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カテゴリー : 展覧会

着物で訪れたい展覧会や展示会のご紹介。

【村上隆スーパーフラット・コレクション展】図録届いた!

今年前半に横浜美術館で開催された【村上隆スーパーフラット・コレクション展】の図録が届きました!

分厚っ!!!重っ!!!

この図録、展覧会が終わってから半年、待ちに待ったできあがり。

展覧会会場で予約した人は3,900円で購入可、現在一般発売ではなんと10,800円!カタログ製作には様々なプロセスがあったみたいで、経費も膨大に掛かったそう。なんて貴重な図録!!!一冊はストック用に、一冊は閲覧用に、もう一冊予約しておけばよかった…。重いけど、かさ張るけど。

ゆっくりと “ 開封の儀 ” を行いたいと思います。

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2016年 夏の展覧会情報@関西

いよいよ7月1日から京都は祇園祭です!梅雨の真っ最中で蒸し暑い毎日ですが、観るべき展覧会も目白押し!浴衣で着物で、祇園祭と合わせて展覧会巡りもどーぞ!

 

■ 「古橋悌二《LOVERS / 永遠の恋人たち》」展示

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本プロジェクトでは、京都を拠点に活動し、世界のアートシーンに大きな影響を与えたアーティスト・グループ、ダムタイプの活動を改めて捉えなおし、ダムタイプが現代のアーティストに与えた影響と、アーティスト・グループやアーティスト・コレクティブといったジャンルを超えたアーティストによる協同の可能性を考えます。
本プロジェクト内で紹介するダムタイプの中心メンバーでもあった故・古橋悌二(1960-1995)の代表作《LOVERS-永遠の恋人たち》は、2015年より古橋の卒業校でもある京都市立芸術大学の芸術資源研究センターが、高谷史郎を中心とするダムタイプのメンバーの協力のもと修復を進めてきたものです。 修復の完成を機に、京都芸術センターと共同で本作品を展示します。
展示期間中には、トークや作品映像の上映、修復資料の展示、パフォーマンス等も実施します。

会期:2016年7月9日(土)〜2016年7月24日(日)
時間:10:00〜20:00(*7月14日-16日は祇園祭のため17:00閉館)
休日:会期中無休
料金:無料
場所:京都芸術センター・講堂 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2
URL:http://www.kac.or.jp/18805/

 

トークイベント
日時:7月18日(月・祝) 13:00–15:00
会場:京都芸術センター フリースペース
料金:500円 ※事前申込不要
出演:阿部一直[山口情報芸術センターキュレーター/アーティスティック・ディレクター]、石谷治寛[京都市立芸術大学 芸術資源研究センター研究員]、住友文彦[キュレーター/アーツ前橋館長]、石原友明[京都市立芸術大学 芸術資源研究センター所長]、高谷史郎[アーティスト/ダムタイプ]
ファシリテーター|建畠 晢[京都芸術センター館長]

ナイトパーティー
日時:7月13日(水) 20:00–
会場:METRO
料金:2,000円+1ドリンク
出演アーティスト:OK GIRLS[砂山典子・田中真由美・薮内美佐子] 、BuBu de la Madeleine、山中透 a.k.a. DJ Lala、南琢也[softpad]、フランソワ・アルデンテ&マルガリータ・アルデンテ

ダムタイプ作品上映会
※入れ替えなし、入退場自由
・Day1:7月18日(月・祝)
 16:30-《S/N》 18:00-《memorandum》 19:30-ゲストトークI 20:00-《pH》

・Day2:7月19日(火)
 16:30-《Voyage》 18:00-《OR》 19:30-ゲストトークII 20:00-《S/N》
会場:METRO
料金:1000円+1ドリンク ※要メール予約
申し込み:前日までに参加希望日、お名前、人数を明記の上、METRO[ticket@metro.ne.jp]までお送りください

[ゲストトーク I ]
モデレーター:浅田彰[京都造形芸術大学大学院 学術研究センター所長]
トークゲスト:BuBu de la Madeleine[アーティスト]、松尾惠[MATSUO MEGUMI + VOICE GALLERY pfs/w]

[ゲストトークII]
モデレーター:小崎哲哉[『REALTOKYO』『REALKYOTO』発行人兼編集長]
トークゲスト:OK GIRLS[砂山典子・田中真由美・薮内美佐子]、福永信[小説家]

 

■ 「生誕300年記念 伊藤若冲 ─京に生きた画家─」展

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独創的な表現で人々を魅了する画家・伊藤若冲(1716~1800)。生誕300年を記念した本展では、当館の若冲コレクションを一堂に展示するほか、京都にある若冲ゆかりの寺院が所蔵する作品、弟子の作品や文献資料を併せて紹介します。

会期:2016年6月25日(土)〜2016年9月4日(日)
   前期 6月25日(土)〜7月31日(日) 後期 8月2日(火)〜9月4日(日)
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1200円 学生1000円
場所:細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
URL:http://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex048/index.html

 

■「ポール・スミス展 HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」展

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ポール・スミスは、世界で最も著名なイギリスのデザイナーの1人です。ロンドンのデザインミュージアムで開幕し、大好評を得た展覧会「HELLO, MY NAME IS PAUL SMITH」がヨーロッパ各地を巡回し、2016年6月、いよいよ日本にやってきます。
本展では、わずか3メートル四方だった一号店からスタートし、今では約70カ国に展開する世界的なファッションブランドへと成長したポール・スミスの軌跡を、映像インスタレーションや再現展示などを通じてご紹介し、ファッションの枠を超えた創造性とそのユニークな世界観に迫ります。

会期:2016年6月4日(土)〜2016年7月18日(日)
時間:9:30〜17:00(金曜日は19:00まで/入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1500円 学生1200円
場所:京都国立近代美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町(岡崎公園内)
URL:http://www.momak.go.jp/Japanese/exhibitionArchive/2016/414.html
   http://paulsmith2016.jp/

