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カテゴリー : 伝統芸能

2018.03.02.【第六回 中之島深夜寄席】ご報告

Love the Life・勝野屋が企画をお手伝いしている【第六回 中之島深夜寄席】も無事に終了いたしました。年度末月間のお忙しい時期にお越しくださったお客様、誠にありがとうございました!

 

【演目】

第一部:ちょうば「河豚鍋」 /佐ん吉「一文笛」

第二部:佐ん吉「池田の猪買い」/ちょうば「死神」

 

ちょうばさん「河豚鍋」 は、フグの毒による死亡事故が後を絶たなかった時代に、恐る恐る河豚鍋に挑む滑稽話。佐ん吉さん「一文笛」は、腕のいいスリが出てくる人情噺。 佐ん吉「池田の猪買い」 は、冷え気(淋病のこと)に悩む男が、丼池の甚兵衛さんに相談に来て、病気に効く猪の肉を取りに狩りに行く滑稽話。ちょうばさん「死神」は、借金で自殺しようとした男が死神に出会い金儲けの方法(呪文)を教えてもらい医者になるが、お金儲けの味をしめお金に目がくらんだ挙句に欲が出て命を落とす話。

 

四川料理「龍門」

深夜24時頃帰京。前回から引き続き、三条東にある四川料理「龍門」へ。


チンジャオロース/スタンダードに美味しい!

ブロッコリーと海鮮炒め/シャキシャキのブロッコリーに、ふわっとやわらかい海鮮(エビ、イカ、ホタテなど)のいいお出汁のハーモニー。

小籠包/スタンダードな一品。



 

■ 着物コーディネート

終演後に記念撮影。この日は忙しすぎて、なんとか着物は着たものの、着物コーデの写真はなくて、この写真のみ。藍色の琉球絣着物に、レモンイエローのタイシルク半幅帯、水色の真田紐(二分)にコバルトブルーのトンボ玉。

 

次回の【第七回 中之島深夜寄席】は、6月1日(金)に決定しました!

中之島SPINNINGが6月末閉館となるため、中之島SPINNINGでは最後の深夜寄席になります。コンクリートむき出しの空間に中之島の夜景が見える空間での最後の落語会に、ぜひぜひみなさまお誘い合わせの上お運びくださいませ☆

【 3月2日(金)第六回 中之島深夜寄席 】のご案内

【 第六回 中之島深夜寄席 】開催です!

春の香りが漂う候、大阪・中之島の川のほとりで、お仕事帰りに落語でほっこりしませんか?

夜遅めから始まる深夜寄席。事前予約無し・当日受付のみ、時間帯も20時開演と21時開演の二部構成で、ご都合に合わせてどちらかだけでも参加可能です。

会場は北浜駅からすぐの中之島SPINNING。小さな箱で、和気あいあいと気軽に楽しめる落語会です。落語会の終演後や休憩時間には、桂佐ん吉さん、桂ちょうばさんとの写真撮影、握手、サインなどもOKです!SNSでの掲載も大歓迎!

勝野も当日受付をしていますので、どうぞみなさま、お誘い合わせの上、お運びくださいませ。<きもの割引>もあるよ!!!

オリジナル手拭いも発売中!!!「業の肯定」がテーマのオリジナルデザイン。他ではできない、大阪堺の最高峰の職人技の注染技法で作られた逸品です。会場でぜひお手にとってご覧下さいませ。(デザイン:オコサマスター 程亮弼

 

【 第六回 中之島深夜寄席 】

出 演:桂佐ん吉・桂ちょうば

日 時:2018年3月2日(金)

    第一部 20:00開演/第二部 21:00開演(各回50分) 開場 19:30〜

会 場:中之島SPINNING(受付2F・会場3F)大阪市中央区北浜2-1-14

木戸銭:第一部 1500円/第二部 700円/二部通し 2000円(お得です!)

