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2017.01.31. 着物コーディネート

【第9回呉服業界若手経営者の会】の日の着物コーディネート。

薄浅葱色(うすあさぎいろ)地に植物文様の型染め紬着物+白地ジオメトリック柄織り出し名古屋帯(勝野屋)。

帯揚げは、イエロー色ストライプ綸子(勝野屋)。

帯締めは、イエロー色ちりめん組四分紐(勝野屋)。

帯飾りは、勝野屋オリジナルキラキラ帯飾り

足元は、白の三段草履(伊と忠)。草履は足先をほっそり見せたいので、細形しか履きません。伊と忠さんの草履の台は細形で、すっきりしていて、とても勝野好みです。

 

普段着着物に、勝野屋の差し色小物。自分で自画自賛ですが、とっても明るくなってイイ!

WEB SHOPに掲載していないものは、お問い合わせくださいませ。

 

2017.01.31. 【第9回呉服業界若手経営者の会】へ

恐れ多くも【第9回呉服業界若手経営者の会】@ 京都市国際交流会館に参加してきました。

呉服業界を何とかしていくべく、熱意のある方々(メーカー・工房・呉服店・職人・着付師・デザイナー・IT関係者など様々な業種が集う)のご参加で、とても勉強になるお話を拝聴できました。

主たる議題は「成人年齢引き下げによる成人式のあり方と着物の未来」

現在は成人年齢20歳により、成人式の開催は1月またはお盆など若者の帰省時期に合わせて、各地方で各々行われています。

新成人のセレモニーは、現在ではほとんどの若者が楽しみにしており、早い方ではご家族と一緒に高校生の頃からご準備を始められます。大学受験も終了し、大学二年生にあたり、大人としての意識の芽生えも感じられる頃であり、とても成人式を迎えるには良い時期であると思います。

それが公職選挙法が18歳に引き下げられたことに合わせ、「民法の成人年齢も18歳に引き下げよう」と今国会で議論されているのです。成人年齢の引き下げは、飲酒・タバコ・選挙権だけではなく、刑法・商取引法など様々な事柄が含まれます。一般的にはまだまだ子供だと感じられる18歳の若人達が、大人としての自覚を持っていようと持っていまいと関係なく、民法が制定されてしまえば、法律に従うしかなくなります。その重要性について、今後子供と親への教育を含め、社会的認知をどのように行っていくのか、目が離せない重要事項です。

そして、呉服業界に至っては、成人式関連の費用(呉服業、製造業・レンタル業・リサイクル業・美容着付け関連業を含む)に関する割合も高い現在、成人式が18歳になった場合、これから未来に向かってどうしていくの???という大問題についてのお話でした。詳細と様々な思いは、会に出席された方々の御心にありますので、ここでは省きます。


勉強会の後、懇親会にも参加してきました。(*当日懇親会キャンセルも出ていたようで、お料理もいただけました♪)

「京洋食まつもと」のお食事をとても美味しくいただきました。(特製カレーもあったよ)

100人分ものお料理、前日からの仕込みも大変だったかと思います。「京洋食まつもと」松本様吉澤先生、誠にありがとうございました!


懇親会の乾杯の音頭は、門川大作京都市長。「京都の日本酒で、乾杯!」

懇親会が盛り上がる中、きくちいまのご挨拶。素敵な装いでございました。(ちゃんと撮影させていただけばよかった…)


最後に、栗山工房の西田裕子様と記念撮影。「身長とか似ているので、お互いに親近感があって、ずうっと前からの知り合いみたいな感じがするね〜」と。西田様、初対面なのにいろいろお話できて嬉しかったです。ありがとうございました!

8割の以上の方がお着物で、会場の皆様の素敵な装いをもっと撮影させていただけばよかったな。(反省)

 

呉服業界のアレコレは、まだよく知らないことが多々あります。不勉強ながら、端っこの方から、着物好きとして、ちょっとずつ着物に関わっていけたらいいな、と思います。

まずは【 自分にできること=着物って楽しいよ 】ってことを、少しでも広めることでしょうか。

どんな場所へも、どんな場合でも、着物でお出かけ楽しいよ!!!ルールがあっても自分流のルールでよいし、邪道オッケー、好きに着ればいいんだよ!!!おしゃれに、楽しく、ウキウキと!!!

