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2017.02.14. 京都お散歩日記 真宗本山佛光寺 D&Department Kyoto

【4/3(月)タイニーハウスの映画「 simplife 」全国キャラバン上映会+オープンハウス@京都】の開催に向けて、D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学(本山佛光寺)へ打ち合わせに。

実は初めて行くんですよね…。随分と前から知ってはいたけれど、京都造形芸術大学に関わっていながら行かず仕舞いで、大変申し訳ない…。

今回初めてきちんとお店にも食堂にも伺ってみて、とても素晴らしいお店だということを痛感しました!!!(東京・九品仏のD&DEPERTMENT TOKYOには、東京在住時代には2000年のオープン時からよく通いました。雑貨も可愛かったし、お店用の備品やディスプレイ用に小物探しにも、深夜カフェ利用でもよく通いました。昔はカフェは朝方まで営業していたのよね。今は23時まで。)

 

重厚な御影堂門から入っていきます。門をくぐると広大な境内が広がり、立派な阿弥陀堂と大師堂があります。

本山佛光寺 御影堂門

本山佛光寺 左・阿弥陀堂と右・大師堂

本山佛光寺 阿弥陀堂と大師堂前にある枝振りの美しい枝垂桜


境内の奥・南側にD&DEPERTMENT KYOTOのショップがあります。

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 ショップ 外観

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 ショップ エントランス

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 ショップ 看板

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 ショップ 内観

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 ショップ 内観


和室の後の小部屋もあります。

商品はリユース&新品の家具、食器、書籍、オリジナルプロデュース雑貨から、京都の名品まで。

京都土産にできる老舗店の食材もいろいろあり、うね乃さんのお出汁もあります!

なんと、日本一(いや、世界一やと思われます)の自家焙煎珈琲「珈琲美美」のコーヒー豆発見!九州に行かずに京都で買えるなんて!(涙)

ショップの左端にあるギャラリースペースでは、森正洋の平形めし茶碗展」が開催中でした。100種類のお茶碗が勢ぞろいで、どれも可愛いデザイン。(森正洋さん大好きで、こんなに人気が出る前、もう20年近く前に波佐見の白山陶器本社までデッドストックの食器を買い付けに行ったなぁ。

 

ショップを堪能した後、dd食堂(カフェではない、食堂だよ)へ。元・宿坊をお店として使用されています。現在でもお寺のイベントがあるときは、食堂ではなく、宿坊として使用されることもあるそうです。

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 dd食堂 外観

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 dd食堂 看板

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 dd食堂 縁側


dd食堂内の家具は、なんと、長大作先生の家具ですよ!!!こんな一流の家具に腰掛けながら、お茶できるなんて、なんて素晴らしい空間なんでしょう♬

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 dd食堂 内観

D&DEPERTMENT KYOTO by 京都造形芸術大学 dd食堂 内観


 

時間的に夕方遅くだったので、限定10食のパフェはなかったので、柳櫻園の抹茶と手焼き最中のセットと、クリームあんみつ(麩嘉のお麩・津乃吉の黒豆・中村製餡所のあんこ)と、中山珈琲焙煎所のコーヒーをいただきました。

ご飯ものなども野菜を京都八百一から仕入れていたり、食材のひとつひとつを、ロングライフな京都〜丹後地方の名店からセレクトしたもので全て構成されれいるこだわりに感服!素晴らしいです!

柳櫻園の抹茶と手焼き最中のセット

クリームあんみつ(麩嘉のお麩・津乃吉の黒豆・中村製餡所のあんこ)と、中山珈琲焙煎所のコーヒー


 

自分ち用に買ったもの。「珈琲美美」のコーヒー豆と「志ば久」のしば漬け。

「志ば久」のしば漬けも、なかなか京都市内でも買えるお店が限られているので、こちらで手に入るの、めっちゃ嬉しい。なんでもっと早くに来なかったんだろう…。

梱包材は、ショップの軒先で回収している、一般の方から集められた様々なお店の紙袋を再利用。このアイデアもさすが!うちにもたくさん紙袋がたまってきているので、D&DEPERTMENT KYOTOに持ってこようと思います。

 

さて、【4/3(月)タイニーハウスの映画「 simplife 」全国キャラバン上映会+オープンハウス@京都】にみなさまお越しくださいますこと、心からお待ち申し上げております!

