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カテゴリー : 展覧会

着物で訪れたい展覧会や展示会のご紹介。

【陣内久紹 染の着物展】ご案内

陣内章代さんの旦那様・陣内久紹(じんのうちひさつぐ/蒔糊友禅染)さんの展覧会のご案内です!お着物好きのみなさま、ぜひお運びくださいませ!

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【 陣内久紹 染の着物展 】
5月21日(土)〜23日(月)
10:30〜17:30(最終日16:00まで)
紫風庵/京都市北区紫野北舟岡町27-13

染織 陣内 http://someorijin.jimdo.com/

 

展覧会の前後には、すぐ近くの大徳寺で青紅葉狩りもできますよ〜。高桐院の楓は最高ですから!大徳寺の中のいろんな塔頭で春の特別拝観中で、いろんなお宝が特別公開中!(*5/22までの場所も多し)大徳寺と西陣で1日遊べます〜。

http://kyotoshunju.com/?post_type=temple

ウチは5/21は岡村ちゃんのライブがあるので、行くなら5/22!

 

2016.03.25. 第4回都機の会作品展「鳥のうた」京都会場へ

【第4回 都機の会作品展「鳥のうた」】京都会場へ、初日に行ってまいりました!東京と京都で開催される、染織家・志村ふくみ氏、洋子氏が主催する都機(つき)工房 の卒業生「都機の会」の作品展です。

お友達の陣内章代(じんのうちあきよ)さんが出品されていますし、とっても楽しみにしていたのです!

京都会場は「しまだいギャラリー 本陣」。地下鉄東西線・烏丸御池駅すぐの大きな京町家建築。素敵な場所なのです。

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ご許可をいただき、たくさん撮影させていただきましたので、一部ですが気に入った作品をご紹介します。

会場には色の美しいストール(草木染め)もたくさん。

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「鳥のうた」がテーマの着物や帯の展示。

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会場内で陣内章代さんと、偶然ご一緒できた料理研究家のAsaさんと記念撮影。お着物のAsaさんとは初めてお会いします。ベリーショートが素敵なAsaさんがお着物を着てくださること、とってもうれしい!これからもどんどんお着物でお出かけくださいね。

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黒田紗美さんと。

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櫻井弥生さん作 「鳥の住む場所」 ななかまど・茜・刈安・藍
春色のペールトーンのカラーがとても美しい作品。透明感のある綺麗なお色で、ウキウキして「ルルル〜♪」って歌い出したくなります。

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小野厚子さん作 「雲雀」 団栗・紫根・玉ねぎ
淡い黄色地に紫とベージュの横段、縦に矢絣が大胆に織り込まれた作品。矢絣が夕暮れ時の空を鳥が飛ぶ姿に見えます。

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林美由紀さん・作 「水鳥」 百日紅(さるすべり)・くさぎ
百日紅で染められた優しいマスタードイエローの熨斗目に、井桁絣と格子柄が繊細かつ大胆に組み合わされた作品。くさぎで染められた水色が効いています。

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濱地弘子さん作 「よだか」 蘇芳・一位
写真では色が出ないのですが、深い深い赤紫色のグラデーション横縞に、縦に白い細縞がピリリとシャープさを醸し出しています。夜鷹を思わせる、粋でかっこいい作品。

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陣内章代さん作 「とりのころ」 梅・くさぎ・コチニール
鳥の子色のような地色に、紫・水色・淡いグレーの十字絣が織り込まれた、ほわ〜んと心が温かくなる優しい作品。

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陣内章代さん作 「夕桜」 桜・野いばら・くさぎ
淡いグレーがかった地色に、ほんのり水色とピンク色の横糸が織り込まれた、上品でとても繊細な作品。夕暮れ時に桜をお花見しながら、木々の間を爽やかに抜けていくそよ風のような作品です。

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そして 、着てみたくなった(欲しい!と思った)作品2つ。

黒田紗美さん作 「鳰の水音」 藍・玉ねぎ・梔子(くちなし)
志村ふくみDNAが如実に現れている、この縦縞と熨斗目のコレボレーションされたデザイン!かっこいいでしょう!DMになっていた作品で、DM見たときから狙ってたのです。東京展で速攻売れるだろうと思っていたのに、なんと、まだ売れていなかった!(買えないけど、欲しい…)

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林美由紀さん作 「山笑う」 矢車附子・月桂樹・花梨
白地にサーモンピンクとグレーの山型絣模様の細かく入った、爽やかな作品。春の野山を見ているよう。

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夕方に伺ったのでお客さんも少なめな時間帯。試着させていただけるというので、せっかくだし、着てみたい作品を試着させていただきました!

