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カテゴリー : 落語

【おすすめ落語会@関西】ご案内

Love the Life おすすめの落語会情報をご案内します。

 

■ 桂佐ん吉独演会@大阪心斎橋劇場

Love the Life 一押しの噺家さんである、昨年秋に平成27年度NHK新人落語大賞で大賞を受賞された、桂佐ん吉さんの独演会がゴールデンウィークに開催されます!

新緑が美しく爽やかな季節に、綺麗サビの桂佐ん吉さんの落語を聴きに、ぜひみなさまお運びくださいませ。

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演目:桂 吉の丞「上燗屋」
   桂 佐ん吉「手水廻し」
   桂 佐ん吉「佐々木裁き」
   ~仲入り~
   桂 二乗「牛ほめ」
   桂 佐ん吉「火事場盗人」(小佐田定雄 作)

日程:2016月5日7日(土)
時間:13:30開場・14:00開演
場所:大丸心斎橋劇場 大丸心斎橋店北館14階
料金:前売り・当日とも 2500円 全席指定
チケット:大阪新音 TEL:06-6341-0547(*電話でのみ受付)

詳細は → 大阪新音 http://www.osaka-shinon.com/

 

■ 京都文博 噺の会 Vol.2 笑福亭三喬独演会@京都

京都・三条高倉に位置する京都文化博物館で開催される「京都文博 噺の会」。第一回目の桃月庵白酒師匠(江戸)の落語会がむちゃくちゃ素晴らしかったものですから、この落語会シリーズには、ぜひ続けて行きたいと思います!

待望の第二回目は、笑福亭松喬師匠のお弟子さんであり、これからの上方落語を背負っていく笑福亭三喬師匠です!たっぷり三席、お得な会ですよ〜。ぜひこちらもお運びくださいませ。

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演目:笑福亭 生寿「狸の鯉」
   笑福亭 三喬「道具屋」
   笑福亭 三喬「近江八景」
   ~仲入り~
   笑福亭 三喬「次の御用日」

日程:2016月8日7日(日)
時間:13:30開場・14:00開演
場所:京都文化博物館 6階和室
料金:前売り2500円 当日2800円 (全席自由席・畳席)
チケット:チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:449-893]
     ローソンチケット 0570-08-4005 [Lコード:52439]
     CNプレイガイド 0570-08-9999
     イープラス http://eplus.jp/otonowa/
     髙島屋京都店7Fチケットショップ ※店頭販売のみ
     大丸京都店7F商品券売場 ※店頭販売のみ
     otonowa 075-252-8255 ※電話予約のみ

詳細は → otonowa http://www.otonowa.co.jp/schedule/sankyo

 

2016.04.03. 京都お散歩日記 ワタマサ新作展〜春風亭一之輔独演会

ワタマサ春の新作お披露目展 with キモノモダン 

カラーコンサルタント(きものカラーコーディネーター協会代表)の 能口祥子 先生が関わっていらっしゃる「ワタマサ春の新作お披露目展 with キモノモダン」へ。和装業界プロの方向けの展示会で、一般人が参加できるのはこの一日のみということで、お伺いしてきました。

素晴らしいカラー提案をされている能口先生のコーナーから拝見。
ワタマサ さんは丹後ちりめんの織元さんです。ワタマサ さんオリジナルの多種多様な白生地を色無地で染めてみては?という企画で、能口先生が厳選した100色を提案されています。

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ワタマサさんには、白生地がどのように織られているか、ゆっくりお話を伺うことができました。綸子・紋意匠・ちりめん、いろいろ生地の種類によって使う糸の種類・太さ・本数・撚り・打ち込み強度・糸のテンションを変えるそうです。着尺の反物、襦袢の反物、半襟、帯揚げ、それぞれ同じ柄でも糸の設計は変わるそうです。

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能口先生セレクトの100色、長さのある正絹生地に染められた実物サンプルを合わせながら、お色を選べるコーナーです。どれもこれも美しい色のトーン!!!こんなにいろんなお色を同時に比較できる機会はありません。同じ系統の色でも、微妙にほんの少し色見が違うだけで、印象が違って見えます。

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能口先生にいろいろお色を見立ててもらいました。幸せ♡

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この日は後に落語会の予定があり、ゆっくり見ている時間が無かったので、またあらためて白生地探しから能口先生と一緒にお見立てしていただく機会を作れたらと思います。能口先生、ありがとうございました!