 

2017.02.14. St. Valentine’s Day.

今年もやってきました、チョコレートの日!

海外では男性から愛する女性へ、プレゼントを添えて愛を伝える日。日本では女性から男性へ、愛を込めてチョコレートを贈る日。もちろん愛する人へ、日頃からお世話になっている人へ、そして自分へチョコレートを贈る日。

ウチではチョコレートなどお菓子を手作りすることは一切なく、毎年美味しそうなショコラティエやパティスリーで、チョコレートを買うことにしています。

今年は2箇所のチョコレート。ヤギに贈ると言いつつ、勝野が半分以上食べちゃうんですけどねぇ。(笑)

 

ひとつは、ダンデライオンチョコレート@東京・蔵前の B to B <Bean to Bar=カカオ豆の選定・買付から板チョコ(タブレット)製造・販売まで全ての工程を一貫して行う>ショコラティエのチョコレート。

藤井大丸の1F正面玄関前特設スペースで、催事出店されているのを偶然発見し、板チョコをGET!東京・蔵前は、東京時代に住んでいた場所。我々が引っ越してから、随分とおもしろい街に変化しつつあるエリア。(なぜか去った場所が栄えていくんだよなぁ…。)

カカオが80%または70%入っているビターチョコレートで、柑橘系やベリー系のフルーティーなフレーバーのものを2種セレクト。こちらの板チョコは、一種類のカカオ豆のみで作られているシングルオリジン。こっくり味わい深くて、とても美味しいチョコレートです。

東京・蔵前のお店にはカフェも併設されているみたいなので、東京に行く際に訪れてみたいと思います。

 

もうひとつは、最近大人気の「BELAMER(ベルアメール)京都別邸」@三条堺町東のチョコレート。

三条通、分銅足袋さんのお隣です。京町家を改装した建物の雰囲気も良く、道行く人がどんどん引き込まれていきます。曜日によっては、行列ができるみたいです。以前から前を通っては気になりつつ、今回初潜入。2階には喫茶室もあるので、次回はゆっくりとチョコレートケーキやチョコレートドリンクをいただこうと思います。

パッケージが華やかで、とても美しい!お土産にも素敵です!!!

今回選んだのは、「パレショコラ& マンディアン」シリーズ・直径6cm厚さ6mmのまあるい板チョコ。

60種類もあり、見た目もとても可愛らしく、選ぶのに時間がかかりました。京都丸久小山園の抹茶を使った「抹茶ブラン」、京都の日本酒・玉乃光のジュレ入りビターチョコ「玉乃光」、他フルーツフレーバーで気になるものを選びました。他にもいろいろ試してみたい種類があるので、何度か通うことになりそうです。(笑)

 

京都では、続々と新しいショコラティエやパティスリーがオープンしています。

三条通には昨年10月に「ジャン・ポール・エヴァン」の日本初の路面旗艦店がオープンしました。(「BELAMER(ベルアメール)京都別邸」からもすぐ近く)お店の前は何度も通っていますが、いつも混んでいるのでまだ未開拓。東京では六本木のお店によく行っていましたが、久しぶりに美味しいチョコケーキをイートインしに、近いうちに行ってみようと思います。

 

2017.02.11. 柳家喬太郎独演会@京都へ

柳家喬太郎独演会@京都

久しぶりに柳家喬太郎独演会@京都府立府民ホール「アルティ」・夜の部へ。

昨晩から雪が降ったり止んだりのお天気なので、雨仕様の着物でお出かけ。(何度か登場しているコーデなので写真なし)

バレンタインデーも近いので、喬太郎師匠へチョコレートを差し入れ。受付で預かってもらうだけで、お会いすることは叶わず。(ホール落語なので当然ですね。師匠に会いたい時は東京の寄席に行きましょう♬)

