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2016.05.08. KYOTOGRAPHIE 長江家住宅

 

夕方から KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、長江家住宅(京都市指定有形文化財)へ。

 

古賀絵里子 Tryadhvan(トリャドヴァン) 長江家住宅

「生と死」をテーマに取り組む新進写真家の新作個展
途切れることなく繋がる過去・現在・未来

高野山、寺院、自然、人々の日常を5年の歳月をかけて記録した作品。

 

長江家住宅 ファサード。重厚な構えの大きな京町家。

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通り庭には、現役で使用しているおくどさんと火袋。天窓から漏れる光も気持ちいい。

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一階店の間と奥の間へ。

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奥座敷に向かう縁側と中庭。

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縁側の建具には、戦前のモアレがある手作りガラスが健在。

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奥の居室。隣はお風呂場。明治時代にこんなモダンなマジョリカタイルを貼ったお風呂が自邸にあるなんて、とても珍しい。さすが、豪商です。脱衣所の丸窓と丸鏡の演出が素敵!

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奥座敷の間。

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二階。素敵な唐紙の襖がありました。

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たっぷり建築の説明付きで拝見させていただき、なんとも贅沢な空間でした!

長江家住宅 は、祇園祭・前祭の屏風祭期間中(7/14〜16)に予約無しで見学することができます。ぜひ浴衣をお召しになって、風情ある京町家を見学してみてくださいね。

 

 

ハンバーグ・ラボ 四条西洞院

見学後は、四条西洞院「ハンバーグ・ラボでお夕食。定食形式でリーズナブルに美味しいハンバーグをいただける人気のお店です。

カウンター席ではハンバーグを鉄板で焼いているところを間近に見られます。

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好きなハンバーグ(ポーク・ビーフ・合挽き・SMLサイズを選ぶ)にスープ・ライスのセットをつけて。

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季節の一品で、筍のステーキを。

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黄金比率の逢引き(Loveバーグ)ハンバーグ Mサイズ。

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自慢の京都ポーク100%ハンバーグ Mサイズ。

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お肉が美味しいので、そのまま何もつけなくてもとても美味です。別添えのソースも種類が選べますが、ちょこっとつける程度がオススメ。

 

 

六曜社一階店 三条河原町

食後は 六曜社一階店 でお茶。

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家に帰る道すがら、時々覗く骨董屋さん、河原町御池「ギャラリー創」のショーウィンドウに仙厓さんの掛け軸がありました!

「 鶯やいつ かたまり し 法華宗 」 

春の気持ち良い日にホーホケキョと鶯が鳴いて、思わず鼻唄を歌いたくなる、ウキウキ楽しい旅模様。脱力するかわゆさ!(笑) 仙厓さん、大好きだぁ〜。

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2016.05.07. 着物コーディネート

桂佐ん吉さん独演会@大阪の日 の着物コーディネート。

日中の日差しはきつくても、風はひんやり涼しい日でしたので、袷の着物でお出かけしました。

春のうちに一回は着ておかないと、ということで、オフホワイト地紅型風蝶柄小紋+青地紅型風蝶柄名古屋帯で、蝶尽くし!

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帯揚げは雲形紋意匠地の牡丹色(ゑり正)。

帯締めは、冠組の牡丹色(道明)。

帯飾りは 勝野屋オリジナル【キラキラ和装アクセサリーシリーズ】 でキラッとアクセント。

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初夏のような日も増えてきましたので、そろそろ、袷着物のシーズンも終わりです。袷着物は、比較的涼しい日にあと一回か二回着られるかどうかですね。この季節は日によって全く気温も変わりますから、個人の体感に合わせて、袷でも単衣でも、透けない夏着物(綿麻着物など)でも自由に着て良いと思います。

 

夏物に移行するまでの短い期間ですが、単衣を楽しみましょう!

 

2016.05.07. 桂佐ん吉独演会@大阪

桂佐ん吉 独演会@大阪・心斎橋劇場

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桂佐ん吉 さんご本人による自主企画興行以外で、初めての独演会ですと!ファンとしては、なにわともあれ、駆けつけますよ!立派な心斎橋劇場で満席!

