので、上層階には住んでいる人がいるのでしょうけれど、外観はとってもボロいです。ボロいファサードながら恐る恐る入っていくと、内装は以前の家具屋さんのほっこり内装を引き継ぎつつ、シンプルながら手作り感のあるかわいい内装。照明の光が落ち着いているので、大人な空間。

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ご飯は後でうね乃でいただくので、コーヒーとスイーツを。

金柑のケーキとイタリアンブレンドコーヒー。

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ケーキ、ボリュームもあって美味しい!京都のカフェはやっぱりあなどれませんな。ご夫妻で運営されている週末だけの小さなお店でも、ハイクオリティ。東京では絶対無理だわ。

コーヒーも美味しいです。コーヒー豆は東京・南千住の「カフェ・バッハで修行された「カフェ・デ・コラソン」@小川一条上るの焙煎豆を使用されています。一杯点てペーパードリップ。お手元を見ていませんが、多分バッハ式ペーパードリップでしょう。あっさりしつつ、コクがあるお味です。

近所にあるのにもっと早く来るべきでした!ご飯類も美味しいらしいという噂。これからはご近所散歩や美術館行く時にちょこちょこ伺いたいと思います。

 

■ うどん 仁王門 うね乃
  http://www.odashi.com/udon/index.html

おなじみの「仁王門 うね乃」です。ご近所と言いながら、元旦にお伺いして以来一ヶ月ぶりの訪問です。

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うるい菜の花のお浸し

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鯖のきずし

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きつねうどん(九条ネギたっぷり)

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白味噌うどん(初春限定) 京都らしい白味噌はポタージュスープのように甘美で美味しすぎます!板長ならではの隠し味も素晴らしい一品。

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心も体も温まりました。いつもありがとうございます!!!

 

仁王門 うね乃」で「京都のお出汁を味わいつくす会」を開催したいのですが、ご興味ある方いらっしゃいますか?二階席を貸切で8名MAXで、お出汁を味わえる小さなお料理2〜3品と、うね乃らしいおうどんをミニサイズで2〜3品で予算4000円くらいで。誰かいたら企画します!

 

■ CHIMASKI ジュエリー展「LUXURY」@恵文社

一乗寺までバス移動。京都造形芸術大学のカフェプロジェクトでお世話になっている酒井先生のジュエリーブランド CHIMASKI と京都造形芸術大学の学生によるジュエリー展に伺いました。

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設えが酒井先生らしく、シンプルでカッコいい。壁面には建具の網戸が横向きに設置されています。網に糸でメッセージが編まれています。さりげなく影を見るとメッセージが読み取れる、ニクイ演出。

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お菓子の包み紙を使った「Snack Jewel Contemporary」シリーズ。
中にはスワロフスキーの石が入っていて「使っていくうちに包み紙が破れてスワロフスキーの石がキラッとする」おもしろいアートジュエリー。

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おかきのシルエットでできた「OKAKI」シリーズ。

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柿ピーのピアスとネックレス。

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おかきシルエットのブローチ。

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葉っぱを自然のまま表現した「comet」シリーズ。
プラスチックじゃなく、銀で整形した葉っぱに、一個一個リアルに色つけを行っているそうです。

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世界の朝焼けを陶器で表現した「Sunrise」シリーズ。
信楽焼の窯元で製作している陶器をベースに、世界中の朝焼けをカラー転写して焼き上げているそうです。

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どれも素敵で悩みましたが、帯留めにすることを考えて、「Sunrise」シリーズ・「マウイ」の朝焼けのブローチをいただきました。春の山並みの空気を感じる紫〜ピンク〜白のグラデーションで、陶器の貫入が美しく、春先の着物コーディネートに登場させていと思います。

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藍色のグラデーションのピアスも欲しかったな。藍染めの着物に合わせたい。柿ピーのピアスも欲しいんですよね。(金属アレルギーのため真鍮は不可なので、18金コーティングとか特注でお願いしようかしら)デザイン的にやっぱりピアスの方が可愛いのがいっぱいあるんですよね。ピアスもう一回開け直そうかしら。

CHIMASKI のような、メッセージ性のあるアートジュエリーっておもしろい。これからも CHIMASKI 要注目です。

 

2016.02.04. デヴィッド・ボウイ・イズ@大阪

先日1月10日、デヴィッド・ボウイの突然の訃報が世界中を震撼させ、いまだに悲しみでいっぱいです。

大好きなアーティスト、デヴィッド・ボウイの ドキュメンタリー映画「デヴィッド・ボウイ・イズ」 を観るため夕方から大阪へ。1月下旬から全国で順次公開されているのだけれど、京都で上映されそうにないため、大阪の公開終了1日前に滑り込み。

 

映画の開演時間まで余裕があるので、久しぶりに大阪の下町らしい場所で食事をしたくなり、数年ぶりに「ねぎ焼きお好み焼き・福太郎」本店へ。

まるで今でも映画の世界のような昭和のまんまの猥雑な商店街から見える、 食事のデパート・味園ビル。もちろん キャバレー・ユニバース も健在。一度中にゆっくり入ってみたいのよね。ディープスポット。誰か キャバレー・ユニバース で着物イベント企画してくれへんかな?(使用料金かなりかかるから100人規模のイベントになる、個人企画は無理だわ)

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本当は本店・本館の古い方で、鉄板のあるコの字型カウンターでいただきたかったのだけれど、この日は撮影が入っているためカウンターの一部を予約席にしているそうで、間一髪一組違いで入れず別館にて。

 

タコポン酢 お好み焼きが焼きあがるまで20分程度かかるので、お酒の肴に。

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牛すじねぎ焼き(右)と豚玉(左)

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焼きそば 太麺でジューシーで美味しい。

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最もスタンダードなものをいただき、腹八分目、サクッと1時間で満足。

 

夜景の 味園ビル 

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映画館のある なんばパークス まで移動。もうできて何年も経つけど、なんばパークス には初めて入りました。

映画までまだ少し時間があるので、なんばパークス内の「アンティコカフェ アルアビス」でお茶。木と大理石が多用されたインテリアは、重厚感あふれ、ちゃんとイタリアのバールの空気感に近いしつらえ。なかなかにコストかかっています。

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エスプレッソベースのドリンクも安いし美味しいし、ジェラートも美味しいし、お隣にあるスタバなんか行かんと絶対こっちが正解。今度はエクレアやケーキ(安いねん!)もいただいてみよう。

 

 

で、映画「デヴィッド・ボウイ・イズ」です。

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基本的にはイギリス・ロンドンのヴィクトリア&アルバート博物館で2013年から始まったデヴィッド・ボウイの大回顧展『 David Bowie is 』の宣伝を兼ねた映画でした。広報用に作られているため、感情移入するほどの感動はなかったのだけど、デヴィッド・ボウイの子供時代のこと、若かりし頃の美しさと往年の美しさ、クリエイティブの素晴らしさなど、随所に心に染みる部分もあり、観られてよかったなと思います。

デヴィッド・ボウイの大回顧展『 David Bowie is 』は、2017年春に日本巡回決定!詳細が発表されるのを楽しみに待ちましょう。

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終演後、京都に戻って小腹が空いたというヤギの声で 門扇御池店 へ。いつも真夜中に美味しいものをいただけ、感謝です。

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