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カテゴリー : 日々徒然

勝野のいろんな日々のつぶやき。

2014.07.19. Desalon Kyoto vol.012

京都では、デザイン・工芸など様々な分野のクリエーターが中心に集まり、毎回いろいろなゲストをお呼びしてお話を聴く【 Desalon Kyoto (デザロン キョウト)】というイベントが隔月で開催されています。主にはFacebookを通じたメンバーが参加するイベントですが、広く一般にも公開されていますので、ぜひご興味のある方はメンバーに登録なさってくださいね。

7月19日(土)に Desalon Kyoto vol.012(第12回 デザロン キョウト) へ行ってまいりました。

この日のゲストは、シンガーソングライターの 池田聡 氏。1986年に大ヒットした「モノクローム・ヴィーナス」を覚えておられる方も多いかと思います。

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トークでは、池田氏の大学生時代のデビューのキッカケから、1986年の大ヒットした当時の音楽業界の空気や驚き、現在の活動にいたるまでの楽しいお話を。学生時代にテレビで観ていたザ・ベストテンなどの記憶を辿り、当時のバブル期の感じを思い出しながら、懐かしくお聞きしました。詳細は書けないので、参加した人だけの密やかなお楽しみ☆ 

トーク後は特別ライブも!!!素晴らしい歌声で聞き惚れてしまいました!

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池田聡 「月の舟」 

この日はいつものデザロンと少し雰囲気が違い、池田氏のファンの方々もたくさんいらっしゃっていました。ライブ後には池田氏とツーショット記念写真撮影もさせていただけたのですが、ファンの方々にお譲りしようと遠慮しちゃいました。でも、せっかくなので記念撮影していただけばよかったなー。(笑)

 

Desalonには、昨年7月に初めて参加したときから、毎回欠かさず着物で参加しています。

この日の浴衣コーディネート。

雨の日だし、モダンにしたかったので、白地に紺色の輪っか柄コーマ地浴衣+うっすらうずうず柄が浮かび上がる黄緑色木綿半幅帯(リバーシブルの裏を使用)。

帯締めは鮮やかな緑色三分紐(ゑり正)+帯留めは緑色と黄緑色の混ざるガラス製(東風杏)。

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【 維新派 2014年 新作野外公演「透視図」】

10年ぶりの新作野外公演@大阪です!10月の秋風を感じる候、開演前には恒例の屋外屋台も楽しんで、大阪・中之島の秋の夜空と維新派の舞台を楽しみたいと思います。
昨日10日よりチケット一般発売開始されています。私達は初日に参ります。(お天気良ければ着物で行くつもり)維新派ファンのみなさま、久しぶりの大阪開催、お見逃しなきよう!

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土佐堀川と堂島川がまじわり安治川と名前をかえる一角に < 維新派の劇場 >

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大阪に拠点を置き、40年以上世界各地で野外公演をしてきた維新派。10年ぶりの大阪野外公演は、大阪梅田のビル群を借景に、周囲を川に囲まれた場所で行います。この場所は、最近になって埋め立てられた場所で、ここに一か月かけて巨大な劇場を作ります。

■日程:2014年10月11日(土)〜28日(火)全16公演
    *10月15日(水)、21日(火)休演
■時間:各日19:00開場、19:30開演
■会場:中之島GATEサウスピア
■チケット:料金 (全席指定/税込)
 一般前売:5,500円、一般当日:5,800円、学生(前売/当日):4,800円 
 平日グループ割引:4,800円(前売り限定。一回に3枚以上の申し込みで、平日の同日公演のみ適用。)

・維新派チケット:http://ishinha.com/SP/2014/ticket
・イープラス:http://bit.ly/ishinha2014-eplus-tk
・チケットぴあ:Pコード 439-182(*8月14日(木)より発売)

*学生チケット、平日グループ割引チケットは、維新派のみの取扱となります。
*10月11日(土)~17日(金)公演の前売りチケットを維新派にてご購入の方にもれなく公演パンフレットをプレゼントいたします。

↓↓↓ 詳しくは特設サイトにて。
http://ishinha.com/SP/2014/

 