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ワタマサ さんの新作お召しコーナー。近づかないとわからないのですが、素晴らしく凝った織りの美しい反物たち。「美しいキモノ」とかに出てきそうな素敵反物がいっぱいありましたよ!お値段は、意外とお手頃!いつか、一枚欲しいなぁ。

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キモノモダン さんの新作浴衣コーナー。若い方向けの可愛らしいPOPなデザインの浴衣や、木綿着物を提案されています。

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FOB A GOOS & FOODS

ラクエ四条烏丸の中に F.O.B COOP のカフェが移転して「FOB A GOOS & FOODS」として新しく3Fにオープンしたということで、リサーチ兼ねてランチ。(能口先生もお友達といらっしゃった!)

F.O.B COOP が京都から撤退したのかと悲しんでいたので、復活してくれて嬉しいです!ディスプレイ用品、店舗用品などのために、ヨーロッパテイストの可愛い雑貨を探すのには F.O.B COOP が欠かせないんですよね。

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天井面は以前の違うお店の物販仕様のまま使っているんだろうな、とか、どこか100% F.O.B COOP テイストではない部分もありますが、前のお店から移設したであろうカフェのカウンター造作とか予算をかけずにでも頑張って復活してくれたことに感謝!

滞留時間40分ほどでBLTトーストサンドイッチとチキンカレーをサクッといただき、急いで落語会へ向かいます。(店員さんはまだ慣れていないようで、結構出てくるの遅くて焦った…)

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■ 春風亭一之輔 春爛漫 京都独演会

会場である京都市立府民ホール・アルティに開演時間15分前に滑り込みセーフ。

大好きな 春風亭一之輔 師匠の京都での独演会。心待ちにしていましたよ!!!

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演目:
一席目 加賀の千代 春風亭一之輔
二席目 花見の仇討 春風亭一之輔
  仲入り
三席目 笠碁    春風亭一之輔

 

春風亭一之輔 師匠、京都での独演会は初めてらしい。枕噺では京都と大阪の違いや、京都での面白い出来事など散りばめ会場全体が湧き上がる笑いを取りながら、落語は真面目に古典で攻めてくる。いつもの小箱でやってる一之輔師匠の黒い黒い毒気満載の感じとちょっと違い、大人しめでちょっと猫かぶってる感じでした。(笑)それはそれで、京都の人に初めて体験してもらう一之輔としては、合格なのかもしれません。二つ目時代からよく知ってる身からすれば「次回はもっとブラックに攻めて!」って思います。今後に期待!

 

 

カフェ百春

落語終演後は最寄駅の京都市役所前に帰って、この前通りかがって発見した、未開拓のカフェ「百春」さんへ初潜入。自家焙煎珈琲店なのですよ。これは行ってみなくちゃね!

場所は二条寺町上がる東側・一保堂本店のすぐ近く。一階に有名なフレンチレストラン「Mechant Loup」が入っているビルの二階にあります。営業時にだけ小さな看板が出ています。

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恐る恐る階段を上がると、正面にはまるで人んち(フルネームの表札がある)の玄関ドアが!で、えっ?と思って、右側を見るとカフェ「百春」さんの入口ドアがあります。

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店内の内装はすっきりとシンプルに、木製家具が並べられた清潔感のある空間。カフェ難民になる土日に足休めになるいい場所発見です。お安いし!

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コーヒーはブレンドのほか、数種類のストレートコーヒーがあります。この日はブレンド、ドーナツ(大好物)、バナナケーキをいただきました。

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コーヒーのお味はすっきりで、ブレンドは特徴がない感じですが、自家焙煎珈琲店というのは一年で成長しますから、これからの進化を楽しみにしながら、近所なのでたまに伺いたいと思います。

 

 

広東料理 鳳泉

またまたお茶と食事が逆ですが、お腹減ったので久しぶりに河原町二条の 広東料理「鳳泉」で夕食。

まずはザーサイとビール!(コップ半分くらいだけ飲む⬅︎これでほろ酔い、いい気分)

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牛肉とレタス炒め。ボリューミーで、牛肉柔らかくて、うまい!!!

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酢豚。余計なものが入っていない、甘酢の加減といい、肉の揚げ具合といい、やっぱりうまい!