黒田紗美さん作 「鳰の水音」

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林美由紀さん作 「山笑う」

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いかがでしょうか?
2つの写真を着物友達に見せたところ、勝野ならば黒田紗美さん「鳰の水音」を選びそうなところだけれど、今までにない新鮮さで林美由紀さん「山笑う」に一票!、とのお答えを多々いただきました。

う〜ん、悩みますねぇ…とか言うてるうちに、次の日には作品たちが売れていく、という続報がっ!一瞬でも悩んじゃダメですよね。即決しなくちゃね。「人ももの(きもの)もご縁なので、勝野さんにご縁のあるきものがやってきますよ!」ということで、今回の素敵な作品たちを記憶にとどめて、次回の作品展を今から心待ちにしています。

 

初日に時間切れで陣内章代さんの作品を試着できなかった心残りがあり、3月30日最終日に再訪しました。

陣内章代さん作 「夕桜」 大人っぽくて品があって素敵です〜。近づくとわかる、横糸の太い紬糸がかっこいいんですよね。志村ふくみDNA!

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陣内章代さん作 「とりのころ」 優しい色合いの作品で、今までに私がまとったことがない雰囲気のお着物。意外や意外、似合ってるかも、と皆に言われ。(写真は喋りながら撮ったので変な顔。洋服で行ったので、靴下が真っ赤なのは気にしないで〜)

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試着イメージのためにコーディネートしていただいた、この水色の帯も素敵でしょう!他の方の作品ですが、くさぎで染めてあって、「とりのころ」の水色とぴったり合うのです。帯、陣内さんにくさぎで染めて貰えばいいんだ!(妄想)

鳥をテーマにしたお着物なので、帯も鳥をテーマにオリジナルで染めていただく、っていうの素敵だな。陣内さんの旦那様・陣内久紹(じんのうちひさつぐ)さんは、蒔糊友禅染の人間国宝・森口華弘氏のお弟子さんなのですよ。帯を陣内久紹さんに蒔糊友禅染で作っていただく、って素敵!鳥だと白鷺、スズメが好きだけど、水色に合うのは白鷺!!!(ひたすら妄想膨らんで楽しいっ!/笑)

 

染織 陣内 http://someorijin.jimdo.com/

 

陣内さん、ゆっくりと心ゆくまで試着させていだだいて、誠にありがとうございました!これからも「都機の会」の皆様の作品を楽しみにしております!

 

2016.03.06. 米子の建築家ファミリー+KUAD卒業展

■ 建築家・タカマスヨシコさん&来間直樹さんファミリー

米子在住の建築家・タカマスヨシコ さん& 来間直樹 さんファミリーが京都へお越しになられるというので、短時間ですがお会いしに行ってきました。最近着物にもご興味を持たれているタカマスさんにお会いするので着物で。

久しぶりに清水五条「 efish 」でランチ。

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スープ付きBLTサンドイッチのセットをいただきました。サンドイッチはとってもボリューミーで美味しい!さすが efish  、いいカフェだわー。

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タカマスさん&来間さんとは、しばし近況報告など。そしてタカマスさんからは米子地方の伝統産業である弓浜紬のことなどお聞きして。弓浜絣、ぜひ米子の工房に伺いたいです。それまでにデザイン画描きますね!

 

タカマスさんとちびっ子達。

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可愛らしい次男坊の時くん。
今回あまりゆっくりお時間取れませんでしたが、米子へ行ったらいっぱい遊んでね!

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■ KUAD 京都造形芸術大学卒業展

タカマスさんファミリーとお別れした後は、京都造形芸術大学 の卒業展へ。
環境デザイン学科は先日一度見ているので、この日は他の学科を拝見。京都造形芸術大学の染織学科の卒業作品は毎年なかなか素晴らしいのです。

 

環境デザイン学科の作品の中から、今年の 勝野賞 はこれに決定!

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  環境デザイン学科・建築コース/田村京子さん
【染めと織りを中心とした知的障害者支援施設】

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古くなった空き家が多くなった広大な市営住宅地を敷地とし、地域に開けた場として、障害者と健常者が同じ空間を過ごせる施設を計画。集う人々は、伝統的な染めや織りをともに行うことを通して、社会と繋がることを目指している。
建築構造はコンクリート造のブロック状ユニットをベースとし、屋根材は木集成材を組み上げた梁構造のみで持たせ、室内空間には全く柱を必要としない構造とし、光と風を導く開かれた空間を実現している。(構造計算済み)
染め織りの工房・販売スペース、宿泊施設、カフェ、オープンスペースなど、障害者と健常者が社会交流できる仕組みを現実的なプランで構成できている。

 

評価内容:社会問題を提起し、現実的に実現可能な計画をまとめ上げた卒業作品は、今までになく、素晴らしい研究です。ヤギとも相談しましたが、今年の環境デザイン学科の卒業作品の中で Love the Life が評価するのは彼女の作品のみ、という結論になりました。今後、彼女は大阪市立大学大学院で障害者施設に関わる建築の研究コースに進むそうです。将来とても有望であり、社会で活躍する建築家になることは間違い無いだろうと思います。期待!!!

 

そして、染織学科の作品へ。

化学繊維を染めるテキスタイルデザイン

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化学繊維の糸を編んだオブジェ作品

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草木染めで製作する紬着物作品 一人4点ずつ製作。素晴らしいでしょ!

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型染め作品

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型染め技法による浴衣作品 個性あふれる様々なデザインの型染め浴衣たち。楽しい!