演目:一席目「家見舞」柳家喬太郎

   二席目「雛鍔」春風亭正太郎

   三席目「白日の約束」柳家喬太郎

     仲入り

   四席目「錦木検校」柳家喬太郎

 

な、なんと、開口一番から喬太郎師匠ご本人が登場!「遅れてくる人が悔しがるように、とっておきの演目を一席やっちゃおうね〜」と一席目「家見舞」突入。大御所のお師匠さんが前座噺をやるってぇと、そりゃぁ素晴らしいに決まってる。大爆笑。

二席目は、ゲストの春風亭正太郎さんの「雛鍔」。子供が出てくる微笑ましいお話で、会場全体がほんわかした雰囲気に。まだ二ツ目さんなので、今後に期待。

三席目は、新作の「白日の約束」。初めて聴く演目。バレンタインデー&ホワイトデーの時季にちなんで、このお噺を。あらすじは「30代後半になって初めてできたガールフレンドがホワイトデーに『覚えているよね、今日の約束?』『今日はなんの日か?』と言ってくる。主人公はピンと来ないが…。『日本人なら30過ぎたら忠臣蔵でしょう!?』という名言が飛び出す」シュールなお噺。

四席目は、古典の「錦木検校」。喬太郎師匠のおもしろさと恐さ、人情と狂気、が表裏一体に出てくる演じっぷり。最高潮に盛り上がる場面で、突如最前列のお客様が席を立ち会場を出て行くハプニングも!(笑)なんだかんだありつつ、最後は涙…。久しぶりのキョンキョンワールド、堪能いたしました!

 

料理処 はな

落語会がはねた後は徒歩で帰宅しつつ、久しぶりにご近所の「料理処 はな」@川端冷泉にてお夕食を。ソムリエでもあるマダムが、ご出産&産休から復帰されて、お料理もサービスも元のレベルに戻ってきました!やっぱりマダムが居ないとね〜。

前菜:プロシュート・コット(讃岐豚のハム)トマトとルッコラ添え

揚物:牡蠣(岡山・赤穂)とズッキーニのフリット

パスタ:天然ひらめ(三重)菜の花と自家製からすみのスパゲットーニ

焼物:鴨ロース炭火焼 自家製柚子胡椒と

デザート:お濃茶アイス


どれもこれもとても素晴らしいお料理で、堪能いたしました。

お濃茶アイス(柳桜園の抹茶使用)は、どこのお店よりも抹茶が濃く、風味豊かでとても美味しいのです。多分、世界一!絶対おすすめ!

 

★【4月4日 中之島深夜寄席 第一回】のご案内★

桜の満開になる季節【 中之島深夜寄席 】が始まります!お仕事帰りに落語でほっこりしませんか?

■桂佐ん吉・桂ちょうば/4月4日(火)第一部20時〜・第二部21時〜(各回50分)/中之島SPINNING/第一部1500円・第二部700円・二部通し2000円/当日受付のみ自由席/きもの割引200円

詳細はこちら → ●△■

 

2017.02.05. 「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展へ

■ 「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展

会期終了も近づく中、 「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術 -利休の愛した美-」展@京都国立近代美術館へ。(*雨天のため洋服で…)

とても、とても、素晴らしい展覧会でした!!!

樂家の始祖=初代・長次郎から始まり、樂家の個性的な作陶技法を成り立たせてきた2代、3代に本阿弥光悦の影響、利休の影響が大きく加わり、昭和に入ってキュビズム具体美術の影響も加わり、現在の15代まで一子相伝で続く、樂家の創作の全てを拝見することができました。

3月14日からは、東京国立近代美術館にて巡回展示が始まります。伝統工芸、デザインに関わる人は絶対観るべき展覧会です。合わせて、コレクション展も観られることをお勧めします。

 

カレー専門店 ビィヤント

展覧会後は、カレーが食べたかったので、久しぶりに「カレー専門店 ビィヤント」@聖護院東大路西へ。おばちゃんも元気そうでよかった!

野菜サラダ、カツカレー(野菜カレー/中辛)を。薄っぺたくて香ばしいカツがたまりません!

 

■ カフェ source. 