 

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2017.01.29. 着物コーディネート

「京都文博噺の会 Vol.4 桃月庵白酒独演会」の日の着物コーディネート。

夕方から雨予報だったので、旧暦正月に着たかった晴れ着物(色無地小振袖)を諦め、撥水加工された正絹着物のコーディネートに。

浅縹(あさはなだ)色地に松梅椿ススキなど植物文様の紅型風小紋着物(撥水加工)+茶色地枡形漆押し名古屋帯。

帯揚げは、薄水色のちりめん。

帯締めは、孔雀青色の冠組。

帰る夜半には、雨は思っていたよりも大雨となり、さすがの撥水加工着物でも裾から染みてきて帰宅。そろそろ八掛も裂けてきてるし、洗い張りの時期かな。みなさ〜ん、撥水加工の着物は何枚かあるととても便利ですが、裾は短めに着付けるなど、雨量にはご注意を!(笑)

 

2017.01.29. 「京都文博噺の会 Vol.4 桃月庵白酒独演会」へ

今回で第4回目の開催になる、京都文化博物館の落語会「京都文博噺の会 Vol.4 桃月庵白酒独演会」へ行ってきました。この落語会の初回が桃月庵白酒さんで、その会がめちゃくちゃおもしろかったので、すっかり常連です。

会場は大広間和室のうち、第三回目までは移築された能舞台のある隣の和室だったのですが、能舞台が和室の端にあるため、端の方のお客様から見えづらい位置にあったんですよね。その問題点を解決するため、今回から普通の和室に高座を設える形式になりました。これでお客様がどの位置から見ても、とても見やすくなりました。

今回は開場時間15分前に並んでも、すでに長蛇の列、当日券も出ないほどの盛況ぶり。めっちゃ人気の出る落語会となってきてしまいました。今後はチケット争奪戦だな。

演目:開口一番「子ほめ」桃月庵ひしもち

   一席目  「粗忽長屋」桃月庵白酒

   二席目  「笠碁」桃月庵白酒

      仲入り

   三席目  「明烏」桃月庵白酒

 

またまた三席たっぷり大盤振る舞い!どの演目も古典落語で、ブラック毒盛り満載で大爆笑!ああ、白酒師匠は現在脂の乗りっぷりが最高なので、ぜひみなさまもどこかで白酒師匠の落語会をご高覧くださいましね。

 

落語会がはねた後は、「ふつうの家04」クライアントである香港人ご家族との会食のため、東山「THE SODOH higashiyama kyoto」へ。

パーティー以外でレストラン部門に訪問するのは初めてですが、とっても良い空間でした。子連れの外国人へのサービスも、お料理の内容もお味もとても素晴らしかったです。

強いて言えば、全体的に照明が暗すぎて、廊下もトイレ前も暗すぎて、どこがトイレのドアかわかんないので、照明デザインは要所要所の目的をきちんと再考して、要素として必要な照明は組み込むべきかと思います。ご老人や酔っ払った方がトイレ迷子になっておられ、右往左往されているのを、何度か自分が行くついでに通りがかりにお助けしましたよ。

 

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2017.01.28. 着物コーディネート

京町家ゲストハウス内覧会の日の着物コーディネート。

旧正月元旦に当たる日なので、色無地小振袖を着ようと予定していたけれど、小雨予報と夜のゲストとの会食が延期になったので、普通の着物で華やかめのコーディネートにしました。

黒地総絞り小紋着物+黄色地に蝶柄紅型染め名古屋帯。

帯揚げは、赤色のちりめん。

帯締めは、緋色の冠組(道明)。

帯飾りは、勝野屋オリジナルキラキラ帯飾り

足元は、最近10年履き続けてきた黒草履を履きつぶしたので、伊と忠さんの黒草履を初おろし。

次の日も着物です。つづく…

 