2014.06.22. 桂雀三郎独演会@京都

桂雀三郎独演会@京都・龍谷大学アバンティ響都ホールへ行ってきました。

余っていたチケットがありましたが、無事にデザロンKYOTO仲間の原礼子ちゃんがつきあってくださったので、お席を空けずにすみました。礼子ちゃん、どうもありがとう♪

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演目は
・「道具屋」桂雀太(雀三郎さんのお弟子さん) 
・「野崎詣り」桂雀三郎
・「ちしゃ医者」笑福亭晃瓶(鶴瓶さんのお弟子さん/ゲスト)
・「百年目」桂雀三郎
−−− 中入り −−−
・「高津の富」桂雀三郎

雀三郎師匠が三席という、贅沢な内容。雀三郎師匠の落語は、8年くらい前に大阪・鶴橋の小さな小屋「雀のおやど」で初めて落語を拝聴して以来のファン。また「雀のおやど」での落語も聴きたいな。

 

終演後は、京都駅八条口の「マールブランシュ」でお茶タイム。久しぶりにゆっくりと、クリエイティブについていろいろとお話しでき、とても楽しいひとときでした。礼子ちゃん、どうもありがとう♪

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落語のときは、やっぱり着物で!
お天気が微妙だったので、雨仕様で、藍色鰹縞阿波しじら+白地に黒の独鈷柄博多献上名古屋帯(スコッチガード加工)で。サッカーワールドカップ期間中、日本代表チームを応援すべく、ブルー(藍色)の着物を着用、っていうのはウソで、たまたま洗える着物は藍色しか持っていないから。

足元はなんとなく雨に当たらない予感がしたので桐下駄で。

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落語は最も好きな和の伝統芸能。お馬鹿で、楽しくて、朗らかで、人情深くて、現代にも参考になる人々の営みがとても素晴らしく描かれている。京都に寄席があったらいいのにな〜。

 

2014.06.07. 「ぬぬぬパナパナ 2014」展@大阪 へ

昨年に引き続き、今年も阪急うめだ本店で開催の 「ぬぬぬパナパナ2014」展 へ。今年はちょうどお仕事で関西へご出張中の東京の着物友達Hちゃんと一緒に、トークイベント「キモノ井戸端会議 vol.2」も合わせて行ってまいりました。

阪急のレストランフロアで待ち合わせてランチ。せっかくなので、阪急電鉄の豪華な時代(昭和初期/日本一豪華な駅のコンコース)を感じていただこうと、その造作を一部移築したレストラン「シャンデリアテーブル」にて。

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そこそこリッチな価格帯だけれど、ざわざわしたファミリーレストラン感満載(爆音で誕生日音楽が流れる…要らんやろ)で、雑然としていてまったく落ち着かない空間だけれど、Hちゃんには移築された造作で当時の豪華さをほんの少し感じていただけたかしら。個人的には楕円形のアイランドカウンター(ただの配膳台と化していて見た目美しくない/ドームの空間のダイナミックさを遮断している/特に上部のスワロフスキーの安っぽい装飾)はまったく要らない、ピンク紫色のLED照明なんて絶対要らない、どうせならもっとゴージャスに特別感のあるレストランにしてほしかった。宝塚で「すみれの花」色を使うなら、もっと上品にゴージャスに使ってほしい。でもお料理はアレルギー対応もしてくださるし、サービスは悪くはないのです。

 

Hちゃんと近況報告などしあっていると、あっという間に2時間が過ぎ、「ぬぬぬパナパナ」展 のトークイベント開場時間になったので、9階阪急うめだギャラリーへと移動。

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ぬぬぬパナパナ

“ ぬぬぬパナパナ ” とは沖縄・八重山地方の方言からの造語で、布の端々という意味。八重山から東京まで25人の作家さんたちのあたたかい染織り作品をご覧いただけます。

 

受付後、会場では一番乗り!せっかくだし、と最前列ド真ん中を陣取ってみます。

すみれ庵・西岡先生、着物さくさく・須賀先生、和裁師・松下先生のトークイベント「キモノ井戸端会議 vol.2」。キモノ通のお三方それぞれが、キモノに関するいろいろな楽しみ方をご伝授してくださいます。

