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2016きものサローネin日本橋【 勝野屋商品 】03

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■帯揚げ/夏用/CMYKぼかし染め

素材:京都丹後ちりめん 正絹100%/ストライプ紋紗・銀糸入り

着用時期:5月〜10月(*透け感少ないので通年でもOK)

TPO:カジュアルからカジュアルパーティー

染色:シアン・マゼンダ・イエロー/各色100%〜20%ぼかし染め

   ブラック&ホワイト/半分を白地のまま残し、半分を黒でぼかし染め

価格:7,560円(税込)

 

落ち着いた透け感ですので暑い季節を含め、通年お楽しみいただけます。銀糸入りで上品にキラキラと煌めき、さりげない華やかさを演出します。パーティーの時に胸元のちらっと光るアクセントに。

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■帯揚げ/袷用/CMYK40%無地染め

素材:京都丹後ちりめん 正絹100%/ストライプ紋意匠

着用時期:10月〜5月

TPO:カジュアルからカジュアルパーティー、礼装まで

染色:シアン・マゼンダ・イエロー/各色40%無地染め

価格:7,560円(税込)

 

華やかな色を試してみたいけれど、自分のコーディネートにはまだ取り入れる自信が無いという場合、どなたでも取り入れやすいCMYK40%無地染めをご用意しました。薄すぎず、濃すぎず、けれども華やぎのある艶やかなお色が、着こなしをぐっとドレスアップしてくれるお色です。

光でちらっと光るストライプ紋意匠生地は、どんなコーディネートにも万能選手です。

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■帯揚げ/袷用/CMYKぼかし染め

素材:京都丹後ちりめん 正絹100%/ストライプ紋意匠

着用時期:10月〜5月

TPO:カジュアルからカジュアルパーティー、礼装まで

染色:シアン・マゼンダ・イエロー/各色100%〜20%ぼかし染め

   ブラック&ホワイト/半分を白地のまま残し、半分を黒でぼかし染め

価格:7,560円(税込)

 

光でちらっと光るストライプ紋意匠生地に、CMYKぼかし染めです。濃い方をCMYK100%に、淡い方はCMYK20%になるように、京都の職人さんに手染めで美しいぼかし染めを施していただきました。

濃い方はパンチの効いたアクセントカラーに、淡い方は優しい気分のペールカラーに、両方をコーディネートに合わせて使い分けできる万能帯揚です。黒も、漆黒〜墨色の美しいトーンで、とてもカッコよく仕上がりました。

着こなしのポイントになる、モダンな着こなしにおすすめの大胆カラーの帯揚げ。このカラーを使うだけでハッとする、スタイリッシュになる、気持ちが活き活きしてくる。そんな帯揚げが欲しかったのです。ストライプの上品な煌めきがお洒落度をアップさせてくれます。

 

2016きものサローネin日本橋【 勝野屋商品 】ご紹介

2016きものサローネin日本橋【 勝野屋商品 】をご紹介していきます。お待たせしました!

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テーマ

「迷いなき、現代の、純粋な、色の世界で遊ぶ」

 

コンセプト

「CMYK。現代の印刷物も染物も、全てのカラーリングがこの4つの原色(シアン、マゼンタ、イエロー、キープレート=ブラック)のバランスから構成される。和でも洋でもない、何の記号もニュアンスも含まない、ただそれだけの色。ノイズに溢れかえる現代の生活環境へ、伝統的なスタイルとしての和装の世界へ、迷いなき純粋さを備えた究極の彩りを。色のゼロ地点から果てしなくひろがる無限の可能性に遊んでみる。」

 

このコンセプトを基に、すべてCMYKカラーで構成するコーディネートを【 YUITO コーデ80 】で発表いたします。当日会場でぜひご覧ください&投票よろしくお願いいたします!

 

 

2016きものサローネin日本橋【 No.60 西陣織りんどう屋 】

きものサローネ勝野屋のブース近くに出展される【6F/No.60 西陣織りんどう屋】さんをご紹介します。

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昨年より中之島spininngさんでの伝統工芸品を新しい提案でご紹介するイベントでも出展され、最近は百貨店の催しでも大人気の西陣織の素敵なバッグや小物を、和装洋装問わないデザインで展開されています。西陣織を世界へ!