2017.01.28. 京町家ゲストハウス内覧会からKICCAへ

京町家ゲストハウス内覧会の後は、能口祥子先生の主宰されているきものカラーコーディネーター協会・KICCAへ。

お昼ご飯を食べていなかったので、KICCAへ伺う前にヤギとご飯するべく、「COFFEE BOOKS さんさか」@御池間之町上るに立ち寄り。

チキンカレーとコーヒーをいただきます。玉ねぎたっぷりフルーティーな味わいのチキンカレーはとても美味しゅうございました。ネルドリップコーヒーのまろやかな味わいも素敵。

 

ヤギと別れて、KICCAへ。目的は、たかはしきもの工房さんの和装下着・小物の試着会へ伺うため。関西での試着会はとても貴重な機会なので、ぜひ伺いたかったのです。

呉服店に勤める着物友達は、みんな口を揃えて「たかはしさんとこの下着はいいよ〜。特に和装ブラは絶対オススメ!」って言うのです。きものサローネでもご出展されていましたが、自分も出展者のため全く見学に行く余裕なく、いつか実物を拝見したいな〜、と思っていました。

店主の高橋さんに身体に合う下着類をお見立ていただき、一通り試着させていただきました。試着の結果、とても良かった!!!(*下着類なので写真はありません。)

胸が大きくどうしてもすっきりしないしない方も、胸が小さく着姿が貧弱に見える方も、ぜひたかはしさんとこのキモノブラはお試しあれ!

それと、裾除けの締め付け具合がすごかった!お尻もお腹も3cmは引っ込んだ!(笑)

自分もまだ着用後の着物写真撮影はしていませんが、近日お試ししたいと思います。

 

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2017.01.28. 京町家ゲストハウス内覧会

素敵な京町家ゲストハウスの内覧会に参加してきました。建築インテリアデザイン設計はtgDESIGNWORKS・後藤たまみ先生です。

場所は烏丸御池駅からほど近く、姉小路釜座。京町家が数棟続く長屋のど真ん中。元は呉服業をされている会社の事務所兼住まいとして使われていた町家を、一棟貸しのゲストハウスとしてリノベーションされたとのこと。名前は「みかさ」。まるっと愛らしい響きから、女将さんが命名されました。

 

玄関を入ると土間続きにミニキッチン+ダイニングスペース。

 

土間から上がってリビングルームへ。上り口にも秀逸な気遣いの造作。

 

一階から二階のベッドルームへ抜ける吹き抜けと、奥庭に続く明かり窓が気持ち良いい。

 

リビングルームからカッチョいい洗面バスルームへ続きます。奥庭からの明かりが入るバスルームはとっても気持ちいい!

 

洗面バスルームの出入口周り。職人泣かせの鬼納まり!

 

二階ベッドルームへ。

 

ベッドルーム全景。

 

窓辺の障子と、ベッドサドイドブラケットライトの装飾格子の素晴らしいこと!

 

ベッドルームから奥へ続く、小さな茶室っぽい和室。

 

 

たっぷりとディティールの隅々まで見学させていただいた後は、リビングルームで京都造形芸術大学の先生や学生さん達とほっこり。ゲストハウスの名前の由来である「みかさ」=永楽屋さんの三笠をいただきました!永楽屋さんの三笠(東京ではどら焼き)は、関西では一番美味しいんです。関西では、東京で一番美味しい「上野 うさぎや」に匹敵するお味です。このセレクト、さ・す・が、でございます。

 

こちらの素敵なゲストハウスですが、遠方からでも関西圏からでも京都の地元の人でも、泊まってみたい方いらっしゃいませんか???

2月いっぱいお試し宿泊期間で、正規価格の半額(お一人1万円以下)で宿泊できます!!!特別ルートを通じて、ご予約問い合わせ可能ですので、宿泊してみたい方、勝野までご連絡くださいまし。(自分も泊まりたい…)

 

正式オープンは3月1日。ウェブサイトは現在製作中とのこと。3月1日以降は正規価格(お一人2.5万円くらい)になります。今だけ、お得ですよ〜ん。

 

2017.01.28. 【旧暦・春節】新年おめでとうございます

素晴らしいお天気であたたかな日。

新しき門出の日に、気持ちも新たに、晴れ着をまとって過ごしたいと思います。

今日は旧暦・太陰太陽暦のお正月(春節)元旦にあたります。出会う方々に新年のご挨拶をしてみましょう。

 