 すみれ庵・西岡先生は、着物の季節だけではなく気候に合わせた現代の自由な着こなし方を。

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着物さくさく・須賀先生は、現代の気候変動とキモノへの影響について、それに関連してお仕立ての居敷当てについてのイロハ(呉服屋さんでは決して教えてくれない!)を。

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和裁師・松下先生は、ふつうの和裁師さんじゃやってくれないであろう、襦袢袖のイロハを。

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毎回、めっちゃ勉強になります!着物のベテランの方々から、現代で着物を楽に着る創意工夫を直にお伺いできることは、とても貴重な機会です。透け感ある着物に合わせる夏襦袢のコツとか、いつか見習いたい。

 

「ぬぬぬパナパナ」展 では、美しい南国の染織物達が。作家さんが糸を紡ぎ、糸の染めから織まで丹誠込めて作られた染織物達は本当に力があって、美しいです。いつか手にできる日が来たらいいなー。

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ピーニャと呼ばれる、パイナップルから採った繊維で織られた帯地がありました。蜻蛉の羽のように透ける、繊細でしなやかな織り生地にビックリしました!帯生地の下に参考事例として藍染めの布を敷いてありますが、中に入れる帯芯の色によって柄が一層浮き立つようなおもしろい生地です。お柄には藍のトーンのみの琉球紅型が涼しげでステキです!

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同じフロアで開催されている「モンスーンアジア布の旅」展 も拝見。

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中でも一番興味を惹かれたのは、 PONNALET(ボンナレット) さん。

ラオスやカンボジアで織られている手織布を使い、オリジナルの着尺反物や帯を作られています。その布を接ぎ合せた帯のデザインセンスの良さったら!!!着尺反物はPONNALETさんがデザインされ、日本の着物や帯の生地幅に合わせて、ラオスで織ってもらっているそうです。

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とても渋カッコ良くて、男気好みな勝野にはピキーン!と電光石火が!!!いつか逗子&葉山のアトリエにお伺いしてみたいものです。(Hちゃん、いつかドライブで連れてって!)

 

夕方にはHちゃんのお着物友達Mちゃんとも合流して、須賀先生と一緒に梅田から歩ける距離のリサイクル着物屋さんへ寄り、夜ご飯には須賀先生がご予約してくださっている大阪名物・串揚げ「髭正」さん@福島へ。

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こちらのお店は2回目ですが、どれもこれも美味しいのです。最後はごはんもの無しのコースでも、串揚げだけでお腹いっぱい!内装も小綺麗で、着物で行ける揚げ物屋さんってのもうれしいです。

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次へ続きます…★★★

2014.05.29. 呉服の日「日本のおしゃれ夏着物」展へ

「きもの de 天満天神繁昌亭」解散後は移動して、阪急うめだ本店へ。こころやさんとトリエさんが出店されている着物イベント「日本のおしゃれ夏着物 伝統技術と分てクリエーターが発信する『温故知新』」展 へ。

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 トリエ さん。オリジナルの大格子柄夏着物や、綺麗色の雪花絞りがすてきです!

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こころや さん。雪花絞りをはじめ、他の板締め絞りもすてきだし、美しい夏着物の反物や帯がいっぱい。まだ拝見したことがない特別なお品を中心に見せていただきました。こころやさんでは、いつも作り手の方のこだわりや特徴などをお聞きできるので、とても勉強になります。

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そして今回お初でとてもすてきだったのが  色無地着物・千花 chihana  さん!

