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2016.05.25. ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 大阪展

今年も阪急うめだ本店で開催された【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 大阪展 】へ行ってきました。雨だったのと仕事で時間に余裕なく洋服で。

会場には今年も素敵な手績みの布「ぬぬ」たちが!

いいですね〜、丹波布、芭蕉布、琉球絣、琉球紅型、琉球藍染め。力のある布は素晴らしく魅入ってしまいます。

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会場で「ぬぬ」たちを一巡りした後、場を移して、朝香沙都子さん、西岡万紀先生、松下妙子先生、須賀凌子先生によるレクチャー「キモノ井戸端会議 vol.4」へ。

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今年の内容は、昨年12月に7日で7島を巡るというハードな「八重山染織スタディーツアー」に行かれた時のレポートです。離島各地で織られているいろいろな天然素材の布についてのお話です。

このツアーの詳細なレポートは、朝香沙都子さんのブログ きものカンタビーレ「ぬぬパナ八重山勉強会の旅 まとめリンク」にとても詳しく掲載されていますので、どうぞお時間のある時にじっくりご覧くださいね。

 

下記は、自分用覚書。

■ 宮古上布
天然の植物を割いたものを繊維としてできているので、普通の着物みたいにピシッと折り目正しく着てはいけないそうです(!)。

着る前に濡らしておくか、前日から浴室に掛けて湿気を含ませてから着るそうです。日中のお出かけの際には、必ず霧吹きを持参し、たまにスプレーしてしんなりさせる必要があるそうです。乾燥するとピリピリと割れてくるらしい(!)。

宮古上布でも、重要無形文化財(たてよこ手績み、手絣)のものと、そうでないものがあるそうです。詳細は自分で勉強しましょう!

宮古上布/宮古織物事業協同組合 http://miyako-joufu.com/
宮古島織物紀行 http://www.miyakojima.cc/

 

■ 八重山交織(ぐんぼう/こうしょく)
たてよこの糸を変えて織った織物。西筋ヒデ(いりすじひで)さんが60歳から独自に織りを始めたそうです。

 

■ 石垣 八重山上布
布を白地にするため「海晒し」を唯一行っていた島。色止めの効果もあるそう。

 

■ 石垣 八重山ミンサー
見学に行ける組合があります。大人数では無理ですが、少人数であれば予約なしで見学も可能。大人数の場合は事前にご連絡するのがベストです。

石垣市織物企業組合 http://www.ryukyujima.net/shop_info.php?ShopCode=071999
八重山花織事業協同組合 http://www.hanaori.biz/

 

琉球・石垣で使用する【藍】は、一般的なすくもを作って色を出す藍(タデアイ)と違うそうです。
琉球に自生している「ナンバンコマツナギ(豆科)」という植物を使用します。八重山木藍、島藍、インド藍ともいわれます。

藍布工房(らんぷこうぼう) http://lamp.yaema.jp/

 

■ 石垣 川平織(かびらおり)
からん工房 http://ameblo.jp/wingofkimera/entry-12125033679.html
市松花織

 

■ 与那国島(日本最南端)
アヤミハビル館
https://www.churashima.net/shima/special/yonaguni/04ayami.html

モスラのモデルになった、世界最大の蛾「アヤミハビル(ヨナグニサン)」という、ガの一種の繭から取れる糸を使った織物があるそうです。

与那国町伝統工芸館 http://www.yonaguniori.org/

 

■ 与那国シタディ
木綿の手拭いのことを「シタディー」と言います。
ていぬ花工房 http://www.shokokai.or.jp/47/4738210145/index.htm

 

■ 西表島
「海晒し」を現在も日本で唯一行っている。
紅露工房(くうるこうぼう) http://kuurukoubou.wix.com/iriomote

 

■ 竹富島
竹富民芸館 http://www.churashima.net/shima/taketomi/l_20010412_2/

 

着物初心者さんにはちょっぴり難しいお話でしたが、着物の知識が少しある人にとっては、とても勉強になる内容で、時間があっという間に過ぎていきました。講師のみなさまは、きもの文化検定一級の方々ですからね、奥が深い深い。さらにさらに詳しくお聞きしたい内容で、ぜひとも別の機会に「八重山染織スタディーツアー レポートVol.2」をお願いしたいです!!!