(本当は新暦のお正月中にチャレンジしなかった黒留袖が着たいけれど、さすがに恥ずかしいので、普通の着物で出かけよう。明日は香港人との会食があるので、晴れ着にしよう、っと。お江戸の黒装イベントうらやまし…)

 

2017.01.24. 吉田食堂「続続 松之丞見参‼︎」へ

吉田食堂 presents「続続 松之丞見参‼︎」ZAZA POKET’S講談師・神田松之丞さんの独演会に行ってまいりました。

昨年の夏に京都にて、落語芸術協会の若手ユニット「成金」メンバーの柳亭小痴楽さん、瀧川鯉八さん、神田松之丞さんの会「旅成金☆in京都〜小痴楽、鯉八、松之丞三人会〜」が開催され、そこで松之丞の講談を初めて拝聴し、とても感動し、いつか独演会でたっぷりと講談を聴いてみたいと思っていたのです。

今回は四席たっぷり!

演目:一席目 「山田真龍軒」神田松之丞

   二席目 「トメ」神田松之丞

   三席目 「雨夜の裏田園」神田松之丞

     仲入り

   四席目 「天保水滸伝・潮来の遊び」神田松之丞

 

講談って、二席以上、じっくりたっぷり聴いたのは初めてですが、とってもおもしろいです!病みつきになりそうです!

講談は、弟子入りしたお師匠様から直伝の演目しか習えない(落語はいろんなお師匠様からお稽古つけてもらってもOK)&演じてはいけない(自作の新作はOK)んだそうです。松之丞さんが弟子入りされた三代目神田松鯉師匠の持っていらっしゃる講談の演目は500種類以上あるそうですが、9割は斬ったり張ったりの恐い噺だそうです。今回の一席目・三席目・四席目はその恐い種類のお噺。二席目「トメ」は松之丞さん自作の新作で、とても馬鹿馬鹿しく大爆笑のお噺でした。

笑える演目もまた落語と一風変わっていておもしろいのですが、夏にはぜひ、コワ〜イ怪談話を三席連続とか、たっぷりとやっていただきたい!!!ぜひみなさまも、講談の会へお運びくださいね。

吉田食堂 presents 神田松之丞さんの次回公演は、7月12日(水)に決定しているそうです。

 

【大阪で一番、江戸の落語が聞ける寄席】落語会の情報は、吉田食堂さんのウェブサイトにて、どうぞ!

吉田食堂 WEB SITE:http://yoshidashokudou.com/

吉田食堂 Facebook:https://www.facebook.com/yoshidashokudou/

 

神田松之丞さんと記念撮影☆(この日は雨だし、時間無く、洋服です…)

 

2017.01.21. 「ふつうの家04」オープンハウス終了

2017年1月21日(土)【Love the Life「ふつうの家04」オープンハウス】無事に終了いたしました。

プロジェクトに関わってくださった関係各社様、京都造形芸術大学でインテリアデザインや建築を志す学生さんたち、着物友達のみなさま、たくさんの方々がお越しくださいました。誠にありがとうございました!

お客様が重なった時間帯には、説明もままならぬ状況で、プロジェクトの趣旨をきちんとご説明しきれたかどうか不安であります。(汗)

昨今の新築分譲マンションの欠点

・間取りが変。

・間取りが使いにくい。

・天高や梁高が低い。

・天井、梁の高さがマチマチで、ガタガタの天井。

・居室の広さ「○畳」とか書いてあるのは嘘で、実際の面積はめっちゃ狭い。

・収納スペースが無い。

・既製品を置くだけの使いにくい洗面室。

を、どのようにインテリアデザインで克服し、改善し、楽しい住まいになるか最大限に試みたプロジェクトです。

今週末、旧暦の新年に当たるおめでたい日から、香港人のお施主様がご家族でお住まいになり始めます。ご家族がさらに素敵な仲良し家族になって、日本での生活を豊かに感じてくだされば嬉しい限りです。

 

ふつうの家04 完成写真はこちら → ●△■

Love the Life Worksはこちら → ●△■

 

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