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演目:桂 吉の丞「上燗屋」
   桂 佐ん吉「手水廻し」
   桂 佐ん吉「佐々木裁き」
    仲入り
   桂 二乗「牛ほめ」
   桂 佐ん吉「火事場盗人」( 小佐田定雄 作)

 

落語三席たっぷり、どれも絶品の仕上がりでした!特に小佐田先生作の「火事場盗人」は、佐ん吉さんでは初めて聴く人情噺。素晴らしすぎて、久しぶりに落語で泣いちゃいました。

佐ん吉さんの人気はどんどんウナギ登り!これから益々進化が楽しみです!

 

 

Aesop 心斎橋店

劇場を後にして、Aesop心斎橋店 のインテリアをリサーチ。

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ちょうど開店二周年だそうで、バイオリニストさんの生演奏とドリンクが振舞われていました。写真撮影も快くOKしてくださって、ありがとうございます!

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木造を生かしつつ高さを大胆に強調した爽快な改修。ディテールも抜かりなし。街に開かれたファサードは、夜の表情を見てみたい、と思わせる。内外装のデザインはSimplicity(2014)。

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COCOA SHOP AKAITORI

ほっこりしたくなったので、久しぶりに心斎橋「COCOA SHOP AKAITORI」でお茶。いつ来ても変わらぬ可愛らしさ。この場所で、変わらぬ業態のまま、もう44年も経営されてるのですよー。すごいことです。(お店はビルの二階です。)

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ムーミンマグカップに入ったアイスココア。

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白い鳥かごに入ったチョコレートロールケーキ。小さな器の中にロールケーキが入っています。

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アンティークの蕎麦猪口に入ったホットココア。

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ミニスコーン。鳥さんの器にはホイップクリーム。

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■ 大阪うどん 川福本店

お茶した後には急激にお腹が空いてきました。久しぶりに大阪うどんを食べたくなり、心斎橋「川福本店」にて軽めのお夕食を。

ビルはすごく古びてきています。私たちがまだ大阪で働いていた時代に一回は改装しているんですが、建物はもう何年経つんでしょう???屋上の違法増築とか、危ない〜〜〜。(笑)

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大阪うどんと言えば、きつねうどん!大きなお揚げさん一枚丸ごと甘辛く炊いたんが、ど〜んと乗っかっています。これぞ、大阪定番!

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ざるうどんの発祥のお店らしい(長年知っているお店だけど、今まで意識していなかった)ので、冷やし天ざるうどん。(勝野の断言:うどんは飲み物です!)

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メニュー全体がまるで中華料理屋さんのようなメニューになっていました。辛味を効かせた中華風なメニューがいっぱい。普通のおうどんの方が少ない。確かに心斎橋商店街を歩いていても日本語が聞こえないくらい、中国・香港・台湾など外国人の方が多いので、時代かな。でも、定番のかやくご飯は無くして欲しくなかったな…。

 

久しぶりに大阪を満喫し、京都への帰路につきました。ああ、大阪もええとこ。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.05. KYOTOGRAPHIEと柏餅

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

前日に続いて、KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、東山「祇園万頭 工場」で柏餅 Get 経由、京都市美術館別館へ。ロームシアター京都内敷地北にある京都市美術館別館には初めて入りましたが、外部は和風、内部は日光の美しい瀟洒な洋風階段が印象的な建物です。

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「世界の海を漂うプランクトン 生命の起源を映す、美しくも神秘的な世界」展
  京都市美術館別館 2階

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クリスチャン・サルデ:写真・映像
高谷史郎:インスタレーション
坂本龍一:サウンド

世界中の海に漂うプランクトンの、宝石のような神秘的な写真の数々。(*写真撮影可)

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ミクロの世界の神秘の生物、生命の起源。多種多様な不思議なフォルム。美しく輝く姿はまるで宝石のよう。

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別のブースでは、クリスチャン・サルデ氏撮影のプランクトン映像を、ダムタイプの高谷史郎氏が演出、坂本龍一氏がサウンドを手がけたインスタレーション。何分見ていても飽きることがない、宇宙のような深海のような美しく静かな空間。(*写真撮影可)

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「コンデナスト社のファッション写真でみる100年」展
  京都市美術館別館 1階

ファッション誌「Vogue」を擁するコンデナスト社のアーカイブから、ヴィジュアルの最先端を歩んだファッション写真の歴史を紐解く。

おしゃれでかっこいい写真がたくさん。(*写真撮影不可)

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そして、新緑が深まってきた鴨川を散歩しながら、アイタルガボンへ。

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アイタルガボン

河原町丸太町東「アイタルガボン」にて早めのお夕食を。食後には夏の定番、アイスキャラメルモカ!