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焼きそば(堅麺)。野菜たっぷり。

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ああ、久しぶりに訪れましたが、美味しいですね〜。あっさりの味付け、シンプルなメニュー。本格的な現地のお料理に近いのでしょうか?とても好きです。(今度中国人のお友達と来てみよう。)

 

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

【NHK新人落語大賞受賞記念 桂佐ん吉独演会】ご案内

昨年秋に平成27年度NHK新人落語大賞で大賞を受賞された、桂佐ん吉 さん。
このNHK新人落語大賞受賞記念として、大阪で 桂佐ん吉 さんの独演会が開催されます。Love the Life 一押しの噺家さんです。ぜひみなさまお運びくださいませ!

 

■【NHK新人落語大賞受賞記念 桂佐ん吉独演会】大阪公演 三日間連続

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日程:3月16日(水)「田楽喰い」「蛸芝居」他一席/ゲスト=桂ざこば
   3月17日(木)「稽古屋」「佐野山」「幽霊の辻」/ゲスト=桂南光
   3月18日(金)「堪忍袋」「星野屋」「愛宕山」/ゲスト=桂文珍
時間:18:00開場・18:30開演
場所:ABCホール 大阪府大阪市福島区福島7-1-30
料金:前売り2500円 当日3000円
チケット:チケットぴあ(Pコード:449-073)
お問合せ:米朝事務所 TEL 06-6365-8281

 

2016.02.28. 京都お散歩日記 桃月庵白酒独演会

京都文博 噺の会vol.1「 桃月庵白酒 独演会」京都文化博物館

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京都文博 噺の会vol.1「 桃月庵白酒 独演会」京都文化博物館 へ行ってきました。

京都文化博物館は何度も来ていますが、落語会ができる和室があるとは知りませんでした。いつも展覧会を観る本館の6階に上がると大きな和室空間があり、和装の展示会や伝統芸能のお披露目などに使える質の高い和空間となっています。(賃料は高いのでしょうけれど)

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案内された和室の最奥に、京都御所・紫宸殿の建物を模した造作があり、そこを高座に落語をするように設営されていますが、かなり無理矢理な感じのレイアウト。お客様の座る位置が、高座の左側に随分と広がっていて、柱が邪魔して高座が見にくいでしょうに。チケットは同じ価格で当日自由席。後から来て左端の方の席しか取れなかったお客様があまりにもかわいそうです。この京都文化博物館で開催される落語会は、今回が第一回目だそうですので、今後のレイアウト検討をお願いしたいものです。

 

演目
一席目:「真田小僧」桃月庵はまぐり
二席目:「松曳き」桃月庵白酒
三席目:「替り日」桃月庵白酒
四席目:「幾代餅」桃月庵白酒

 

流麗な語りから立ち現れる狂気の世界。「幾代餅」で笑い死にそうになる!
白酒師匠 の高座は5年ぶりくらいですが、めちゃくちゃお上手になられました。喬太郎師匠の次くらいにキテルんではないでしょうか!?これは今後は白酒師匠も追っかけなくては!

 

■ パティスリー グラン・ヴァニーユ http://www.grainsdevanille.com/

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落語会の後、久しぶりに間之町押小路「グラン・ヴァニーユ」へ。

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簡素な中にフランスの気品を醸し出すインテリアデザインは、権藤旭氏の傑作。

人気店で16時にはケーキがなくなっていることが多々あるのですが、この日はギリギリ最後の3個をGET!ふ〜〜、ほんの一組違いでケーキがなくなっていたところでした〜。

フルーツ盛りだくさんのタルト。味わい深さは他の追随を許しません。

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京都のパティスリーでは三本指に入る美味しさ。相変わらず、美味しゅうございます!

グラン・ヴァニーユでケーキを食べたい方は、当日早い時間帯に店頭で食べたいケーキを予約してから、京都市内の観光へ行かれるとよろしいかと思います。お店は18時まで開店していますので、先にケーキを予約しておけば、安心して観光の後にゆっくり立ち寄れます。

 

■ 四季彩 ひさの https://www.facebook.com/shikisaihisano/

2ヶ月ぶりに「四季彩 ひさの」でお夕食。どれも美味しゅうございました!!!