 

■「ダリ」展

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20世紀のスペインを代表する芸術家サルバドール・ダリは,刺激的で見るものを魅了するイメージを次々と生み出し,それらを精緻で写実的な描法で描き出した。本展は,スペインのガラ=サルバドール・ダリ財団および国立ソフィア王妃芸術センター,アメリカのサルバドール・ダリ美術館という三つのダリの主要コレクションの作品を中心に約200点で構成される。油彩作品のほか,ドローイング,オブジェ,ジュエリー,書籍,彫刻など様々な表現媒体で展開された初期から晩年までのダリの多方面にわたる創作の軌跡をたどる。

会期:2016年7月1日(金)〜2016年9月4日(日)
時間:9:00〜17:00(金曜日は19:00まで/入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1600円 学生1100円
場所:京都市美術館 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
URL:http://www2.city.kyoto.lg.jp/bunshi/kmma/exhibition/2016_3_fiscal_Dali.html

 

■「ダリ版画展 ─もうひとつの顔─」展

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シュルレアリスムを代表する天才画家ダリ(1904-1989)。ダリは奇矯な言動でスキャンダラスな話題を振り撒き、誇大妄想的顕示欲こそが創造力の根源として信じて疑わず、トレードマークとも言える独特の口髭も含め、さまざまなパフォーマンスを芸術の名において実践しました。その才能は油彩、版画等の絵画制作にとどまることなく彫刻、オブジェ、舞台芸術、宝石デザイン、広告デザイン、映画、文筆と幅広い活躍をみせました。

特に版画への造詣は深く、1500点以上もの作品を残しています。「柔らかい時計」「変形した肉体」「ダブルイメージ」等のダリ独特のイメージも版画という固有のジャンルで開花したと言えます。
本展は、ダリの初期から円熟期、そして晩年までの200点以上の版画作品を通して、従来の版画そのものの価値観をくつがえした画期的な作風で、20世紀最大の奇才といわれるダリの真髄を検証する展覧会です。

会期:2016年7月1日(金)〜2016年9月4日(日)
時間:10:00〜18:00(金曜日は19:30まで/入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1200円 学生900円
場所:京都文化博物館 京都市左京区岡崎円勝寺町124(岡崎公園内)
URL:http://www.bunpaku.or.jp/exhi_special/next/

 

■ 「没後100年 宮川香山」展

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日本が幕末、明治維新と激動期を迎える少し前に、ヨーロッパでは19世紀後半から万国博覧会(以下、万博)が開催され、多くの国々が威信をかけて産業品を出品し、華やかな万博全盛期を迎えます。日本も1867年のパリ万博から浮世絵などを出品し、それらはジャポニスムとしてヨーロッパの芸術活動に影響を与えました。また、当時の日本の窯業界では、西洋の焼成法などが紹介され、新たな時代が始まります。
初代宮川香山(1842~1916)は、こうした激動期に陶磁器の作成のため1870(明治3)年に京都から横浜に移り、眞葛(まくず)焼として京焼の伝統を踏まえた作品や緻密に装飾された「高浮彫(たかうきぼり)」などを、1876(明治9)年のフィラデルフィア万博から次々に発表しました。それらの作品は数多くの受賞を果たし、“マクズ・ウエア”として絶賛を博しました。しかし香山はその成功にとどまることなく、釉薬や中国古陶磁の研究に邁進し、一層の成功を収めました。その多岐にわたる作風は、同時期に万博に出品していたロイヤル・コペンハーゲンなどのヨーロッパの名窯にも影響を与え合うほどのものとなったのです。
今回の展示では、前期の「高浮彫」から、後期の中国古陶磁と釉薬の研究による作品に至るまで、日本の近代陶芸を牽引した香山の全貌を、田邊コレクションを中心に紹介します。

会期:2016年4月29日(金・祝)〜2016年7月31日(月)
時間:9:30〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1200円 学生700円
場所:大阪市立東洋陶磁美術館 大阪市北区中之島1-1-26
URL:http://www.moco.or.jp/exhibition/current/?e=365

 

■ 春季特別展「丹波の民藝(みんげい)─陶磁と染織─」展

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本特別展では、兵庫県丹波地域で、生みだされた丹波焼と丹波布を展示します。
六古窯の一つである丹波焼は、民藝運動の創始者・柳宗悦(1889-1961)が、晩年に力を注いで蒐集した陶磁器です。特に柳は著書『丹波の古陶』(1956年刊)のなかで、窯の中で灰が降りかかって偶然生まれる自然釉の陶磁器に、人智を超えた美を見出し高く評価しました。

丹波布は、草木で染めた手紡ぎの糸による、手織りの木綿布です。「つまみ糸」と呼ばれる絹の屑糸を、間隔をあけて緯(よこ)糸に織り込むことで、独特の風合いが生まれます。元々、佐治木綿と呼ばれ布団地等として地元で親しく用いられてきた縞柄の布を、柳は丹波布と呼び賞賛しました。

今回は、当館所蔵の丹波焼、丹波布と共に、丹波立杭で作陶を行った生田和孝(1927-1982)の陶芸作品を、併せて約90点展示します。さらに、兵庫陶芸美術館所蔵の丹波焼や、丹波布の復興に尽力した足立康子(1925-2014)の丹波布の作品もご覧いただけます。

会期:2016年3月5日(土)〜2016年7月18日(月・祝)
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:水曜日
料金:一般700円 学生450円
場所:大阪日本民芸館 
   大阪府吹田市千里万博公園10-5 千里・万博公園内
URL:http://www.mingeikan-osaka.or.jp/

 

◇記念講演会◇
「民芸運動と関西」
講師:藤田治彦氏(大阪大学大学院文学研究科教授)
日時:6月26日(日)13:30〜15:00(13:00開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:100名(※要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)

「丹波布の魅力」
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
日時:7月10日(日)14:00〜15:30(13:30開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(※要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)

 

2016.05.26. 黒田商店と日本伝統工芸染織展

■ 黒田商店@JR京都伊勢丹

今年もやって参りましたこの季節。【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 大阪展 】と並ぶ5月末のお楽しみ、香川県の履物店・黒田商店さんの京都催事出店であります!!!