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祇園万頭 の柏餅

帰宅後、展覧会へ行く前に入手した 祇園万頭 の柏餅をいただきました。他のお店は白みそ餡が多いのですが、祇園万頭 赤みそ餡!塩っ気と甘さのハーモニーが絶品でございました。白みそ餡が好きなんだけど、この赤みそ餡もイイ!

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季節中にまた他のお店の柏餅もいただいて比べてみたいと思います。

 

2016.05.04. KYOTOGRAPHIEと近藤等則ライブ

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KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 〜5月22日(日)まで

http://www.kyotographie.jp/

 

楽しみにしていた KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 へ。

毎年素晴らしい会場、素晴らしい会場構成、作家名は知らなくても素晴らしい写真作品に出会えるアートイベントです。普段は内部を見学することができない文化遺産の名建築で開催されることも多く、建築マニア、デザインマニアとしても楽しみなイベントです。

京都市内のあちこちで分散して開催されていますから、1日で回るのは到底無理、2〜3日に分けて少しずつ回ります。会場は有料の場所がいくつかあるので、フリーパスを買って回るのがお得です。各会場では当日券でも入れますので、時間がなく一箇所か二箇所だけという方は各会場受付にてチケットをお求めください。

 

 

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展覧会の前に、通りがかりに見つけたパン屋さん「fiveran」でちょっとランチ。

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店内ぱっと見はかっこいいインテリアデザイン、、、う〜ん(以下省略)。インテリアデザインの教育に、照明計画は重要だな、と思う次第。

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パンは美味しかったです!

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誉田屋源兵衛 黒蔵「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展

さて、KYOTOGRAPHIE まずは一番に観るべき重要な会場からスタート。烏丸御池駅から徒歩5分の誉田屋源兵衛 黒蔵にて「クリス・ジョーダン + ヨーガン・レール」展 へ。会場内の写真撮影OK。

誉田屋源兵衛さんは帯問屋さんです。重厚で大きな間口の京町家建築が目を引きます。奥の蔵を「黒蔵」というギャラリーにし、他の展覧会も時々開催されています。前を通りかかったら、どうぞ見学に訪れてみてください。

 

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京町家の通り庭。さすが老舗の商家、スペースが広く、奥へ深く続いていきます。

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■ クリス・ジョーダン展

プラスチックを食べて死んでいってしまう動物たちを静かに見つめる写真。死骸は自然に還ってゆくけれど、プラスチックだけはそのまま残ってゆく…。

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■ ヨーガン・レール展

琉球の海辺で拾い集めた大量のプラスチックゴミで作るいくつもの照明器具。美しい照明器具に感動しながら、近づいてわかる悲しみ、怖さ。

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そして場所を変えて岡崎・ロームシアター京都へ。

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「銭海峰|チェン・ハイフェン」展 @ ロームシアター京都

中国の最安列車「The Green Train 緑皮車」の乗客たちを鮮烈に写し出す。

写真のアップはダメですが、会場全体の写真撮影はOK。
会場構成がとても素晴らしかったです。ローコストにするためベニヤ板一枚だけで簡易に間仕切られた空間、所々空いている窓がまるで車窓のようです。

写真は、現在の中国労働者のありのままの姿を切り取る、強烈な印象の作品たち。きっと昔の日本にもこんな時代があったのでしょう。このような状況の田舎部の風景、風俗もいつまで残っていくものか。ハッとさせられる写真です。

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■ 近藤等則フリーライブ

夜にはロームシアターの広場で、近藤等則さんのフリーライブ!(無料/Facebookにて告知)
どの辺に居ればいいかわからないので、スタバの屋外にあるテーブル席に陣取って、ライブ開催前から見物。

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約30分程度でスタッフの皆様がセットを設営中。開演待ちの間、スタッフの方と打ち合わせする近藤さん。

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19:00。日が陰り薄暗くなり始めた頃、ライブスタート!お客様もちらほら集まってきています。散歩中の人、子連れで遊ぶ人、自転車で行き交う人、様々です。

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ライブは東山に向けて響き渡る、物悲しく雄叫びをあげるようなトランペットが、本当に素晴らしかったです!

