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2016.05.03. 京都お散歩日記 MissLIM

本町キモノ・フリーマーケットも終了して、ちょっと一息。久しぶりにご近所の河原町丸太町「MissLIM」ティースペースへお茶しに伺いました。

京町家を改装した素敵な空間とアナログレコードの音楽に、美味しい紅茶に、優しい自家製スイーツに、ゆったり気分を満喫させていただきました。ああ、ほんとにいいお店だなぁ〜。

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この日にいただいたデザートは「レモンタルト」。程よい甘みに爽やかな酸味、初夏のお味でした。

 

MissLIM

京都市上京区河原町丸太町下ル伊勢屋町400
TEL:075-231-4688
時間:12:00~20:00( L.O.19:00 )
定休日:木曜日・第1&3金曜日

 

2016.05.01. 着物コーディネート

大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春 の日の着物コーディネート。
夏日になる予報だったので、単衣の中から黄色の帯揚げを活かすコーディネートに。

紫色と青色の格子柄真綿紬(単衣)に、白地に黄色と青色の格子柄名古屋帯で、チェックonチェックにしてみました。

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帯揚げと帯締めは、イエロー100%でアクセントに。
帯揚げは、勝野屋オリジナル【CMYK/綸子帯揚げ(ストライプ)/イエロー】2015バージョン。帯締めは、冠組(東三季)。

 

CMYKコンセプトで他にもいろいろ形にしたいな、と思っています。CMYK以外のデザインコンセプトでもいろいろ企画はしているのです。まずは世の中に無い、自分が欲しいと思うモノを突き詰めて考えたいと思います。秋の着物イベントに向けて、少しずつ勝野屋を形にできるよう前進していきます!

 

【大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春】終了しました!

大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春 大盛況のうちに無事に終了いたしました!

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朝から天候にも恵まれ、開場時間前からお並びくださる方も多く、本当にたくさんのお客様にお運びいただき、誠にありがとうございました!出店者一同、心より感謝申し上げます!

 

開場前の様子。商品をモリモリにご用意しています。開場後は満員電車状態で撮影する余裕なく…

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たくさんのリサイクル着物や帯、アンティークの素敵な帯、裂織りなど素敵な手作りバッグ、華やかで可愛らしい和装小物、紅型作家さんのここでしか買えない貴重なグッズ、こころやさんからは藍染浴衣墨流し雪花など素敵な夏のお召し物。本当にたくさんの商品に囲まれて、出店者自身も目移りしておりました。

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会場内では知らない方同士でもお着物を通して会話が自然に生まれて、お互いのコーディネートアドバイスをされたり、着姿を褒めあったり、楽しい光景があちこちで生まれておりました。
またお着物をこれから始めてみたいと思っているお若い方が、初めての自分用着物を手にされたり、自分であれこれ好みのコーディネートを考えられたり、着物好きの出店者一同とても嬉しい光景でした。

インテリアデザインの教え子が初めての自分着物を探しに来てくれたり、着物初心者のお友達が開店前から並んでたくさんの戦利品をゲットしてくださったり、本当に嬉しい楽しい一日でした。

自分用にも憧れの着物通の方々から素敵なお品を譲っていただいたり、当日追加投入した帯や着物で、「ええもんは持って帰り」(なぜが売れないし)と着物通の方々のアドバイスでこっそり引っ込めてみたり。琉球絣と通称ピエールカルダン帯と呼んでるキッチュな博多帯は自分で着用します!(笑)

たくさんのお着物好きの方と出会え、出店者も刺激を受け、とても楽しい一日を過ごさせていただきました。またどこかで皆様にお目もじできますことを楽しみにしております。

 

そして、この度主催者としてご尽力くださいました着物さくさく・須賀先生、このフリマを始めてくださり毎回多大なご協力をいただいているすみれ庵・西岡先生、毎回特別なご配慮をくださっている愛日会館様にも御礼申し上げます!誠にありがとうございました!!!

 

当日の勝野の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

【 勝野屋商品 2106 】新作帯揚が染め上がりました!

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勝野屋の新作帯揚が染め上がりました!