昨年キモノハジメかえる堂ケロタンさんと一緒に行ってみて、すっかりトリコになってしまった、黒田商店さんのおもしろさ!履物のおもしろさを共有できる方は少ないのですが、浅井さんとは申し合わせたようにハマっております。(笑)

黒田商店さんは香川県に実店舗がありますが、一年を通して全国各地の百貨店・呉服店での催事出店をされています。関西ではJR京都伊勢丹と神戸の呉服屋さんに年に一回しか来られないので、七夕のような出会いなのです。

以前にご紹介した自慢の逸品【葛飾北斎「凱風快晴」(富嶽三十六景)の赤富士】刺繍鼻緒は、昨年こちらの催事でいただいたのです。今度はどんな鼻緒をいただこうかと、一年間楽しみにお待ちしておりました!

 

その場で鼻緒を挿げて下さる黒田さん。お元気そうで嬉しいです。

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たくさんの鼻緒、下駄と草履の台がお出迎え。ブースに到着した途端に物色開始。

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*写真はすべてクリックで拡大します。

シンプルで上品な鼻緒。

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超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。このウサギさん見て!こんなにリアルで可愛いウサギさん初めて見ました。一般的なウサギ柄って幼稚なデザインが多くて嫌いなのですが、これはイイ!毛並みがリアルに身体に沿って刺繍されているのです。なんて可愛らしい❤

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カッチョいい超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。ドラゴンにするか、風神雷神図にするか、悩ましい。

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黒田さんの奥様がヨーロッパや北欧で集めてきたアンティークやデッドストックの貴重な生地を使った鼻緒。基本的に一点物ばかり。まさに一生に一度の出会いです。

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草履や下駄の台もベーシックなものから個性的なもの、黒田商店さんオリジナルの疲れない草履までいろいろあります。

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ケロタンさんのお悩み鼻緒。下は鹿革に松葉図を彫刻で施したもの、上はヨーロッパのデッドストック生地。どちらも二度と出会えないかもしれないそうで、どっちに…?

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勝野のお悩み鼻緒。ウサギさんのグレーかパープルか、はたまた風神雷神図にするか、ドラゴンにするか、悩んで悩んで〜。また草履が完成した時に結果をご報告いたしま〜す。(笑/お金持ちじゃないので台まで一緒に誂えられないのです。後日伊と忠さんで台を狙います!)

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ふたりともそれぞれの好みがかぶらないのがいいですね。お互いにう〜んと悩んで満足した後、奥様からいろいろなお話を伺いました。

イタリアを旅された時に、イタリアの老舗インテリアファブリック製造会社で入手された生地を見せていただきました。

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セレブの邸宅、高級ホテルの室内装飾に使う超高級なファブリックで、工場に残っていた2M角ほどの端切れを頼み込んで売っていただいたそうです。1M角で○十万円!素材はシルクで、幅4Mほどある大きな手動ジャガード織機で、手織り製造しているそうです。横糸を通すためのシャトルを飛ばすのに手動で毎回端から端まで取りに走るそうです。(機械化しないのね)シルクは繊維が細いため、数センチ織るだけでどれだけ時間がかかることか。それは高くなりますわ〜。

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このコバルトブルーとライムグリーンがかったイエローの発色の美しいこと!眼福でございました!160526-kuroda15

こちらの布を使って利休バッグと草履をお揃いで発表されるそうです。時期は未定、発表場所も未定ですが、三越(東京)の逸品展でお披露目されるかもしれません。美しく仕上がったお品を拝見してみたいです。

 

そして、スペインで19世紀に製造された更紗を拝見。大航海時代にアジアの更紗がスペインにもたらされ、スペインの歴史上初めて製造された更紗らしく、タペストリーに加工されていたものを、特別に額から剥がして売っていただいたのだそうです。なんと!

貴重な生地なので、加工するのにもの凄くモチベーションを高めて心してかからないといけないそうです。これもどんなお品に加工されるのか、奥様のセンスに期待!

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黒田商店さんだけでたっぷり2時間半も費やし、心残りのないふたりでございました。あの鼻緒は、また来年!

 

ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都

黒田商店さん満喫の後、JR京都伊勢丹のレストランフロアにある「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都」でランチ。初めて伺うお店ですが、京都タワーが一望できる素敵なお店です。(インテリアデザインはスピンオフ・塩見一郎さん)

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平日のお得なランチセットをいただきました。ビュッフェスタイルで、前菜を好きなだけいただけるんです。女性には嬉しい、お野菜もいっぱいありました。メインはピッツアかパスタか選べるのですが、ケロタンさんと一種類ずつ選んで分けっこしました。(ちゃんと取り分けてサーブしてくれるのも嬉しい)これにドリンクとデザートまで付いてくるなんて、お得!

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いろいろおしゃべりしていたら時間はあっという間に過ぎていきます。すでに15時!(笑)

 

■ 第50回 日本伝統工芸染織展

先日、陣内さんから招待チケットをいただいていたので、京都大丸「第50回 日本伝統工芸染織展」へ。

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陣内久紹さんの作品、ぬぬパナで紹介されていた芭蕉布、八重山花織の作品も出品されていました。素晴らしい作品ばかりで、とても勉強になりました。

数ある作品の中で気になったのが「吉野風通織」「吉野間道」は聞いたことありますが、これは格子柄の名称では???「吉野風通織」は聞いたことがない織名称なので、調べなくてはっ!(すみません、無知で。どなたかご教示くださいませ〜。)

陣内さん、チケットを誠にありがとうございました!