↓↓↓ ライブの様子を一部だけこちらで。

 

KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 巡りは後日にも続きます。

 

2016.05.03. 京都お散歩日記 MissLIM

本町キモノ・フリーマーケットも終了して、ちょっと一息。久しぶりにご近所の河原町丸太町「MissLIM」ティースペースへお茶しに伺いました。

京町家を改装した素敵な空間とアナログレコードの音楽に、美味しい紅茶に、優しい自家製スイーツに、ゆったり気分を満喫させていただきました。ああ、ほんとにいいお店だなぁ〜。

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この日にいただいたデザートは「レモンタルト」。程よい甘みに爽やかな酸味、初夏のお味でした。

 

MissLIM

京都市上京区河原町丸太町下ル伊勢屋町400
TEL:075-231-4688
時間:12:00~20:00( L.O.19:00 )
定休日:木曜日・第1&3金曜日

 

2016.05.01. 着物コーディネート

大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春 の日の着物コーディネート。
夏日になる予報だったので、単衣の中から黄色の帯揚げを活かすコーディネートに。

紫色と青色の格子柄真綿紬(単衣)に、白地に黄色と青色の格子柄名古屋帯で、チェックonチェックにしてみました。

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帯揚げと帯締めは、イエロー100%でアクセントに。
帯揚げは、勝野屋オリジナル【CMYK/綸子帯揚げ(ストライプ)/イエロー】2015バージョン。帯締めは、冠組(東三季)。

 

CMYKコンセプトで他にもいろいろ形にしたいな、と思っています。CMYK以外のデザインコンセプトでもいろいろ企画はしているのです。まずは世の中に無い、自分が欲しいと思うモノを突き詰めて考えたいと思います。秋の着物イベントに向けて、少しずつ勝野屋を形にできるよう前進していきます!

 

【大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春】終了しました!

大阪・本町キモノフリーマーケット 2016・春 大盛況のうちに無事に終了いたしました!

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朝から天候にも恵まれ、開場時間前からお並びくださる方も多く、本当にたくさんのお客様にお運びいただき、誠にありがとうございました!出店者一同、心より感謝申し上げます!

 

開場前の様子。商品をモリモリにご用意しています。開場後は満員電車状態で撮影する余裕なく…

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たくさんのリサイクル着物や帯、アンティークの素敵な帯、裂織りなど素敵な手作りバッグ、華やかで可愛らしい和装小物、紅型作家さんのここでしか買えない貴重なグッズ、こころやさんからは藍染浴衣墨流し雪花など素敵な夏のお召し物。本当にたくさんの商品に囲まれて、出店者自身も目移りしておりました。

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会場内では知らない方同士でもお着物を通して会話が自然に生まれて、お互いのコーディネートアドバイスをされたり、着姿を褒めあったり、楽しい光景があちこちで生まれておりました。
またお着物をこれから始めてみたいと思っているお若い方が、初めての自分用着物を手にされたり、自分であれこれ好みのコーディネートを考えられたり、着物好きの出店者一同とても嬉しい光景でした。

インテリアデザインの教え子が初めての自分着物を探しに来てくれたり、着物初心者のお友達が開店前から並んでたくさんの戦利品をゲットしてくださったり、本当に嬉しい楽しい一日でした。

自分用にも憧れの着物通の方々から素敵なお品を譲っていただいたり、当日追加投入した帯や着物で、「ええもんは持って帰り」(なぜが売れないし)と着物通の方々のアドバイスでこっそり引っ込めてみたり。琉球絣と通称ピエールカルダン帯と呼んでるキッチュな博多帯は自分で着用します!(笑)

たくさんのお着物好きの方と出会え、出店者も刺激を受け、とても楽しい一日を過ごさせていただきました。またどこかで皆様にお目もじできますことを楽しみにしております。

 

そして、この度主催者としてご尽力くださいました着物さくさく・須賀先生、このフリマを始めてくださり毎回多大なご協力をいただいているすみれ庵・西岡先生、毎回特別なご配慮をくださっている愛日会館様にも御礼申し上げます!誠にありがとうございました!!!