付き出し 鯵の南蛮漬け

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お造り 平目

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鰆味噌漬焼

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あこう酒蒸し あこう 豆腐 しめじ 三つ葉

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白魚かき揚げ

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なまこ酢

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じゃこご飯と粕汁

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この日の着物コーディネートは、こちら → ●△■

 

2016.02.21. 立川志らく独演会と心の師匠

立川志らく独演会@京都芸術センターへ。

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演目
一席目:「二人旅」  立川らくみん
二席目:「源平盛衰記」立川志らく
 仲入り
三席目:「文七元結」 立川志らく

 

京都市が主催で行ってきたこの立川志らく独演会も4回目を迎え、今回が一区切りということで終了とのこと。今後はどうなるのかなぁ。ロームシアターの小ホールで開催されるといいなぁ。小箱で立川志らく師匠を京都で拝見できる落語会は貴重なので、今後も続いて欲しいです。

 

 

夜には東京から京都へお越しの、心の師匠であるインテリアデザイナー・滝内高志さんとのお食事会へ。

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お会いするのは5年以上ぶりです。

奥様のとても可愛らしいこと!ご夫妻のカッコイイこと!

素敵な時間をご一緒でき、とても嬉しゅうございました。

近いうちに、ぜひ滝内さんの作品集を世界に向けて出版していただきたい!滝内さんの数々の名作インテリアデザインを世界の人に見て欲しいです!

 

この日の着物コーディネートは、こちら。★★★

 

2016.02.12. 木綿着物展と落語@大阪

■ 染織こだま 木綿展@大阪

木綿着物、カジュアル着物では東京でも有名な宮崎県の呉服店・ 染織こだま さんの木綿展に伺いました。東京の代官山での催事など、関東方面を中心に年1〜2回開催されているのですが、今回久しぶりの関西での出張展。どんな木綿着物、カジュアル着物に出会えるのか、楽しみにしていました。

開催場所は、大阪・森ノ宮駅から徒歩13分ほどの住宅にある雑居ビルの一階にあるダンススタジオ。どの反物も自由に触って試着して良いという、貴重なイベント。ここまでの数の反物を一同に見られるチャンスはそうそう無いので、会場に足を踏み入れた途端に興奮状態!

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夏の着物たち。小千谷縮、近江縮、綿麻の雪花絞りなど。

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伊勢木綿、片貝木綿、会津木綿、米沢木綿など。

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わずかに、貴重なデッドストックの備後絣など。

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本場九州の呉服店だけあって、数々の久留米絣。160212-momenten09

絵絣は好きなんだけれど、やっぱり中途半端に田舎っぽいデザインには全く興味がわかず、欲しいもんは奥底からこっそり引っ張り出した作家物の久留米絣。モダンで綺麗でしょう!眼福であります!(金額は10倍違うので手は出ません…)

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今となっては貴重な西陣ウール。もう生産されていないデザインの反物に出会えるチャンス。

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40分ほどサクッと見て終了。

自分にとって大切なものは何か、悩んで選べず。人と同じ着物はなるべく避けたいので、デッドストックの備後絣か、綺麗色の片貝木綿か、真赤かマゼンダ色の米沢木綿か。本当は作家物のモダンデザインの久留米絣が一番欲しい。(木綿にその金額は一生出せないけれど)

 

■ 柳家喬太郎シークレット独演会

吉田食堂 プレゼンツ・シークレット落語会「喬太郎SECRET」へ。

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会場はくいだおれビル地下一階のZAZA Pockets。

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一般には公開されていない特別な会員だけに開催された落語会。さすがに 喬太郎師匠 は大人気で、会場内は通路も無いくらいに席がぎゅうぎゅう詰め。

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演目

一席目:家見舞 柳家喬太郎
二席目:花色木綿 笑福亭喬介(三喬師匠のお弟子さん)
三席目:ほんとのこというと 柳家喬太郎
 仲入り
四席目:錦木検校 柳家喬太郎

 

大爆笑の嵐で、久しぶりに 柳家喬太郎 師匠を堪能。良い会でございました!!!

 

■ ハンバーグ・ステーキ 勘之助本舗
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落語会のはねた後、夕食に「勘之助本舗」@道頓堀へ。激安価格でしっかりとしたステーキとハンバーグが食べられるというので、新規開拓。

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外観はなぜが和食屋か寿司屋のような佇まいなのに「ステーキとハンバーグの店」と大々的に宣伝が。

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エントランス入ってすぐ、謎の待合スペース(立ったまま待つ)。市松模様の壁面は本物の大理石。目線の高さにはなぜか超絶技巧の木製欄間。屋久杉を使って、伝統工芸士さんが作製されたらしい。(謎)