色無地着物もすてきですけど、お手頃価格帯の墨流し綿竪絽浴衣!モノトーンの墨流しはカッコいいし、はんなりカラーの墨流しがとても美しく、珍しい!!!いつか自分好みのカラーで墨流しが誂えられたらいいな。いくつか墨流し綿竪絽浴衣の反物を当てさせていただきました。

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千花さんオリジナルのカラフル腰紐(綿100%/男女兼用長め)がとても可愛かったです!インクジェットによる染めですが、堅牢染めの試験はしているので、汗による色移りはほとんどないでしょう、とのこと。見せても可愛い&カッコいい腰紐って、なかなか無いのです。これは袖まくりにも使えるし、いいですね!千花さんのHPから通販もできちゃいますよー。

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次へ続きます…★★★

 

2014.05.29. 呉服の日 天満天神繁昌亭へ

5月29日は「呉服の日」

着物で天満天神繁昌亭へ。今回はmixiの着物っ子コミュでイベント「きもの de 天満天神繁昌亭」を企画されていたので、勇気を振り絞っておひとりさま参加。

毎年「呉服の日」に着物で繁昌亭に訪れると大入り袋がいただけるのです。入場料から差し引くと破格の金額で3時間も落語が楽しめる(!)というわけです。これは行くしかないでしょう!

大阪天満宮に集合。総勢21名もの方々が全員着物で集まりました。すごーい!

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まずは主催者さんがご予約してくださっていた天神橋筋商店街のイタリアンレストランで、前菜付きパスタランチ(パン付き)。850円だよ!リーズナブルにいただけて大満足!下町の庶民の見方です!

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開場時間10分前に繁昌亭の前で、チケットの整理番号順に並び、順番に入場していきます。この日の昼席は繁昌亭全体の8割以上のお客様がお着物という圧巻の状態!!!繁昌亭、大赤字です!大入り袋を 笑福亭たま さんからいただきました!

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落語の出演者は、桂鯛介、桂雀五郎、笑福亭仁勇、メイド漫談・桂ぽんぽ娘、笑福亭岐代松、笑福亭鶴志(仲入り)親娘漫才・三吾&美ユル、桂米輔、林家そめすけ、トリに桂小春団治。

中でも笑福亭鶴志(かくし)さん(笑福亭松鶴師匠のお弟子さん/鶴瓶さんの弟弟子)が松鶴師匠を思い出させてくれる名演でめっちゃいい!「長短」最高におもしろかったです!
初めて体験する、メイド漫談・桂ぽんぽ娘。ちょっとずつちょっとずつジャブが効いてくる笑い!シュールでいいわ〜じわじわ来るわ〜〜〜。

 

色物が間に入る寄席はいいですね。とても楽しい。知らない噺家さんで自分の好みを見つけられるのも寄席のいいところ。京都にも寄席があったらいいのにな。(半分は当日券で入れるようにしてほしい)

 

終演後は繁昌亭のエントランスで、出演者の噺家さんたちと記念撮影も。桂小春団治 師匠と記念撮影していただきました!

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 最後にみなさんで天神橋筋商店街のカフェでお茶しながら、しばし歓談。

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 次へ続きます…★★★

 

2014.05.25.「上方の浮世絵」展へ

日曜美術館の展覧会紹介コーナーで内容をちらっと拝見して気になっていた「上方の浮世絵−大坂・京都の粋(すい)と技(わざ)−」展を観るべく、大阪歴史博物館へ。

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浮世絵と言えば江戸が中心で、いままで江戸の浮世絵「江戸絵」はたくさん観ていますが、上方の浮世絵「上方絵」はまったく観たことがありません。上方の浮世絵は、江戸の浮世絵とはまったく違い、独創性あふれる絵でした。人物と衣裳は当然ながら、その背景までも隅々まで精密に描き切っています。当時の上方の町の風俗や流行、街並や景観、人気役者の特徴や歌舞伎の舞台セットの隅々までもわかる、濃密な内容で描かれています。明治期の浮世絵では、西洋文化の到来で透視図法を取り入れた、ダイナミックな街並の表現も現れているところがおもしろいです。

「上方絵」は彩色技法も「合羽摺(かっぱずり)」など、独特の技法が使われています。海外では大坂で出された浮世絵を「Osaka Prints」と呼び、高い芸術性で評価されているそうです。いやー、おもしろかったな、めっちゃ勉強になる良い展覧会でした。