 

終わりに、和裁士の松下妙子先生から、宮古上布・八重山上布・芭蕉布など(天然の植物を割いたもので作られた布)のお仕立ての難しさ、お仕立ての際のコツをお聞きしました。お仕立ての際にもピシーッと折り目をつけてはいけないため、とても気を使うそうです。この日朝香さんがお召しのお着物(八重山上布)は松下妙子先生のお仕立てだそうです。

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西岡万紀先生の私物。貴重な与那国の織物・名古屋帯と、八重山ミンサー織の半幅帯を拝見しました。どちらも草木染め。

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朝香沙都子さん、西岡万紀先生、松下妙子先生、須賀凌子先生、楽しいお話を誠にありがとうございました!素敵な琉球のお召し物にも眼福!

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会場へ戻り、自分用お土産を物色。大きな「ぬぬ」たちは買えないので、西表島の木から作られた着付ベラ(西岡万紀先生監修)を残り三本になっていたうちの一本をGET!着付師さんにはもちろん必須アイテムですが、自分用にもあると便利そうです。近々試してみたいと思います。

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そして写真撮影はしていないのですが、ぬぬぬパナパナオリジナルの藍染帯締めをいただきました。八重山木藍「ナンバンコマツナギ(豆科)」が使用された華やかなブルーの色合いが素敵な帯締めです。房が無いので、帯留をつけるのにもぴったりで、これからの季節、夏着物に登場させたいと思います。

 

2016.05.22. 「陣内久紹 染の着物展」と西陣散歩

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■ 「陣内久紹 染の着物展」紫風庵

近美の後は、西陣へ移動。

陣内章代さんの旦那様・陣内久紹(じんのうちひさつぐ/蒔糊友禅染)さんの展覧会へ。

染織 陣内 http://someorijin.jimdo.com/

 

会場は京都有形文化財でもある「紫風庵」。昭和8年竣工の数寄屋造の和洋折衷の住宅建築。

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西陣北に位置する建勲神社のある船岡山の斜面に建っています。高台なので、建物の玄関から東には比叡山が望めます。

玄関脇の丸窓。

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まあるいディテールが可愛らしい階段。

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洋室にも可愛らしいツバメのステンドグラス。

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初代の所有者さんはどれほどの洒落人だったのでしょう。小さい住宅なのに、建具の豪華なこと!金箔貼りの三十六歌仙の襖、曾我蕭白直筆の襖とか!いったい、どんだけ!!!(恐ろしすぎて、建具に一切触れることはできません。)

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建築探訪しつつ、陣内久紹さんの作品をじっくり拝見。
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最高峰の作品「高雄の空」

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いやいや、あたらめて、蒔糊友禅の素晴らしさをひしひしと感じました。ヤギは初めて陣内久紹さんの作品を拝見させていただきまましたが、感動しまくっておりました。

 

陣内久紹さん直々に、蒔糊友禅のご説明をしていただきました。手間のかかること、かかること。

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気になったお着物「蒔糊友禅無地ぼかし訪問着」を試着させていただき、満面の笑みの勝野であります。

遠くから見たら色無地、近づくと裾の方から蒔糊グラデーションで訪問着とわかります。さりげない訪問着は、帯次第でカジュアルPOPな帯を合わせてお洒落着から、華やかな袋帯を合わせて礼装までOK。これはおもしろいっ!次はこれを…。

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素敵な展覧会でございました。陣内様、ゆっくり拝見させていただき誠にありがとうございました!!!

 

■ 西陣探索

帰り道道、西陣探索。何度かは来ているものの、ゆっくり歩いたことがないんですよね。銭湯を改装したCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんくらいしか知らなくて、お茶すべく少しだけ鞍馬口通を探索。

 

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船岡温泉。(現役の銭湯)

なんだ〜、こんなにCAFE SARASA(さらさ西陣)」さんの近所にあったんかい???

銭湯側の方は現在修復中の様子(営業しています)。また夏に浴衣で伺おうかと思います。(浴衣で船岡温泉でお風呂をいただき、近隣の立ち飲み屋を何軒かハシゴする、学生さんたちとツアー決定!)