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店内はとても清潔感のあるすっきりしたインテリア。カウンター天板も床も大理石を使っていてお金かかってるけど、なぜこの色にしたのか意味がわからん(待合の黒白市松と合わんやろ)、天井照明が家庭的なシーリングライトだし、全体的に気を使っているようでいて実は味もそっけもないインテリアだけど、清潔感があるので良し。デザインなんかどうでもいいんだ、お料理が美味しければいいんだ。

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セットで付いてくるコンソメスープ。名物のポタージュスープはニンニクがたっぷりらしいので、ニンニクの入っていないコンソメにしました。ニンニク大好きよ、でも “ たっぷり ” って言われたら明日人に会うし、着物でニンニクくさいのヤバいし、やめた。(笑)

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アンガスステーキ 300g 。 赤身って感じのお肉で、ぐわっしぐわっし噛み締めていただきます。300gでもペロリと食べられました。これでスープとライスがついて1200円!

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特製ハンバーグ 300g 。 デミグラスソースも美味しくて、カットすると肉汁がじゅわ〜っと出てきて、ボリューミーなハンバーグ。これでスープとライスがついて1000円!

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サラダとか一切ありません。メニューはステーキとハンバーグとナポリタンのみ。その潔さがかっこいいですよね。余計なメニューを作らないことで原材料の無駄なコストをカットして、メインメニューをお安く提供してくれる、お客様想いのお店だとわかります。

お洒落さはゼロだけれど、綺麗なお店は女性一人飯もOKな感じ。大阪での安メシにはとても良いお店です。若いカップル、女性同士、男性同士、様々な人が集う人気がわかります。またガッツリお肉を食べたい時に行こう!

 

この日の着物コーディネートはこちら。★★★

 

【武藤奈緒美写真展「噺をせんとや生まれけむ」展】ご案内

 

お友達の写真家・武藤奈緒美さんの写真展【「東京かわら版」500号記念 武藤奈緒美写真展「噺をせんとや生まれけむ」展】が開催されます。武藤さんの人物写真はとても素敵なのです。

落語会情報雑誌「東京かわら版」噺家さんの撮影ではおなじみ。また着物雑誌「七緒」や上質なリサイクル着物では一番の「きもの青木」のウェブサイトのメインカット撮影でもご活躍で、着物撮影においてはピカイチ!(Love the Life のポートレート・勝野着物写真の撮影もお願いしています)

東京方面のみなさま、噺家さんの写真に会いに、ぜひぜひお運びくださいませ。

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会期:前期 2016年2月2日(火)〜2月14日(日)
   後期 2016年2月16日(火)〜3月6日(日)
   (前半は14日まで、後半は16日〜3月6日まで。2月15日は休み)
時間:9:00〜22:00 
場所:座・高円寺 B2F Galleryアソビバ 東京都杉並区高円寺北2-1-2

 

むーちょで候。 http://www.mu-cyo.com/

むーちょ写真日記 http://muucyo.exblog.jp/22228891/

 

合わせて第六回・高円寺演芸まつり(2/5 〜2/14)のイベントで「座・高円寺寄席」が2/13・14に開催されます。落語会と合わせて、ぜひどうぞ!期間中は連日落語会など演芸のイベントが目白押し!ぜひお着物で高円寺へ!

 

第六回・高円寺演芸まつり http://www.koenji-engei.com/2016/

座・高円寺寄席 http://za-koenji.jp/detail/index.php?id=1439

 

2016年 京都の落語会情報

いずれも江戸で大人気の落語家さんの京都での落語会。若干ですが、まだ残席あり!気になる方はお急ぎください!

柳家喬太郎 師匠の京都公演は、同じ週に大阪でのシークレットライブ落語会に行くため行きませんが、他の落語会には参ります。

特に 春風亭一之輔 師匠は超絶腹黒、抱腹絶倒間違いなしでオススメ!!!

 

柳家喬太郎 独演会@京都

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日時:2016年2月10日(水)18:30開場・19:00開演
会場:京都府立府民ホール アルティ
料金:前売¥3,600 (全席指定)
チケット:チケットぴあ/Pコード:446-599
     ローソンチケット/Lコード:52766
     他、セブンチケット

 

立川志らく 独演会@京都

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日時:2016年2月21日(日)13:30開場・14:00開演
会場:京都芸術センター 講堂
料金:前売り¥3,500 当日¥4,000(全自由席/整理番号順入場)
チケット:チケットぴあ/Pコード:447-365

 