素敵なものをいっぱい見て、満腹な一日でございました。

 

2016.05.22. 「陣内久紹 染の着物展」と西陣散歩

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■ 「陣内久紹 染の着物展」紫風庵

近美の後は、西陣へ移動。

陣内章代さんの旦那様・陣内久紹(じんのうちひさつぐ/蒔糊友禅染)さんの展覧会へ。

染織 陣内 http://someorijin.jimdo.com/

 

会場は京都有形文化財でもある「紫風庵」。昭和8年竣工の数寄屋造の和洋折衷の住宅建築。

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西陣北に位置する建勲神社のある船岡山の斜面に建っています。高台なので、建物の玄関から東には比叡山が望めます。

玄関脇の丸窓。

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まあるいディテールが可愛らしい階段。

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洋室にも可愛らしいツバメのステンドグラス。

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初代の所有者さんはどれほどの洒落人だったのでしょう。小さい住宅なのに、建具の豪華なこと!金箔貼りの三十六歌仙の襖、曾我蕭白直筆の襖とか!いったい、どんだけ!!!(恐ろしすぎて、建具に一切触れることはできません。)

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建築探訪しつつ、陣内久紹さんの作品をじっくり拝見。
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最高峰の作品「高雄の空」

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いやいや、あたらめて、蒔糊友禅の素晴らしさをひしひしと感じました。ヤギは初めて陣内久紹さんの作品を拝見させていただきまましたが、感動しまくっておりました。

 

陣内久紹さん直々に、蒔糊友禅のご説明をしていただきました。手間のかかること、かかること。

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気になったお着物「蒔糊友禅無地ぼかし訪問着」を試着させていただき、満面の笑みの勝野であります。

遠くから見たら色無地、近づくと裾の方から蒔糊グラデーションで訪問着とわかります。さりげない訪問着は、帯次第でカジュアルPOPな帯を合わせてお洒落着から、華やかな袋帯を合わせて礼装までOK。これはおもしろいっ!次はこれを…。

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素敵な展覧会でございました。陣内様、ゆっくり拝見させていただき誠にありがとうございました!!!

 

■ 西陣探索

帰り道道、西陣探索。何度かは来ているものの、ゆっくり歩いたことがないんですよね。銭湯を改装したCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんくらいしか知らなくて、お茶すべく少しだけ鞍馬口通を探索。

 

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船岡温泉。(現役の銭湯)

なんだ〜、こんなにCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんの近所にあったんかい???

銭湯側の方は現在修復中の様子(営業しています)。また夏に浴衣で伺おうかと思います。(浴衣で船岡温泉でお風呂をいただき、近隣の立ち飲み屋を何軒かハシゴする、学生さんたちとツアー決定!)

 

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陣内さんのお手製地図にもあった昭和な喫茶店、自家焙煎「珈琲ガロ」の佇まいが可愛くって、入ってみようと覗いてみたら、あら満席。小さな小さなお店で10席くらいしかなさそう。入口近くに座っているおじさまが立ち上がって下さったけれど、そこは常連さんには申し訳ないので、また後日お邪魔することにしました。

 

 

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CAFE SARASA(さらさ西陣)」さんは数回行っているので外して、二軒隣の「うめぞの茶房」へ。三条河原町下る(LOFTの向かい)甘味茶屋「梅園」の姉妹店です。今年3月にオープンしたばかりということで、ニュースでは知っていたんですけれど、初めて伺いました。

きっと優秀な建築家さんによるであろう、素晴らしい京町家改修。古い部分を残しつつ、すっきりとした空間に。その塩梅が抜群にうまい!(*次回、どなたの設計か取材してきます。)

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アンティーク風の壁面塗装仕上げとアンティークの家具のいい塩梅。空を大胆に切り取るトップライトからの心地いい光。

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主力のメニューはあんこを使ったアレンジスイーツ。基本羊羹なのですが、そこにチョコレート、フルーツ、チーズ、ナッツなど様々な素材を投入したアレンジが斬新なスイーツたち。

ブルーベリー羊羹とお煎茶。

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チョコレート羊羹と季節のハーブティー。この日はイチゴのハーブティー。フレッシュなイチゴの香りが爽やかで美味しゅうございました。

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器がまた素敵で、こちらのお店のために作家さんにオリジナルで焼いていただいているそうです。販売もされているので、次回GETだな。

サービス良し、空間良し、メニューの質良し、器良し。久しぶりにワクワクする、素敵なお店発見!!!また近いうちに再訪します!

 

いや〜、西陣どんどんおもしろくなってきてるわ〜。大徳寺とかに行った後に探索するのにもってこいですね。これからも素敵なお店が増えていくでしょう、楽しみです。現代感覚の素敵な着物屋さんもできたらいいのになぁ。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.22. 「オーダーメード:それぞれの展覧会」京都国立近代美術館

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お昼過ぎから会期終了間近の「オーダーメイド:それぞれの展覧会」京都国立近代美術館へ。いや〜、観に行けてよかったです!展覧会の切り口、会場構成&展示手法、とても勉強になりました。美術、デザインに関わる学生諸君にはぜひ観ておいてほしい展覧会でした。(もう終わっちゃったけれど…)

 

【 1F_REORDER 】

ドミニク・ゴンザレス=フォルステル「無題(映画について)」

ドミニク・ゴンザレス=フォルステル「無題(映画について)」

ドミニク・ゴンザレス=フォルステル「無題(映画について)」

ドミニク・ゴンザレス=フォルステル「無題(映画について)」

 

3階の会場は、空間が各キーワードごとに間仕切壁で区切られ、どこから入って、どの順路で観ても良い、自由に観て自由に観覧者のイマジネーションをそそる、という会場構成。