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このサボテン柄型染め浴衣、欲しい!砂色の麻帯を合わせて、帯留めにはトカゲを。

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本藍染による型染め作品 藍の育ち具合による色の濃淡の研究。

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二十四節気と七十二候を手ぬぐいにデザインした作品 季節の題材に合わせて一枚ずつ全く違う絵柄の楽しい作品。図案考えるのに苦心しただろうなぁ。

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絞り染め技法による作品 板締め絞りの技法を様々に使った作品。完成度はまだまだですが、これだけの大作を染め上げて会場構成もよく考えられていて、カッコイイ!

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染織学科の作品を観ていると、自分も染織の勉強をしたくなりますね。草木染め+紬の織りもやりたい、型染めもやりたい、絞り染めもやりたい、着物や浴衣のデザインももちろん。通信コースでいいからお金貯めて、マジで将来通おうかしら。大学に通えば、一通り染め織りの勉強ができますものね。大学の作業場も自由に使えるし、大学が空いている日は通信と言いつつ、毎日作業しに通っちゃうな。

 

■ g r i l l & c a f e 猫町

卒業展を堪能した後は、猫町で夕食。初めてディナーで利用させていただきます。リーズナブルなのに、ボリュームもあって美味しい!京都造形芸術大学に来る時の定番になりそう。

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この日の着物コーディネートは、こちら → ●△■

 

2016.03.05. 志村ふくみ「草木染め体験」ワークショップ

文化勲章受章記念「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展 の関連ワークショップ「草木染め体験」に参加するため、アルスシムラ 嵯峨校へ行ってきました。

 

■ アルスシムラ 嵯峨校

ウチからだと時間はかかるけれど路線バス一本で行けるので、のんびりバスで嵐山・嵯峨野へ。最寄りのバス停「嵯峨野小学校前」で降りて、徒歩8分くらい。

嵯峨野小学校を過ぎつつ、

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大きな山門のある清涼寺(嵯峨釈迦堂)の境内の梅を愛でながら、

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Google Mapに案内されるがまま、住宅地の中のクネクネと曲がる小道を歩きながら向かいます。

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アルスシムラ 嵯峨校(内部は撮影禁止のため写真は無し)

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今回のワークショップにご参加されたのは私含め10名のみなさま。お一人参加の方がほとんどで、在住地も年齢層も様々です。

最初にみなさまの自己紹介からスタート。このワークショップに参加の動機は、志村ふくみ氏の著書から入りその文章の素晴らしさに魅了されて志村ファンになられた方、たまたま染織を他の場所で体験され志村ふくみ氏を知った方、大学で染織を勉強されていて草木染めに興味のある方など。私のように着物を普段からよく着ていて、着物から入って志村ふくみファンになった方が他にいらっしゃらなかったのが意外でした。

 

自己紹介の後は、お弟子さんによる志村ふくみ氏についての解説スライドショー。展覧会をまだ観ていない方にはネタバレにはなりますが、紬曼荼羅作品、琵琶湖三部作、色無地作品の解説をお聞きしました。

 ・民藝の精神
 ・襤褸(ボロ)に始まり母衣(ボロ)に帰ってきた
 ・色を聞く(全身で香りをきくということ)
 ・色には命がある

「なるほど〜〜〜そんなお気持ちで織られたのだ」と勉強になるポイントがいくつもありました。短時間のレクチャーでしたが、より深く、志村ふくみ氏の創作意欲を知ることができました。

 

レクチャーで草木染めの奥深さを知った後、いよいよワークショップがスタート。工房でご用意してくださった小ぶりな正絹ストールを草木染めにします。今回どんな自然素材で草木染めするかは、作業場へ入り染め始めるまで内緒、とのこと。ふふふ、それも楽しみです。

 染料=植物×染める素材=正絹(動物性)×媒染剤=鉱物

作業場では二人一組になり、ガスコンロで温められたボウルの中の染色液に「せーの」の掛け声で、同時に小さく畳んだショールを浸して染め始めます。染色液は濃いめの茶色で、香りをかぐと、なんだか美味しそうな香りがします。

さて、なんでしょう??? 美味しそう=玉ねぎ でした!

志村ふくみ氏の作品といえば、私の心の中で今マイブームなのは「玉ねぎと藍」玉ねぎで染めたいと思っていたので、めっちゃうれしい!!!

 

一回目を染めた後、軽く絞ってから広げ空気にさらします。

それを3〜4回繰り返し、外部へ出て外気と日光に短時間さらします。この時点で、薄茶色から少しずつオレンジ色に変わっていきます。

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いよいよ媒染です。媒染剤によって、最終的に発色する色が全く違ってくるそうです。今回は二種類の媒染剤を使用するため、二組に分かれます。一つは「ミョウバン」、一つは「鉄」。

私はなんとなく濃く渋い発色になるかな?と想像し、「鉄」で染めるグループに入れていただきました。

 「ミョウバン」で媒染すると、なんと明るいオレンジ色に!
 「鉄」で媒染すると、焦げ茶色に!