 

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陣内さんのお手製地図にもあった昭和な喫茶店、自家焙煎「珈琲ガロ」の佇まいが可愛くって、入ってみようと覗いてみたら、あら満席。小さな小さなお店で10席くらいしかなさそう。入口近くに座っているおじさまが立ち上がって下さったけれど、そこは常連さんには申し訳ないので、また後日お邪魔することにしました。

 

 

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CAFE SARASA(さらさ西陣)」さんは数回行っているので外して、二軒隣の「うめぞの茶房」へ。三条河原町下る(LOFTの向かい)甘味茶屋「梅園」の姉妹店です。今年3月にオープンしたばかりということで、ニュースでは知っていたんですけれど、初めて伺いました。

きっと優秀な建築家さんによるであろう、素晴らしい京町家改修。古い部分を残しつつ、すっきりとした空間に。その塩梅が抜群にうまい!(*次回、どなたの設計か取材してきます。)

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アンティーク風の壁面塗装仕上げとアンティークの家具のいい塩梅。空を大胆に切り取るトップライトからの心地いい光。

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主力のメニューはあんこを使ったアレンジスイーツ。基本羊羹なのですが、そこにチョコレート、フルーツ、チーズ、ナッツなど様々な素材を投入したアレンジが斬新なスイーツたち。

ブルーベリー羊羹とお煎茶。

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チョコレート羊羹と季節のハーブティー。この日はイチゴのハーブティー。フレッシュなイチゴの香りが爽やかで美味しゅうございました。

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器がまた素敵で、こちらのお店のために作家さんにオリジナルで焼いていただいているそうです。販売もされているので、次回GETだな。

サービス良し、空間良し、メニューの質良し、器良し。久しぶりにワクワクする、素敵なお店発見!!!また近いうちに再訪します!

 

いや〜、西陣どんどんおもしろくなってきてるわ〜。大徳寺とかに行った後に探索するのにもってこいですね。これからも素敵なお店が増えていくでしょう、楽しみです。現代感覚の素敵な着物屋さんもできたらいいのになぁ。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

【ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 東京展&大阪展】ご案内

ぬぬぬパナパナ

http://nunupana.com/
https://www.facebook.com/nunupana/

 

今年も【 ぬぬぬパナパナのぬぬ 2016 東京展&大阪展 】が開催されます。大阪・阪急うめだ本店で開催される【 大阪展 】のご案内です。毎年すみれ庵・西岡万紀先生、着物さくさく・須賀凌子先生、和裁師・松下妙子先生がお手伝いされているイベントです。希少な手績みの布(ぬぬ)たちを間近に観られる展覧会です。お時間を作って、ぜひお運びください。

 

   ぬぬぬパナパナとは、
   八重山地方の方言からの造語で、
   布の端々の意。

   苧麻や芭蕉を績み、棉や羊毛を紡ぎ、繭から引いて、糸を作る。
   糸を染めて、織る。「ぬぬ」になる。
   「ぬぬ」を仕立てて、纏う。繕う。
   自然の恵みと、労を惜しまぬヒトの手。
   つくる人とまとう人が「ぬぬ」を育てる。

 

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【 東京展 】*終了しました
会期:2016年5月13日(金)〜16日(月)
会場:ラ・ケヤキ(東京都新宿区内籐町1-6)
地図:http://l-amusee.com/lakeyaki/access.php
時間:11〜19時
入場無料
※期間中の毎日13時〜つくり手による解説あり。

東京展の期間中のワークショップについては、こちらをご参照ください。
http://nunupana.com/uchikui/nunupana_2016.pdf

 

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【 大阪展 】*明日より開催!
会期:2016年5月25日(水)〜30日(月)
会場:大阪・阪急百貨店うめだ本店 9F アートステージ
時間:10時〜20時(金・土は21時まで。最終日は18時まで。)
入場無料

 

■着物相談
日程:5月26日(木)〜29日(日)
時間:13時〜15時
講師:朝香沙都子(26日のみ)、西岡万紀(27〜29日)
料金:無料

朝香沙都子さん、西岡万紀さんが売り場にて、六寸帯の結び方やコーディネートについてご相談を承ります。また、着物さくさくの提案する次世代型襦袢シャツ「ふぁんじゅ」も販売いたします。

 

■キモノ文化講座
(1)キモノお手入れ法 *満員御礼
日程:5月25日(水)
時間:10時15分〜12時
会場:阪急うめだ本店 8F 特別室B
講師:松下妙子、須賀凌子、本井宏史
料金:2,160円
定員:先着20名

染色補正士に衿・袖口のお手入れ法を学び、和裁士が美しく簡単な半衿の付け方を手ほどきいたします。ついつい面倒で、気が重くなりがちな半衿へのハードルを下げましょう!