    当日受付のみ 自由席/きもの割引 200円引

アクセス:大阪市営地下鉄御堂筋線淀屋橋駅・京阪本線淀屋橋駅 徒歩7分

     京阪本線北浜橋駅 徒歩5分

     京阪中之島線なにわ橋駅 徒歩5分

 

企画:Love the Life・勝野屋

お問い合わせ:<info@lovethelife.org>まで

桂佐ん吉 http://sankichi.jp/

桂ちょうば http://www.eonet.ne.jp/~cho-net/

中之島SPINNING http://www.spinning.jp/

 

次回予告・・・第七回は2018年6月1日に開催決定!

2018.01.27. 落語と食い道楽

縁結びの神巡り -嵐山- 初詣以来、着物友達Yちゃんとの着物デート。

ヤギが大学の用事で行けなくなった落語会をご一緒くださることになり、ついでに京都の美味いもんを食べて回る、落語と食い道楽の日。着物でもなんぼでも美味いもんは食べられることを、まさに実践!食の好みがバッチリ同じなYちゃんとは、美味いもんの探求にはどこまでも〜。(笑)

うどん「仁王門うね乃」

ランチ集合で、まずは「仁王門うね乃」で1月限定うどんの「酒粕うどん」をいただきます。ギリギリ1月中に間に合いました!

とろとろの酒粕と白味噌のスープも、お出汁の味を活かすため思ったよりあっさり。香りと旨味を堪能できておいしゅうございました。

 

いちごのお店「メゾン・ド・フルージュ」

落語会までに少し時間あるし、食い道楽の日ですから行きたいお店を制覇しようと、おうどんの後にタクって「メゾン・ド・フルージュ」へ!


いちごのプレミアムショートケーキ+いちご大福

2種類のいちごのタルト+いちご大福



いちごの素晴らしい香りに満たされて、ふたりとも大満足!

そして落語会までまだまだ時間はあるある〜って思っていたら、しゃべりすぎて開演時間ギリギリに。タクるっと。

 

■ 桃月庵白酒独演会@京都

会場は京都府立府民ホール「アルティ」。ギリ10分前に滑り込み。よかった、間に合って。

  演目:一席目「時そば」桃月庵はまぐり

     二席目「首ったけ」桃月庵白酒

     三席目「厩火事」桃月庵白酒

        仲入り

     四席目「井戸の茶碗」桃月庵白酒

いや〜、いつもと変わらず軽快で明るい落語だこと!くだらないことをより一層馬鹿馬鹿しく、明るく楽しく演じちゃう。スカッと大爆笑の連続でした。

 

洋食「グリル小宝」

落語終演後は、バスで岡崎まで移動。大学の用事が終わったヤギと合流して、いざ「グリル小宝」へ!

冬の間に何度か絶対に食べたい「グリル小宝」のカキフライをYちゃんが味わうために、やっとやっと詣でられました。Yちゃんは大食漢なので、いつも以上にたくさんのメニューをいただけます。そして食にうるさいYちゃんは、メニューを見て考え、今回いつもはしたことがない特別オーダーをしてみることに!(笑)


最強の、カキフライ!/おっきなプッリプリのカキが7個も入ってるの。写真に写っていませんが、タルタルソース倍掛けでございます!

カニクリームコロッケ/ひとり1個食べたいのでお店の人に聞いてみたら、3個盛りにしてくださいました!

ハッシュドビーフ/ほろ苦さのある濃厚なドビソース(デミグラスソース)は最高に美味しい!とろとろのお肉、甘い玉ねぎのハーモーニーは最高!



この3品を食した後に、お腹の具合をみて注文しようと言うてたオムライスも行っちゃいます!まだ食うか!?(笑)


オムライス(中)/スタンダードなチキンライスに旨味たっぷりのドビーソース(デミグラスソース)。関東関西のどの洋食屋よりも美味しいと思う。そして特別にドビーソース(デミグラスソース)倍掛け!