きものサローネでは新作の可愛らしい自然をモチーフとした図柄の半幅帯をお披露目されます。デニム着物や木綿着物や紬などにとても似合うかわいいデザイン。ぜひ実物を手にとっていただけるこの機会に、きものサローネの会場へ見にいらしてくださいね!

■西陣織りんどう屋 FBイベントページ

https://www.facebook.com/events/153045665104414/

■西陣織りんどう屋 オフィシャルウェブサイト

http://www.rindouya.com/

 

2016きものサローネin日本橋【 勝野屋商品 】

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テーマ

「迷いなき、現代の、純粋な、色の世界で遊ぶ」

 

コンセプト

「CMYK。現代の印刷物も染物も、全てのカラーリングがこの4つの原色(シアン、マゼンタ、イエロー、キープレート=ブラック)のバランスから構成される。和でも洋でもない、何の記号もニュアンスも含まない、ただそれだけの色。ノイズに溢れかえる現代の生活環境へ、伝統的なスタイルとしての和装の世界へ、迷いなき純粋さを備えた究極の彩りを。色のゼロ地点から果てしなくひろがる無限の可能性に遊んでみる。」

 

勝野屋からは【CMYKシリーズ】の着尺反物(変わり縞柄紋意匠/ぼかし染め)、帯(ジオメトリック柄紋意匠/無地染め/仕立上り)、帯揚げ(ストライプ紋意匠/100%〜20%ぼかし染め・40%無地染め)、帯締め(現在急ピッチでサンプル製作中&サローネにてお披露目。会場で先行予約受付ま〜す!)を発表いたします。

どれもとても美しい仕上がりになっています。絹のしなやかで光沢のある美しさ、CMYKの「迷いなき、現代の、純粋な、色の世界で遊ぶ」空間を、ぜひ体験しにきてくださいね。

 

勝野屋 web site:http://katsunoya.com/blog/

勝野屋 web shop:https://katsunoya.stores.jp/

勝野屋 Facebook:https://www.facebook.com/katsunoya/

勝野屋 Instagram:https://www.instagram.com/katsunoya/

#きものサローネin日本橋 #きもの #Kimono #和服

 

2016きものサローネin日本橋【 出展ブランド一覧発表 】

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【2016 きものサローネin日本橋】 出展ブランド一覧が発表されました!

http://kimono-salone.com/yuito/list/

ご存知のブランドも、まだご存知でないブランドも、各ブースでは新商品のお披露目や特注色オーダー受付など様々なアイテムに出会えること間違いなしです!

9/17(土)〜19(月・祝)のうち、まるっと一日、ぜひみなさまお誘い合わせの上、YUITOへお着物で遊びにいらしてくださいね!!!

#きものサローネin日本橋 #きもの #Kimono #和服

2016きものサローネin日本橋【 勝野屋新作展示販売会 】

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勝野屋は9/17〜19「2016きものサローネin日本橋」に出展いたします! #きものサローネ

勝野屋でおなじみの【CMYKシリーズ】の染め着物、帯、帯揚げを展示販売いたします。新作の着物・帯はオーダー販売、帯揚げは数量限定ですが、その場でお持ち帰り可能です。

勝野屋の会場は【6F/ブース:No.77 】です。

三日間常時勝野もブースに滞在しておりますので、ぜひこの三日間にYUITOへ遊びに来てください!みなさまのお越しを心から楽しみにお待ちしております!!!

 

日時:9月17日(土)12:00〜18:00

   9月18日(日)10:00〜18:00 

   9月19日(月・祝)10:00〜18:00

ブース:6F/No.77 勝野屋

入場:無料

場所:YUITO 日本橋室町野村ビル 5F・6F  東京都中央区日本橋室町2-4-3

アクセス:○JR各線

     「新日本橋駅」(2番出口)徒歩3分

     「神田駅」(南口)徒歩7分

     「東京駅」(日本橋口)徒歩10分

     ○東京メトロ

     銀座線・半蔵門線「三越前駅」(A9出口直結)徒歩1分

     銀座線・東西線「日本橋駅」(B12出口直結)徒歩7分

 