*ご用意いただくもの:長襦袢または半襦袢(衿付け、お手入れ両方に使用します)半衿、裁縫道具(持参品に関するご質問は TEL:080-1723-9071  浦まで)

 

(2)「キモノ井戸端会議 vol.4」 *満員御礼
日程:5月25日(水)
時間:14時〜15時30分
会場:阪急うめだ本店 8F 特別室B
講師:朝香沙都子、西岡万紀、松下妙子、須賀凌子
料金:1,080円
定員:先着30名

去る12月、7日で7島を巡るというハードな八重山染織スタディーツアーを敢行いたしました。キモノ好きの4名がそれぞれの視点からご報告致します。

 

□お申込方法
・WEB受付(WEB受付30名)*注意:受付は今年からWEBのみだそうです。
 阪急うめだ本店 イベント予約申込みページ
 https://hhinfo.jp/entry/honten
 阪急百貨店うめだ本店ホームページ・ギャラリーで検索
 →ぬぬぬパナパナの項目をクリック→申し込みフォームにて申し込み。

お申込受付開始日: 5月11日(水)10時〜
いずれも先着順にて受付け、定員になり次第締め切り。

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 03

■ 祇園四条 レストラン菊水 今年初のビアガーデン!

葵祭〜KYOTOGRAPHIE を完了し、お腹すいた!

初夏のような気候の日だったので、今年初のビアガーデン@レストラン菊水へ!真夏の蒸し暑い中でのビアガーデンもいいのですが、個人的には5月中のカラッと晴天の日に来るビアガーデンが好きです。虫も少ないし、心地よい風に吹かれて気持ちいい〜。

夕方に事前予約しておいたので、すんなり入れました。5月半ばでビアガーデンをやっていると知っている人はまだ少ないからでしょうね。それでも年配のご夫妻や、外国人の方々で楽しそうな雰囲気。

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今回は四条通り沿いのお席。南座、東山、鴨川が見渡せます。

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レストラン菊水今年で創業100周年だそうです!

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まずは枝豆とビール!ビールがうまい!!!

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ビールのおつまみに、鶏の唐揚げ、ソーセージ盛り合わせ。

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ポークカツレツ・オリエンタル風。カレー風味のソースです。

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19時半過ぎて、やっと夕暮れ。提灯の明かりが灯り始めます。

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ビールと軽くおつまみをつまんで満足。次へ行きまーす。

 

 

■ 三条木屋町上ル サロンドロワイヤル

レストラン菊水 から家への帰り道にあるショコラティエサロンドロワイヤルでデザートを。

木屋町東に面した細い路地を奥へ入っていきます。岡重さんのギャラリーRojiさんの所です。

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5月から鴨川の納涼床が解禁となったので、テラス席でいただきました…が、照明に群がってくる虫虫虫がっ!(笑)夜の納涼床はお勧めしません。納涼床が気持ちいのは16時〜19時くらいですね。要注意!

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パイナップル・アイスショコラ。ラズベリー・アイスショコラも抜群に美味しいのですが、パイナップルも酸味が華やかで美味しゅうございます。

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ショーケースに唯一残っていたショコラケーキもいただきました。ショコラティエのケーキは美味しいですね〜。近所にショコラティエがあって至福でございます。

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そして、帰り道々、鴨川・二条大橋たもと(ザ・リッツ・カールトン京都すぐ横)の小川で今年初の蛍見物。毎年今頃にご近所さんが「蛍飛んでたよ〜」とご報告してくださいます。今年は夏日が多いせいか、少し早いかもしれません。

↓↓↓ 鴨川・二条大橋たもとの蛍の様子。2〜3匹飛んでいました!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

充実した良き一日でございました!

 

2016.05.15. 葵祭〜KYOTOGRAPHIE 02

葵祭 からつづきます。御所南から徒歩で四条烏丸へ、てくてくお散歩。

 

■ GOODS & FOODS FOB A 京都

KYOTOGRAPHIEへ繰り出す前に、ラクエ四条烏丸「GOODS & FOODS FOB A 京都」でランチ。

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サラ・ムーン Late Fall Time Stands Still
  ギャラリー素形

ギャラリー素形は、和菓子屋「然花抄院(ぜんかしょいん)京都室町本店」の中にあります。間口の大きな元呉服商の京町家を改装したお店です。

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フランスで好評を博した話題作が日本上陸
生と死、時の儚さを映す幻想の写真世界

 

揺らぎ、かすみ、ノスタルジック、生と死、孤独。サラ・ムーンの独特な世界観。

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マグナム・フォト/EXILE − 居場所を失った人々の記録
  無名舎・吉田家住宅

元白生地問屋の呉服商だった吉田家住宅。現在もご当主はお住まいになられているそうで、見学には予約が必要なのですが、KYOTOGRAPHIEで拝見できるなんて!