そしてほとんどの作品は写真撮影OKな太っ腹な企画。せっかくなので、普段お目にかかれない作品をたくさん撮影してきましたので、自分用覚書として、膨大な写真を掲載。

 

【 REORDER 】

都築響一「ファイナル・ホーム」

都築響一「ファイナル・ホーム」

都築響一「アレキサンダー・マックイーン」

都築響一「アレキサンダー・マックイーン」

都築響一「マーク ジェイコブス・ルック」

都築響一「マーク ジェイコブス・ルック」

笠原恵実子「Untitled – Slit #3 - 」

笠原恵実子「Untitled – Slit #3 – 」

 

【 BODY 】

笠原恵実子「Untitled – Slit #1 - 」

笠原恵実子「Untitled – Slit #1 – 」

スタンリー・タイガーマン「ティー&コーヒー・ピアッツァ」

スタンリー・タイガーマン「ティー&コーヒー・ピアッツァ」

スタンリー・タイガーマン「ティー&コーヒー・ピアッツァ」

スタンリー・タイガーマン「ティー&コーヒー・ピアッツァ」

ピエール・ドゥガン「木製カヌー型手袋」

ピエール・ドゥガン「木製カヌー型手袋」

野島康三「仏手柑」

野島康三「仏手柑」

ロバート・アーネソン「受け皿に沈んでいくカップ」

ロバート・アーネソン「受け皿に沈んでいくカップ」

やなぎみわ「フェアリーテール:Untitled I」

やなぎみわ「フェアリーテール:Untitled I」

マン・レイ「アングルのバイオリン」

マン・レイ「アングルのバイオリン」

森村泰昌「フィンガー・シュトロン(ノジマ)1-4」

森村泰昌「フィンガー・シュトロン(ノジマ)1-4」

 

【 STILL / MOVING 】

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パブロ・ピカソ「静物ーパレット、燭台、ミノタウロスの頭部」

パブロ・ピカソ「静物ーパレット、燭台、ミノタウロスの頭部」

フィオナ・タン「揺りかご」

フィオナ・タン「揺りかご」

フィオナ・タン「揺りかご」

フィオナ・タン「揺りかご」

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【 PLAY 】

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アンリ・マティス「イカルス-版画集『ジャズ』より」

アンリ・マティス「イカルス-版画集『ジャズ』より」

安井曽太郎「婦人像」

安井曽太郎「婦人像」

野島康三「細川ちか子」

野島康三「細川ちか子」

アンドレ・ケルテス「諷刺的な踊り子、パリ」

アンドレ・ケルテス「諷刺的な踊り子、パリ」

長谷川潔「ダンスA、B」

長谷川潔「ダンスA、B」

 

【 ID 】

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井田照一「Spy Surrounds Spy」

井田照一「Spy Surrounds Spy」

井田照一「Spy Surrounds Spy」

井田照一「Spy Surrounds Spy」

澤田知子「SKINHEAD」

澤田知子「SKINHEAD」

澤田知子「ID400」

澤田知子「ID400」

澤田知子「ID400」

澤田知子「ID400」

マルセル・デュシャン「罠」

マルセル・デュシャン「罠」

クシシュトフ・ヴォディチコ「もし不審なものを見かけたら.........」

クシシュトフ・ヴォディチコ「もし不審なものを見かけたら………」

 

【 BEYOND ORDER 】

土田麦僊「罰」

土田麦僊「罰」

ダヤニータ・シン「私としての私」

ダヤニータ・シン「私としての私」

 

【 OBJECT 】

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ジェイムズ・メルチャート「7/8のA」

ジェイムズ・メルチャート「7/8のA」

八木一夫「白い箱 OPEN OPEN」

八木一夫「白い箱 OPEN OPEN」

マリリン・レヴィン「ジャケット7」「バッグ」

マリリン・レヴィン「ジャケット7」「バッグ」

マリリン・レヴィン「バッグ」

マリリン・レヴィン「バッグ」

ジャン(ハンス)・アルプ「7アルアルバーデン:アルプ・アルバム(『メルツ』第5号)」

ジャン(ハンス)・アルプ「7アルアルバーデン:アルプ・アルバム(『メルツ』第5号)」

クルト・シュヴィッタース「無題(羊毛玉のある絵画)」

クルト・シュヴィッタース「無題(羊毛玉のある絵画)」

 

【 MONEY 】

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赤瀬川原平「大日本零円札」

赤瀬川原平「大日本零円札」

左上:宮島達男「Over Economy」 左下:あるがせいじ「無題」 右上:ヨーゼフ・ボイス「お客様へのお知らせ」 右下:太田三郎「The 1,000-Yen Definitive Stamp」

左上:宮島達男「Over Economy」
左下:あるがせいじ「無題」
右上:ヨーゼフ・ボイス「お客様へのお知らせ」
右下:太田三郎「The 1,000-Yen Definitive Stamp」

左:赤瀬川原平「千円札印刷作品III」 右:赤瀬川原平「『あいまいな海について』案内状」

左:赤瀬川原平「千円札印刷作品III」
右:赤瀬川原平「『あいまいな海について』案内状」

森村泰昌「肖像(経済)」

森村泰昌「肖像(経済)」

森村泰昌「森村千円札」

森村泰昌「森村千円札」

 

【 READYMADE 】

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マルセル・デュシャン「自転車の車輪」

マルセル・デュシャン「自転車の車輪」

マルセル・デュシャン「折れた腕の前に」

マルセル・デュシャン「折れた腕の前に」

マルセル・デュシャン「帽子掛け」

マルセル・デュシャン「帽子掛け」

マルセル・デュシャン「瓶乾燥器」

マルセル・デュシャン「瓶乾燥器」

右上:マルセル・デュシャン「秘めた音で」 左:マルセル・デュシャン「パリの空気」 右下:マルセル・デュシャン「櫛」

右上:マルセル・デュシャン「秘めた音で」
左:マルセル・デュシャン「パリの空気」
右下:マルセル・デュシャン「櫛」

マルセル・デュシャン「泉」

マルセル・デュシャン「泉」

 