大阪歴史博物館の一階にある、展覧会に合わせた嵌め込みパネルで記念撮影。

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大阪歴史博物館から梅田へ移動。
毎年気になるファブリックデザイナー・ OTTAIPNU 鈴木マサルさんの傘展 が開催されているので、阪急うめだ本店まで。阪急のスタッフの方にお聞きすると、傘は新作ではなく昨年デザインの傘が中心に出品されているとのこと。白くま柄や蝙蝠柄など気になるデザインもあるけれど、もっといろんな作品が観たいので、また来年かな。東京では5月前半に青山・スパイラルホールでの大きな展示会が開催されていたのです。展示の会場デザインは私達が大好きなインテリアデザイナー・ ima のおふたり。その会場デザインも間近で拝見してみたかったな。

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そして、梅田から茨木へ移動。
現代美術で今後気になる作家「山城優摩」展グランファブリックへ。作品は平面と立体で表現。独特の色彩構成、空間構成、建築的センスを感じます。今後売れっ子になっていくであろう可能性をとても感じる作家さんです。久しぶりに現代美術作品で欲しい!って思いました。(買っていないけれど)

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時間切れでギャラリーの閉館時間になってしまったので、カフェに寄ること叶わず。次回またゆっくりさせていただこうと思います。帰りがけに河上氏に偶然お会いできたので、しばし野井成正氏についてや現代美術について、立ち話など。

 

腹ぺこ限界に達し、茨木に来たんだから、と デジャヴ へ突撃。よかった入れて。いろいろ美味なるアジア料理をいただきつつ、近況報告など。

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次に続きます…★★★

2014.05.18. ギュウちゃんからおでん

ギュウちゃんにお会いした後は、新梅田食堂街「たこ梅分店」でお夕食。大阪時代も長かったのに、たこ梅に来るのは初めて。20:00前、回転しはじめた時間か、予約無しでもタイミング良くカウンターにふたり入れて良かった!

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おでんはうす味、お出汁がぎゅううっと染みて、どれもこれも美味しかった〜。

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贅沢だけれど、くじらのコロを1本だけ。。。

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わかめの美味さったら、たまらん!コリコリ歯ごたえ、いい塩梅。

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着物でふらっと入ってきて、ひとり晩酌のおじさん、カッコ良かったな。カウンターメインだから女性でもひとり晩酌大丈夫な雰囲気。お腹空いてたまらない時は、ひとりおでんデビュー(もちろん着物でさ)してみよ。

 

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たこ梅分店
住所:大阪市北区角田町9-25 新梅田食道街1F
電話:06-6311-3309
時間:平日 16:00〜22:50 (L.O.22:30)
   土日祝15:00〜22:50 (L.O.22:30)
定休:年中無休(年末年始のぞく)

 

次へ続きます…☆☆☆

2014.05.18. ギュウちゃんに会いに行く!

「CUTIE AND THE BOXER 篠原有司男乃り子二人展」@阪急うめだ本店へ!

週末は在廊されているらしいとの情報により、ギュウちゃんこと篠原有司男さんと乃り子さんに会いたくて着物で行ってきました。

会場は9階の阪急うめだギャラリー。

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エントランスのウィンドウには5月13日に行われたライブペインティングの作品が。

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ギュウちゃんから後でお話を伺うと、「ふつうは油性キャンバス地に油性ペンキでべっちゃりの予定が、会場側で用意されたものが油性のキャンバス地に用意された液体が墨汁だったため、パンチすれどもはじいてびしゃ〜って全部墨汁が落ちちゃうから、すごい焦った!」って。「テレビの取材も来てるしこのパフォーマンスどうなんだろう?って思ったけれども、これはこれで見物していたみなさんから絶賛されたので、まあよかったな」と。(笑)

 

会場内の作品を拝見していると、どこからともなくギュウちゃん登場!若いお客さん取っ捕まえて、突然のご本人によるギャラリートークが始まる。
「すげーだろ、コレ。今買っておくとお徳だよ。オレが死んじゃったらさ、あっという間に1000万円とかになっちゃうよ。どう???」って。(笑)ほんとにビルゲイツになったら、全部買い占めたいです!