光でちらっと光るストライプ綸子地に、CMYKぼかし染めです。

濃い方をCMYK100%に、淡い方はCMYK20%になるように、京都の職人さんに手染めで美しいぼかし染めを施していただきました。生地は丹後ちりめん・正絹100%。

濃い方はパンチの効いたアクセントカラーに、淡い方は優しい気分のペールカラーに、両方をコーディネートに合わせて使い分けできる万能帯揚です。黒も、漆黒〜墨色の美しいトーンで、とてもカッコよく仕上がりました。

5月1日(日)の 大阪・本町キモノフリーマーケット で先行発売いたします!

限定枚数・各色3枚ずつ、フリマ特別価格20%OFF にてご提供します!

美しいカラーや生地の光沢感をお手にとって拝見していただけるチャンス。ぜひみなさまお運びくださいませ!

 

↓↓↓ クリックすると拡大します。

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2016年 春の展覧会情報@東京

■「芹沢銈介のいろは ─金子量重コレクション─」展

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本展は2015年に金子量重氏からご寄贈いただいた芹沢作品167件430点を核として構成いたします。アジア民族造形研究の先達である金子氏の選択眼、そして芹沢との深い信頼関係が築き上げたこの貴重なコレクションは、屏風やのれん、型染本、カレンダー、装幀からスケッチ、下絵、本の割り付けイメージまで多種多彩です。

それらをじっくり味わっていただくために、本展覧会ではキーワードを3つご用意しました。「模様」「もの」「旅」――いずれも芹沢の主要なテーマです。しかし形式だけでなく、技法、年代、作域のいずれについても幅広い内容は、異なるイメージを結びつけたり、反対に寸断し、更新させたりするかもしれません。ちょうど「文字文」への取組みにおいて芹沢が文字の機能を解体し、新たな相を見せながらその本質へと向かったように、今回の展示をご覧になった皆さんが、芹沢のさまざまな側面と出合い、文脈を結びながら、それぞれの芹沢銈介像を描かれることを期待しています。

会期:2016年3月5日(土)〜2016年5月8日(日)
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日
料金:一般550円 学生350円
場所:国立近代美術館工芸館
   東京都千代田区北の丸公園1-1
URL:http://www.momat.go.jp/cg/exhibition/serizawa/

 

■「松原伸生 ─長板中形•藍形染の美─」展

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東京都出身の松原伸生氏は、「長板中形」と呼ばれる伝統技法の染織作家で、2014年に日本伝統工芸展の最高賞「高松宮記念賞」を、2015年に日本伝統工芸染織展「日本経済新聞社賞」をそれぞれ受賞しています。「長板中形」は浴衣染の古称で、文字通り長い板を使用し、江戸小紋より少し大きい模様に染める技法です。
今回の企画展では、新作など約44点を一堂に展観いたしますので、世界に誇れる伝統の技をこの機会にぜひご覧くださいますようご案内申し上げます。

会期:2016年4月19日(火)〜2016年5月22日(日)
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで/最終日は15:30まで)
休日:月曜日
料金:無料
場所:ちばぎんひまわりギャラリー
   東京都中央区日本橋室町一丁目5番5号[コレド室町3]4階
URL:http://www.chibabank.co.jp/news/company/2016/0415_01/

 

2016.04.24. 着物コーディネート

平等院〜都をどりで春の京都を満喫した日 の着物コーディネート。

ちりめん黒地に抽象草花柄小紋着物に、黄色地に蝶柄の紅型染め名古屋帯で春らしいコーディネートに。

帯揚げは 勝野屋オリジナル【CMYK/綸子帯揚げ(ストライプ)】 マゼンダ色。*新作CMYKぼかし染め/綸子帯揚げは5/15に 勝野屋 WEB SHOP で発売予定。

帯締めは牡丹色(道明)。

帯飾りは 勝野屋オリジナル【キラキラ和装アクセサリーシリーズ】 でキラッとアクセント。

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Mちゃんのお写真。

お母様から譲り受けた、黒地に柿色黄色格子柄大島紬に、マリメッコのお花柄名古屋帯でPOPなコーディネート。

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Yちゃんのお写真。

以前にレポートした勝野のなんちゃって着付けレッスンで、一回だけしかお着付けをお教えしていないのに、ちゃんと自装してこられたのです。お仕事でお忙しくお稽古する時間が取れなかったのに、自宅でYoutubeで帯結びのムービーを探して自主練習されたと!