各グループの媒染後の色の変化を見る度に、全員で「うわ〜〜〜、おもしろ〜い。変わる、どんどん色変わるね〜。」と驚嘆の声!

 

草木染めって、本当におもしろい。自然植物を煮出した染色液から様々な色を染められるなんて不思議。液体をデータで扱えば元素と元素の化学反応なのでしょうけど、何も考えずに体験するととってもおもしろい。何と何を掛け合わせたら何色になるのか、もっともっと実験したくなります。ちゃんと大学レベルで染織を学びたくなります。いつか、お金が貯まったら大学で染織を学ぶか、アルスシムラで学びたい、って思っちゃいます。(現実はそんなに簡単ではない、よーくわかっているんですけどね)

 

染色体験の後は、個々の作品はジップロックに入れて持ち帰ります。(後日家で洗って乾燥)

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作業後の感想をみなさまと歓談しつつ、「またどこかで会いましょう」と名刺交換(若者はLINEのコード交換)などして工房を後にしました。今回たまたまお知り合いになることができた方々とは、染織について、着物について、何かしらご縁が長く繋がっていくといいな、と思います。

染め上がったショールは後日撮影しますね。美しい焦げ茶色になりました。暑がりでほとんどショールは使わないので、春〜夏の帯揚げにしたいと思います。

また機会があれば、アルスシムラ で染め織り体験をしたいと思います。

今回は工房内の勝手がわからないので、帯が邪魔になったり他の方に気を使わせてはいけないと思い、着物で参加したい気持ちを抑え、洋服で参加しました。スタッフの方にお聞きすると、たまに着物で参加する方もいらっしゃるそうです。次回は、ぜひ着物でチャレンジします!

 

 

■ MOMI-CAFE

アルスシムラ 嵯峨校を出た後は、すぐ近くの「MOMI-CAFE」で一人お茶。このカフェでオオヤコーヒーの珈琲豆を使用していることは知っていたので、一度来てみたかったのです。

 

シンプルだけど可愛らしい建物外観

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インテリアもシンプルだけど可愛くて居心地良し(余計なババ臭いグッズとか絵とか無いのがいい)

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お庭には看板猫ちゃんがくつろいでお店番

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チーズケーキとブレンドコーヒー(オオヤコーヒー

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素敵なカフェですので、また嵐山散策(苔寺と青紅葉狩り企画とか?)の時に立ち寄りたいと思います。

 

【第4回 都機の会作品展「鳥のうた」】ご案内

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染織家・志村ふくみ氏、洋子氏が主催する都機(つき)工房 の卒業生「都機の会」の作品展が、東京と京都で開催されます。

メンバーの陣内章代(じんのうちあきよ)さんは、着付師・宇ゐ先生を通じて京都でお友達になりました。志村ふくみ氏の系譜を感じられる素晴らしい作品を観に、みなさまどうぞお運びくださいませ。

 

・東京会場
場所:うおがし銘茶 築地新店 5階 Space「会」
   東京都中央区築地2-11-12 TEL:03-3542-2336
日程:2016年3月7日(月)~12日(土) 休み:9日(水)
時間:7日 13:00〜17:00 8-11日 10:00〜17:00 12日 10:00〜15:00

 
・京都会場
場所:しまだいギャラリー 本陣
   京都市中京区御池通東洞院西北角 TEL:075-221-5007
日程:2016年3月25日(金)~3月30日(水)
時間:会期中無休 10:30〜17:00 最終日は15:00まで

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2016.02.17. 京都お散歩日記 むーちょさんと京都巡り

着物友達である 写真家・武藤奈緒美 さん(通称:むーちょさん)が京都へお越しになりました。次の日に奈良での取材があるそうで、運良く前日のこの日にお仕事が入らず、久しぶりに 着物さくさく・須賀凌子 先生も交えて、短時間の京都巡りが実現しました。

むーちょさんは、東京の落語雑誌「東京かわら版」の落語家さんのポートレート撮影をはじめ、七緒などの着物雑誌での撮影、きもの青木さんのウェブサイトの主要写真の撮影など、落語と着物に精通していらっしゃいます。よく読書もされるので、文学女子でもあり、話のネタは尽きません。

現在東京で写真展【武藤奈緒美写真展「噺をせんとや生まれけむ」展】〜3月6日まで開催中。

 

■ 聖護院 谷口製麺所

ご近所着物会のみなさまはよくご存知の、冷泉疏水沿い聖護院の製麺所。むーちょさんと待ち合わせ前にうどんでお昼ご飯。製麺所の駐車場の奥に、小さなイートインできる場所があります。

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早朝4時から13時までの営業です。ずいぶん前から知ってはいるのに、夜なべした後に寝ないで食べに行けるのに、徒歩5分とめっちゃ近所なのに、今回初めてお伺いします。

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メニュー 400円〜
・おかあちゃんのうどん
・きつねうどん
・天ぷらうどん
・しっぽくうどん
・カレーうどん(ご飯付き)
・鍋焼きうどん
・まんぷく・たら腹 おけうどん
・中華ぞば
・釜揚げうどん(朝7時までの限定メニュー)