【 COLOR / MONOCHROME 】

笠原恵美子「MANUS-CURE」

笠原恵美子「MANUS-CURE」

笠原恵美子「MANUS-CURE」

笠原恵美子「MANUS-CURE」

笠原恵美子「MANUS-CURE」

笠原恵美子「MANUS-CURE」

ジャン(ハンス)・アルプ「陶彫」

ジャン(ハンス)・アルプ「陶彫」

エミコ・サワラギ・ギルバート「曙光」

エミコ・サワラギ・ギルバート「曙光」

エミコ・サワラギ・ギルバート「曙光」

エミコ・サワラギ・ギルバート「曙光」

【 FRAME 】

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マルセル・デュシャン「フレッシュ・ウィンドウ」

マルセル・デュシャン「フレッシュ・ウィンドウ」

ピエト・モンドリアン「コンポジション No.1」

ピエト・モンドリアン「コンポジション No.1」

アンリ・マティス「鏡の前の青いドレス」

アンリ・マティス「鏡の前の青いドレス」

 

たくさんの素晴らしい作品を拝見でき、貴重な体験となりました。

 

近美の後は、西陣へ移動。「陣内久紹 染の着物展」へ。→  ●△■

 

【ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 東京展&大阪展】ご案内

ぬぬぬパナパナ

http://nunupana.com/
https://www.facebook.com/nunupana/

 

今年も【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 東京展&大阪展 】が開催されます。大阪・阪急うめだ本店で開催される【 大阪展 】のご案内です。毎年すみれ庵・西岡万紀先生、着物さくさく・須賀凌子先生、和裁師・松下妙子先生がお手伝いされているイベントです。希少な手績みの布(ぬぬ)たちを間近に観られる展覧会です。お時間を作って、ぜひお運びください。

 

   ぬぬぬパナパナとは、
   八重山地方の方言からの造語で、
   布の端々の意。

   苧麻や芭蕉を績み、棉や羊毛を紡ぎ、繭から引いて、糸を作る。
   糸を染めて、織る。「ぬぬ」になる。
   「ぬぬ」を仕立てて、纏う。繕う。
   自然の恵みと、労を惜しまぬヒトの手。
   つくる人とまとう人が「ぬぬ」を育てる。

 

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【 東京展 】*終了しました
会期:2016年5月13日(金)〜16日(月)
会場:ラ・ケヤキ(東京都新宿区内籐町1-6)
地図:http://l-amusee.com/lakeyaki/access.php
時間:11〜19時
入場無料
※期間中の毎日13時〜つくり手による解説あり。

東京展の期間中のワークショップについては、こちらをご参照ください。
http://nunupana.com/uchikui/nunupana_2016.pdf

 

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【 大阪展 】*明日より開催!
会期:2016年5月25日(水)〜30日(月)
会場:大阪・阪急百貨店うめだ本店 9F アートステージ
時間:10時〜20時(金・土は21時まで。最終日は18時まで。)
入場無料

 

■着物相談
日程:5月26日(木)〜29日(日)
時間:13時〜15時
講師:朝香沙都子(26日のみ)、西岡万紀(27〜29日)
料金:無料

朝香沙都子さん、西岡万紀さんが売り場にて、六寸帯の結び方やコーディネートについてご相談を承ります。また、着物さくさくの提案する次世代型襦袢シャツ「ふぁんじゅ」も販売いたします。

 

■キモノ文化講座
(1)キモノお手入れ法 *満員御礼
日程:5月25日(水)
時間:10時15分〜12時
会場:阪急うめだ本店 8F 特別室B
講師:松下妙子、須賀凌子、本井宏史
料金:2,160円
定員:先着20名

染色補正士に衿・袖口のお手入れ法を学び、和裁士が美しく簡単な半衿の付け方を手ほどきいたします。ついつい面倒で、気が重くなりがちな半衿へのハードルを下げましょう!

*ご用意いただくもの:長襦袢または半襦袢(衿付け、お手入れ両方に使用します)半衿、裁縫道具(持参品に関するご質問は TEL:080-1723-9071  浦まで)

 

(2)「キモノ井戸端会議 vol.4」 *満員御礼
日程:5月25日(水)
時間:14時〜15時30分
会場:阪急うめだ本店 8F 特別室B
講師:朝香沙都子、西岡万紀、松下妙子、須賀凌子
料金:1,080円
定員:先着30名

去る12月、7日で7島を巡るというハードな八重山染織スタディーツアーを敢行いたしました。キモノ好きの4名がそれぞれの視点からご報告致します。

 

□お申込方法
・WEB受付(WEB受付30名)*注意:受付は今年からWEBのみだそうです。
 阪急うめだ本店 イベント予約申込みページ
 https://hhinfo.jp/entry/honten
 阪急百貨店うめだ本店ホームページ・ギャラリーで検索
 →ぬぬぬパナパナの項目をクリック→申し込みフォームにて申し込み。

お申込受付開始日: 5月11日(水)10時〜
いずれも先着順にて受付け、定員になり次第締め切り。

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 02

葵祭 からつづきます。御所南から徒歩で四条烏丸へ、てくてくお散歩。

 

■ GOODS & FOODS FOB A 京都

KYOTOGRAPHIEへ繰り出す前に、ラクエ四条烏丸「GOODS & FOODS FOB A 京都」でランチ。

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サラ・ムーン Late Fall Time Stands Still
  ギャラリー素形

ギャラリー素形は、和菓子屋「然花抄院(ぜんかしょいん)京都室町本店」の中にあります。間口の大きな元呉服商の京町家を改装したお店です。

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フランスで好評を博した話題作が日本上陸
生と死、時の儚さを映す幻想の写真世界

 

揺らぎ、かすみ、ノスタルジック、生と死、孤独。サラ・ムーンの独特な世界観。

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マグナム・フォト/EXILE − 居場所を失った人々の記録
  無名舎・吉田家住宅

元白生地問屋の呉服商だった吉田家住宅。現在もご当主はお住まいになられているそうで、見学には予約が必要なのですが、KYOTOGRAPHIEで拝見できるなんて!