 

当日の勝野の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

【 勝野屋商品 2106 】新作帯揚が染め上がりました!

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勝野屋の新作帯揚が染め上がりました!

光でちらっと光るストライプ綸子地に、CMYKぼかし染めです。

濃い方をCMYK100%に、淡い方はCMYK20%になるように、京都の職人さんに手染めで美しいぼかし染めを施していただきました。生地は丹後ちりめん・正絹100%。

濃い方はパンチの効いたアクセントカラーに、淡い方は優しい気分のペールカラーに、両方をコーディネートに合わせて使い分けできる万能帯揚です。黒も、漆黒〜墨色の美しいトーンで、とてもカッコよく仕上がりました。

5月1日(日)の 大阪・本町キモノフリーマーケット で先行発売いたします!

限定枚数・各色3枚ずつ、フリマ特別価格20%OFF にてご提供します!

美しいカラーや生地の光沢感をお手にとって拝見していただけるチャンス。ぜひみなさまお運びくださいませ!

 

↓↓↓ クリックすると拡大します。

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2016年 春の展覧会情報@東京

■「芹沢銈介のいろは ─金子量重コレクション─」展

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本展は2015年に金子量重氏からご寄贈いただいた芹沢作品167件430点を核として構成いたします。アジア民族造形研究の先達である金子氏の選択眼、そして芹沢との深い信頼関係が築き上げたこの貴重なコレクションは、屏風やのれん、型染本、カレンダー、装幀からスケッチ、下絵、本の割り付けイメージまで多種多彩です。

それらをじっくり味わっていただくために、本展覧会ではキーワードを3つご用意しました。「模様」「もの」「旅」――いずれも芹沢の主要なテーマです。しかし形式だけでなく、技法、年代、作域のいずれについても幅広い内容は、異なるイメージを結びつけたり、反対に寸断し、更新させたりするかもしれません。ちょうど「文字文」への取組みにおいて芹沢が文字の機能を解体し、新たな相を見せながらその本質へと向かったように、今回の展示をご覧になった皆さんが、芹沢のさまざまな側面と出合い、文脈を結びながら、それぞれの芹沢銈介像を描かれることを期待しています。

会期:2016年3月5日(土)〜2016年5月8日(日)
時間:10:00〜17:00(入館は閉館の30分前まで)
休日:月曜日
料金:一般550円 学生350円
場所:国立近代美術館工芸館
   東京都千代田区北の丸公園1-1
URL:http://www.momat.go.jp/cg/exhibition/serizawa/

 

■「松原伸生 ─長板中形•藍形染の美─」展

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東京都出身の松原伸生氏は、「長板中形」と呼ばれる伝統技法の染織作家で、2014年に日本伝統工芸展の最高賞「高松宮記念賞」を、2015年に日本伝統工芸染織展「日本経済新聞社賞」をそれぞれ受賞しています。「長板中形」は浴衣染の古称で、文字通り長い板を使用し、江戸小紋より少し大きい模様に染める技法です。
今回の企画展では、新作など約44点を一堂に展観いたしますので、世界に誇れる伝統の技をこの機会にぜひご覧くださいますようご案内申し上げます。

会期:2016年4月19日(火)〜2016年5月22日(日)
時間:10:00〜18:00(入館は閉館の30分前まで/最終日は15:30まで)
休日:月曜日
料金:無料
場所:ちばぎんひまわりギャラリー
   東京都中央区日本橋室町一丁目5番5号[コレド室町3]4階
URL:http://www.chibabank.co.jp/news/company/2016/0415_01/