 

おかあちゃんのうどん 卵とじ/あんかけではない。

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きつねうどん お揚さんは京風の刻みでなく、1/4カットした三角形が4枚入ってくる。

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優しいお味の温かいおうどんで満たされた後、岡崎へ向かいます。

 

 

■ 文化勲章受章記念「志村ふくみ -母衣(ぼろ)への回帰-」展

みなさんの時間調整の都合上、ランチはなしでお昼過ぎに京都国立近代美術館で待ち合わせして、「志村ふくみ -母衣(ぼろ)への回帰-」展 へ。

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勝野は二回目、須賀先生はこの展覧会は一回目、むーちょさんは志村ふくみ氏の展覧会は今回が初めて、と。京都にいると志村ふくみ氏の大きな展覧会がここ3年間で二回ありました(細見美術館、アサヒビール大山崎美術館)からお馴染みですが、東京で志村ふくみ氏の展覧会が開催されていないので、むーちょさんにとっては初めてたくさんの志村ふくみ作品に出会える貴重な機会となりました。

展覧会会場のアプローチ部分が最も重要でしょう。琵琶湖湖畔、近江で育った志村ふくみ氏の原点がすべてわかる展示です。後期には大きな展示替えがあるそうですが、この導入部分も替わるのか、楽しみです。

会期:2016年2月2日(火)〜2016年3月21日(月・祝)
   [前期]2月2日~2月28日・[後期]3月1日~3月21日
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)*ただし、3月21日は開館、翌日休館。
料金:一般900円 学生500円
場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町
URL:http://www.momak.go.jp/
   http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/411.html

*3月6日(日)の講演会は中止となりました。遠方からご予定のみなさま、お気をつけください。

 

作品一つ一つの前で三人でブツブツと着物談義しながら回ると2時間以上かかりました(笑)だってね、着物にお詳しいお二人がご一緒ですから、楽しくてね。(ヤギは自由に一人で回ってた/伝統工芸好きなので、一人の方が楽しんで観ていると思われる)

4階企画展示室で同時期に開催する「志村ふくみ」展の関連展示【「用の美」を想う―民藝の作家たち】へ。少ない時間ながら、収蔵されている逸品の着物、染色作品、家具木工作品、陶芸作品などを拝見。志村ふくみ氏を知るには、民藝のことを知っていなくてはなりません。リアルに民藝運動と同時代を過ごしてきて、民藝あっての志村ふくみ氏です。尚、4階の展示は特記なき作品はすべて写真撮影OK(フラッシュは禁止)です。

で、棟方志功の版画作品の前で、むーちょさんに着物写真撮影していただいちゃいまして。プロに撮っていただくなんて〜〜〜、うれしっ!(こちらの写真は後日ね)

そして「アルスシムラ展 2015年度卒業作品」へ行ってみたら、ちょうど展示替えの日で15時で閉館!ガラスの向こうで何やら作業されていて、作品が撤去されていってる〜。ドアを開けてスタッフの方にお願いして、片付けながらでいいので5分だけでも観せてもらえることに。しかし、一斉に撤去が始まってしまい、まともに観られたの2〜3点かな。それでも志村ふくみDNAの入った素晴らしい透明感のある作品を、ちらっとでも感じていただけたでしょうか。

 

 

ラヴァチュール

須賀先生は大阪でのお仕事があるため、16時過ぎに名残惜しくもお別れ。もっといろいろ着物談義したかったけれど、展覧会に時間を割いてしまったのでお茶する時間がなくなって、泣く泣く去って行かれるお姿が〜(涙)。

むーちょさんとは、ロームシアター京都の見学か、おばあちゃんのタルトタタンかどっちがいいか?で、おばあちゃんのタルトタタンに決定。ラヴァチュール へ。

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おばあちゃんのタルトタタン、美味しゅうございます!

 

 

アラビカ京都

京都に来たなら案内しとかないと!京都でも一二を争うカッコイイお店ですから!

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アラビカ京都 の正面の 大塚呉服店 さんは「もう私たちが買い物するようなお店じゃないしね〜」って外観だけ見て、坂道を下ります。

夜の八坂・五重塔。

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京都祇園新地 いづう

京都での残り時間も少なくなり、お夕食にサクッと食べられるお寿司「京都祇園新地 いづう」へ。

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鯖姿寿司 昆布は外していただきます。

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箱寿司 可愛らしいなぁ。

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蒸し寿司 冬季限定/焼き穴子、錦糸玉子、椎茸、グリンピース。

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三人でわけわけして食した後、最後にむーちょさんと記念写真を。

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また京都にぜひ来てくださいね!次回はお寺+庭園へ、癒される場所にもぜひ参りましょう!

 

この日の着物コーディネートは、こちら。★★★

 

帰宅後、むーちょさんからお土産にいただいた、新生堂切腹最中をいただきます。最中の形は光琳梅型で、これも切腹に繋がるわけですね〜。むっちり詰まった餡子の中から、お餅がむにゅーっと出てきてビックリ。初めていただきましたが、見た目もお味も食感もよく考えられているお菓子で、美味しゅうございました!