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ギュウちゃんと乃り子さんのドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」は今年のアカデミー映画賞ドキュメンタリー部門でノミネートされました。レッドカーペットを行進したけど、残念ながらオスカー像はもらえなったので、その反逆精神で『オスカーなんて、なんだとぉー』って思って描いた作品「アカデミー狂騒曲」を前に、熱く解説するギュウちゃん。

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展示作品の直接的な撮影は禁止されているので、すべてをお見せできませんが、スチールと段ボールと樹脂によるキッチュな立体作品、ユーモアとパワーあふれるペインティング、そして美しいボクシング・ペインティング。

特にギュウちゃんのブルー&ブラックを使ったボクシング・ペインティング「Hadson River 2012」は大好き!!!尾形光琳の「燕子花図」のようで、鈴木其一の「朝顔図屏風」のようで、本当に美しい。いつか美術館が持てるほどのお金持ちになったら、絶対に手に入れたい作品。(いつなれるか夢のまた夢だけれど)

乃り子さんの作品も素敵でした!大作絵巻絵画「キューティー&ブリー」にほろっと感動する(映画で制作風景がちらっと出てきましたね)し、小作品の銅版画には素晴らしいものがたくさん。「金閣寺」は特に魅了された作品。

 

展示されているアート作品を買える身分ではないので、Tシャツを買って、Tシャツと「キューティー&ボクサー」の映画パンフレットに、ギュウちゃんと乃り子さんにサインを入れていただく。そして、一緒に記念撮影!

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ギュウちゃんにがっつり握手をしていただいた。一生忘れない。いつかニューヨークまで会いに行く!!!

 

お会いしたご夫妻は、映画のまんまでした。常にエネルギッシュでエキサイティング、だけど可愛いおちゃめなギュウちゃん。そんなギュウちゃんを、静かに、笑顔で見つめている乃り子さん。その乃り子さんの熱い目線。とても印象的でした。

映画を観て感じた通り、おふたりの間に流れる “ 愛情 ” と、お互いに芸術家としての “ 尊敬 のまなざし ”、を強く感じました。

お歳82歳のギュウちゃん、どうぞこれからもお元気で。いつか私達がニューヨークに行くまでお元気でいらっしゃってください。京都のもなか持って行きますから!

ギュウちゃんのボクシング・ペインティング作品は、私達の琴線にふれ、最も心に響き、いま最も欲しいと思わせてくれる、現代美術作品です。どうぞ、日本の美術館で、ギュウちゃんと乃り子さんの作品をまるまる収蔵していただきたいものです。日本の国宝ですよ!

 

↓↓↓ サイングッズはこちら。

ボクシング・ペインティングのパンチ跡が印刷されたTシャツの表面には、ギュウちゃんのサイン。

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何も無いTシャツの裏面に、乃り子さんのサイン。あえて、ギュウちゃんの作品とは離れたところにサインする乃り子さんに、乃り子さんの芸術家としての強さとポリシーを感じました!

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今年1月には、東京・渋谷のパルコミュージアムで開催されていた「 篠原有司男・篠原乃り子二人展 Love Is A Roar-r-r-r! In Tokyo  愛の雄叫び東京篇 」も勝野だけですが、じっくり拝見しました。大型バイク作品など、阪急とはまた違う展示で、パワーと愛を感じるすさまじい展示で、感動して泣いちゃいました。どこの展覧会も、パンフレットや図録などがまったく販売されないので、とても残念です。今後、ぜひともハードカバーの作品集が刊行されることを願っています。

 

東京方面の方に朗報!今週末6/28(土)より【東京】下高井戸シネマにて「キューティー&ボクサー」の上映がスタートするそうです!ぜひチェックしてください!

7月に映画のDVDが発売されるそうです。現在予約受付中!ぜひ、みなさまご覧になって!
キューティー&ボクサー【スペシャル・エディション】 [DVD]

 

ドキュメンタリー映画「キューティー&ボクサー」公式サイトは、こちら

 

次へ続きます…☆☆☆

2014.05.13. 宇治「丸久小山園」新茶製造工場見学会

朝から快晴のお天気に恵まれ、宇治「丸久小山園」新茶製造工場見学会に行ってきました。

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見学会はトータル約1時間半。まずはお部屋にて、日本茶についてのビデオから始まります。

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昔ながらの石臼の解説。石臼は斜めに凹んだ歯が交互になるように作られているんですね。天然の日本産御影石の石臼でゆっくり挽くことで、静電気を与えずきめ細かな(ミクロの世界)美味しいお抹茶が製造できるそうです。丸久小山園のお抹茶は現在でもお茶を挽くのは、御影石で行っておられるそうです。(詳細は見学会最後の方でわかります!)