移動はほとんど車移動で、落語会で座ってただけで、ほぼ食べてばっかしの食い道楽な一日。もうもう、欲望満たしまくりの大満足な日でした〜。(まったく、痩せる気無しやねぇ…)

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2018.01.26.【第五回 中之島深夜寄席】ご報告

Love the Life・勝野屋が企画をお手伝いしている【第五回 中之島深夜寄席】を無事に終了いたしました。毎回楽しく盛り上がる素晴らしい会。お越しくださったお客様、誠にありがとうございました!

 

【演目】

第一部:佐ん吉「厄払い」 /ちょうば「はてなの茶碗」

第二部:ちょうば「Oh! No!」 /佐ん吉「火事場盗人」

 

佐ん吉さん「厄払い」は、与太郎が出てくる滑稽話で、ほっこり。ちょうばさん「はてなの茶碗」では、ちょうばさん自作の陶芸作品のお茶碗をお持ちくださり、ひび割れが目で見てもわからないのになぜか水が漏れ出るリアル「はてなの茶碗」実物展示も!(笑)ちょうばさん「Oh! No!」は、お能に引っ掛けた新作落語を初披露。佐ん吉さん「火事場盗人」は、18番のお得意ネタで、じ〜〜〜んと心に染み入る人情噺。

今回もいろんなタイプの噺をお聴きでき、お客様から「感動した!」「素晴らしかった!」とお声をいただけた、素晴らしい会となりました。

お仲入りに、お着物友達のM様と佐ん吉さんちょうばさんと一緒に。M様の素晴らしい大島紬とお美しい着姿!(M様、お写真をありがとうございました!)

 

四川料理「龍門 本店」

深夜寄席のはねた後は、終電に近い京阪電車で真夜中24時前後に帰京。深夜飯にいつも寄っているおばんざい・ラーメン「門扇御池店」(http://northshore-hanafru.com/)の営業時間が22時までと変更となり深夜に行けなくなってしまったので、三条東にある四川料理「龍門本店」へ。朝5時までやっているなんて、深夜族にはとってもありがたいお店。

岡崎のお店には何度か行ってみたことがあるけど、こちらの本店には初潜入。お客様もお勤め帰りのお一人様から、ライブハウス後の音楽関係者、水商売関係のカップルさんまで御用達。厨房からは中国語でどなり合う声も聞こえつつ、なんか楽しい。いいな〜、こんなお店ないと困るんだよね。

お料理はどれもシンプルで美味しい。野菜もお肉も深夜にバランス良くいただけるのは本当にありがたい。深夜寄席の後は、毎回ココに決定だな!


ブロッコリーのにんにく炒め/シャッキシャキの歯ごたえがたまらない抜群の火加減、シンプルだけどとても美味しい。

酸辣湯(サンラータン/すっぱ辛い中華スープ)/酸味と辛味の効いたスープが美味しい。すんごい大きな丼に入ってくるんだけど、雪が吹雪く寒い日に身体の芯から温まる。

マトンのねぎ炒め/薄味のあんかけがふわっと、やわらかいマトン肉に甘いねぎがとてもよく合う。



 

■ 着物コーディネート

この日は雪が吹雪く、とても寒い日。深夜寄席の準備物のため大きな荷物で移動するし、雪や雨でも気にしなくて良いように、シルクウールの黒地に雪の結晶柄飛び柄小紋+赤い色のタイシルク半幅帯で。

半襟も塩瀬地にスワロフスキーとシルバーの雪の結晶柄刺繍。

帯締めは黒に赤ラインの真田紐(三分)。帯留めは白黒ガラス製(東風杏)でキラメキを。

帯飾りは【勝野屋オリジナルキラキラ帯飾り】

次回の【第六回 中之島深夜寄席】でもお着物でお目もじできますことを、お楽しみに。

2018.01.16. 「京博のお正月─いぬづくし─」展とシネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺/二人椀久」