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2016.02.14. 京都お散歩日記 Happy Valentine’s Day

Happy Valentine’s Day の日、東京の着物友達Yちゃんが近江へ帰省しているということで、久しぶりにお会いしてきました。

 

京都モダンテラス

ロームシアター京都の「京都モダンテラス」でランチ会。もちろん事前に予約してありましたので並ばずに入れました。昼間の空間も素敵です。

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ランチメニューは価格設定1800円のみで、メインのお料理を6種類ほどの中から選ぶことができます。これに+500円でデザートを付けられるシステム。

前菜プレート。

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ヤギの選んだハヤシライス。

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勝野の選んだ湯葉と白菜のグラタン。

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Yちゃんの選んだサーロインステーキ。(+300円アップ)

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デザートは数種類ある中から好きなものを2種選べて、目の前で盛り付けてくれます。和菓子からケーキまでいろいろ。

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■ 文化勲章受章記念「志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展

ランチ後は志村ふくみ ―母衣(ぼろ)への回帰―」展@京都国立近代美術館へ。

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展覧会会場のアプローチから、すごいです!
現在の志村ふくみ氏の新境地と生き様が現れています。今までに何度も志村ふくみ氏の展覧会を拝見していますが、改めて “ 志村ふくみとはなんぞや ” がとても理解できる展覧会です。ここ最近の作品も展示され、斬新さと「―母衣(ぼろ)への回帰―」を感じていただきたく、たくさんの方に見て欲しい展覧会です。後期にも行きます!

*3月6日の講演会は中止となりました。遠方からご予定のみなさま、お気をつけください。

会期:2016年2月2日(火)〜2016年3月21日(月・祝)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)*ただし、3月21日は開館、翌日休館。
料金:一般900円 学生500円
場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町
URL:http://www.momak.go.jp/
   http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2015/411.html

 

 

そして、同時開催中のアルスシムラ 展 2015年度卒業作品」へ。

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1年2年でこれだけの志村ふくみ+洋子氏のDNAが入るのか、と毎年素晴らしい作品に感動します。また来年も拝見しようと思います。

 

 

■ 「琳派400年記念 新鋭選抜展―琳派FOREVER―」

東京へ帰るYちゃんとお別れして、「琳派400年記念 新鋭選抜展―琳派FOREVER―」の日本画家・山本太郎展@京都文化博物館へ向かいます。

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会場構成・しつらえのデザインを 辻村久信 先生が手がけていらっしゃるということで、辻村ファンとしては観ないわけにはいきません。

会場はレンガの建物の京都文化博物館・別館一階。
クラシックな空間の中に、紗幕と発泡スチロールから立ち現れる京町家の虚像。照明の見事さ・斬新さに息をのむ。生涯最高レベルの展示。

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会場設営の様子はこちら → ★★★

 

カンディハウス京都

カンディハウスの京都店が河原町二条下るにできたので、通りがかりにリサーチ。いろんな椅子に座らせてもらったり、一通り製品チェック。大阪まで行かなくて済むから助かるー。

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■ 京そば処 夷川 つるや

ご近所界隈では最も美味しいと思うお蕎麦屋さん「つるや」@河原町二条上るに、今年初めての訪問。

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青菜の炊いたん

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今日の日干し魚(小鯛、真ん中失念、エイのひれ)

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今日の十割そば

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穴子丼

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どれも美味しゅうございました!

 

 

カヌレ

最後に、昨年から最近までお休みがちだった「カヌレ@河原町二条北西角へ、今年初めての訪問。

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店主のカワイ子ちゃんにご体調をお聞きすると、なんと、おめでたなんですって!それはそれは、おめでとうございます!!!大病したんじゃなくて、安心した〜。ご出産もあるけれど、好きなカフェなので、これからも継続してほしいな。

 

 

この日の着物コーディネートは、晴れているけどにわか雨の予報も出ていたので、先日の本町キモノフリマ新年会と同じコーディネートで。こちら → ★★★

 

2016.02.12. 木綿着物展と落語@大阪

■ 染織こだま 木綿展@大阪

木綿着物、カジュアル着物では東京でも有名な宮崎県の呉服店・ 染織こだま さんの木綿展に伺いました。東京の代官山での催事など、関東方面を中心に年1〜2回開催されているのですが、今回久しぶりの関西での出張展。どんな木綿着物、カジュアル着物に出会えるのか、楽しみにしていました。

開催場所は、大阪・森ノ宮駅から徒歩13分ほどの住宅にある雑居ビルの一階にあるダンススタジオ。どの反物も自由に触って試着して良いという、貴重なイベント。ここまでの数の反物を一同に見られるチャンスはそうそう無いので、会場に足を踏み入れた途端に興奮状態!