桃月庵白酒 京都文博 噺の会 Vol.1

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日時:2016年2月28日(日)13:30開場・14:00開演
会場:京都文化博物館 6階和室
料金:前売¥2,500 当日¥2,800 (全自由席〈畳席〉)
チケット:チケットぴあ/Pコード:446-600
     ローソンチケット/Lコード:52770
     他、セブンチケット

 

■ 春風亭一之輔 春爛漫京都独演会

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日時:2016年4月3日(日)13:30開場・14:00開演
会場:京都府立府民ホール アルティ
料金:前売¥3,500 (全席指定)
チケット:チケットぴあ/Pコード:447-638
     ローソンチケット/Lコード:58720
     他、セブンチケット

2015.11.14. 人形劇と落語

東京時代からのお友達である、俳優・演出家である 大谷賢治郎 氏が大阪の人形劇団の演出を手掛けられた公演が京都であると聞き、初めての人形劇公演に行ってきました。

劇団は、大阪住之江区南加賀屋を拠点に活動する「人形劇団クラルテ」。
以前テレビでこの人形劇団を知り、とても魅力的な人形に興味を持っていたのです。それが 大谷賢治郎 氏の演出ですから、何があっても行きたくて。

公演名は「有頂天家族」。 http://uchoten-kazoku.tumblr.com/
原作は 森見登美彦 氏による日本の 小説 で、たぬきの家族が主人公の物語。

千年の都・京都。ここでは古来より、人に化けた狸と天狗が、人間に紛れて暮らしていた。
糺ノ森に住む狸の名門・下鴨家の父であり、狸界の頭領「偽右衛門」でもあった総一郎はある年の瀬、人間たちに狸鍋にされ、帰らぬ狸となってしまった。
遺された息子たち「下鴨四兄弟」の三男で「面白く生きる」がモットーの矢三郎と、それを取りまく狸と天狗と人間たちの奇妙で多彩なキャラクターが繰り広げる奇想天外なコメディドラマ。
父の死に秘められた真実とは? そして長男・矢一郎は次期「偽右衛門」になれるのか?

最近ではTVアニメーションにもなっているそうです。 http://uchoten-anime.com/

 

入場前に 大谷賢治郎 氏と久しぶりの再会。記念写真をパチリ!

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東京時代に公演を拝見しに行って以来8年ぶりくらいでしょうか。お元気そうで(相変わらず男前!)お会いできてとても嬉しかったです。

最近ではご自身が主宰の劇団「Company ma(カンパニー”マ”)」を立ち上げられ、東京を中心に活動されています。とても素敵な演出をされますので、東京の方はぜひ機会がありましたらよろしくお願いいたします。

 

ロビーでは公演ポスターの原画展も。採用された原画以外にも公募で集まった秀作がたくさん展示されていました。

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公演終了後には、ロビーで人形と人形を操っている俳優さんが一堂にお客様をお見送りしてくださいました。

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舞台を客席から見ているだけではわかりませんでしたが、思った以上に大きな木彫りの人形です。この人形が行う早着替え、頭・手足の全ての動きの操作、台詞言い回しの全てをお一人で行われるのです。人形を動かしながら感情を込めた演劇を同時に行うなんて、劇団員さんたちすごいです!一つの人形を三人で遣う文楽人形とは大きく異なりますね。

子供の頃に何度か学校公演で観たことがある人形劇を今でもおぼろげながら覚えています。とても怖かったり楽しかったり、子供の感受性にはとてもいいと思うのです。お子様をお持ちのみなさま、機会を作ってぜひ大阪の公演に足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

終演後、夜には京都造形芸術大学・春秋座 での 立川志の輔 独演会へ。

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 演目
・開口一番:「元犬」立川志のぽん
・一席目 :「ディアファミリー」立川志の輔
・一席目 :「柳田格之進」立川志の輔

 

馬鹿馬鹿しい「ディアファミリー」に抱腹絶倒、「柳田格之進」で涙涙に。久しぶりの 立川志の輔 師匠の落語、とても素晴らしかったです。

 

開場前の空き時間には食事をとるべく、Love the Life がデザインしたカフェへ行ってみました。

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休日に一般のお客様が 春秋座 の観劇前に利用されるのを初めて見たのですが、なんとなんとすごい人数の方が利用してくださっています。デザイナーとしてはこういうのが一番嬉しいのです。カフェをリニューアルして本当に良かったな。

 