お着物は昨年の本町キモノ・フリーマーケットで勝野屋からお買い上げくださった、淡いグリーン地に茶屋辻柄型染めのお着物、帯は以前に京都で一緒に買い出したピンク地に格子柄の木綿名古屋帯で、全体に春カラーの可愛らしいコーディネート。

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最後に、三人で記念写真を。

「勝野さん、若者みたいにピースをしてみませんか?」とMちゃんに言われて、ピースをしてみるものの、ぎこちなく指が開いてない!(笑)(海外では違う意味に取られるので絶対にピースはしない、と心に誓っているので、ほぼ初めてのピース…)

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勝野のなんちゃって着付けレッスンで、ここまでお着物をきちんと習得してくださるとは、嬉しい限りです。Yちゃん、とても素敵でした〜。また来月もお着物でお出かけできる機会を作りましょう!

 

2016.04.24. 京都お散歩日記 平等院〜都をどり02

宇治で 平等院を満喫 した後は、祇園へ移動。目的は、初めての 都をどり 

もう一人の着物友達Yちゃんが、この日初めてご自分で着物を着てお出かけするので、三人で着物で集うことを楽しみしていたのです。

 

■ 建仁寺のお花

待ち合わせまでに少し時間があったので、建仁寺でお花を拝見。見頃は過ぎていましたが、牡丹の花も拝見できました。つつじは見事な状態。

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都をどり

待ち合わせ時間になり、祇園甲部歌舞練場へ。

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和洋折衷の帝冠様式の建物。京都府有形文化財。

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今回はお安いお席のチケット(お茶席なし/二階席)を取ったのですが、当日でも窓口で確認したら舞妓さんのお茶席券を買えました!

開場後、開演時間までお庭を拝見。

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一通り写真撮影した後、舞妓さんのお茶席に向かいます。

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可愛らしいお団子マークの入ったお皿は、持って帰れるんですって!お団子マークが印刷された下の半紙に包んでお持ち帰り。

会場までの間にお土産屋さんトラップがあるのですが、開演時間までの間におやつを買って食べたり。(笑)

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開演前に会場全体のお写真だけ撮影。格式ある格天井と、華やかな赤い提灯が可愛らしいどすなぁ。

二階席からでも花道から舞台全体、舞妓さん芸妓さんのお顔もはっきり見えました。一階特等席で後ろの方のお席になるよりも、こっちの方がいいかも〜。

舞妓さん芸妓さんの踊りは、華やかでとても素敵でした!おばさんでも乙女度MAXな気分になれます。また来年も来てみたいと思います!

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■ 祇園OKU

都をどりを堪能した後は、祇園OKU へお夕食に。

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食前酒で乾杯。(ちょびっとなので大丈夫)

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桜、鯛、桜鱒、木の芽、セリ、わらび、筍、ふき、わかめ、芝海老。春の香り満載のコース。

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デザートはモナカを開けると、なんと桜のアイスクリーム+あんこ!桜の香りがたっぷりで、美味しゅうございました!

一番リーズナブルなコースをいただきましたが、そこは美山荘プロデュース。女性には十分な量、お味も質も素晴らしく、いつ来ても大満足!また伺います!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.04.24. 京都お散歩日記 平等院〜都をどり01

“ 月に一回は着物を着てお出かけしましょう♪ ”ということで、晴天に恵まれた日に着物友達のMちゃんと宇治の 平等院(世界遺産)まで藤のお花を観に行ってきました。

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平等院(世界遺産)

平等院 は何度か訪問しているものの、藤の花の盛りに訪れたことがなかったので初体験。藤の花自体をまともにお花見したことがなく、行く前からめっちゃワクワク。平等院の藤棚は樹齢200年だそうですが、3年前に一度大きな枝切りのお手入れを行ったらしく、3年ぶりの見事な開花を望めるとの情報。

平等院 の門をくぐる手前にも見事な藤棚!参道の楓も青々と涼やかです。

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門をくぐり抜けると、すぐに見事なつつじがお迎えしてくれました。つつじの花には昨日の雨しずくが光り、花々の間をみつばちが飛び交います。

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つつじのすぐ奥、鳳凰堂の手前に樹齢200年の藤棚。3分咲きとの事前情報でしたが、この日は初夏のような暖かい日もあって5〜7分咲きになっていて、見事に見頃状態を愛でられました!