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お抹茶の原材料になる「甜茶(てんちゃ)」(かぶせ茶)の茶園を見学。雨上がりの日で、水滴でキラキラきらめく茶園の美しいこと! 

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最上級のお抹茶用の茶園では、昔ながらの方法で日よけに天然の無農薬の葦藁を使用し、茶園の天井・横をすべて覆い尽くし、天候により毎日日光を調整しながらゆっくりゆっくりと茶木を育ててゆくのです。時間が経ち風雨で傷んだ葦藁は、茶園の畑の土に混ぜて肥料にし、最後まですべてを利用するそうです。自然の恵を利用して自然に恩返しする、究極のエコ。(最近では樹脂製網を日よけに使用することも多いそうですが、天候により蒸れてしまうので、あまり良くないそう。)

 新茶の茶摘み体験をさせていただきます。

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新茶摘み体験の後は、製茶場で新茶の製造工程を間近に見学させていただきます。

まずは蒼蒼とした新茶の茶葉が、より鮮やかな緑色に、やわらかくなるまで蒸されます。

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蒸された茶葉は、天井まで6mはあるグリーンネットの中を送風で吹き上げられ、大まかな乾燥を。その後、レンガ造の乾燥スペースの中でボイラーの熱風で熱されながら時間をかけて徐々に乾燥させていきます。

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乾燥されたものが「碾茶(てんちゃ)の荒茶」となります。140513-koyamaen31

 

乾燥後の茶葉「碾茶の荒茶」は、茎・葉筋・葉くず・葉に分けられ、抹茶の原材料となる「仕立碾茶」へと加工されていきます。

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分けられた葉の部分は、機械の中で光学的なセンサーにより数種類の緑色のランクに分けられます。

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緑色をランク分けされた「仕立碾茶」は、大きな紙袋に入れた状態で低温の冷蔵庫で寝かされ、石臼で抹茶に加工される時まで鮮度を保ちます。

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碾茶工場の見学後は、玉露・煎茶工場の見学です。ここで、煎茶、ほうじ茶、茎茶、粉茶へ加工されていきます。

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そして工場見学最後の圧巻の風景は、コレでしょ!!!抹茶製造マシーンがぐーるぐる!(昨年までは撮影禁止の機密事項、今年は撮影許可された)

すべて自動のマシーンですが、日本産御影石製の石臼を使用し、熱をかけない一定のスピードで、最上級のお抹茶が製造されていきます。 静電気大敵、滅菌室でもあるので、関係者以外立ち入り禁止。見学はガラスの囲いの向うからしかできません。140513-koyamaen48140513-koyamaen52

 

抹茶製造マシーンでテンションMAX(!)になった後は、お部屋に戻りお抹茶と茶団子をご馳走になります。お抹茶は、コクと苦みの中にふくよかな甘みがあり、とても美味しい!!!

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見学会終了後には、ジェラートタイプの抹茶ソフトとほうじ茶ソフトをいただきます!どちらも甘みが少なく、お茶の風味が濃くて美味しい!

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見学会の他の写真は、こちら

 

丸久小山園の新茶製造見学会は、毎年八十八夜が過ぎる頃5月10日前後の5日間程開催されます。ご興味のある方は毎年4月に申し込みが開始されるので、直接工場へ「DM送付希望」とお問い合わせください。

 

丸久小山園

本社:京都府宇治市小倉町寺内86番地

お問い合せ電話:0774-20-0909

 

杉木源三氏デザインの素敵なお店、丸久小山園西洞院通店・茶房「元庵」でも茶葉の販売と、喫茶ができますよん。ソフトクリームもいただけます。夏の京都散策の途中に、どうぞお立ち寄りくださいませ☆

 

次へ続きます…☆☆☆