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夏の着物たち。小千谷縮、近江縮、綿麻の雪花絞りなど。

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伊勢木綿、片貝木綿、会津木綿、米沢木綿など。

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わずかに、貴重なデッドストックの備後絣など。

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本場九州の呉服店だけあって、数々の久留米絣。160212-momenten09

絵絣は好きなんだけれど、やっぱり中途半端に田舎っぽいデザインには全く興味がわかず、欲しいもんは奥底からこっそり引っ張り出した作家物の久留米絣。モダンで綺麗でしょう!眼福であります!(金額は10倍違うので手は出ません…)

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今となっては貴重な西陣ウール。もう生産されていないデザインの反物に出会えるチャンス。

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40分ほどサクッと見て終了。

自分にとって大切なものは何か、悩んで選べず。人と同じ着物はなるべく避けたいので、デッドストックの備後絣か、綺麗色の片貝木綿か、真赤かマゼンダ色の米沢木綿か。本当は作家物のモダンデザインの久留米絣が一番欲しい。(木綿にその金額は一生出せないけれど)

 

■ 柳家喬太郎シークレット独演会

吉田食堂 プレゼンツ・シークレット落語会「喬太郎SECRET」へ。

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会場はくいだおれビル地下一階のZAZA Pockets。

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一般には公開されていない特別な会員だけに開催された落語会。さすがに 喬太郎師匠 は大人気で、会場内は通路も無いくらいに席がぎゅうぎゅう詰め。

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演目

一席目:家見舞 柳家喬太郎
二席目:花色木綿 笑福亭喬介(三喬師匠のお弟子さん)
三席目:ほんとのこというと 柳家喬太郎
 仲入り
四席目:錦木検校 柳家喬太郎

 

大爆笑の嵐で、久しぶりに 柳家喬太郎 師匠を堪能。良い会でございました!!!

 

■ ハンバーグ・ステーキ 勘之助本舗
  http://www.kannosuke.com/

落語会のはねた後、夕食に「勘之助本舗」@道頓堀へ。激安価格でしっかりとしたステーキとハンバーグが食べられるというので、新規開拓。

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外観はなぜが和食屋か寿司屋のような佇まいなのに「ステーキとハンバーグの店」と大々的に宣伝が。

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エントランス入ってすぐ、謎の待合スペース(立ったまま待つ)。市松模様の壁面は本物の大理石。目線の高さにはなぜか超絶技巧の木製欄間。屋久杉を使って、伝統工芸士さんが作製されたらしい。(謎)

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店内はとても清潔感のあるすっきりしたインテリア。カウンター天板も床も大理石を使っていてお金かかってるけど、なぜこの色にしたのか意味がわからん(待合の黒白市松と合わんやろ)、天井照明が家庭的なシーリングライトだし、全体的に気を使っているようでいて実は味もそっけもないインテリアだけど、清潔感があるので良し。デザインなんかどうでもいいんだ、お料理が美味しければいいんだ。

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セットで付いてくるコンソメスープ。名物のポタージュスープはニンニクがたっぷりらしいので、ニンニクの入っていないコンソメにしました。ニンニク大好きよ、でも “ たっぷり ” って言われたら明日人に会うし、着物でニンニクくさいのヤバいし、やめた。(笑)

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アンガスステーキ 300g 。 赤身って感じのお肉で、ぐわっしぐわっし噛み締めていただきます。300gでもペロリと食べられました。これでスープとライスがついて1200円!

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特製ハンバーグ 300g 。 デミグラスソースも美味しくて、カットすると肉汁がじゅわ〜っと出てきて、ボリューミーなハンバーグ。これでスープとライスがついて1000円!

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サラダとか一切ありません。メニューはステーキとハンバーグとナポリタンのみ。その潔さがかっこいいですよね。余計なメニューを作らないことで原材料の無駄なコストをカットして、メインメニューをお安く提供してくれる、お客様想いのお店だとわかります。

お洒落さはゼロだけれど、綺麗なお店は女性一人飯もOKな感じ。大阪での安メシにはとても良いお店です。若いカップル、女性同士、男性同士、様々な人が集う人気がわかります。またガッツリお肉を食べたい時に行こう!

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

2016.02.07. 京都お散歩日記 投票とジュエリー展

京都市長選の日。期日前投票に行く余裕がなかったので、今回は当日投票で、夕方から元・新洞小学校へ。

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■ 喫茶ホーボー堂
  https://www.facebook.com/cafe.hobodo/

投票をサクッと済ませ、うね乃の開店時間まで少し時間があるので、新規開拓で「喫茶ホーボー堂」@西寺町仁王門へ。こちらのお店できてからしばらく経つのですが、日曜日のみしか開店していないため初めて伺います。

三階建の建物は「仁王門アパート」というので、上層階には住んでいる人がいるのでしょうけれど、外観はとってもボロいです。ボロいファサードながら恐る恐る入っていくと、内装は以前の家具屋さんのほっこり内装を引き継ぎつつ、シンプルながら手作り感のあるかわいい内装。照明の光が落ち着いているので、大人な空間。

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ご飯は後でうね乃でいただくので、コーヒーとスイーツを。

金柑のケーキとイタリアンブレンドコーヒー。

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ケーキ、ボリュームもあって美味しい!京都のカフェはやっぱりあなどれませんな。ご夫妻で運営されている週末だけの小さなお店でも、ハイクオリティ。東京では絶対無理だわ。