春秋座 では、歌舞伎・狂言・能・日本舞踊・落語などの伝統芸能から、現代ダンス・演劇まで多岐にわたる公演が開催されています。見やすく小さめの箱で、とても良い劇場(歌舞伎の時は花道もできます)です。ご観劇の際には、ぜひLove the Life がデザインしたカフェを見てやってくださいませ。

 

芸能を満喫した、素敵な秋の一日でした。

 

2015.02.08. 立川志らく独演会@京都

着物で落語。年に一回京都で開催される、立川志らく 独演会@ 京都芸術センター へ。

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■ 京都芸術センター

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京都芸術センター は明治2年に建てられた「 旧・明倫小学校 」を再利用し、2000年に 京都芸術センター としてスタート。現在は演劇、アート、伝統芸能など、様々な芸術活動の拠点となっています。建物全体には昭和初期に行われた大改装でアールデコのデザインがたくさん施され、大正ロマンを感じるかわいらしい雰囲気が現在でも残っています。教室の床も無垢のフローリングにオイル塗装(懐かしいオイルの香りがします)。談話室なっている一般の方が利用できる教室も、机も椅子も昭和の木工家具のまま。曲げ加工がエレガントな階段の手すりも木。至る所に昔のままのなつかしい姿が残っています。一階には教室を再利用したカフェ「 前田珈琲明倫店 」も入っていますので、京都散策の足休めに、一般の方もご利用いただけます。

落語会の会場は、2階の講堂。

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ここも天井や柱型のモールディングなど、アールデコのディテールが残り、とても素敵な雰囲気です。残念なのは、後でつけられた天井の家庭的なシャンデリア。それも白色蛍光灯サ−クライン!「なんで、どういう思考回路でソレを選ぶかな?田舎の家のダッサイ応接間かっ!?」って突っ込みまくりたくなります。コレは速攻撤去すべき。照明は舞台用照明がしっかり設置されているので、これらの照明器具はすべて無くても照度は十分取れているので。

 

■ 落語

さて、落語の話ね。

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立川志らく 師匠、さすがに、お・も・し・ろ・いっ!!!

まくら話から大爆笑の連続!柳家喬太郎師匠との関わりから、いろんな噺家の悪口から物真似から、酒呑み呑んだくれの話から一席目「親子酒」への流れ。聴いた人は絶対に終演後に日本酒が呑みたくなるねぇ。塩辛をアテに日本酒が呑みたいぞー!(下戸だから一口も呑めないけれど)

二席目は「柳田格之進」。バッサリ余計な要素を削ぎ落とした構成で衝撃的!登場人物を淡々と演じることで、繊細な人の心の内面を描き出し、最後は感動しまくり号泣。久しぶりに落語で号泣したな。ああ、やっぱり志らく師匠はすごいわ!

 

開口一番 立川がじら「道灌」

一席目  立川志らく「親子酒」

二席目  立川志らく「柳田格之進」

 

同じ日開催@京都の 柳家喬太郎 師匠の落語会もすごかったらしい。志らく師匠と喬太郎師匠は大学の同窓生で、同じ落研だったんですって。志らく師匠が4年早く立川流に入門したので、兄さんになるのね。お互いにいじくりあって、切磋琢磨して、いい関係だな。

 

■ 勝野の着物コーディネート

雨模様だったので、着物はCMYK格子柄ウール着物+レモンイエロータイシルク半幅帯。

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帯締めはスカイブルーグラデーション三分紐(ゑり正)+うさぎの帯留め。

足元は黒下駄、黒足袋。下駄の歯がかなりちびてきて、歩きにくくなってきました。そろそろ新調せなあかんかな。黒下駄(雨下駄兼用)はよく履くので、一年に一回くらい新調しています。鼻緒は万能な白鼻緒+赤ツボ。歯の裏にはゴム無しを愛用しています。ゴムがある方がよくマンホールや石の上で滑ってしまうので、めっちゃ怖いんですよ。一回小雨の日に思い切り道路の石畳で転んでから恐怖。下駄を雨の日に履く場合は、ゴム無しをおすすめします。

会場では着物ひとり。京都なのにな、いつも落語会で着物の人ってめっちゃ少ないのです。なんだかなー。もっと普段着に着物を着ましょう!

 

落語会が跳ねた後、京の散歩はまた続きます。続きはこちら…☆☆☆

(昨年からキモノ記事が滞っていますね。いっぱいネタはあるんです。そのうち、少しずつアップしていきますね〜。)