食後にはウチへ帰る道すがら、カフェ「source. 」@神宮丸太町交差点すぐで、デザート&お茶を。

こちらのお店、ご飯ものは量が少なくてイマイチなのですが、デザートが自家製でとても美味しいのです。コーヒーも自家焙煎珈琲「WEEKENDERS COFFEE」さんの豆を使用するこだわり。

閉店時間が早まってから行く機会が減りましたけど、インテリアデザインもカッコイイし、すぐ近所なのでありがたいカフェです。カウンター席にはコンセントもあるので、ノマドワーカーにも重宝されるカフェです。

コーヒーはテイクアウトもできるので、お天気の良い日にコーヒーを買って、岡崎界隈や鴨川をぷらぷらお散歩してみようと思います。

素晴らしい展覧会を観られて、充実した1日でした!

 

2017.02.04. 「幻の水」シルビア・ウォン展へ

京都市立芸術大学の大学院に通う、中国人(広州人)の友人である、Silvia Wong(シルビア・ウォン)さんの展覧会「幻の水」展@祇園へ。Silvia Wong(シルビア・ウォン)さんは、大学院で日本の染色織物の探求をしながら、現代美術作品の創作活動をしています。大学が休みの期間には、年に何度か北陸〜東京でも展覧会をするなど、精力的に活動中。

ギャラリーの一階スペースでは、オーガンジーの生地にイエローに染めた化学繊維の糸を熱で融着させた作品を、ゆったりと展示。風に揺らぐシルエットが美しく、壁面の影もたゆたう、儚げで美しい作品。

暗幕に覆われた二階スペースでは、蛍光色の円形パネルから流れ出る水の作品。水の揺らめきがキラキラと感じられる作品。照明を暗転させると、糸の結び目が蛍のように光り出します。

シルビアさん、素敵な作品でした!来年度の大学院での研究成果も楽しみにしています!

彼女は30代にして日本留学を決め、全て自費と奨学金のみで日本の芸大を卒業し、現在京都市立芸術大学の大学院に通う才女。日本に来た時は全く日本語ができなかったのに、約1年で日本語の読み書きまで可能な通訳できるレベルまでマスターした勉強家。日本人でも難関である京都市立芸術大学の大学院も、一発合格の素晴らしい人材。

中国では都市計画と建築も学んだプロでもあります。日本人よりも日本のこと(日本の寺社仏閣・日本庭園・日本の染織り・日本文化全般・日本の建築デザイン&インテリアデザイン)にも詳しいです。これから来春にかけて日本で建築・インテリアデザイン関係の事務所などに就職ができれば幸いなのですが、どなたか、中国・香港・台湾のプロジェクトなどで即戦力になり、語学(北京語・広東語・英語・日本語)に堪能な人材が欲しいって事務所の方いらっしゃいませんか?(*大募集中!)

 

■ 京風お好み焼 夢屋

シルビアさんとお別れして、展覧会後は、ウチの近所の夢屋で夕食。

京風べた焼きと塩焼きそば。いつもながら、美味しゅうございます〜。

 

2017.02.02. 着物コーディネート

着物の展示会まわりの日の着物コーディネート。

藍染の幾何学文様総絞り小紋着物+山吹色の杢目文様板刷り染め名古屋帯(熊谷好博子作)。

帯揚げは、竹柄紋意匠地に藍色の濃淡グラデーション染め(ゑり正)。

帯締めは、藍色の冠組(道明)。帯がシンプルなので、アレンジして締めてみました。が、、、動いて擦れると形が変になっていくため、帯締めが外れそうな感じになってしまうので、午後から普通に締め直す。(結び方が間違ってたのかしら?アレンジ結び、誰かにちゃんと教えてもらわな。)

羽織は、黒地に鳩柄のアンティーク羽織(お袖も長い)で。羽織は紋付ですが、普段のお出かけの場では全く気にしませ〜ん。普通に着ちゃいます。

藍染の着物、やっぱり色落ちしました!ヤバい!