■きものサローネin日本橋 Facebook 

■きものサローネin日本橋 公式サイト

http://kimono-salone.com/

2016年のテーマ「着物カーニバル!/ 着物産地展&SHOW」

きものファン、きものや和文化に興味を持ちはじめた人たち、クリエーターを目指す学生を対象に、「open mind/fashion/enjoyment」なイベントとして、きものや関連商品の展示、和文化体験、ファッションショー、コンサート、トークイベン トなど、多彩なプログラムが繰り広げられます。

 

■パンプレットから一部ご紹介。(画像はクリック→拡大)

会場5Fフロアマップです。5Fでは「京の名工展」を開催。ワークショップコーナーでは、墨流し体験、裂き織り体験、帯締め制作体験、吉澤暁子先生による着付ミニ講座、きくちいまさんトークショーなど。

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会場6Fフロアマップです。勝野屋はフロアマップ左上・小ホール【6F/ブース:No.77 】です。近くのブースに西陣織りんどう屋もいらっしゃるので、ぜひお立ち寄りください!

勝野屋以外に、大阪からはゑびす足袋さん、京都からは西陣織りんどう屋さん、西陣まいづるさん、木屋太今河織物さん、藤井絞さん、仕立ての店藤工房さんなど多数出展。東京からは人気ブランドのモダン着物小物梅屋さん、七宝焼kimitoさんなど。カジュアル着物から伝統工芸品まで幅広く勢揃いいたします。お着物を始めたばかりの方から上級者着物にシフトしていこうという方まで、様々に楽しんでいただけるフロアです。

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期間中、楽しいイベントも盛りだくさん!きくちいまさんのトークショー、吉澤暁子先生による着付ミニ講座、日本舞踊と三味線を楽しむ会など。タイムスケジュールを考えて、丸一日きもの遊びができますよ!

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■YUITO コーデ80

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期間中、各ショップがご提案する80体のマネキンコーディネートが会場内に展示されます。人気投票でプレゼントが当たるそうですので、ぜひお気に入りのコーディネートに投票してみましょう。

勝野屋はもちろんCMYKの斬新なコーディネートで出品予定です!投票よろしくお願いいたします!!!

 

着物にどっぷりな三日間。みなさまのお越しをお待ちしております!

 

2016.05.29. 詩仙堂〜安楽寺 サツキお花見散策

着物友達のMちゃんとYちゃんと、「月に一度は着物を着よう!」ってことで、着物でサツキのお花見散策にお出かけしてきました。午前中はお天気でも午後から雨という微妙な天気予報の日。きつい日差しに湿気に、朝からバテそうな気候です。

詩仙堂

まずは京都の名庭園五本指に入る「詩仙堂」からスタート。毎年2〜3回は訪れますが、この季節の青もみじもとても美しい情景です。

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サツキはちょうど盛りの少し手前、素晴らしく美しい状態で拝見できました。お客様もいっぱいですが、静かにゆっくり堪能させていただきました。

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庭園奥も散策。日本初の鹿おどしの音が「カッコーン」と鳴り響き、涼しさを感じます。

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茶室「残月庵」。奥の襖に秋のススキと満月の絵が描かれています。

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静けさの中に、そよぐ風と木々のささやきを感じます。庭園内の随所に、季節のお花が少しずつ植えられています。紫陽花、鉄線、下野(シモツケ)などが可愛らしく咲いていました。

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詩仙堂」を堪能した後は、「詩仙堂」出てすぐ隣にある屋台で冷やし飴をいただき、喉を潤します。

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グリルにんじん

詩仙堂」を後にし、次のサツキの名所へ向かう前に洋食屋「グリルにんじんでランチ。都心から離れた住宅街でほとんど人通りのない場所なのですが、土曜日の遅めのランチタイムでも満席。なんとかテーブルが空いて入れてよかった〜。

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三人で悩んだ末、「洋食屋さんらしいメニューを食べたい!」ってことで、お得なランチセットではなく、単品メニューでカニクリームコロッケ、ハンバーグステーキ、ビーフステーキを頼んでわけっこしました。どれもとっても上質で美味しゅうございました!