場所は、なんと藤井絞りさんのお隣さんじゃないですかっ!祇園祭の時も何度も前を通っているのに、知らなかった〜。

 

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通り庭の奥へ進んで行くのですが、よ〜く見ると、間仕切っている引き違い戸の建具を90度回転できるようになっているではないですか!?さすが、商家、荷車も通せるように考えてありますね〜。

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通り庭に茶室前にあるような待合所があります。大切なお客様のご接待の時に使うのでしょうか?

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店の間。床は板の間で事務所かつ、洋風家具で応接にも使えるようになっています。

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中の間が玄関になっています。座敷奥に中庭があり、明かり取りになっています。

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KYOTOGRAPHIE の会場は、奥座敷。

畳の間を貫く黒い塊の什器。天面が光り、様々なサイズの写真パネルを浮かび上がらせています。写真パネルは自由に触って観て、どんな写真なのか自分で確かめる。

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国際写真家集団マグナム・フォトが問う
難民・移民問題とヒューマニティ

 

国際紛争や内戦、宗教対立、大量虐殺、環境破壊。歴史に名を刻んだ写真家たちの作品に触れるインスタレーション。

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二階へ。小さなサイズの座卓がS字型に並べられ、写真パネルが置かれています。

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強烈な印象を残すインスタレーションでした。

 

 

Arno Rafael Minkkinen|アルノ・ラファエル・ミンキネン
  両足院(建仁寺内)

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ヌーディティとは精神性を肌で感じること
— アルノ・ラファエル・ミンキネン
フィンランドを代表する写真家の本格個展

 

森や湖などの美しい自然とともに、一糸まとわぬ自身の姿を撮影する作品。
素晴らしい写真作品で、KYOTOGRAPHIE2016 の中で最も印象に残った展覧会でした。(*作品は撮影禁止のため写真はありません。)

 

両足院の庭園は、この春まで改修工事が行われていましたが、美しく整備しなおされ新緑が深まっています。美しい茶室が二軒あったり、池の向こう側から建物側を望む景色がまた良かったりと、池泉回遊式の小さな庭園ですがとても見ごたえのある庭園です。

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池のほとりには半夏生(はんげしょう)。6月6日(月)〜7月6日(水)の期間「初夏の特別拝観/半夏生の庭園特別公開」が開催されます。今年は観に行ってみたいな。
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両足院の外の石垣沿いに黄色の杜若。ちょうど盛りで美しく咲きほっこっていました。

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葵祭〜KYOTOGRAPHIE03へつづきます。→ ●△■

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.13. Mieleと春風亭一之輔独演会

■ Miele

京都のマンションプロジェクトのため、Miele大阪ショールームへ打ち合わせ。

Mieleは、もう日本国内では家電量販店では取り扱わないそうで、ビッグカメラやヨドバシカメラでの購入はキッパリと断られました。現行の掃除機も来年春には家電量販店では扱わなくなるそうです。保証のこともありますし、欲しい商品がある場合は、総代理店へ直接どうぞ。

Mieleの製品は、本当に素晴らしいです。機器は全てコンパクトサイズだし、洗濯機の音はとても静か&振動しないし、全て各国語に対応しているし。日本製の家電より耐久性は高いし、保証も5年、修理は10年以上経っても可能。日本製の家電より価格は高くても、買う価値は十二分にあります。お金持ちになったら、家電はMieleにしようと思います。

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ビルトイン・食器洗浄機。

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ビルトイン・電気オーブンレンジ。納まりが美しい。

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ビルトイン・全自動洗濯乾燥。めっちゃ、静か!

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サクッと打ち合わせ終了。

 

 

■ 心斎橋〜道頓堀 アラビヤコーヒー

夜の春風亭一之輔独演会まで時間がゆったり余ったので、道頓堀までゆるりとお散歩。

久しぶりに通る心斎橋商店街はすごいですね。もう日本語聞こえませ〜ん!アジア系の外国人の方々ばかりで、すごい賑わいです。懐かしいお店はほとんどなくなり、イマドキなブティックが増え、見たいお店はほぼ無い状態。(笑)でも、外国人の方々が大阪らしさを楽しんでいらしゃるのがわかるので、なんかこのエキゾチックな感じも悪くないかもね。

爽快な青空に、グリコの看板を見物しプチ観光しつつ、法善寺へぷらぷら。

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久しぶりの法善寺「アラビヤコーヒー」へ。創業65年になる大阪でも老舗の珈琲店。お客様も毎日来ている常連さんから、買い物帰りのマダムから、外国人の方までいろいろいらっしゃいます。