半襟も一部擦れた部分が青く染まってしまいました!半襟は洗えば落ちるけど、帯はヤバいよね。今回はあまり帯に色は移っていない気がするけど、暖かくなってきて帯周りに汗かいた時はヤバいな。白帯に憧れるけど、無理だな。黒帯か濃い色の帯のみのコーディネートで考えなくっちゃ。絞りの景色や風合いがとても気に入っている着物なので、うまく着まわしましょう♬

藍染が色落ちすることは多々あるので、着物初心者のみなさま、要注意です。久留米絣や昔の浴衣などは、必ず色留め加工をしてからお仕立てします。だけど、色留めしても色落ちはしてきますので、下着や上に着付けるもので、色移りが気にならないものを上手にコーディネートしましょう。

『必ず色落ちすると言われる、藍染』ですが、色落ちしない本藍染をできる工房もあるのです。そのお話は、またいつかね。

 

2017.02.02. 着物展示会まわり 藤井絞&竺仙

藤井絞 展示会

【第9回呉服業界若手経営者の会】からの繋がりで、朝から藤井絞さんの展示会にお伺いしました。

7年前、金麦のCMで檀れいさんのお召しになった雪花絞浴衣(浴衣:藤井絞+張正/呉服店:東三季/着付スタイリング:コバヤシクミ先生)が大きく話題になってから、大好きな雪花絞浴衣。東三季さんでその夏に唯一仕入れておられた、たった一本の貴重な藤井絞さんの雪花絞浴衣を速攻手に入れました。毎年夏にはその浴衣を着ていますが、今見ても、最高の色の走りで、万華鏡のように美しいのです。(*一生もんです大事に着ます!)

通常呉服店では数本の絞り浴衣があるだけで、毎年いろいろ見てみるものの「コレは!」という出会いに恵まれないまま数年。様々な技法で制作された数百反もの浴衣を一同に拝見できる機会はないので、恐れ多く思いつつお伺いしたのです。

一階のスペースでは、貴重な正絹の絞り作品を拝見。さりげなくも美しい技巧の凝らされた美しい絞りの反物たち。ため息。

 

二階では、どどど〜〜〜ん!夢にまで見た、絞り浴衣の反物天国!(すでに興奮MAXでわけがわかんなくなっています/笑)

大胆なデザインの板締め絞り。宝石のような江戸切子のような輝く雪花絞り。シックなものから艶やかなものまで様々な雪花絞り。職人技が光る手の込められた板締め絞り、縫締め絞り、竜巻絞り。どれも素敵で、ああ、本当に素晴らしい。眼福のひととき。

そして、ずっと見ていたいのだけれど、午後の展示会の予定があるため、時間切れ。後ろ髪引かれつつ、藤井絞さんを後にします。藤井様、とても貴重な機会をありがとうございました!(後日また「藤井絞祭」に行くのですけれど)

 

京洋食まつもと

ランチは「京洋食まつもと」で。

特別な逸品のビーフシチューをいただきました!濃厚な大人味のデミグラスソースの味わいが、柔らかいビーフと相まって、極上の美味しさ!

食後には美味しいコーヒーをいただきつつ、着付師・吉澤暁子先生と色々お話もでき、至福のひととき。「着付けは、理論」というお話に、興味津々。吉澤先生、お忙しい中、ありがとうございました!

そして、次の展示会へ。

 

竺仙 新作発表会

一般人は通常入れない竺仙新作発表会@京都へ。昨年から姫路の呉服店さんのご好意で、店主様と一緒にお伺いしています。今年もご近所着物会のみなさまと。

(*竺仙新作発表会は特別な取材以外では撮影禁止のため、写真はありません。東京展の様子は、きものカンタービレ♪さんの取材記事でどうぞ → ●△■

 

ご一緒した美人のSさんと。以前お会いした時に、たまたま出た「アンティークの鳩柄羽織持ってんねん」話から、示し合わせて、この日は双子コーデにしてみました。

図案の鳩が似てる似てる!顔つきも、飛ぶ姿も!きっと昭和初期、同時代に作られたものなのでしょう。見事に黒羽織と赤羽織に別れたのは、それぞれ羽織とのご縁ですね〜。


アンティークは卒業したと言いつつも、大好きで手放せないアンティーク着物たちも数点あるのです。久しぶりに日の目を見せてあげられる良い機会になりました。

竺仙展示会では、コーマ地・綿紅梅・絹紅梅の浴衣から、江戸小紋、琉球紅型まで竺仙の主力商品が一同に拝見できる貴重な機会。それはまたワクワクしながら、いろいろ拝見していると、あっという間に時間は過ぎて。