京都国立博物館「京博のお正月─いぬづくし─」展

毎年お正月に干支をテーマにした展示をされている京都国立博物館「京博のお正月─いぬづくし─干支を愛でる─」展(1月21日終了)へ。

お犬様のいろんな日本画や絵巻物を拝見。可愛らしいお犬様にほっこり。

同時開催中の「御所文化を受け継ぐ─近世・近代の有職研究─」展(〜1月28日まで)も素晴らしかったです。

 

シネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺/二人椀久」

展覧会後は三条へ戻り、最近テレビでもよく拝見している坂東玉三郎さんが気になって仕方ないので、シネマ歌舞伎へ初めて行ってきました。

「京鹿子娘五人道成寺(きょうかのこむすめごにんどうじょうじ)」

 

二人椀久(ににんわんきゅう)

映画の中で時々入るインタビューに意識を取られてしまう編集が残念(編集も玉さま監修やし仕方ないか…)ではあるけれど、歌舞伎初心者にはとてもわかりやすい内容で、美しい所作に玉さまと4人演者の関係性に感動しました。玉さまが素晴らしいことは一目瞭然ですが、中村勘九郎さん、中村七之助さん、中村児太郎さん、中村梅枝さんもそれぞれ個性ある舞姿で素晴らしかったです。

 

人間国宝、美しき坂東玉三郎さま ♥

 

そして、今後期待大の中村七之助さん ♥ 美しすぎて、女性にしか見えない!

 

ビアレストラン「ミュンヘン」

映画鑑賞後は、夜遅い時間にも行けるお店ビアレストラン「ミュンヘン」で軽く一杯。

ミュンヘンといえば、名物の唐揚げ。ソーセージ盛り合わせ。ザワークラウト(温)。マカロニグラタン。

目一杯、美しいものを愛でることができた1日でした。

しかし玉さまは素敵すぎる!!!そうそう歌舞伎に行ける身分ではないけれど、シネマ歌舞伎には通おうと思います。

【 1月26日(金)第五回 中之島深夜寄席 】のご案内

第五回 中之島深夜寄席 の開催です!新春の初笑はぜひ落語で!

大阪・中之島の川のほとりで、お仕事帰りに落語でほっこりしませんか?夜遅めから始まる深夜寄席。事前予約無し・当日受付のみ、時間帯も20時開演と21時開演の二部構成で、ご都合に合わせてどちらかだけでも参加可能です。


会場は北浜駅からすぐの中之島SPINNING。小さな箱で、和気あいあいと気軽に楽しめる落語会です。落語会の終演後や休憩時間には、桂佐ん吉さん、桂ちょうばさんとの写真撮影、握手、サインなどもOKです!どんどんSNSでも広めてください!

勝野も当日受付をしていますので、どうぞみなさま、お誘い合わせの上、お運びくださいませ。<きもの割引>もあるよ!!!

そして第五回開催を記念しまして、オリジナル手拭いも発売いたします!!!大阪堺の注染工場で染め上げた「業の肯定」がテーマのオリジナルデザイン。お楽しみに!!!


第五回 中之島深夜寄席

出 演:桂佐ん吉・桂ちょうば

日 時:2018年1月26日(金)

    第一部 20:00開演/第二部 21:00開演(各回50分)

    開場 19:30〜

会 場:中之島SPINNING(受付2F・会場3F)大阪市中央区北浜2-1-14

木戸銭:第一部 1500円/第二部 700円/二部通し 2000円(お得です!)

    当日受付のみ 自由席/きもの割引 200円引

 

アクセス:

大阪市営地下鉄御堂筋線淀屋橋駅・京阪本線淀屋橋駅 徒歩7分

京阪本線北浜橋駅 徒歩5分

京阪中之島線なにわ橋駅 徒歩5分


企画:Love the Life・勝野屋

お問い合わせ:<info@lovethelife.org>まで

桂佐ん吉 http://sankichi.jp/

桂ちょうば http://www.eonet.ne.jp/~cho-net/

中之島SPINNING http://www.spinning.jp/


次回予告・・・第六回は2018年3月2日(金)20:00~!!