場所は、なんと藤井絞りさんのお隣さんじゃないですかっ!祇園祭の時も何度も前を通っているのに、知らなかった〜。

 

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通り庭の奥へ進んで行くのですが、よ〜く見ると、間仕切っている引き違い戸の建具を90度回転できるようになっているではないですか!?さすが、商家、荷車も通せるように考えてありますね〜。

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通り庭に茶室前にあるような待合所があります。大切なお客様のご接待の時に使うのでしょうか?

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店の間。床は板の間で事務所かつ、洋風家具で応接にも使えるようになっています。

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中の間が玄関になっています。座敷奥に中庭があり、明かり取りになっています。

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KYOTOGRAPHIE の会場は、奥座敷。

畳の間を貫く黒い塊の什器。天面が光り、様々なサイズの写真パネルを浮かび上がらせています。写真パネルは自由に触って観て、どんな写真なのか自分で確かめる。

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国際写真家集団マグナム・フォトが問う
難民・移民問題とヒューマニティ

 

国際紛争や内戦、宗教対立、大量虐殺、環境破壊。歴史に名を刻んだ写真家たちの作品に触れるインスタレーション。

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二階へ。小さなサイズの座卓がS字型に並べられ、写真パネルが置かれています。

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強烈な印象を残すインスタレーションでした。

 

 

Arno Rafael Minkkinen|アルノ・ラファエル・ミンキネン
  両足院(建仁寺内)

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ヌーディティとは精神性を肌で感じること
— アルノ・ラファエル・ミンキネン
フィンランドを代表する写真家の本格個展

 

森や湖などの美しい自然とともに、一糸まとわぬ自身の姿を撮影する作品。
素晴らしい写真作品で、KYOTOGRAPHIE2016 の中で最も印象に残った展覧会でした。(*作品は撮影禁止のため写真はありません。)

 

両足院の庭園は、この春まで改修工事が行われていましたが、美しく整備しなおされ新緑が深まっています。美しい茶室が二軒あったり、池の向こう側から建物側を望む景色がまた良かったりと、池泉回遊式の小さな庭園ですがとても見ごたえのある庭園です。

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池のほとりには半夏生(はんげしょう)。6月6日(月)〜7月6日(水)の期間「初夏の特別拝観/半夏生の庭園特別公開」が開催されます。今年は観に行ってみたいな。
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両足院の外の石垣沿いに黄色の杜若。ちょうど盛りで美しく咲きほっこっていました。

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葵祭〜KYOTOGRAPHIE03へつづきます。→ ●△■

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.08. KYOTOGRAPHIE 長江家住宅

 

夕方から KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、長江家住宅(京都市指定有形文化財)へ。

 

古賀絵里子 Tryadhvan(トリャドヴァン) 長江家住宅

「生と死」をテーマに取り組む新進写真家の新作個展
途切れることなく繋がる過去・現在・未来

高野山、寺院、自然、人々の日常を5年の歳月をかけて記録した作品。

 

長江家住宅 ファサード。重厚な構えの大きな京町家。

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通り庭には、現役で使用しているおくどさんと火袋。天窓から漏れる光も気持ちいい。

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一階店の間と奥の間へ。

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奥座敷に向かう縁側と中庭。

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縁側の建具には、戦前のモアレがある手作りガラスが健在。

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奥の居室。隣はお風呂場。明治時代にこんなモダンなマジョリカタイルを貼ったお風呂が自邸にあるなんて、とても珍しい。さすが、豪商です。脱衣所の丸窓と丸鏡の演出が素敵!

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奥座敷の間。

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二階。素敵な唐紙の襖がありました。

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たっぷり建築の説明付きで拝見させていただき、なんとも贅沢な空間でした!

長江家住宅 は、祇園祭・前祭の屏風祭期間中(7/14〜16)に予約無しで見学することができます。ぜひ浴衣をお召しになって、風情ある京町家を見学してみてくださいね。

 

 

ハンバーグ・ラボ 四条西洞院

見学後は、四条西洞院「ハンバーグ・ラボでお夕食。定食形式でリーズナブルに美味しいハンバーグをいただける人気のお店です。

カウンター席ではハンバーグを鉄板で焼いているところを間近に見られます。

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好きなハンバーグ(ポーク・ビーフ・合挽き・SMLサイズを選ぶ)にスープ・ライスのセットをつけて。

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季節の一品で、筍のステーキを。

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黄金比率の逢引き(Loveバーグ)ハンバーグ Mサイズ。

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自慢の京都ポーク100%ハンバーグ Mサイズ。

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お肉が美味しいので、そのまま何もつけなくてもとても美味です。別添えのソースも種類が選べますが、ちょこっとつける程度がオススメ。

 

 

六曜社一階店 三条河原町

食後は 六曜社一階店 でお茶。

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家に帰る道すがら、時々覗く骨董屋さん、河原町御池「ギャラリー創」のショーウィンドウに仙厓さんの掛け軸がありました!