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房がとても大きく30cm〜50cmあります。少し離れていてもとても良い香りが漂ってきます。藤の花がこんなに良い香りがするなんて、初めて知りました。いや〜素晴らしい!

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藤棚の下には一面イチゴの花畑。緑がとっても綺麗でした。なんか植えている理由があるのでしょうか?

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観光客で相当混んでいるかと思っていましたが、意外と思っていたほどでもなく、お昼過ぎに鳳凰堂内部を見学できる予約をできたので、鳳凰堂内部も拝見してきました。(*内部は撮影禁止のため写真はありません。)

鳳凰堂は昨年3月まで大規模な修復工事が行われていましたが、修復後に初めて拝見します。屋根瓦の全面葺き替え、外部木部を平安時代の塗料になるべく近づけた塗料で全面お化粧直しを施され、とても美しく神々しいお姿に!

 

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横側も裏側も見事な彩色が復活!

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屋根瓦の銀色も眩しく、鳳凰さんもピカピカです。

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■ 平等院参道散策

平等院 のお庭もゆっくりと散策し、ミュージアムはパスしても3時間。めっちゃ満喫しました!目的達成の後はお腹すきすきランチへGo!

今回は気ままにランチ予約せずに周り、お腹空いてたので目に付いた平等院を出てすぐの「川文」さんで茶そばセットをいただきました。14時半過ぎには、なんともう閉店!

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ランチ後は「川文」さんすぐ向かいの、日本茶「増田茶舗」さんで抹茶ソフトクリーム!ソフトクリームの上に抹茶が振りかけてあるので、濃ゆいお味で満足。冷たいグリーンティーもいただきましたが、こちらはやっぱり甘くて×。

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抹茶ソフトクリームに食らいつくMちゃん。

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平等院から祇園へつづきます。 → ●△■

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016年 春の展覧会情報@関西

■ 「杉本博司 趣味と芸術─味占郷(みせんきょう)」展

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杉本博司は、代表作<ジオラマ>、<劇場>、<海景>といった写真シリーズで世界的に知られる現代作家です。一方で、古美術商の経験を持ち、日本美術にも大変造詣が深く、三十三間堂の千体仏を写した<仏の海>をはじめとする日本の伝統美を自身の写真に取り入れる作品も手掛けています。さらには、2003年より世界各地を巡回した展覧会「歴史の歴史」において、自らコレクションした古美術品と自作を組み合わせたインスタレーションも試みています。まさに、現代美術の世界で古きものに新たな生命を注ぎ続けている作家と言えるでしょう。

本展「趣味と芸術」では、平安時代から江戸時代の作品を中心に、西洋伝来の作品、昭和の珍品を含む杉本コレクションで27の床※ のしつらえを作りあげています。これは『婦人画報』で連載された「謎の割烹 味占郷」の中で、杉本が各界の著名人をもてなすために、毎回そのゲストにふさわしい掛軸と置物を選んで構成した床飾りを再現したものです。同時に、「趣味」として収集した古今の名品・珍品を組み合わることで、新たな「芸術」をも生み出そうとしています。現代美術の枠を超え、活動を続ける現在の杉本をご覧いただき、この作家の魅力と奥行を十分に味わっていただければと思います。

会期:2016年4月16日(土)〜2016年6月19日(日)
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1200円 学生1000円
場所:細見美術館 京都市左京区岡崎最勝寺町6-3
URL:http://www.emuseum.or.jp/exhibition/ex047/index.html

 

 

■「森村泰昌 自画像の美術史─「私」と「わたし」が出会うとき─」展

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公式サイト http://morimura2016.com/