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北欧からお越しの方がカウンターでマスターと片言英語でいろんなお話をしているみたいですが、最後には手塚治虫の話になり、マスターが店の奥から秘蔵の鉄腕アトムグッズ(漫画本・アトムについて書かれた本・ゲームなど)を持ち出し、オタク自慢大会へ。楽しいお店だなぁ。(笑)

またマスターのお母様(ヨチヨチ歩きのお孫(ひ孫?)さんの世話しながらお店のお手伝いをされている)が、昭和25年に創設された日本で最初の女子プロ野球選手だったそうな!!!(お若い頃のお写真がカウンターバックの棚に飾ってあります。)元女子プロ野球選手OGで集まって、82歳の今でも現役で野球を続けていらっしゃるそうです。「始球式でマウンドからホームまでノーバウンドで投げるなんて、今でもいつでもできるわよ〜」ですって。すげ〜。

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ブレンドコーヒーとホットケーーーキ!ミックスジューーース!

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お腹が空いていたのでアラビヤサンドを頼もうかと思ったのですが、「ホットケーキが分厚いし、きっとサンドイッチは半分残すと思うからやめとき」というお姉さんのお言葉で我慢。(サンドイッチは残ってもお持ち帰りできるBOXがあるそうです。)次回にまた〜。

 

 

吉田食堂 PRESENTS 春風亭一之輔独演会「いちのすけの風 其の九」

アラビヤコーヒー」でゆっくり過ごした後、毎回欠かさずに行きたいと思っている、大好きな吉田食堂 PRESENTS 春風亭一之輔独演会「いちのすけの風 其の九」@ZAZA POCKET’Sへ。

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演目:
開口一番 道具屋 桂華紋
一席目  人形買い 春風亭一之輔
二席目  千早ふる 春風亭一之輔
  仲入り
三席目  青菜 春風亭一之輔

 

春風亭一之輔師匠の「青菜」は初めて聞きましたが、軽く華やかでバカバカしく、春風亭の痛快な芸風を堪能できました。初夏のような陽気の日に「青菜」はぴったりで、ええもんですなぁ。帰りにすっかり冷酒を飲みたくなりました。今回最前列で堪能でき、至福でございました。また次回も必ず!

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.10. 丸久小山園製茶場新茶見学会〜宇治散策02

丸久小山園製茶場新茶見学会 から宇治の散策へ。

中村藤吉本店

ランチしようと思っていたお店が臨時休業で玉砕。周りに良さげなお店が皆無なので、中村藤吉本店へ。メニューに軽食もありそうだったので、こちらでランチをいただくことにしました。

大きな大きな京町家を改装したお店は素晴らしいです。大きな暖簾をくぐり、入口入ってすぐ右に銘茶売場店、中庭を挟んで奥にカフェがあります。

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カフェのインテリアデザインはひどいので割愛。(笑)

 

抹茶蕎麦。「抹茶」とついているくらいですのでどんなんかな〜と思っていましたが、ちゃんとお茶の香りがするお蕎麦で、先日平等院参道で食べた茶蕎麦より明らかに美味しいです。160510-nakamuraT05

抹茶うどん。細身の丸いプリッとしたおうどんで、九条ネギもたっぷり、なかなか美味しかったです。セットの生茶ゼリイ、やっぱりお茶の味がしない大雑把なゼリーで美味しくないです….。

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食後に、かぶせ茶「祥雲」を。これはとても香り高く美味しゅうございました。

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中村藤吉本店のメニューは、甘味・スイーツ・グリーンティーは避けるのが<吉>。どれもこれも砂糖甘すぎて美味しくないのです。せっかくのお茶の味を完全に殺してて、逆効果になってしまっている…。観光地にありがちなのですが、老舗ゆえにとても残念。(誰かフードコーディネーターさん指導してあげてー。)普通の玉露・煎茶・抹茶をいただくのは◎。

 

 

宇治上神社(世界遺産)

中村藤吉本店を出る頃にはかなりの大雨になってきましたが、せっかく宇治に来たので頑張って宇治散策を続けることに。

宇治川沿いの公園を散策しながら、みなさん行ったことがないと言う宇治上神社(世界遺産)へ。宇治上神社の歴史は平安〜鎌倉時代まで遡ります。

雨で霞む山々を背景にした宇治川も情緒があって素敵です。

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緩やかな傾斜の続く山道を20分ほどゆっくりと登って、宇治上神社に到着。朱塗りの立派な鳥居の奥、参道の青紅葉は雨で緑が深く、素晴らしい美しさ。