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安楽寺

お腹いっぱいになって満足した後は、バスに乗ってもうひとつのサツキの名所「安楽寺」へ。毎年このサツキの季節と秋の紅葉の季節の土日しか拝観できないそうなので、期待して行きました。

青もみじの素晴らしく美しい山門に心が躍ります。

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しかし、美しいのは山門前だけで、中の庭園はごめんなさい、正直めっちゃ期待はずれでした。まず、植栽が手入れされてなくて鬱蒼とジャングル化してしまっている状態。年に数回の特別拝観なら、京都の名庭園を謳うのでしたら、きちんと植栽の手入れを行わないと…。素晴らしい庭師の方々がたくさんいらっしゃる京都ですよ。もったいないなぁ。

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まずは方丈へお参りし、後鳥羽上皇の女官・松虫姫と鈴虫姫の由来をお聞きしたり、御本尊を拝見しました。

方丈から客殿へ移動する途中に、新しく増築された建物へ渡る橋。奥にはカフェ&ギャラリーがあります。

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客殿の空間に、この日は現代アートが展示されていました。モダンで空間に似合っていてカッコよかったです。

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目的のサツキですが、盛りが終わりかけで残念っていう以上に、植栽の手入れがなされておらず、新芽がピコピコ飛び出しているわ、背景の植栽はぐちゃぐちゃに生い茂っているわ、とても残念な状態でした。美術系大学の造園学科にでもご相談して、きちんとお庭の手入れをされることを願います。

取材で何人ものカメラマンさんも撮影されていましたが、どこを美しく切り取るべきか、苦労されてました。京都らしい庭園の雰囲気が出したいというカメラマンさんのリクエストで、Yちゃんが着物の後姿で登場。どこに掲載されるのかな?

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不満足で終わってしまった「安楽寺」を出ようかという頃に、雨がどば〜っと降ってきました。雨で漂う緑の香りは気持ち良かったです。

 

ZEN CAFE

ミッション終了し、バスで祇園へ移動。午前中の感じでは「祇園NITI でかき氷!」な気分だったのですが、雨が降り始めて肌寒くなったのでかき氷はやめて、お二人をまだお連れしていなかった「ZEN CAFEへご案内。

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ZEN CAFE」は鍵善良房さんの姉妹店ですから、絶対に外せない、特製くず餅と飲み物のセットをいただきます。最初の一口目は何もつけずに、くず餅そのままの甘味を正味します。二口目からは黒蜜ときな粉を好きなようにかけていただきます。

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そして三人だからこそオーダーできる、季節のフルーツサンドをいただきました!この日はメロンのサンドイッチ!甘〜いうま〜い、たまりません!

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メロンのサンドイッチで目を丸くするMちゃん。かわゆい。

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この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.26. 黒田商店と日本伝統工芸染織展

■ 黒田商店@JR京都伊勢丹

今年もやって参りましたこの季節。【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 大阪展 】と並ぶ5月末のお楽しみ、香川県の履物店・黒田商店さんの京都催事出店であります!!!

昨年キモノハジメかえる堂ケロタンさんと一緒に行ってみて、すっかりトリコになってしまった、黒田商店さんのおもしろさ!履物のおもしろさを共有できる方は少ないのですが、浅井さんとは申し合わせたようにハマっております。(笑)

黒田商店さんは香川県に実店舗がありますが、一年を通して全国各地の百貨店・呉服店での催事出店をされています。関西ではJR京都伊勢丹と神戸の呉服屋さんに年に一回しか来られないので、七夕のような出会いなのです。

以前にご紹介した自慢の逸品【葛飾北斎「凱風快晴」(富嶽三十六景)の赤富士】刺繍鼻緒は、昨年こちらの催事でいただいたのです。今度はどんな鼻緒をいただこうかと、一年間楽しみにお待ちしておりました!

 

その場で鼻緒を挿げて下さる黒田さん。お元気そうで嬉しいです。

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たくさんの鼻緒、下駄と草履の台がお出迎え。ブースに到着した途端に物色開始。

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*写真はすべてクリックで拡大します。

シンプルで上品な鼻緒。

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超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。このウサギさん見て!こんなにリアルで可愛いウサギさん初めて見ました。一般的なウサギ柄って幼稚なデザインが多くて嫌いなのですが、これはイイ!毛並みがリアルに身体に沿って刺繍されているのです。なんて可愛らしい❤

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カッチョいい超絶技巧の刺繍が施された鼻緒。ドラゴンにするか、風神雷神図にするか、悩ましい。

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黒田さんの奥様がヨーロッパや北欧で集めてきたアンティークやデッドストックの貴重な生地を使った鼻緒。基本的に一点物ばかり。まさに一生に一度の出会いです。

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草履や下駄の台もベーシックなものから個性的なもの、黒田商店さんオリジナルの疲れない草履までいろいろあります。

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ケロタンさんのお悩み鼻緒。下は鹿革に松葉図を彫刻で施したもの、上はヨーロッパのデッドストック生地。どちらも二度と出会えないかもしれないそうで、どっちに…?