国立国際美術館では、日本の現代美術を代表する美術家・森村泰昌の地元・大阪の美術館では初となる大規模個展を開催します。全編60分を超える、森村としては初めての長編映像作品を含む50点の新作、未発表作と、過去の代表作あわせて134点で構成します。
110余点におよぶセルフ・ポートレイト作品に加え、幼少時からのポートレイトも紹介。美術史に触れるまでの森村の個人史(=「わたし」)と、自らが登場することによって批評性をともないながら獲得した美術史(=「私」)がクロスオーバーし、極めて回顧的に美術家・森村泰昌を概観する展覧会となることでしょう。

会期:2016年4月5日(火)〜2016年6月19日(日)
時間:9:00〜17:00(金曜日は19:00まで/入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日(祝日は開館、翌日休館)
料金:一般1300円 学生900円
場所:国立国際美術館 大阪市北区中之島4-2-55
URL:http://www.nmao.go.jp/

 

*同時開催:「田中一光ポスター」展

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http://www.nmao.go.jp/exhibition/exhibition_b2.html

会期:2016年4月5日(火)〜2016年6月19日(日)
料金:一般430円 学生130円

 

 

■ 「スイスデザイン」展

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2014年の日本とスイスの国交樹立150年にあわせて企画された本展は、近代デザインの草創期から、その開花を迎える20世紀中葉、そして多様な価値観とアイデアの展開する現在まで、世界に向けて発信されたさまざまなデザインを紹介します。鉄道や航空など「観光」におけるデザイン、そして時計や靴、家具やファブリックなど多様な領域におよぶ各ブランドの取り組み、その歴史と背景、思想とコンセプトは、スイスのデザイン文化の豊かさを身近なところから語ります。ル・コルビュジエ(1887-1965)とマックス・ビル(1908-1994)の二人の巨匠の仕事は、スイスデザインの合理性と普遍性を考える手がかりとなるはずです。そして近年のスイスデザインアワード受賞者たちの先端的な作品は、私たちの生活とデザインの未来を感じさせてくれるでしょう。
知られざるデザイン大国スイスの全貌を紹介する、日本で初めての試みにご期待ください。

会期:2016年4月2日(土)〜2016年5月29日(日)
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:水曜日(5/4開館、5/6休館)
料金:一般800円 学生600円
場所:西宮市大谷記念美術館 兵庫県西宮市中浜町4番38号
URL:http://otanimuseum.jp/home/exhi/swiss16/swiss16.html

 

 

■ 「近代大阪 職人アルチザン図鑑 ─ものづくりのものがたり─」展

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明治維新以後の工芸界は東京を中心に発展を遂げ、国内外で高い評価を受けるようになります。しかしその一方、中央から離れた大阪での作り手や作品の中には、十分に世に知られないままのものが少なくありません。
平成28年は、大阪歴史博物館が開館してから15年となります。その間にも数多くの大阪の職人“アルチザン”の存在や作品が明らかになりました。これらは当館の前身たる大阪市立博物館の40年に大阪歴史博物館での15年を加えた、55年間の調査・収集の積み重ねによるものです。
本展覧会では、これまでの当館活動の中で見いだされた初公開作品を含む「忘れられた大阪の工芸」約170件を展示します。その中には美術か美術でないか、その区分にとらわれない「博物館」ならではの展示作品も少なくありません。そのような大阪の職人“アルチザン”が残した作品を通じ、大阪の近代工芸の知られざる魅力をご紹介します。

会期:2016年4月29日(金・祝)〜2016年6月20日(月)
時間:9:30〜17:00(金曜日は20:00まで/入館は閉館の30分前まで)
休日:火曜日
料金:1000円 学生700円
場所:大阪歴史博物館 大阪市中央区大手前4丁目1-32
URL:http://www.mus-his.city.osaka.jp/news/2016/artisan.html

 

 