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小さな門の手前、小川の石橋を渡って、奥には拝殿(国宝)が見えます。一般的な神社の建築と違い、宇治上神社拝殿の屋根形状はちょっと変わっています。

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拝殿右の桐原水で手を清めます。

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拝殿の真後ろに本殿(国宝)が山を背にそびえます。本殿の中にさらに内殿があり、神様が三体お祀りされています。本殿内殿ともに神社建築としては日本最古のものといわれています。

この本殿のシンプルさ、清々しさ、厳かさ。

数ある神社の中で、最も好きな神社が宇治上神社です。日本の太古の昔に、人々が山を神と祀り祈った情景を思い浮かべます。本当に心が洗われます。

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たっぷりと清々しい空気を堪能し満足した後、宇治駅に向かって散歩は続きます。

 

RAKU CAFE AND GALLERY

京都国立近代美術館南・仁王門通り「noma CAFE」の姉妹店である「RAKU CAFE AND GALLERY」。いつか行かなくちゃ!と思っていたところ、宇治駅に向かって歩いている途中で偶然発見!

個人戸建住宅の一階にあるカフェ。宇治川沿いの小径にあり、日光の入る気持ちの良い大きな窓辺からは、向かいの住宅越しに宇治川もちらっと見えます。

 

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インテリアデザインは藤井香織先生かな?

シンプルな空間に質の高い家具(さすがであります)、随所に素敵なディスプレイがあり(+白い壁面に最低限の絵画とディスプレイのみで、余計なモノが一切無いのが素晴らしい!)、とても居心地の良い素敵な空間。

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抹茶のパウンドケーキとブレンドコーヒー。

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黒糖ほうじ茶のパウンドケーキ。

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抹茶のチーズケーキ。

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スイーツもコーヒーもとっても美味しいです!!!器も素敵(シンプルだけど「アレね!」っていうのをセレクトされてるのはさすが)!宇治には素敵なカフェがなかったので、これからは「RAKU CAFE AND GALLERY」に寄らせていただきます!

 

宇治はまだまだ散策すべき場所があるので、また訪れたいと思います!次回はぜひ着物で☆

この日の歩行距離は9.6km。なかなかいいお散歩でした。

 

2016.05.08. KYOTOGRAPHIE 長江家住宅

 

夕方から KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2016 を観に、長江家住宅(京都市指定有形文化財)へ。

 

古賀絵里子 Tryadhvan(トリャドヴァン) 長江家住宅

「生と死」をテーマに取り組む新進写真家の新作個展
途切れることなく繋がる過去・現在・未来

高野山、寺院、自然、人々の日常を5年の歳月をかけて記録した作品。

 

長江家住宅 ファサード。重厚な構えの大きな京町家。

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通り庭には、現役で使用しているおくどさんと火袋。天窓から漏れる光も気持ちいい。

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一階店の間と奥の間へ。

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奥座敷に向かう縁側と中庭。

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縁側の建具には、戦前のモアレがある手作りガラスが健在。

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奥の居室。隣はお風呂場。明治時代にこんなモダンなマジョリカタイルを貼ったお風呂が自邸にあるなんて、とても珍しい。さすが、豪商です。脱衣所の丸窓と丸鏡の演出が素敵!

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奥座敷の間。

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二階。素敵な唐紙の襖がありました。

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たっぷり建築の説明付きで拝見させていただき、なんとも贅沢な空間でした!

長江家住宅 は、祇園祭・前祭の屏風祭期間中(7/14〜16)に予約無しで見学することができます。ぜひ浴衣をお召しになって、風情ある京町家を見学してみてくださいね。

 

 

ハンバーグ・ラボ 四条西洞院

見学後は、四条西洞院「ハンバーグ・ラボでお夕食。定食形式でリーズナブルに美味しいハンバーグをいただける人気のお店です。

カウンター席ではハンバーグを鉄板で焼いているところを間近に見られます。

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好きなハンバーグ(ポーク・ビーフ・合挽き・SMLサイズを選ぶ)にスープ・ライスのセットをつけて。

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季節の一品で、筍のステーキを。

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黄金比率の逢引き(Loveバーグ)ハンバーグ Mサイズ。

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自慢の京都ポーク100%ハンバーグ Mサイズ。

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お肉が美味しいので、そのまま何もつけなくてもとても美味です。別添えのソースも種類が選べますが、ちょこっとつける程度がオススメ。

 

 

六曜社一階店 三条河原町

食後は 六曜社一階店 でお茶。

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家に帰る道すがら、時々覗く骨董屋さん、河原町御池「ギャラリー創」のショーウィンドウに仙厓さんの掛け軸がありました!