「 鶯やいつ かたまり し 法華宗 」 

春の気持ち良い日にホーホケキョと鶯が鳴いて、思わず鼻唄を歌いたくなる、ウキウキ楽しい旅模様。脱力するかわゆさ!(笑) 仙厓さん、大好きだぁ〜。

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2016.05.05. KYOTOGRAPHIEと柏餅

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

前日に続いて、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、東山「祇園万頭 工場」で柏餅 Get 経由、京都市美術館別館へ。ロームシアター京都内敷地北にある京都市美術館別館には初めて入りましたが、外部は和風、内部は日光の美しい瀟洒な洋風階段が印象的な建物です。

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「世界の海を漂うプランクトン 生命の起源を映す、美しくも神秘的な世界」展
  京都市美術館別館 2階

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クリスチャン・サルデ:写真・映像
高谷史郎:インスタレーション
坂本龍一:サウンド

世界中の海に漂うプランクトンの、宝石のような神秘的な写真の数々。(*写真撮影可)

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ミクロの世界の神秘の生物、生命の起源。多種多様な不思議なフォルム。美しく輝く姿はまるで宝石のよう。

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別のブースでは、クリスチャン・サルデ氏撮影のプランクトン映像を、ダムタイプの高谷史郎氏が演出、坂本龍一氏がサウンドを手がけたインスタレーション。何分見ていても飽きることがない、宇宙のような深海のような美しく静かな空間。(*写真撮影可)

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「コンデナスト社のファッション写真でみる100年」展
  京都市美術館別館 1階

ファッション誌「Vogue」を擁するコンデナスト社のアーカイブから、ヴィジュアルの最先端を歩んだファッション写真の歴史を紐解く。

おしゃれでかっこいい写真がたくさん。(*写真撮影不可)

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そして、新緑が深まってきた鴨川を散歩しながら、アイタルガボンへ。

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アイタルガボン

河原町丸太町東「アイタルガボン」にて早めのお夕食を。食後には夏の定番、アイスキャラメルモカ!

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祇園万頭 の柏餅

帰宅後、展覧会へ行く前に入手した 祇園万頭 の柏餅をいただきました。他のお店は白みそ餡が多いのですが、祇園万頭 赤みそ餡!塩っ気と甘さのハーモニーが絶品でございました。白みそ餡が好きなんだけど、この赤みそ餡もイイ!

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季節中にまた他のお店の柏餅もいただいて比べてみたいと思います。

 

2016.05.04. KYOTOGRAPHIEと近藤等則ライブ

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

楽しみにしていた KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 へ。

毎年素晴らしい会場、素晴らしい会場構成、作家名は知らなくても素晴らしい写真作品に出会えるアートイベントです。普段は内部を見学することができない文化遺産の名建築で開催されることも多く、建築マニア、デザインマニアとしても楽しみなイベントです。

京都市内のあちこちで分散して開催されていますから、1日で回るのは到底無理、2〜3日に分けて少しずつ回ります。会場は有料の場所がいくつかあるので、フリーパスを買って回るのがお得です。各会場では当日券でも入れますので、時間がなく一箇所か二箇所だけという方は各会場受付にてチケットをお求めください。

 

 

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展覧会の前に、通りがかりに見つけたパン屋さん「fiveran」でちょっとランチ。

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店内ぱっと見はかっこいいインテリアデザイン、、、う〜ん(以下省略)。インテリアデザインの教育に、照明計画は重要だな、と思う次第。

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パンは美味しかったです!

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誉田屋源兵衛 黒蔵「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展

さて、KYOTOGRAPHIE まずは一番に観るべき重要な会場からスタート。烏丸御池駅から徒歩5分の誉田屋源兵衛 黒蔵にて「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展 へ。会場内の写真撮影OK。

誉田屋源兵衛さんは帯問屋さんです。重厚で大きな間口の京町家建築が目を引きます。奥の蔵を「黒蔵」というギャラリーにし、他の展覧会も時々開催されています。前を通りかかったら、どうぞ見学に訪れてみてください。

 

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京町家の通り庭。さすが老舗の商家、スペースが広く、奥へ深く続いていきます。

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■ クリス・ジョーダン展

プラスチックを食べて死んでいってしまう動物たちを静かに見つめる写真。死骸は自然に還ってゆくけれど、プラスチックだけはそのまま残ってゆく…。

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■ ヨーガン・レール展

琉球の海辺で拾い集めた大量のプラスチックゴミで作るいくつもの照明器具。美しい照明器具に感動しながら、近づいてわかる悲しみ、怖さ。

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そして場所を変えて岡崎・ロームシアター京都へ。

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「銭海峰|チェン・ハイフェン」展 @ ロームシアター京都

中国の最安列車「The Green Train 緑皮車」の乗客たちを鮮烈に写し出す。

写真のアップはダメですが、会場全体の写真撮影はOK。
会場構成がとても素晴らしかったです。ローコストにするためベニヤ板一枚だけで簡易に間仕切られた空間、所々空いている窓がまるで車窓のようです。

写真は、現在の中国労働者のありのままの姿を切り取る、強烈な印象の作品たち。きっと昔の日本にもこんな時代があったのでしょう。このような状況の田舎部の風景、風俗もいつまで残っていくものか。ハッとさせられる写真です。

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■ 近藤等則フリーライブ

夜にはロームシアターの広場で、近藤等則さんのフリーライブ!(無料/Facebookにて告知)
どの辺に居ればいいかわからないので、スタバの屋外にあるテーブル席に陣取って、ライブ開催前から見物。

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約30分程度でスタッフの皆様がセットを設営中。開演待ちの間、スタッフの方と打ち合わせする近藤さん。

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19:00。日が陰り薄暗くなり始めた頃、ライブスタート!お客様もちらほら集まってきています。散歩中の人、子連れで遊ぶ人、自転車で行き交う人、様々です。

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ライブは東山に向けて響き渡る、物悲しく雄叫びをあげるようなトランペットが、本当に素晴らしかったです!

↓↓↓ ライブの様子を一部だけこちらで。

 

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 巡りは後日にも続きます。