2018.01.08. 銀瓶・佐ん吉ふたり会 vol.4@大阪

新春お笑い第二弾は、「銀瓶・佐ん吉ふたり会 vol.4」天満天神繁昌亭へ。

先日「平成29年度 文化庁芸術祭優秀賞」を受賞された笑福亭銀瓶さん。今後のご活躍に乞うご期待!今一番おかっけておくべき噺家さんです!!!

かなり雨が強く降る日でしたから、この日は着物を断念し、洋装で。すみません、冬の雨対策辛いんですよね…雪ならまだ楽なんですけど。会場内には新春なので、雨にもかかわらず、お着物の方もチラホラ。やっぱり着物着るべきだったか…と内心ちょっぴり後悔も。(笑)

  演目:開口一番「トークショー」銀瓶&佐ん吉

     一席目「同斬り」桂佐ん吉

     二席目「牛ほめ」笑福亭銀瓶

       仲入り

     三席目「はてなの茶碗」笑福亭銀瓶

     四席目「たちきれ」桂佐ん吉

「同斬り」は初めて聴く噺で、悪い武士が刀の切れ味を試そうと行きずりの人をぶった切るというシュールなおはなし。オドロオドロシさを感じさせずに、カラッと楽しく演るのは、さすが佐ん吉さん。

「牛ほめ」はさすが銀瓶さん、アホがアホらしく、ほんまに間抜けでめっちゃ可笑しい!

「はてなの茶碗」はユーモアたっぷり人情味があって、銀瓶さんらしい味わい深い印象で素晴らしい!

「たちきれ」は、最近《ハメモノ=音曲入り》の落語を得意としつつある佐ん吉さんの、新しいチャレンジ精神が感じられ、最後は涙…。

このお二人の会は今後も見逃せませんね。引き続き、追っかけていきたいと思います。

2018.01.06. 桂雀々新春独演会@京都

2018年の初笑いは、桂雀々新春独演会「いぬの巻」@京都府立文化芸術会館へ。

  演目:一席目「東の旅(発端〜野辺〜煮売屋〜七度狐)」桂雀々

     二席目「へっつい盗人」ゲスト:笑福亭晃瓶

     三席目「稲荷俥」桂雀々

 

今年で芸歴40周年をお迎えになる桂雀々師匠。爆笑に注ぐ爆笑、たっぷりと濃ゆい時間を過ごさせていただきました。

5月19日(土)にはロームシアター京都にて、桂雀々芸歴40周年記念公演(ゲスト:立川志の輔/スターダスト・レビュー 根本要)も開催されます。一度、桂枝雀師匠の面影を感じる桂雀々師匠の絶品な落語会へ訪れてみられてはいかがでしょうか?

 

■ 紅茶専門店「MISSLIM

落語会終演後は、ご近所の紅茶専門店「MISSLIM」@河原町丸太町へ、お年始初詣でお茶。

素敵な空間で、上質な紅茶をゆっくりといただく。意識をリセットできる時間です。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2017.11.12. 立川志らく独演会

■ 立川志らく独演会@京都

午前中の体調不安もなんとかなりそうだったので、着物で立川志らく独演会@京都府立府民ホール「アルティ」へ。

演目:開口一番「転失気」立川らくぼ

   一席目 「火焔太鼓」立川志らく

       仲入り

   二席目 「芝浜」立川志らく

道具屋のあまりの凶暴さにあり得ないと思いつつも爆笑の「火焔太鼓」。今年最初の「芝浜」は尖ったギャグを連発しながら小気味よく展開。結果、不条理性が強調されるとともにあの下げがストンと腑に落ちる。京都の地で師匠の新しい挑戦を目撃する望外の幸運。

 