「 鶯やいつ かたまり し 法華宗 」 

春の気持ち良い日にホーホケキョと鶯が鳴いて、思わず鼻唄を歌いたくなる、ウキウキ楽しい旅模様。脱力するかわゆさ!(笑) 仙厓さん、大好きだぁ〜。

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2016.05.07. 桂佐ん吉独演会@大阪

桂佐ん吉 独演会@大阪・心斎橋劇場

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桂佐ん吉 さんご本人による自主企画興行以外で、初めての独演会ですと!ファンとしては、なにわともあれ、駆けつけますよ!立派な心斎橋劇場で満席!

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演目:桂 吉の丞「上燗屋」
   桂 佐ん吉「手水廻し」
   桂 佐ん吉「佐々木裁き」
    仲入り
   桂 二乗「牛ほめ」
   桂 佐ん吉「火事場盗人」( 小佐田定雄 作)

 

落語三席たっぷり、どれも絶品の仕上がりでした!特に小佐田先生作の「火事場盗人」は、佐ん吉さんでは初めて聴く人情噺。素晴らしすぎて、久しぶりに落語で泣いちゃいました。

佐ん吉さんの人気はどんどんウナギ登り!これから益々進化が楽しみです!

 

 

Aesop 心斎橋店

劇場を後にして、Aesop心斎橋店 のインテリアをリサーチ。

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ちょうど開店二周年だそうで、バイオリニストさんの生演奏とドリンクが振舞われていました。写真撮影も快くOKしてくださって、ありがとうございます!

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木造を生かしつつ高さを大胆に強調した爽快な改修。ディテールも抜かりなし。街に開かれたファサードは、夜の表情を見てみたい、と思わせる。内外装のデザインはSimplicity(2014)。

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COCOA SHOP AKAITORI

ほっこりしたくなったので、久しぶりに心斎橋「COCOA SHOP AKAITORI」でお茶。いつ来ても変わらぬ可愛らしさ。この場所で、変わらぬ業態のまま、もう44年も経営されてるのですよー。すごいことです。(お店はビルの二階です。)

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ムーミンマグカップに入ったアイスココア。

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白い鳥かごに入ったチョコレートロールケーキ。小さな器の中にロールケーキが入っています。

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アンティークの蕎麦猪口に入ったホットココア。

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ミニスコーン。鳥さんの器にはホイップクリーム。

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■ 大阪うどん 川福本店

お茶した後には急激にお腹が空いてきました。久しぶりに大阪うどんを食べたくなり、心斎橋「川福本店」にて軽めのお夕食を。

ビルはすごく古びてきています。私たちがまだ大阪で働いていた時代に一回は改装しているんですが、建物はもう何年経つんでしょう???屋上の違法増築とか、危ない〜〜〜。(笑)

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大阪うどんと言えば、きつねうどん!大きなお揚げさん一枚丸ごと甘辛く炊いたんが、ど〜んと乗っかっています。これぞ、大阪定番!

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ざるうどんの発祥のお店らしい(長年知っているお店だけど、今まで意識していなかった)ので、冷やし天ざるうどん。(勝野の断言:うどんは飲み物です!)

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メニュー全体がまるで中華料理屋さんのようなメニューになっていました。辛味を効かせた中華風なメニューがいっぱい。普通のおうどんの方が少ない。確かに心斎橋商店街を歩いていても日本語が聞こえないくらい、中国・香港・台湾など外国人の方が多いので、時代かな。でも、定番のかやくご飯は無くして欲しくなかったな…。

 

久しぶりに大阪を満喫し、京都への帰路につきました。ああ、大阪もええとこ。

 

この日の着物コーディネートはこちら → ●△■

 

2016.05.03. 京都お散歩日記 MissLIM

本町キモノ・フリーマーケットも終了して、ちょっと一息。久しぶりにご近所の河原町丸太町「MissLIM」ティースペースへお茶しに伺いました。

京町家を改装した素敵な空間とアナログレコードの音楽に、美味しい紅茶に、優しい自家製スイーツに、ゆったり気分を満喫させていただきました。ああ、ほんとにいいお店だなぁ〜。

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この日にいただいたデザートは「レモンタルト」。程よい甘みに爽やかな酸味、初夏のお味でした。

 

MissLIM

京都市上京区河原町丸太町下ル伊勢屋町400
TEL:075-231-4688
時間:12:00~20:00( L.O.19:00 )
定休日:木曜日・第1&3金曜日