コーヒーも美味しいです。コーヒー豆は東京・南千住の「カフェ・バッハで修行された「カフェ・デ・コラソン」@小川一条上るの焙煎豆を使用されています。一杯点てペーパードリップ。お手元を見ていませんが、多分バッハ式ペーパードリップでしょう。あっさりしつつ、コクがあるお味です。

近所にあるのにもっと早く来るべきでした!ご飯類も美味しいらしいという噂。これからはご近所散歩や美術館行く時にちょこちょこ伺いたいと思います。

 

■ うどん 仁王門 うね乃
  http://www.odashi.com/udon/index.html

おなじみの「仁王門 うね乃」です。ご近所と言いながら、元旦にお伺いして以来一ヶ月ぶりの訪問です。

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うるい菜の花のお浸し

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鯖のきずし

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きつねうどん(九条ネギたっぷり)

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白味噌うどん(初春限定) 京都らしい白味噌はポタージュスープのように甘美で美味しすぎます!板長ならではの隠し味も素晴らしい一品。

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心も体も温まりました。いつもありがとうございます!!!

 

仁王門 うね乃」で「京都のお出汁を味わいつくす会」を開催したいのですが、ご興味ある方いらっしゃいますか?二階席を貸切で8名MAXで、お出汁を味わえる小さなお料理2〜3品と、うね乃らしいおうどんをミニサイズで2〜3品で予算4000円くらいで。誰かいたら企画します!

 

■ CHIMASKI ジュエリー展「LUXURY」@恵文社

一乗寺までバス移動。京都造形芸術大学のカフェプロジェクトでお世話になっている酒井先生のジュエリーブランド CHIMASKI と京都造形芸術大学の学生によるジュエリー展に伺いました。

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設えが酒井先生らしく、シンプルでカッコいい。壁面には建具の網戸が横向きに設置されています。網に糸でメッセージが編まれています。さりげなく影を見るとメッセージが読み取れる、ニクイ演出。

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お菓子の包み紙を使った「Snack Jewel Contemporary」シリーズ。
中にはスワロフスキーの石が入っていて「使っていくうちに包み紙が破れてスワロフスキーの石がキラッとする」おもしろいアートジュエリー。

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おかきのシルエットでできた「OKAKI」シリーズ。

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柿ピーのピアスとネックレス。

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おかきシルエットのブローチ。

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葉っぱを自然のまま表現した「comet」シリーズ。
プラスチックじゃなく、銀で整形した葉っぱに、一個一個リアルに色つけを行っているそうです。

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世界の朝焼けを陶器で表現した「Sunrise」シリーズ。
信楽焼の窯元で製作している陶器をベースに、世界中の朝焼けをカラー転写して焼き上げているそうです。

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どれも素敵で悩みましたが、帯留めにすることを考えて、「Sunrise」シリーズ・「マウイ」の朝焼けのブローチをいただきました。春の山並みの空気を感じる紫〜ピンク〜白のグラデーションで、陶器の貫入が美しく、春先の着物コーディネートに登場させていと思います。

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藍色のグラデーションのピアスも欲しかったな。藍染めの着物に合わせたい。柿ピーのピアスも欲しいんですよね。(金属アレルギーのため真鍮は不可なので、18金コーティングとか特注でお願いしようかしら)デザイン的にやっぱりピアスの方が可愛いのがいっぱいあるんですよね。ピアスもう一回開け直そうかしら。

CHIMASKI のような、メッセージ性のあるアートジュエリーっておもしろい。これからも CHIMASKI 要注目です。

 

2016.02.01.〜03. きもの展覧会・展示会 in 京都

2月1日(月)~2月3日(水)に京都で開催される着物の展覧会・展示会をご案内します。短期間の開催ですが、たくさんの素敵な着物や帯を拝見できる機会です。ぜひお時間作って行ってみましょう。

 

【琉球びんがた 城間家の仕事三代継承展】

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琉球びんがたを代表する「城間びんがた工房」の作品展が京都で開催されます。城間家三代にわたる手技の継承をご覧いただける、またとない機会。ぜひ素晴らしい琉球びんがたを観に参りましょう。

会期:2016年2月1日(月)~2月3日(水)
時間:9:00~18:00閉場 *最終日は10:00~17:00閉場
会場:京都染織会館
   京都府京都市下京区四条通室町角 京都産業会館9階

 

城間家の仕事三代継承展 in 沖縄 特設サイト(*展覧会は昨年終了)
http://shiroma.okinawa/

 

 

【Kimono Show-Case2016S/S 春夏新作発表会】

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■京都会場
日時:2016年2月1日(月)13時~18時
   2016年2月2日(火)10時~17時
   2016年2月3日(水)10時~17時
場所:株式会社枡儀 ギャラリーM
   京都市下京区綾小路室町西入る善長寺町143
参加ブランド:Rumix Design Studio
       菱屋カレンブロッソ
       Kimono Factory nono
       トリエ
       ひでや工房
       スラドキー