十分拝見して試着して満足して、展示会からおいとました後、YちゃんとFOB.A(元FOOB-COOPのCAFE)で一服。冷たいドリンク飲んでヒートダウン。(笑)

 

夜は、5ヶ月ぶりの「草喰 なかひがし 2月席」へ。(3月に入ったら公開予定)こちら → ●△■

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

勝野の着物デビュー 第一歩の記録

勝野の着物デビュー(11年前)への第一歩の記録。懐かしいから、再掲載。

http://www.lovethelife.org/li…/archives/2006/…/post_137.html

 

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最初の履物は浅草の辻屋本店。足のサイズに合わせて、鼻緒をぴったりに挿げてもらう。

最初の草履、大好きなこの草履を10年履き続け、先日お亡くなりに…。同じのを探しても見つからず、今度東京に行く時に、辻屋本店さんにご相談に行こうと思います。

 

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最初の扇子は、浅草の文扇堂。渋扇(柿渋が塗ってある)の女性用サイズがあるのはココだけ!さすが粋な浅草!(全国の老舗扇子屋で探してみても渋扇は男性用サイズしか扱ってない)

お店のウェブサイトはこちら → ●△■

 

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最初の足袋は、浅草寺裏のめうがや。足を計測してもらい、0.3cm刻みの既製品(細型・中型・太型・他多種類の既製型がある/特注お誂えも可能)の中から綿キャラコのしっかりした足袋をいただく。アイロンいらない、足にぴったり、なのを最初に体験してしまうと、足袋屋の足袋しか履けない。女性サイズの紺足袋と黒足袋(足袋裏が黒じゃないとね)があるのもココだけ! 

お店のウェブサイトはこちら → ●△■

 

着物はじめ、最初の第一歩こそ、小物からでも本物の良いものをお勧めします。

 

【4月4日 中之島深夜寄席 第一回】のご案内

桜の満開になる季節、Love the Life・勝野屋 一押しの上方若手落語家・桂佐ん吉さんの新しい落語会が始まります!【平成28年度 咲くやこの花賞】も受賞され、現在乗りに乗ってる佐ん吉さんです!

大阪・中之島の川のほとりで、お仕事帰りに落語でほっこりしませんか?

夜遅めから始まる深夜寄席です。事前予約無し・当日受付のみ、時間帯も20時開演と21時開演の二部構成で、ご都合に合わせてどちらかだけでも参加可能です。

会場は北浜駅からすぐの中之島SPINNING。小さな箱で、和気あいあいと気軽に楽しめる落語会です。落語会の終演後や休憩時間には、桂佐ん吉さん、桂ちょうばさんとの写真撮影、握手、サインなどもOKです!どんどんSNSでも広めてください!

勝野も当日受付とお茶子をしていますので、どうぞみなさま、お誘い合わせの上、お運びくださいませ。<きもの割引>もあるよ!!!

 

【中之島深夜寄席 第一回】

出 演:桂佐ん吉桂ちょうば

日 時:2017年 4月4日(火)

    第一部 20:00開演/第二部 21:00開演(各回50分)

    開場 19:30〜

会 場:中之島SPINNING(受付2F・会場3F)大阪市中央区北浜2-1-14

木戸銭:第一部 1500円/第二部 700円/二部通し 2000円(お得です!)

    当日受付のみ 自由席/きもの割引 200円引

アクセス:大阪市営地下鉄御堂筋線淀屋橋駅・京阪本線淀屋橋駅 徒歩7分

     京阪本線北浜橋駅 徒歩5分 京阪中之島線なにわ橋駅 徒歩5分

企画:Love the Life勝野屋

お問い合わせ:<info@lovethelife.org>まで