■ 春季特別展「丹波の民藝(みんげい)─陶磁と染織─」展

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本特別展では、兵庫県丹波地域で、生みだされた丹波焼と丹波布を展示します。
六古窯の一つである丹波焼は、民藝運動の創始者・柳宗悦(1889-1961)が、晩年に力を注いで蒐集した陶磁器です。特に柳は著書『丹波の古陶』(1956年刊)のなかで、窯の中で灰が降りかかって偶然生まれる自然釉の陶磁器に、人智を超えた美を見出し高く評価しました。
丹波布は、草木で染めた手紡ぎの糸による、手織りの木綿布です。「つまみ糸」と呼ばれる絹の屑糸を、間隔をあけて緯(よこ)糸に織り込むことで、独特の風合いが生まれます。元々、佐治木綿と呼ばれ布団地等として地元で親しく用いられてきた縞柄の布を、柳は丹波布と呼び賞賛しました。
今回は、当館所蔵の丹波焼、丹波布と共に、丹波立杭で作陶を行った生田和孝(1927-1982)の陶芸作品を、併せて約90点展示します。さらに、兵庫陶芸美術館所蔵の丹波焼や、丹波布の復興に尽力した足立康子(1925-2014)の丹波布の作品もご覧いただけます。

会期:2016年3月5日(土)〜2016年7月18日(月・祝)
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:水曜日
料金:一般700円 学生450円
場所:大阪日本民芸館 
   大阪府吹田市千里万博公園10-5 千里・万博公園内
URL:http://www.mingeikan-osaka.or.jp/

 

◇記念講演会◇
「民芸運動と関西」
講師:藤田治彦氏(大阪大学大学院文学研究科教授)
日時:6月26日(日)13:30〜15:00(13:00開場)
会場:国立民族学博物館・第5セミナー室(大阪日本民芸館向かい)
定員:100名(※要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)

「丹波布の魅力」
講師:小野絢子(大阪日本民芸館学芸員)
日時:7月10日(日)14:00〜15:30(13:30開場)
会場:大阪日本民芸館・会議室
定員:20名(※要予約)
聴講料:300円(民芸館入館料が別途必要)

 

【おすすめ落語会@関西】ご案内

Love the Life おすすめの落語会情報をご案内します。

 

■ 桂佐ん吉独演会@大阪心斎橋劇場

Love the Life 一押しの噺家さんである、昨年秋に平成27年度NHK新人落語大賞で大賞を受賞された、桂佐ん吉さんの独演会がゴールデンウィークに開催されます!

新緑が美しく爽やかな季節に、綺麗サビの桂佐ん吉さんの落語を聴きに、ぜひみなさまお運びくださいませ。

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演目:桂 吉の丞「上燗屋」
   桂 佐ん吉「手水廻し」
   桂 佐ん吉「佐々木裁き」
   ~仲入り~
   桂 二乗「牛ほめ」
   桂 佐ん吉「火事場盗人」(小佐田定雄 作)

日程:2016月5日7日(土)
時間:13:30開場・14:00開演
場所:大丸心斎橋劇場 大丸心斎橋店北館14階
料金:前売り・当日とも 2500円 全席指定
チケット:大阪新音 TEL:06-6341-0547(*電話でのみ受付)

詳細は → 大阪新音 http://www.osaka-shinon.com/

 

■ 京都文博 噺の会 Vol.2 笑福亭三喬独演会@京都

京都・三条高倉に位置する京都文化博物館で開催される「京都文博 噺の会」。第一回目の桃月庵白酒師匠(江戸)の落語会がむちゃくちゃ素晴らしかったものですから、この落語会シリーズには、ぜひ続けて行きたいと思います!

待望の第二回目は、笑福亭松喬師匠のお弟子さんであり、これからの上方落語を背負っていく笑福亭三喬師匠です!たっぷり三席、お得な会ですよ〜。ぜひこちらもお運びくださいませ。

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演目:笑福亭 生寿「狸の鯉」
   笑福亭 三喬「道具屋」
   笑福亭 三喬「近江八景」
   ~仲入り~
   笑福亭 三喬「次の御用日」

日程:2016月8日7日(日)
時間:13:30開場・14:00開演
場所:京都文化博物館 6階和室
料金:前売り2500円 当日2800円 (全席自由席・畳席)
チケット:チケットぴあ 0570-02-9999 [Pコード:449-893]
     ローソンチケット 0570-08-4005 [Lコード:52439]
     CNプレイガイド 0570-08-9999
     イープラス http://eplus.jp/otonowa/
     髙島屋京都店7Fチケットショップ ※店頭販売のみ
     大丸京都店7F商品券売場 ※店頭販売のみ
     otonowa 075-252-8255 ※電話予約のみ

詳細は → otonowa http://www.otonowa.co.jp/schedule/sankyo