■ 石田老舗「Creme de la Creme(クレーム・デ・ラ・クレーム)」

落語会終演後は、徒歩で帰宅途中にいろいろ寄り道。京都に住み始めてから7年間、存在は知っていても未開拓のお店も多し。そのひとつである石田老舗のシュークリーム専門店「Creme de la Creme」@丸太町烏丸下がるに初めて立ち寄ってみる。

夕方なのでほとんどの商品は売り切れていたけど、残っているシュークリームを一種類ずつGET。カスタードクリームが濃厚な「京都大吟醸」と、抹茶好きも納得できる抹茶風味の濃ゆい「グリーンティー」が特に美味しかったです。

 

■ ガレット&クレープ専門店「NEUF CREPERIE(ヌフ・クレープリー)」

シュークリームを買えてご満悦な状態で、夷川通りを散策。いつも夜にしか通らないので、見知らぬお店を発見。御所南の夷川高倉西のガレット&クレープ専門店「NEUF CREPERIE(ヌフ・クレープリー)」でリサーチ兼ねて軽いお夕食。

小さな京町家を改装したお店は、可愛らしい雰囲気でステキ。いつオープンしたのか伺うと、2年前にオープンされたとのこと。

いやー、見た目も華やか、お味も美味しくて納得なんだけれど、、、いかんせんお皿が温められていないので、オープンキッチンからテーブル席に運ばれてきた時点で冷めてる(涙)。クレープ料理って繊細なので、クレープが温かいと本当に美味しいのに残念。


【鴨肉と無花果のサラダガレット/ブルーベリーソース&バルサミコソースがけ】鴨肉とソースのバランスもとても美味しい!(でも冷めてる…涙)

【コンプレ/自家製ハム・卵・チーズ・アボガド・トマト・ジャガイモ】どの材料も程よいバランスの充実した一品。(でも冷めてる…涙)



オープンして2年でお皿を温めるという工程を省く、または気づいていらしゃらないとしたら、改善の余地はないのでしょうか?いいお店なのに、とても残念だな〜。(知り合いじゃないので自分からは指摘できない)

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

2017.11.09. 祇園をどり 2017

台湾からなんとか無事に帰国。台湾の旅の記録は、またそのうちに…。(内容盛りだくさんなので、いつになるかな〜)

■ 祇園をどり 2017

K様にお誘いいただき、祇園をどり2017 (祇園東)を拝見してまいりました。春の都をどり(祇園甲部)は2回体験しているものの、祇園をどりは初体験です。会場は今年は祇園会館(よしもと祇園花月)。中に入るのも初めてです。

開演前には舞妓さんのお茶席も体験できました。撮影不可なのでお写真はありませんが、お菓子を盛ってある小皿は都をどりと同じくお持ち帰りOK。

舞妓さん芸妓さんの舞台は、華やかで本当に素晴らしいですね。今回は、以前夏に伺ったみつや寄席でお会いした祇園東の舞妓・叶朋ちゃんが初舞台ということもお聞きしていたので、とても楽しみに伺いました。初舞台でも、所作も美しく、堂々と舞われておられました。母親目線で、とても嬉しい!今後も楽しみであります!

芸妓さんの中では、つね桃さん、美晴さんがとってもお美しゅうございました!

素敵な催しにお誘いくださったK様、誠にありがとうございました!

 

鍵善良房 四条本店

終演後は、鍵善良房 四条本店にて、黒田辰秋作品の民芸に囲まれて、久しぶりにくずきりをいただきました。

 

お茶した後は、K様と鍵善良房の姉妹店「ZEN CAFE」の場所をご案内したり、祇園界隈の着物関係のお店をウィンドウショッピング。そして京都高島屋の八百一で、夕食のための生鮮食品買い出して、K様とお別れ。(各家庭、夕食は自炊)

 

帰宅後は、ヤギへのお土産、鍵善良房の銘菓「おひもさん」をいただきました。品の良い甘味とほのかなニッキの香りが漂う素朴なお味で、とても美味しゅうございました。これは年配の人でも好まれる、お土産にはぴったりなお菓子ですね。またお持たせに買おう!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■