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勝野のお悩み鼻緒。ウサギさんのグレーかパープルか、はたまた風神雷神図にするか、ドラゴンにするか、悩んで悩んで〜。また草履が完成した時に結果をご報告いたしま〜す。(笑/お金持ちじゃないので台まで一緒に誂えられないのです。後日伊と忠さんで台を狙います!)

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ふたりともそれぞれの好みがかぶらないのがいいですね。お互いにう〜んと悩んで満足した後、奥様からいろいろなお話を伺いました。

イタリアを旅された時に、イタリアの老舗インテリアファブリック製造会社で入手された生地を見せていただきました。

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セレブの邸宅、高級ホテルの室内装飾に使う超高級なファブリックで、工場に残っていた2M角ほどの端切れを頼み込んで売っていただいたそうです。1M角で○十万円!素材はシルクで、幅4Mほどある大きな手動ジャガード織機で、手織り製造しているそうです。横糸を通すためのシャトルを飛ばすのに手動で毎回端から端まで取りに走るそうです。(機械化しないのね)シルクは繊維が細いため、数センチ織るだけでどれだけ時間がかかることか。それは高くなりますわ〜。

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このコバルトブルーとライムグリーンがかったイエローの発色の美しいこと!眼福でございました!160526-kuroda15

こちらの布を使って利休バッグと草履をお揃いで発表されるそうです。時期は未定、発表場所も未定ですが、三越(東京)の逸品展でお披露目されるかもしれません。美しく仕上がったお品を拝見してみたいです。

 

そして、スペインで19世紀に製造された更紗を拝見。大航海時代にアジアの更紗がスペインにもたらされ、スペインの歴史上初めて製造された更紗らしく、タペストリーに加工されていたものを、特別に額から剥がして売っていただいたのだそうです。なんと!

貴重な生地なので、加工するのにもの凄くモチベーションを高めて心してかからないといけないそうです。これもどんなお品に加工されるのか、奥様のセンスに期待!

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黒田商店さんだけでたっぷり2時間半も費やし、心残りのないふたりでございました。あの鼻緒は、また来年!

 

ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都

黒田商店さん満喫の後、JR京都伊勢丹のレストランフロアにある「ザ キッチン サルヴァトーレ クオモ 京都」でランチ。初めて伺うお店ですが、京都タワーが一望できる素敵なお店です。(インテリアデザインはスピンオフ・塩見一郎さん)

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平日のお得なランチセットをいただきました。ビュッフェスタイルで、前菜を好きなだけいただけるんです。女性には嬉しい、お野菜もいっぱいありました。メインはピッツアかパスタか選べるのですが、ケロタンさんと一種類ずつ選んで分けっこしました。(ちゃんと取り分けてサーブしてくれるのも嬉しい)これにドリンクとデザートまで付いてくるなんて、お得!

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いろいろおしゃべりしていたら時間はあっという間に過ぎていきます。すでに15時!(笑)

 

■ 第50回 日本伝統工芸染織展

先日、陣内さんから招待チケットをいただいていたので、京都大丸「第50回 日本伝統工芸染織展」へ。

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陣内久紹さんの作品、ぬぬパナで紹介されていた芭蕉布、八重山花織の作品も出品されていました。素晴らしい作品ばかりで、とても勉強になりました。

数ある作品の中で気になったのが「吉野風通織」「吉野間道」は聞いたことありますが、これは格子柄の名称では???「吉野風通織」は聞いたことがない織名称なので、調べなくてはっ!(すみません、無知で。どなたかご教示くださいませ〜。)

陣内さん、チケットを誠にありがとうございました!

素敵なものをいっぱい見て、満腹な一日でございました。